魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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367: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 03:55:14.08 ID:ofIrSduQ0

近衛「さあ。しっかり捕まっていてくださいね、亀姫さ……

亀姫「貴方がいきなりおかしな演技をはじめたせいですわ」

以下略 AAS



368: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 03:55:43.50 ID:ofIrSduQ0

近衛「あの話は亀姫様から聞いた "もしもの未来"を想像しての作り話ですよ。印象深かったので、神を見たときに思い出して。すぐに利用する手を思いつきました」

亀姫「……あ、あの場でああすることを思いついたというの…!?」

以下略 AAS



369: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 03:56:23.53 ID:ofIrSduQ0

亀姫「……ごめんなさい。あなたは陛下のために必死だっただけね」

近衛「いえ。混乱させたのは事実です、お気になさらず」

以下略 AAS



370: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 03:58:32.14 ID:ofIrSduQ0

亀姫「…貴方を信じることにして見ていたけれど、何かあれば動くつもりだった…」


亀姫「でも、動けなかったわ。あなたが神に剣を向けたとき、私は動けなかったの」
以下略 AAS



371: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:05:46.70 ID:ofIrSduQ0

近衛「奴の話に乗り、言われるままに演じる気になれなかった。だから自分の考えを押し通し、神を前にして、唐突に真逆の演技をしました」

亀姫「……」

以下略 AAS



372: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:10:45.49 ID:ofIrSduQ0

亀姫「……坊やって、大胆なのか小心者なのかわかりませんのね」クス

近衛「小心者ですよ。魔王陛下を裏切るマネだなんて、演技でも出来るか不安でしたから」

以下略 AAS



373: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:18:23.84 ID:ofIrSduQ0

近衛「……亀姫様? どうなさいましたか」

亀姫「あれの…………どこが、陛下の真似ですの…?」

以下略 AAS



374: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:33:01.74 ID:ofIrSduQ0

―――――――――――――――――――――――――――」

天空宮殿・最上階
天守閣
以下略 AAS



375: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:35:28.63 ID:ofIrSduQ0

神「――魔王の身体。その魔素を抜き、再び浄気によって満たす……」

魔王「浄気を…?」

以下略 AAS



376: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:36:23.80 ID:ofIrSduQ0

魔王「神界のすべての神族を犠牲にしたように。魔国のすべての魔族を犠牲にして、俺に天使へ帰化しろというのだな」

神「……っ一部の魔族、そして神族は復活できると考えている」

以下略 AAS



377: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/05/11(水) 04:43:35.36 ID:ofIrSduQ0

魔王「……理想を信じ、神の力にすべてを委ねろ、というのか。無茶を言うものだな」

神「だが信じてくれさえすれば、我々はお前を倒して無理やりをせずとも、もっと確実に統一世界を作り出せるだろう!」

以下略 AAS



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