モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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226
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:52:18.19 ID:vTRpaymho
「クソだわ……ええあの受付の女。
紛れもないクソビッチ。もう惨たらしく生かした後に殺さなきゃあ気が済まないわね」
以下略
AAS
227
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:53:14.15 ID:vTRpaymho
スマートフォンで何かを検索していたスーツの女性は、目的の物を見つけたのかニヤリと嗤う。
その画面に移されているのは、一般的には実名登録で広く知られるSNSのサイトであった。
「あの女、馬鹿正直に実名登録してるなんて楽でいいわね。
以下略
AAS
228
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:53:54.06 ID:vTRpaymho
その女は恍惚の表情を浮かべながら、画面を高速にスライドしていく。
脳内に広がるのは、外道さえも吐き気を催す最悪のシミュレーション。
ただ自らのシャーデンフロイデを満たすためだけに、女は哀れな生贄を見繕う。
以下略
AAS
229
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:54:31.36 ID:vTRpaymho
「『ジャイロ・アーム』はコードネームでしょう?
遠慮しないで、気安く『カーリー』って呼んでくれて構わないのよ。アタシも親愛を込めて『くるみ』ちゃんって呼んでるんだから。
以下略
AAS
230
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:55:16.36 ID:vTRpaymho
鬼神が嗤うコーヒーショップの席の一角。
カーリーから離れたテーブル席には、個性的な容貌をした4人組の姿があった。
「同盟はあたしたちをさんざん厄介扱いしてきたっていうのに、いったいLPさんはここに何の用があってて来たんだろうな?」
以下略
AAS
231
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:55:47.63 ID:vTRpaymho
「まーアタシらに黙って仕事をこなすってのも男の仕事って感じでいいけどさ。
それをちゃんと理解して背中を預けるってことをしなきゃ、アタシらもカッコ悪いだろ?」
以下略
AAS
232
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:56:23.31 ID:vTRpaymho
LPの予定はこの後火急の仕事が入っているわけではなかった。
だが何もなければ、LPは戻って再び仕事に従事するだろう。
だからこそ、今日はLPをねぎらうために4人はついてきたのだ。
以下略
AAS
233
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:57:14.16 ID:vTRpaymho
「ぐわああああああああああああ!!!!!!」
以下略
AAS
234
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:57:46.83 ID:vTRpaymho
そんな誰もが危機を察知し、身も守るための次の行動を想起しようとする中で、またく違う反応を見せた存在は店内に3人いた。
「……始まったわ」
以下略
AAS
235
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:58:26.89 ID:vTRpaymho
「……なんで」
百獣を内包する少女は、店の外へと視線を向ける。
視線の先は同盟本部1階ロビー。
以下略
AAS
236
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/08/03(水) 22:58:59.72 ID:vTRpaymho
時間は少し遡った同盟本部1階ロビー。
雑踏の中、カーリーに応対した受付嬢は、怪しげな来客者のことを上司に報告している最中だった。
以下略
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