提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
1- 20
126: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/04(日) 23:49:20.81 ID:2kfKbfCt0
――第六駆逐――

暁「始まったのね。長門さんはまだ見えないわ」

雷「姿が見えたら、即回避行動に移る。これでいいのよね? 電?」
以下略 AAS



127: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/04(日) 23:51:56.44 ID:2kfKbfCt0
――司会実況――

青葉「長門さんによる先制の砲撃が決まりました! 弾着です! この距離をこんなにも早く正確に的中されられるものなのでしょうか!?」

那珂「長門さんは超弩級戦艦だからね☆ これでもいつもの射程よりずっと短い距離だよ。近距離だからコリオリ力の演算も省いて、いつもより軽い砲を使ったから射撃の反動演算を省いた。それでも信じられない程、早くて正確な射撃だったね」
以下略 AAS



128: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/04(日) 23:58:37.32 ID:2kfKbfCt0
――長門――

長門「……ふむ。暁が雷を庇ったか」

艦橋の高さが、より遠くまで見渡すことを可能にしている。主兵装がなくとも、彼女は間違いなく超弩級戦艦だった。
以下略 AAS



129: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/05(月) 00:03:08.56 ID:CK7/aTiw0
「なのです!」

想像だにしなかった突撃。

上方から、握り込んだ錨による打撃だった。
以下略 AAS



130: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:40:21.02 ID:2CgeDF200
――司会実況――

青葉「ーーッ!! ーーッ!!」

排気量を全開にしてマイクを最大音量にしても、実況は伝わらなかった。
以下略 AAS



131: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:42:02.28 ID:2CgeDF200
那珂はマイクを使っていなかった。

単純な音であれば、全てかき消されてしまっていただろう。

ならば、届けた先は耳ではなく心。発したものは、声ではなく想い。
以下略 AAS



132: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:47:48.73 ID:2CgeDF200
那珂「みんなー! しっかりと電ちゃんのことを見てたかな〜?」

途切れそうな空気を繋ぎ直し、再び歓声が上がる。

青葉「あっ、あれは一体何だったんでしょうか? 艦娘の常軌を逸していたのでは!?」
以下略 AAS



133: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:48:59.72 ID:2CgeDF200
青葉「……」

青葉「暁ちゃんと雷ちゃんもこの歓声の中で闘って欲しかったです……」

マイクを通さず、小声でこぼす。
以下略 AAS



134: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:49:31.15 ID:2CgeDF200

「……水雷戦隊を侮らないで」




135: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:50:20.75 ID:2CgeDF200

「……水雷戦隊を侮らないで」




136: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/11(日) 22:51:15.87 ID:2CgeDF200
>>135 削除

マイクどころか、零式聴音機ですら拾えない程小さな声だった。

その声が、機関部を水没させるかのごとく青葉を覆う。
以下略 AAS



403Res/357.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice