俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
↓
1-
覧
板
20
666
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 00:57:44.87 ID:U7GVPbHG0
陽乃「私はてっきり比企谷くんは犬派だとばかり思ってたんだけどなー」
ソファーから乗り出すようにして俺の身体越しにカマクラの腹をふにふにもふもふと撫で摩りながら、陽乃さんが問うともなしに問うてきた。
カマクラが気持ち良さそうにごろごろと喉を鳴らす。
以下略
AAS
667
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:02:54.44 ID:U7GVPbHG0
驚きのあまり思わずがばりと半身を起こすと、バランスを崩した陽乃さんがわざとらしく嬌声を上げる。
カマクラがビクリと跳び退き、そのままソファの陰へと逃げ込んでしまった。
以下略
AAS
668
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:05:59.08 ID:U7GVPbHG0
その時、閃きにも似たある考えが俺の頭に浮かぶ。
八幡「もしかして、あの時、間に入った弁護士さんって ……… 」
以下略
AAS
669
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:08:44.68 ID:U7GVPbHG0
陽乃「雪乃ちゃんもあの事故のことはずっと気にしてて」
八幡「ああ、あいつもアレでいて案外、気にしぃなところがありますからね」
以下略
AAS
670
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:12:55.26 ID:U7GVPbHG0
陽乃「それにしても、ほとんど諦めかけてたから、まさかあんな形で再び会うことになるとは思いもよらなかったわ。今だから言うけど、初めてキミが雪乃ちゃんと一緒にいるのを見た時は、ホントびっくりしたものよ」
そうは見えなかったが、このひとのことだ。気がついても素知らぬフリをするくらい雑作もないことなのだろう。
以下略
AAS
671
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:17:32.05 ID:U7GVPbHG0
陽乃「 ――― さっきの話の続き、なんだけど」
あねのんの言葉にふと我に返る。
以下略
AAS
672
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:23:46.26 ID:U7GVPbHG0
陽乃「昔、ふたりでお父さんにおねだりして仔犬を買ってもらったことがあってね」
そのまま語り続ける陽乃さんの声が、いつの間にかいまだかつて聞いたことのないよう湿り気を帯びる。
以下略
AAS
673
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:27:11.95 ID:U7GVPbHG0
八幡「あの、ひとつ聞いていいですか?」
陽乃「何かしら?」
以下略
AAS
674
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:29:04.24 ID:U7GVPbHG0
陽乃「それで、雪乃ちゃんは昨日キミがガハマちゃんと会ってたことは知ってるの?」
八幡「ええ、その事は由比ヶ浜から直接伝えたって聴いてます」
以下略
AAS
675
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:30:59.83 ID:U7GVPbHG0
陽乃「さて、と、コーヒーご馳走様」
訊きたい事は全て聞き出したのか、それともこれ以上ここに居たところで何も得るものはないと判断したのか、陽乃さんがあっさりと俺の上から身を離す。
以下略
AAS
676
:
1
[sage]
2019/07/19(金) 01:34:41.44 ID:U7GVPbHG0
陽乃さんを玄関先まで見送ると、ちょうど、帰って来た小町に出くわす。
小町「あれ、もう帰っちゃうんですか?」
以下略
AAS
936Res/725.48 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486873956/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice