俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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[sage]
2019/07/19(金) 01:12:55.26 ID:U7GVPbHG0
陽乃「それにしても、ほとんど諦めかけてたから、まさかあんな形で再び会うことになるとは思いもよらなかったわ。今だから言うけど、初めてキミが雪乃ちゃんと一緒にいるのを見た時は、ホントびっくりしたものよ」
そうは見えなかったが、このひとのことだ。気がついても素知らぬフリをするくらい雑作もないことなのだろう。
陽乃「 ……… てっきり雪乃ちゃんに先を越されたのかと思ったんだけど」
八幡「先を越すって ……… 何がですか?」
俺のその言葉を陽乃さんは曖昧な微笑(えみ)を浮かべて誤魔化した。
八幡「ところで、貴女はどうしてそれが俺だとわかったんです?」」
陽乃「私は静ちゃんから聞いたの」
なるほど、被害者と加害者が共に学校の関係者であるならば、当然学校側があの事故のことを把握していたとしても何ら不思議はあるまい。
本来ならもっと大騒ぎになってもおかしくないはずなのだが、相手が県議とあって学校側も色々と忖度したのやも知れない。
だとすると、もしかしたら俺があの部室の連れて来られたのも、決して単なる偶然なんかではなかったということなのだろうか。
全てを知っていながらも敢えて事故のことを俺たちに黙っていたのも、平塚先生なりに何かしら思うところがあったのかも知れない。
自ら抱える悩みや問題を自力で解決させることが奉仕部の主旨であるとするならば、それは自ずと部員にも適用されるということか。
いかにもあの先生の考えそうなことではある。
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