提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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35: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 16:58:31.68 ID:i6oUiyyq0
龍驤「まず、これ」

鳳翔「本? いえ、台本ですか」

龍驤「うん、提督がこの鎮守府で劇をするって。出演する艦娘に台本を渡しに歩いてる」
以下略 AAS



36: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:02:42.86 ID:i6oUiyyq0
龍驤「まず、元気な子が好き」

元気な艦娘がそう述べる。

今はなぜかうじうじしているが。
以下略 AAS



37: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:04:44.96 ID:i6oUiyyq0
鳳翔「あの、台本を受け取った時に提督は何か言っていましたか?」

龍驤「主役は瑞鶴がピッタリだと思った、かな」

条件で言えば龍驤も該当する筈だ。
以下略 AAS



38: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:05:44.23 ID:i6oUiyyq0



鳳翔「なんでやねん!」

以下略 AAS



39: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:07:54.57 ID:i6oUiyyq0
龍驤「なんや! どうしたんや、鳳翔!?」

鳳翔「元に戻りましたね」

龍驤「ウチなんか変やったか」
以下略 AAS



40: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:09:18.37 ID:i6oUiyyq0
水よりも透明な液体が盃を満たす。



鳳翔「何か乾杯の音頭をおねがいします」
以下略 AAS



41: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:12:02.31 ID:i6oUiyyq0
会釈を交わして、盃を空にする。

メタノールの揮発が熱を奪うように、先ほどまで帯びていた不安も剥がされていった。

龍驤「……何を焦っとったんやろな。変わるものも変わらんものもあるのに」
以下略 AAS



42: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:13:51.16 ID:i6oUiyyq0
艤装から搭乗員妖精が現れる。

秩序ある彼らの振舞は、士気そして練度の高さを物語っていた。

熟練員「姐さん、出撃で?」
以下略 AAS



43: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:16:23.16 ID:i6oUiyyq0
龍驤「新米くんよろしくな」

新米員「恐縮です!」

龍驤「キミの初陣は次の演習で、相手は長門や! 楽しみやな」
以下略 AAS



44: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:21:05.35 ID:i6oUiyyq0
鳳翔「はい、妖精さん。これが台本ですよ」

熟練員「おぉ、御母堂。かたじけない」

熟練員「ふむ、ふむ」
以下略 AAS



45: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/17(日) 17:23:08.92 ID:i6oUiyyq0
新米員「自分も台本見たいっす!」

横から新米員妖精が台本を覗きこむ。

熟練員「貴様はこの役を賜った。龍驤の搭乗員に恥じぬ活躍を期待する!」
以下略 AAS



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