やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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509
:
凪
2018/03/03(土) 12:14:54.49 ID:PWI2A0Lb0
一色さんが資料を持ってきて、おおまかな役割を確認した。
奏「けっこうしっかり配分されちゃったね……」
帰り道。俺と八幡は並んで帰っていた。
以下略
AAS
510
:
凪
2018/03/11(日) 14:25:29.31 ID:7FOdsJ2h0
生徒「各所への、変更に関するお知らせとお詫びの文書、送り届け終わりました! 来ていない返事は2件、確認した返事は了承のみです!」
雪乃「そう。了承いただけて良かったわ。報告次」
いろはす「はい。次は私から。再調整したスタッフの当日の仕事の割り当てが終わりました。表にまとめましたので、改めて全員自分の役割を確認しておいてください」
以下略
AAS
511
:
凪
2018/03/24(土) 13:30:56.74 ID:BWZliUXS0
静「甘草」
昇降口で平塚先生に声をかけられた。
静「少しいいか。いや、別にまた今度でもいいんだが」
以下略
AAS
512
:
凪
2018/03/31(土) 22:00:16.40 ID:yHHjEa7+0
静「三人の様子はどうだ?」
奏「三人とは、八幡、雪ノ下さん、由比ヶ浜さんのことでいいですか?」
静「ああ。お前から見て、どう思う?」
以下略
AAS
513
:
凪
2018/04/20(金) 18:33:49.62 ID:+H9xiQVN0
静「ここからは独り言だから気にするな。溝ができるほど関りを持てたのだと言うべきか、それともまだ他人を排斥しようとしているのか。難しいところだな。どう動くか、それとも動かないのかすら、大人で、教師の立場の私からすれば難しい」
奏「……」
独り言と言いながら、しっかりと俺に聞かせている平塚先生の意図は、よくわかる。
以下略
AAS
514
:
凪
2018/05/17(木) 21:33:59.88 ID:Ib2J+Kgr0
問題が山積みで、開催すら一時危ぶまれていたクリスマスパー−ティーも、参加する小学生たちの協力もあったりして、なんとか進んでいった。
12月の寒空の下、街に地域住民の方々に向けてのパーティーのポスターを貼っていく。
かじかんだ指先に息を吹きかけ、和らぐことのない凍てつきをごまかしていた。ショコラやふらのや謳歌は、風邪なんかひいていたりしないだろうか。
以下略
AAS
515
:
凪
2018/06/10(日) 17:13:07.86 ID:zDTNS4tN0
八幡「奏」
ポスターもあと一枚というところで、近くを同じようにまわっていた八幡と遭遇した。
奏「あ、八幡。ポスター張りどう?」
以下略
AAS
516
:
凪
2018/07/28(土) 22:20:33.05 ID:i/CXddmh0
自販機に温められた缶を手の中で転がしながら、俺は八幡と談笑いながら帰り道を歩いた。
ポスターを貼るのはすぐ終わった。というか、ふとした拍子に八幡と帰ることが増えてきた気がする。帰る場所は同じなんだから、タイミングが合えば一緒に還るのは当然と言えば当然なんだけど。
このポスターを町の人に見てもらって、高校生が企画したイベントに来てもらい、地域の人たちとの交流をする。半ば押し付けられてしまったようなこの企画も、なんとか体裁ができてきた。ポスターを貼る許可をもらったりすることも交流の一つだった。
以下略
AAS
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