俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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[sage]
2019/07/07(日) 22:46:22.18 ID:VlhyZjJS0
陽乃「あーあ、なんか白けちゃったなー」
やや間を置いて、溜め息とともに告げられたそのひと言で、限界まで張り詰めていた空気が緩む。
以下略
AAS
600
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1
[sage]
2019/07/07(日) 22:48:02.08 ID:VlhyZjJS0
しかし、それよりも何よりも、俺にはしなければならないことがあった。今、この機会を逃せばチャンスは二度と巡って来ないかもしれない。
八幡「 ―――― 雪ノ下」
以下略
AAS
601
:
1
[sage]
2019/07/07(日) 22:51:04.06 ID:VlhyZjJS0
やや間を置いて、おずおずと振り向いた彼女の視線は相変わらず俺に向けられることはなく、だが、その瞳が微かに揺れ動いているのがわかった。
いざ声をかけはしたものの、何をどう伝えたらいいのかすらわからない。中途半端に上げた手が行き場を失い、どこにもたどり着けぬまま悪戯に彷徨う。
以下略
AAS
602
:
1
[sage]
2019/07/07(日) 22:52:47.30 ID:VlhyZjJS0
「 ――――― はっ、あんたにいったいあの子の何がわかるって言うのさ」
以下略
AAS
603
:
1
[sage]
2019/07/07(日) 22:56:23.78 ID:VlhyZjJS0
その時、思いがけず声を上げたのは三浦だった。
義憤に駆られ怒りに燃える瞳は真っすぐに陽乃さんへと向けられ、その苛立ちに渦巻く黒く猛々しいオーラを身に纏った姿はまさに俺の知る獄焔の女王。
以下略
AAS
604
:
1
[sage]
2019/07/07(日) 22:58:48.79 ID:VlhyZjJS0
三浦「あんた、いいの? ホントにそれでいいわけ? あの子だって、結衣だって絶対そんなの望んでいないし」
珍しく自分に向けられた慮るような言葉に、雪ノ下が儚げな笑みを浮かべて応える。
以下略
AAS
605
:
1
[sage]
2019/07/07(日) 23:01:12.92 ID:VlhyZjJS0
短いですが、キリがいいのでこの辺りで。ノシ゛
できれば今週中にもう1回。
606
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1
[sage]
2019/07/13(土) 20:16:30.67 ID:SkCQuLIZ0
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607
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名無しNIPPER
2019/07/13(土) 20:28:40.27 ID:SkCQuLIZ0
三浦「はぁっ? それって、つまり振ったってこと? 結衣を? あんたが? 何チョーシくれてんの? バッカじゃないの?」
ひと際高い怒号が店内に響き渡り、思わず俺は亀のように首を竦めてしまう。
以下略
AAS
608
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1
[sage]
2019/07/13(土) 20:30:12.87 ID:SkCQuLIZ0
八幡「それより、お前、葉山の事はいいのか?」
三浦「 …… とりあえずLINEしといたから」
以下略
AAS
609
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1
[sage]
2019/07/13(土) 20:35:24.18 ID:SkCQuLIZ0
時間が時間だったせいもあってか店内は混み合っており、暫く待って案内されたのはふたりがけの狭い席。
お互いの足がくっつきそうな距離で、しかもすぐ目の前にあるのが眉間に縦皺を寄せた三浦の顔とあっては寛げと言う方が無理な話である。
三浦は三浦で自分から強引に誘っておきながら、その後は何を話すでもなく、頬杖をつき手持無沙汰げに金髪ゆるふわ縦ロールをみゅんみゅんと引っ張りながら遠い目で窓の外を見るばかりだ。
以下略
AAS
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