女神
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205:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 22:57:47.52 ID:lwUWxol4o

「池山さん、ちょっと付き合ってくれないかな」

 女性を誘うのが苦手な僕だったけど、悩みを持つ相手に対してはまた別だった。高校に
入学してから二年以上こういうことをしていなかったのだけど、中学時代に駆使したスキ
以下略 AAS



206:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 22:58:16.58 ID:lwUWxol4o

「・・・・・・はあ」

 池山さんの反応は芳しくなかった。それはそうだろう。パソ部みたいなオタクの巣窟み
たいな部に、目的があるために入部した彼女が部の先輩にいきなりこんな告白まがいのこ
以下略 AAS



207:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 22:59:06.81 ID:lwUWxol4o

「先輩って変な人ですね」

 再びくすりと笑ってから池山さんが言った。「でも、生徒会長をしてるだけあって本当
にいい人なんですね」
以下略 AAS



208:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:00:34.92 ID:lwUWxol4o

from :優
sub  :やっほー
本文『さっき始めたばっかだけどもう200レス超えちゃった。今日は流れが早いみた
い。君が本当にあたしに興味があるなら下のURL開いてみて。今日は人多過ぎだから早め
以下略 AAS



209:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:02:01.52 ID:lwUWxol4o

 ―――彼女は僕が混乱している間、黙って僕を観察していたようだった。僕の混乱振り
に飽きれるでもなく、助け舟を出すでもなく、自分の話を強引に進めるわけでもない麻衣。
その表情からは何やら僕のことを見極めようとしているような冷静さが感じられた。

以下略 AAS



210:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:03:26.13 ID:lwUWxol4o

 もうか弱い少女の振りをする余裕は彼女にはないようだった。この告白は嘘ではない。
そう直感した僕はいろいろと混乱している自分の心を静めて、クライアントの話に没頭す
る姿勢になった。過去の経験が生きていたのか、僕は自然に傾聴する体勢に移行すること
ができたのだった。
以下略 AAS



211:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:05:00.54 ID:lwUWxol4o

「あたしね、お兄ちゃんに好きな人ができたんじゃないかって思った。それでお姉ちゃんの
気持ちに応えなかったんじゃないかって」

 麻衣はそう言った。いったん収まった体の震えが再び彼女を襲ってきたように見えた。
以下略 AAS



212:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:05:56.14 ID:lwUWxol4o

「それでこのメールを見てどう思った?」

 答えなんてわかりきっていたけど、相談役の口からではなく自分から語らせる方がコン
サルティングする上では効果的だったから、僕は作法に従って続けた。
以下略 AAS



213:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:06:52.55 ID:lwUWxol4o

「・・・・・・それは」

「言いづらいなら僕が聞くよ。君は池山君に過度に依存することから卒業しようとしたそ
うだけど、お兄さんに彼女ができるのは許せるわけ?」
以下略 AAS



214:名無しNIPPER[saga]
2016/05/01(日) 23:08:49.92 ID:lwUWxol4o

「明日また部室で話そう。その時にいろいろ教えるから」

 それでも麻衣と親しくなりたいという欲望、僕の中学時代の一番大切な思い出が、自分
の胸の中心にいた優自身によって汚されたという想い、そしてそれを確認したいという欲
以下略 AAS



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