士郎「……俺は、偽物なんだ」
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18: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/04/07(金) 22:41:44.77 ID:NrJBnilv0
「もし彼が無関係な人間だとしたら、これ以上戦いを続けるのはいかがなものかと思うのだがな」
「……マスター。指示を」

『セイバー』のマスター、遠坂凛はしばらく悩んだのち答える。
「……構わないわ。ただ、一つだけ条件がある」
「ふむ?」

「『アサシン』、貴方は目撃者を殺さないで。人が残ってるのに気付かなかったのは私の落ち度だから、責任は私がとるわ」

魔術師たるもの、神秘は秘匿しなければいけない。そのためには、一般人の目撃者は殺すしかない。
そんなことは百も承知だし、この決断が心の贅肉なのも分かっている。
ただ、自分のせいで無関係な生徒が犠牲になることがどうしても許せなかった。

「なるほど、承知した。では失礼するとしよう」
そう言って、『アサシン』…佐々木小次郎は姿を消した。


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