【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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432: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/03(月) 02:50:07.00 ID:4jVrThuTo

離れの席で、彼女達の声を聞く。
フライアへの潜入以降、私は一人でいる事が増えた。
正確には、こちらから遠ざけているんだけど。
今だって、本来ならここにいるべきではない。
以下略 AAS



433: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:40:35.32 ID:HiGTCtqho

彼女か、あるいは本部の研究者か。
誰が解明したにせよ、どうしてそれを秘匿しておく必要があったのか。
私達の介入があったとはいえ、なぜ今になって明かそうと考えたのか。
それも、支部の乗っ取りという混乱を世界に与えた上でだ。
以下略 AAS



434: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:42:02.47 ID:HiGTCtqho

……だけど、フライアが手段として患者達を利用し、ジュリウスがそれに加担している事実は覆らない。

フライア収容時に記された"黒蛛病"患者の名簿と、救出した患者の人数は合わなかった。
"アナグラ"にいた頃から、容態の悪化している患者もいる。
以下略 AAS



435: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:43:18.84 ID:HiGTCtqho

……私が、その原因だったとしたら。
朧月の夜。
無根拠に綺麗事を並べ立てて、中途半端に希望を持たせて。
フライアに戻ってみれば、治療なんてやってもいないことがわかって。
以下略 AAS



436: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:47:43.82 ID:HiGTCtqho

「――よう、お一人かい」

声のした方に、咄嗟に振り向いた。
思索の渦が一旦止み、少し滲んでいた視界が、徐々に晴れていく。
以下略 AAS



437: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/11(火) 00:49:44.59 ID:HiGTCtqho
ここまで


438: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/17(月) 01:24:17.43 ID:Ct73dGBso
「お節介焼くつもりはないんだが、ついて行かなくても――」

「――相談しに来たんじゃないんですか」

「おっと」
以下略 AAS



439: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/31(月) 02:07:53.29 ID:mMb+xbdCo

「別に、気を遣ってもらわなくたって」

「……あんまり距離が近いと、言えない事もあるんじゃないか?例えば……」
「向こうのお友達の事とか、さ」
以下略 AAS



440: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/31(月) 02:12:16.46 ID:mMb+xbdCo

短く、息を吐く。

彼の言う"悩み"だけなら、安易に言いふらしたくはないけど、意固地になって隠し通す必要もない。
それに、方向が定まりかけている"ブラッド"に、今更個人の迷いを持ち込みたくないのも事実だった。
以下略 AAS



441: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/10/31(月) 02:19:44.38 ID:mMb+xbdCo
ここまでというかこれだけ
環境が安定しない…


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