369: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/15(木) 01:14:41.54 ID:qoUzhAK/0
('A`)「────ツン」
ξ;゚听)ξ「何よ!リ級の奴ならすこしずつダメージは蓄積してるけど」
('A`)「退却の指揮は任せた」
370: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/06/15(木) 01:20:45.98 ID:qoUzhAK/0
今更新ここまでです
371:名無しNIPPER[sage]
2017/06/15(木) 02:06:18.74 ID:mVbCGBT3o
おつ
状況は最悪、だけど
いいねいいね、ここにきて無理で道理を押し通そうとするドクオは格好いいね
372: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/19(月) 22:32:35.86 ID:3i1wtBQb0
脇腹の鈍い痛みを堪え、レオパルト1の影から飛び出す。包囲下でリ級への攻撃を続ける兵士達の後ろを駈け抜けて、一直線に向かった先はロ級の砲撃で吹き飛ばされた輸送トラックの傍。
(;//‰ ゚)「ドク!?」
(=;゚ω゚)ノ《少尉!一刻も早く退却を開始しろ、聞いているのかよぅ!?》
373: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/19(月) 22:48:05.21 ID:3i1wtBQb0
('A`)「……中佐」
(=#゚ω゚)ノ《マントイフェル少尉、繰り返すが命令だ!!速やかに部隊を纏めて帰還を───》
('A`)「30分だけ時間を下さい。
374:名無しNIPPER[sage]
2017/06/19(月) 22:52:07.61 ID:SnO+Pgh0o
カワサキか……
375: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/19(月) 23:05:23.73 ID:3i1wtBQb0
─────ヤッパリ、君ハ面白イ人間ダ。
376: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/19(月) 23:14:49.96 ID:3i1wtBQb0
【彼女】は、砲火の中で一人笑う。紅の瞳を細め、真っ白な肌に僅かに血の気を差し、口元を自然に綻ばせ、笑う。
凄まじい砲弾と銃撃の中でも聞こえてきた、“あの人間”の叫び声。後に続いた、乗り物のエンジン音。
それらを耳にした瞬間、彼が“何をしようとしているのか”を正確に理解した【彼女】の身体は、心は、歓喜に震えた。
377: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/19(月) 23:41:02.63 ID:3i1wtBQb0
両腕の艤装が起動する。逆巻く砲火の中で、【彼女】の両腕がさながら通せんぼをするような形で左右に開かれた。
( ゜ t ゜ ;)「※※※※!!!」
ξ;゚听)ξ「こ、後退────きゃああっ!?」
378: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/06/20(火) 00:21:15.08 ID:FxmbLDhi0
「………No, no, n」
無造作に腕を振り、直ぐ隣にいたもう一人の頭を粉砕しながら【彼女】は軽くため息をつく。
やはり、“アノ人間”がいなくなると退屈だ。他の個体は勇敢だし数も多いが、とてつもなく脆い上に“アノ人間”に比べて機転が利かない。ただ立ち向かってくるだけの獲物を潰す“作業”は、特に【全の意志】の憎しみに興味が無い【彼女】からすれば趣向に合わないのだ。
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