416: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/04(日) 23:23:00.06 ID:GCTcsMTAo
……けれど、こうした無力化は、あくまで策の一つだった。
ジュリウスが統率する神機兵団相手では、こうも簡単には御せないだろう。
"神機兵"の体躯が動き回るには狭所となる、この空間の存在もあるけど、
それを差し引いても、先の戦いに比べ、明らかに立ち回りが単調だ。
417: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/04(日) 23:25:02.49 ID:GCTcsMTAo
とりあえずちょっとだけ
明日からちょっと忙しくなるので時間取れたらまたちょびちょびやっていきます
418:名無しNIPPER[sage]
2016/09/06(火) 00:17:55.24 ID:tiEeZ9uYo
おつ
419: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/12(月) 05:06:47.94 ID:4XvaLmvho
『こちらブラッドβ。搬送作業、残り数名で完了します』
「こちらブラッドα、了解。撤収のタイミングは――」
420: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/12(月) 05:08:28.26 ID:4XvaLmvho
突き出された剣先が、私の頬を掠める。
伸びきった腕の関節部を、背後から奇襲をかけたギルの槍が貫通する。
「……わかった、こっちに任せて」
421: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/19(月) 22:52:38.83 ID:ZdJOQ53Yo
ユノの背後には、カバーは開いているものの、いまだ装置に寝かされたままのアスナちゃんの姿が認められる。
"神機兵"は1体。
ユノの前方にあたる外壁は崩れ、空になった装置群の一部が破片の下敷きになっている。
422: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/19(月) 22:54:46.59 ID:ZdJOQ53Yo
"神機兵"の動きが止まる。
その隙に、私はひとまずユノの元に辿り着く事には成功した。
両手に持つものは何もない。
私の神機は、硬直した"神機兵"の脇腹に投げ込まれていた。
423: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/19(月) 22:57:08.57 ID:ZdJOQ53Yo
声と共に、震える彼女の肩を抱く。
「……まだ終わってないよ。アスナちゃん達を、助けに来たんでしょ?」
424: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/19(月) 23:01:28.39 ID:ZdJOQ53Yo
ここまで
何か知らない間に隊長の故郷が壊滅してる件
425:名無しNIPPER[sage]
2016/09/19(月) 23:57:27.15 ID:5dGrR6JDo
おつ
426: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/09/23(金) 01:29:47.90 ID:sbL4yhKIo
◇
私達が"アナグラ"に戻って少しした頃には、フライアは次の行動に移っていた。
"神機兵"によるアラガミの根絶を題目とした、フェンリル各支部への"黒蛛病"患者の引き渡し要求。
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