525: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:47:38.31 ID:6oJ0bnNeO
今回はここまで。
次回、最終回を予定しています。
526:名無しNIPPER[sage]
2018/07/02(月) 20:40:14.11 ID:Rdp7Z60so
乙
527:名無しNIPPER[sage]
2018/07/02(月) 23:57:27.00 ID:F41Yj4V7o
乙
528: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:44:59.04 ID:FKWrXIy5O
いつかのおおいわのうえで、わたしはわらっていた。
ふたりでいればどこでもてんごくだって。
529: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:46:12.41 ID:FKWrXIy5O
………また、あの夢…。
時計に目を移すと、朝の8時でした。
もう何度見たのか忘れてしまった、あの頃の夢。
530: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:47:52.17 ID:FKWrXIy5O
あの後3年程記者をしていましたが、『あるスクープ』を書いたのを機に、当時いた出版社を辞めてしまいました。
深海棲艦との戦争中に起きた、軍のとある不正をスクープしたんです。
世間は大変な騒ぎとなり、軍や政界に逮捕者も続出。挙句には、当時の関係者の自殺と言った事態にまで発展しました。
531: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:49:30.08 ID:FKWrXIy5O
その後少しの間は、フリーの記者として食いつなぐ日々でした。
機を同じくして、知人から小説の執筆を勧められたんです。
仕事の暇を見ては書き続け数ヶ月。それがある大きな賞を取り、私のデビュー作となりました。
532: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:51:19.85 ID:FKWrXIy5O
書いて…書いて……来る日も来る日も書き続けて。
気付けば手首はタイプのし過ぎで腱鞘炎になり、視力も随分落ちて。
もう三十路手前で、7つ違いのジュンより年上になってしまいました。
533: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:52:41.01 ID:FKWrXIy5O
…あ、この曲……。
彼が死んで、1年が過ぎた頃でしょうか。
その頃の私は、泣く事だけは上手く出来なかったんです。
534: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/20(金) 03:53:56.22 ID:FKWrXIy5O
「……ジュン。」
557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20