とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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121: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/06/15(月) 00:33:49.93 ID:Bc8AiHO00

「――――こっち向けよ、『土御門』!」

土御門「!?」



相手がこちらの素性を知っているとなれば話は別。そのような作戦など全くの無意味だ。
例えその作戦でこの場を凌いだとしても、その人間の口から噂が広まってしまうだろう。


作戦の前提を覆された彼に残された手段は二つ。
自傷覚悟で魔術を使い、その人間の記憶を消すか。それとも『死人に口無し』を実行するか。
何れにせよ、その人間と一悶着を起こさなければならないという事実は不変であり、
これ以上に無い面倒事であるということには変わりない。



土御門(――――いや、まて)



と、そこまで考えた所で、土御門の頭に一つの疑問が浮かび上がる。
『そもそも何故、土御門の素性を知る者がこのような場所に居るのか』という疑問だ。




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