436: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:47:43.82 ID:HiGTCtqho
「――よう、お一人かい」
声のした方に、咄嗟に振り向いた。
思索の渦が一旦止み、少し滲んでいた視界が、徐々に晴れていく。
437: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:49:44.59 ID:HiGTCtqho
ここまで
438: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/17(月) 01:24:17.43 ID:Ct73dGBso
「お節介焼くつもりはないんだが、ついて行かなくても――」
「――相談しに来たんじゃないんですか」
「おっと」
439: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/31(月) 02:07:53.29 ID:mMb+xbdCo
「別に、気を遣ってもらわなくたって」
「……あんまり距離が近いと、言えない事もあるんじゃないか?例えば……」
「向こうのお友達の事とか、さ」
440: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/31(月) 02:12:16.46 ID:mMb+xbdCo
短く、息を吐く。
彼の言う"悩み"だけなら、安易に言いふらしたくはないけど、意固地になって隠し通す必要もない。
それに、方向が定まりかけている"ブラッド"に、今更個人の迷いを持ち込みたくないのも事実だった。
441: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/31(月) 02:19:44.38 ID:mMb+xbdCo
ここまでというかこれだけ
環境が安定しない…
442: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/11/21(月) 01:26:19.39 ID:7YpmgUI6o
「……あの人が間違いを起こしたのは、私のせいかもしれない」
「私の言葉が彼を追い詰めたんだって、一度そう考えたら……私が彼を止められるのか、わからなくなって――」
少しずつ、確かめるように、経緯を語った。
443: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/05(月) 02:05:11.11 ID:u+Z2oVxzo
「――そうだな……」
相槌を打つわけでもなく、ただ私を見据えて黙するだけだったハルさんが、初めて言葉を返す。
444: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/05(月) 02:06:23.22 ID:u+Z2oVxzo
「その"私のせいで"ってやつなんだ、俺が引っかかってるのは」
確かに、まだそうと決まったわけじゃないですけど。
反射的に飛び出しかけた言の葉を、寸前で飲み込んだ。
445: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/12/05(月) 02:17:48.10 ID:u+Z2oVxzo
レス番が不吉になったところでここまで
年明けまでこの体たらくかもしれないし来年になってもこんなんかもしれない
あと去年の今頃の日付見直してたら投下量に眩暈がしました
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