士郎「……俺は、偽物なんだ」
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19: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:43:00.79 ID:NrJBnilv0
「マスター、どうするんですか?」
戦闘終了後、『セイバー』が尋ねてきた。

「そうね……兎に角、明日目撃者に直接聞くしかないわね。今から追っても間に合わないでしょうし」
「はい…。けど、その目撃した人が誰か分かるんですか?」

「ええ。一応、心当たりがあるわ」
足跡がした方を振り向いた時、一瞬だけ見えた短髪の赤毛。そもそも、こんな時間まで学校に残っているという時点で候補は限られているのだ。
あまり他の生徒と関わらない私の耳にも、否が応でも彼の噂は入ってくる。頼まれたことは断らない、学校の便利屋。きっと、今日も生徒会か何かの手伝いをしていたのだろう。

「衛宮くん。きっと彼に違いないわ。明日、朝一で確認しましょう」


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