提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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126: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/04(日) 23:49:20.81 ID:2kfKbfCt0
――第六駆逐――

暁「始まったのね。長門さんはまだ見えないわ」

雷「姿が見えたら、即回避行動に移る。これでいいのよね? 電?」

電「はいなのです。電たちにとっては射程範囲外だけど、長門さんにとってはすでに有効射程範囲だから。むしろ見える前に避ける位の気持ちでいないといけないのです」

響「それは驚きだね。けど、それでこそ戦艦なのかな」

暁「きっとそうなのよ。せっかくの機会だから精一杯前に出ないと!」

雷「目を凝らしてもまだ見えないわね。暁、前に出すぎ! 旗艦なんだから焦んないでよね。雷が前に出るわ」

暁「わかってるわよ! 雷も緊張しすぎよ。そんなんじゃ、いざって時に動けないんだからね」

響「ちなみに砲撃戦はどんな感じなんだろうか。北上さんとやった訓練と同じでいいのかな」

電「あれを10倍、20倍と煮詰めた感じなのです。砲撃の前は空気が変わるので、それを感じ取れば見るより先に艦体が動くはず」

暁「え? 今になってそんなことを言うの? どんな空気になるのよ」

電「そうですね、喩えるなら……。全員回避なのです!」

響「!」

暁「!」

雷「あ……」

突然、電が回避行動を開始した。

暁、響、雷も喩え話に耳を傾ける前に、はっきりと感じ取った。

砲弾よりも、爆音よりも先に、長門の気迫がこの場を支配する。

響「雷!」

電「雷ちゃん!」

ほんのわずかの差であったが、一番に前に出ていた雷は艦体を強張らせてしまい、回避が間に合わなかった。

暁「雷ぃ!」


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