俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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159:1[sage]
2017/03/13(月) 08:50:46.80 ID:Eutne6CV0

八幡「妹のお迎えの帰りか?」

川崎「まぁね」

詳しい事情は知らないが、彼女の家も両親共働きで帰りが遅いため、こうしてたまに親の代わりに妹を保育園に迎えに行くことがあるらしい。
手にしているネギの刺さったエコバックは、ついでにどこぞで買い物でもしてきたのだろう。


八幡「重そうだな、持とうか?」

川崎「慣れてるから」

俺の申し出に川崎が素っ気なく答えるが、どうも見ていて危なっかしい。


八幡「いいからかせよ。どうせ途中まで一緒なんだから」

自転車から降りると、川崎の方へと手を差し出す。


川崎「い、いいよ」///

遠慮する彼女の手から半ば無理やりエコバックを取り上げ、念のため割れ物がないか中を確認してから自転車の前かごに乗せた。


川崎「 …… あ、あんがと」///

――― やさしいじゃん。と、そっぽを向きながらも照れたようにぽしょりと付け加える。

当然である。俺の妹愛主義はそれこそ筋金入り。その有効範囲は遥か遠く彼方、他人の妹にさえも及ぶのだ。





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