勇者「救いたければ手を汚せ」 
1- 20
71:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 00:58:43.59 ID:tRPk/B7zO

「(彼等も、外に出なければ助かったのかもしれない)」

そう、待つだけで良かった。

以下略 AAS



72:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 01:01:39.80 ID:tRPk/B7zO

彼の家族は身を寄せ合った。

祈りはしなかった。ただ、待っていた。

以下略 AAS



73:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 01:03:27.89 ID:tRPk/B7zO

だが、彼は来ない。

現れたのは、最も怖れていたモノ。

以下略 AAS



74:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 01:05:33.86 ID:tRPk/B7zO

しかし、何もかもが遅かった。

オークの鉤爪が母親の服を引き裂き、背中の肉を抉る。

以下略 AAS



75:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 01:07:42.98 ID:tRPk/B7zO

兄は涙をぐっと堪え、泣き出す妹の手を握り走り出した。

オークを抑え込んでいる父も、穏やかな顔で笑っている。

以下略 AAS



76:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 01:10:31.18 ID:tRPk/B7zO

少年は歯を食いしばった。

両親が道を開いてくれたのに、このままでは自分も妹も殺されてしまう。

以下略 AAS



77:名無しNIPPER
2016/11/26(土) 01:11:43.09 ID:tRPk/B7zO
また明日


78:名無しNIPPER[sage]
2016/11/26(土) 01:19:07.46 ID:ttGbVCZ/O



79:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 00:02:30.73 ID:FHyQmHZuO

少年はぎゅっと瞼を閉じて、背後から迫る死を覚悟した。

自分達二人をまとめて押し潰す大型の棍棒が、風を切って迫っているのが分かる。

以下略 AAS



80:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 00:03:19.89 ID:FHyQmHZuO

それが、堪らなく情けなかった。

この涙を止めるのは、この小さな手を引いて走るのは、妹を守るのは、兄である自分の役目だ。

以下略 AAS



81:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 00:05:06.13 ID:FHyQmHZuO

父のように母のように。

或いは、妹が慕う青年。

以下略 AAS



674Res/446.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice