117: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:25:34.86 ID:Bc8AiHO00
そして三つ目は、姉のレミリアが魔術を使って館に罠を仕掛けている可能性がある点。
レミリア・スカーレットが魔術師であるということは周知の事実である。
本来であれば、超能力開発を受けている彼女が魔術を使えるはずが無いのだが、
彼女が持っているであろう『吸血鬼の肉体』が、その無理を道理としてしまう。
118: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:27:40.99 ID:Bc8AiHO00
土御門はフランドールを担ぎ上げようとその場にしゃがみ込む。
ここからパチュリーの公園までそれほど遠くは無いが、人一人を担いで行けるほど近いというわけではない。
119: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:30:01.06 ID:Bc8AiHO00
120: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:31:29.70 ID:Bc8AiHO00
土御門「……」
121: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:33:49.93 ID:Bc8AiHO00
「――――こっち向けよ、『土御門』!」
土御門「!?」
122: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:34:54.04 ID:Bc8AiHO00
彼の学園都市の知り合いは大きく分けて二種類。
片方は『何も知らぬ一般人』。表の世界で平和に過ごす人々。
親しい友人の一人である青髪ピアスや、自身彼にとって命をかけるに値する義妹である土御門舞夏といった存在である。
彼らが第7学区を遠く離れたこの場所に現れる理由が、果たしてあるだろうか?
123: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:35:35.01 ID:Bc8AiHO00
124: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:36:27.03 ID:Bc8AiHO00
何故今まで、その男の顔が思い浮かばなかったのだろうか?
無意識に考えないようにしていたのか?だとすれば、自分は実に愚鈍である。
125: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:37:59.40 ID:Bc8AiHO00
126: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:45:34.18 ID:Bc8AiHO00
今日はここまで
ちなみに次回からまた過去編が始まります
質問・感想があればどうぞ
127:名無しNIPPER[sage]
2015/06/15(月) 00:58:32.66 ID:/pxLUKeUO
乙です
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