('A`)はベルリンの雨に打たれるようです
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95: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/05/12(金) 16:10:56.34 ID:cHXotTvn0
「大佐、今からでも遅くはありません。ユーロファイターを総動員して爆撃を敢行すれば、包囲網を崩すとまでは行かなくても強襲部隊への十字砲火を鈍化させることは十分に可能です!その間にV-22で再び彼らを回収すれば、最低限貴重な艦娘戦力の損失は避けられます!!」

空軍中佐は身を乗り出し、眼を見開いてベルに詰め寄る。

彼の視線には、軍の垣根を越えて一刻も早く死地にいる友軍を救いたいという強い思いしか宿っていなかった。

「大佐、首都を救いたいというお気持ちは解ります!!しかしこればかりはどうか、どうか今すぐに中止を!!」

(`∠´)「………」

形振り構わず、額が机に着きそうな勢いで中佐は頭を下げる。

ベルは、眼を細めて彼をしばらく見つめ………

「………っ!!」

机を開けると、爪切りを取り出して手の爪を削り始めた。

「大佐、大佐!!貴官……正気かお前はぁ!!!」

「落ち着け!!………大佐、今はふざけているときではないのです!いい加減友軍の救援を!!」

腰の拳銃に手をかけた提督を抑えながら、陸軍少佐がもう一度声を上げる。

提督を止めてはいたが、彼も最早我慢の限界が近いことは明白だ。彼の右手も今にも腰のホルスターに手を伸ばしかねない姿勢で痙攣しており、あと一つ何かきっかけがあればベル=ラインフェルト陸軍大佐は味方の「誤射」によって命を落とすことになるだろう。

(`∠´)「さっきの話に戻るが、私は士官学校時代完全な天狗だった。

図上演習では特に本当に敵無しでね。視察に来た将軍方をお相手したときは、わざわざ自軍に不利な場面設定をした上で叩きのめし面と向かって皮肉を浴びせてしまったほどだ」

だが、彼はそんな空気を意に介さずに昔話を再開した。
いよいよ激怒した将校達を眼で制しながら、訥々と語り続ける。


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