399: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2018/07/31(火) 19:20:06.06 ID:/hiK/WChO
さやかは杏子から目を逸らし、ひとりごとのように呟いた。
さやか「もう今さらどんな事実を突きつけられても気にならないと思ってたんだけどね……やっぱり、少しはショックがあったみたい。とどめになっちゃったのかな」
杏子が眉をひそめる。
400: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2018/08/28(火) 02:06:33.42 ID:+QeVpCD0O
さやか「ありがとう。あたしが最後まであたしでいられたのは、あんたのおかげだよ」
杏子「……!」
未練がないわけではない。
401: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2018/08/28(火) 02:11:13.28 ID:+QeVpCD0O
さやか「だから、あんたが気にすることは……何も……ッ!?」
不意に、声が途切れた。
息が苦しい。
402: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2018/08/28(火) 02:13:39.70 ID:+QeVpCD0O
さやか(……大丈夫だよ)
もう、声も出ない。
杏子は、必死にさやかに呼び掛けていた。
403: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2018/11/14(水) 18:10:32.98 ID:qYAZn7wJO
***
ほむら「……」
ほむらは、家でひとりうなだれていた。
404: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2019/01/04(金) 04:43:53.86 ID:Si5e7ne+O
ほむら「……」
そう呟いて自分を誤魔化すのも、何度目だろう。
何度でもやり直せるから、失敗を糧にできるから、だから、いつかは必ず──
405: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2019/01/04(金) 04:47:57.77 ID:Si5e7ne+O
ほむら(でも、だからといって……)
それでも、何度もやり直すことができるのはほむらの唯一の強みだ。
あのときの願いが間違っていたとは思わない。
406: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2019/03/26(火) 09:10:32.52 ID:piYOyBD9O
ほむら「……っ」
ほむらの胸が痛む。
どのような理由があろうと、まどかを苦しませるのはほむらの本意ではない。
407: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2019/03/26(火) 09:11:58.29 ID:piYOyBD9O
ほむら「……」
ただ、それは必ずしも前向きな感情からくる結論ではない。
もしかしたらほむらは、他に道はないからと、半ば逃げるような気持ちで繰り返してはいないだろうか。
408: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2019/07/28(日) 19:35:48.13 ID:VkMOFHkb0
ほむら「……!」
突然の人の気配に、ほむらは素早く振り向いた。
杏子「よう」
409: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2019/07/28(日) 19:42:53.09 ID:VkMOFHkb0
ほむらも、この状況から杏子を騙して協力させようとは、もう思っていない。
杏子は情に熱い一面はあるが、それで目を曇らせるほど愚かではない。
ある程度は──おそらく、さやかが魔女となってしまったことまでは、察しているはずだ。
そこをごまかすのはさすがに無理だろう。
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