勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」後編
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27:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 21:56:46.58 ID:zBP9Ql630
第三中継点――――
兵士A「すげえ……これが、宝術……」
兵士B「優しく包み込まれるような光だ……心地良い……」
28:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 21:57:24.49 ID:zBP9Ql630
第二中継点――――
アマゾネス少女「宝術……本当に凄まじい威力。体が軽い。さっきまであんなに面倒だった魔物達がもう雑魚にしか思えない」
アマゾネス族長「アマゾネス少女、宝術が発動したということで、手筈通り私は魔王討伐隊に加わる。ここの指揮を任せて大丈夫か?」
29:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 21:58:17.52 ID:zBP9Ql630
数分前、魔大陸上空――――
たった一人で翼持つ魔物達を相手に空を守り続けた竜神は、大地から放たれる光を興味深く見つめていた。
竜神「ふむ……これが話に聞いていた『宝術』か。エルフ共め、大した術を持っておるわい」
30:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 21:59:16.86 ID:zBP9Ql630
魔王城より僅かに離れた森の中―――勇者達が事前に造り上げていた木造の簡易基地。
魔王討伐隊に任命された各地の精鋭たちが、翼竜の羽によって次々と基地に飛来する。
集まった人員の指揮を執るのは、武の国兵士長だ。
兵士長「皆の者!! この宝術によって我々の力は増し、魔物の力は半減している!!」
31:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:00:55.73 ID:zBP9Ql630
騎士「……増えたな、なんか」
騎士は己を取り囲む『六人』の顔を見回した。
真正面に相対するは漆黒の剣を構えた勇者。
騎士から見て、勇者の左で真紅の大剣を構えるのは戦士だ。
32:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:01:41.37 ID:zBP9Ql630
33:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:02:33.55 ID:zBP9Ql630
衝撃が走った。
目をつぶったまま吹き飛ばされた僧侶は、たっぷりと地面を転がった後、訳も分からず立ち上がり、目を開いた。
僧侶「――――え?」
34:名無しNIPPER[saga]
2016/01/31(日) 22:03:38.05 ID:zBP9Ql630
今回はここまで
>>3
忘れてた ありがとう
35:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 22:04:02.02 ID:IRCJ3tf/o
乙
騎士強すぎだろう・・・
36:名無しNIPPER[sage]
2016/01/31(日) 22:22:42.64 ID:lanQFbpAO
やっぱりつえーな
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