士郎「……俺は、偽物なんだ」
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15: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:39:14.55 ID:NrJBnilv0
「はああぁぁっ!」
「フっ!せやっ!」

グラウンドのフェンス付近に着いた時には、戦闘はさらに激しさを増していた。鎧を着込み金髪を後ろで束ねた女性と、和服に身を包んだ侍のような男が切り結んでいる。
……しかし、奇妙なのは女性の武器だ。彼女は剣でも槍でもなく、旗を武器に戦っているのだ。
以下略 AAS



16: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:40:15.07 ID:NrJBnilv0
戦闘は続いた。
『セイバー』が攻める。侍のサーヴァントが受け流し、反撃を試みる。『剣士の英霊』が急激に加速し、体制を立て直す。
戦局はまさに膠着状態で、両者一進一退の接戦だった。思わず魅入ってしまうが、今はそれどころではない。
自分は観客ではなく役者なのだ。今は偶然出番がないだけで、いつ表舞台に上がることになってもおかしくない。

以下略 AAS



17: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:41:11.88 ID:NrJBnilv0
「……む?」
突然、侍のサーヴァントが動きを止めた。負傷を負ったのかと思ったが、そうではなさそうだ。まるで、何かの気配を探しているかのような……。

「『セイバー』よ、ここまでにしておく。どうやら我らの戦いを盗み見する輩がいるようだ」

以下略 AAS



18: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:41:44.77 ID:NrJBnilv0
「もし彼が無関係な人間だとしたら、これ以上戦いを続けるのはいかがなものかと思うのだがな」
「……マスター。指示を」

『セイバー』のマスター、遠坂凛はしばらく悩んだのち答える。
「……構わないわ。ただ、一つだけ条件がある」
以下略 AAS



19: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:43:00.79 ID:NrJBnilv0
「マスター、どうするんですか?」
戦闘終了後、『セイバー』が尋ねてきた。

「そうね……兎に角、明日目撃者に直接聞くしかないわね。今から追っても間に合わないでしょうし」
「はい…。けど、その目撃した人が誰か分かるんですか?」
以下略 AAS



20: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:43:52.47 ID:NrJBnilv0
△▲△▲△▲△▲△▲△▲△


【聖杯戦争1日目:終了】

以下略 AAS



21: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:46:17.39 ID:NrJBnilv0
本日の投下は以上です。

サーヴァントは色々ごちゃ混ぜにしてます。マスターはだいたい五次準拠です。もしかしたら五次にいないマスターも出るかもしれませんが


22:名無しNIPPER[sage]
2017/04/08(土) 01:42:57.28 ID:mk3cR1Qio
おつーにゃ


23:名無しNIPPER[sage]
2017/04/08(土) 01:47:00.93 ID:pD6KkMNLo



24:名無しNIPPER[sage]
2017/04/08(土) 10:43:53.68 ID:pAEGW/Ozo
おっつおつ


25: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/15(土) 21:08:48.52 ID:JEHN0CMH0
△▲△▲△▲△▲△▲△▲△


【聖杯戦争1日目:開始】

以下略 AAS



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