俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
↓
1-
覧
板
20
167
:
1
[sage]
2017/03/13(月) 09:13:00.92 ID:Eutne6CV0
川崎「さて、と、じゃ、あたしん家(ち)、こっちだから」
足を止めた川崎が俺に向けて告げる。
八幡「お、そうだったな。ほれ」
川崎「ん」
そう言って自転車の前かごに積んでいたエコバックを返し、俺はそのまま再びチャリに跨った。
――― おっと、この場合、やはり川崎に対して何か礼くらいは言っておくべきなのだろう。
暫くペダルを漕いだところで思い立ち、自転車を停めて改めて川崎の方へと振り返る。
八幡「サンキューな、川崎! 愛してるぜっ!」
川崎「 ……………… 知ってる」
自然と口を衝いて出たいつもの軽口に、川崎の方もいつもの仏頂面、しかもいつも以上に素気なく応じる。そして、
川崎「 ………… あたしも」
目を逸らしながら、躊躇いがちにぽしょりと付け加えた彼女のその頬が、遠目にも赤く染まって見えたのは、茜射す黄昏の光の加減なのだろうか。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
936Res/725.48 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486873956/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice