モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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351: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:46:49.95 ID:nZ3oq+wSo




『アアアアアアア『アアアア『『アアアア』アアアアア『アアアアアア!!!!』
以下略 AAS



352: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:47:43.92 ID:nZ3oq+wSo

 落ち行く影は声帯装置が元に戻り、完全に李衣菜である。
 その手には専用のエレキギターであり、シールドの先は自身へとつながれていた。

『聴かせてやれだりー!お前のロックを、このナンセンスな獣たちによ!』
以下略 AAS



353: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:48:15.71 ID:nZ3oq+wSo

 きらりは立ち尽くす少女にゆっくりと近づき、そのまま抱きしめる。
 その体は小さく、きらりの大きな身体に収まってしまう
 感じる体温は冷たく、強く抱きしめれば折れてしまいそうなほどに細い。
 故にその抱擁は優しく、ゆっくりとぬくもりを伝えるように穏やかであった。
以下略 AAS



354: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:48:51.46 ID:nZ3oq+wSo


***


以下略 AAS



355: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:49:32.31 ID:nZ3oq+wSo

 奈緒は確かに兵器として完成はしなかったが、十分な可能性を秘めた研究対象であった。
 あの規模の研究が行われていた以上、多くのスポンサーが出資し、期待をかけていた研究であったのだろう。

 だからこそただでは失敗できなかった。
以下略 AAS



356: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:50:05.05 ID:nZ3oq+wSo

「この生来の歪みは、いわば体が頑丈だとか、貧弱だとかの生来的な部分につながっている。

奈緒は確かにきらりの浄化に耐えて、理性を取り戻した。

以下略 AAS



357: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:50:45.90 ID:nZ3oq+wSo

 奈緒たちにとってこの言葉が所詮は気休めにしかならないことはLPも重々承知である。
 だがそれでも、何もできなかったLPにはただ労ってやることしかできないのだ。

「なぁ……LPさん」
以下略 AAS



358: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:51:27.65 ID:nZ3oq+wSo

「それでいいのか?それは人の人生をひとつ背負い込むことと同じだ。

決して生半可なものじゃない。いつか後悔する時が来る。自分だけの物じゃない自分の人生はロクなのものじゃあないぞ」

以下略 AAS



359: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:52:25.78 ID:nZ3oq+wSo

「いいんだよ。全部あたしの記憶だ。そして、全部あたしだ。

元よりあたしが背負い込むものだ。今更重いなんて言わないよ」

以下略 AAS



360:@設定 ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/10/18(火) 02:53:05.79 ID:nZ3oq+wSo

Ultima Eater(ウルティマ イーター)
奈緒のクローンで、再現に失敗したものの兵器としての側面を発展させた猛獣。
暴食の能力が強化されており、髪の毛を捕食器官として自在に操ることができる。
もともと志希の父親であるイチノセ博士が研究素体として残していった奈緒のDNAを用いて誕生したが、資料が現存していないためほとんど再現できていない失敗作であった。
以下略 AAS



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