86: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/12(金) 01:54:35.23 ID:cHXotTvn0
深海棲艦の神出鬼没ぶりに対抗するためアメリカから大量に輸入されたという、最新鋭の高速輸送機に乗せられて私たちはベルリン南部に空から突入した。
戦力は、私とレーベを含め戦闘能力を残した状態で南に逃れることができた艦娘8人。そして、ミルナ中尉ら陸軍歩兵1200余名。
深海棲艦は、私たちが南部に完全に展開しきるのを待ち構えてから区画を包囲封鎖。前衛攻撃・足止めとして非ヒト型のホ級やイ級、ト級を投入しつつ周辺から壮絶な艦砲射撃を開始した。
87: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/12(金) 02:05:52.98 ID:cHXotTvn0
「あっ、はっ、はい!!」
ティーマス軍曹に声をかけられ、私は我に返る。ミルナ中尉達に小走りでついて行きながら、懐からAr-196改を取り出して左手の艤装に装着。【Helm】や【Ball】の機影がないことを確認して、空へと向ける。
「お仕事だよ、お願いね!」
88: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/12(金) 02:23:28.73 ID:cHXotTvn0
「……………ミルナ中尉!!!!」
(;゚д゚ )そ「うおっ!?」
_
(;゚∀゚)そ「わぁこっち見んな!?」
89: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/12(金) 02:24:08.95 ID:cHXotTvn0
第七波ここまで。
ご静聴ありがとうございました。
90:名無しNIPPER[sage]
2017/05/12(金) 10:04:56.53 ID:2w4OLa5mO
なんでドックンまだ少尉なんや……
乙です。めっちゃおもろい
91:名無しNIPPER[sage]
2017/05/12(金) 12:20:26.58 ID:t9rKSQ9A0
おつおつ
ちょいちょいはっちゃけてるプリンツがw
絶望的な状況でも、折れない精神で部隊を引っ張れるミルナ中尉も凄いなあ…
>90
92: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/12(金) 15:54:51.54 ID:cHXotTvn0
(`∠´)「士官学校時代の私は、とんだクソガキでね。
93: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/12(金) 15:56:38.82 ID:cHXotTvn0
「市内に突入した友軍から、電波妨害圏内に入る直前深海棲艦による待ち伏せ攻撃を受けたとの報告がありました!!
現在強襲部隊は包囲下で全滅の危機にあると思われます!!一刻も早ぐ……う゛っ……」
提督の言葉は、後半涙に呑まれてまともな声にならずかき消える。
94: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/12(金) 16:00:56.07 ID:cHXotTvn0
50機近いV-22を動員した大規模空挺強襲……言葉だけを聞けば威勢が良いが、内実は1200人の歩兵を化け物に制圧された市街地に降下させたに過ぎない。
深海棲艦に対抗し得る戦力である“艦娘”にしても、僅か八人、しかも戦艦も空母もいない。
もし海の上ならば、駆逐艦と重巡にも魚雷攻撃という一撃必殺の切り札があった。だが、今回は内陸に敵の侵攻を許した上での陸上戦闘だ。主砲の火力差は、そのまま彼我の戦力差に直結する。
95: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/12(金) 16:10:56.34 ID:cHXotTvn0
「大佐、今からでも遅くはありません。ユーロファイターを総動員して爆撃を敢行すれば、包囲網を崩すとまでは行かなくても強襲部隊への十字砲火を鈍化させることは十分に可能です!その間にV-22で再び彼らを回収すれば、最低限貴重な艦娘戦力の損失は避けられます!!」
空軍中佐は身を乗り出し、眼を見開いてベルに詰め寄る。
彼の視線には、軍の垣根を越えて一刻も早く死地にいる友軍を救いたいという強い思いしか宿っていなかった。
96: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/12(金) 16:27:25.42 ID:cHXotTvn0
(`∠´)「そんな私を、一人だけ負かした奴がいてね。
いやぁ、アレは本当に苦い薬だったよ。何せ今私が将軍方に対して行った設定と同じ内容で、しかも私が優勢側で戦って負けたんだ。
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