俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
1- 20
159:1[sage]
2017/03/13(月) 08:50:46.80 ID:Eutne6CV0

八幡「妹のお迎えの帰りか?」

川崎「まぁね」

以下略 AAS



160:1[sage]
2017/03/13(月) 08:52:58.78 ID:Eutne6CV0

川崎「保育園までけーちゃ …… 京華のこと迎えに行ったんだけど、なんかお遊戯で疲れたちゃったらしくて」

そのまま肩を並べるようにして歩きながら、ただ黙っているのもなんとなく気恥ずかしいのだろう、訊かれもしないのに川崎が語り出す。

以下略 AAS



161:1[sage]
2017/03/13(月) 08:55:23.27 ID:Eutne6CV0


川崎「 ――― 溜息なんて、らしくないじゃん」


以下略 AAS



162:1[sage]
2017/03/13(月) 08:56:52.91 ID:Eutne6CV0

川崎「 ……… なんかそんな顔してるから」

八幡「へぇ、お前にわかるのかよ?」

以下略 AAS



163:1[sage]
2017/03/13(月) 08:59:13.76 ID:Eutne6CV0

川崎「姫菜から聞いたんだけど。…… 雪ノ下 …… さん、留学するんだって?」

八幡「なにお前それ海老名さん脅して無理やり聞き出したの? ちょっと顔かしな、とか言って女子トイレに呼び出して?」

以下略 AAS



164:1[sage]
2017/03/13(月) 09:03:46.51 ID:Eutne6CV0


八幡「 ……… だいたい、お前の言う“俺らしさ”って、なんなんだよ」

先程の川崎の言葉に何ら含むものはないのだろうが、照れ隠しということもあってか、つい返す言葉も不躾になってしまう。
以下略 AAS



165:1[sage]
2017/03/13(月) 09:06:37.18 ID:Eutne6CV0


――― だとすれば、本当の意味で、俺らしさとはいったいなんなのだろう。


以下略 AAS



166:1[sage]
2017/03/13(月) 09:08:53.55 ID:Eutne6CV0

俺の気持ちの変化を察したものか、川崎が満足気な顔をしてこちらを見ている。

もしかしたら、こいつもこいつなりに俺を励まそうとしてくれたのかも知れない。

以下略 AAS



167:1[sage]
2017/03/13(月) 09:13:00.92 ID:Eutne6CV0


川崎「さて、と、じゃ、あたしん家(ち)、こっちだから」

足を止めた川崎が俺に向けて告げる。
以下略 AAS



168:1[sage]
2017/03/13(月) 09:17:15.30 ID:Eutne6CV0

川崎「………な、何よ?」

ぽかんとして言葉を失う俺に、川崎が憮然とした表情で半眼になって俺を睨めつける。

以下略 AAS



169:1[sage]
2017/03/13(月) 09:22:38.65 ID:Eutne6CV0

その晩、俺はいつもよりも早めに夕飯を終え、風呂に入って寝間着のスウェットに着替えると、何をするでもなくベットに寝っ転がったまま薄暗い部屋で天井を見上げていた。

枕元にはスマホがコンセントに繋がれたまま無造作に転がり、充電中であることを知らせるLEDが煌々と光を放っている。

以下略 AAS



936Res/725.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice