柔沢ジュウ「雨か」 堕花雨「お呼びですか?」
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470: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2017/12/30(土) 02:18:41.82 ID:HfYWLYgWO
冷ややかな視線に対して環は、冗談冗談、と言って無理矢理ジュウの手を握ってくる。

「それで光ちゃん、この柔沢くんは何でウチの道場に? 入門希望?」

ジュウは、躊躇うことなくその場に膝を着いた。
以下略 AAS



471: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2017/12/30(土) 02:19:08.68 ID:HfYWLYgWO

――しかし、そんなに甘いはずはなかった。
顔に向かって鋭く飛んできた爪先を、辛うじてガードする。
それでも衝撃を抑えきれずに無様に床を転がり、その勢いのままジュウは跳び起きる。
咄嗟に反応できたのは、この道場に入ったときから、なんとなく予想していたから。
以下略 AAS



472: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2017/12/30(土) 02:19:46.31 ID:HfYWLYgWO
環がその姿勢のまま跳び上がり、そして空中で反転。
反転の瞬間、ジュウは本能的に腕を離して床の上を転がった。
環はお構いなしにそのまま床に膝を叩き込む。
鉄板仕込みの床板がすさまじい音をたてて破壊される。
しかし、ジュウには驚愕している時間すら惜しい。
以下略 AAS



473: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2017/12/30(土) 02:20:15.93 ID:HfYWLYgWO
そこからも一歩踏み出せる気がした。
ジュウの拳は止まっていた。
――否、止められていた。
武藤環の、たった三本の指先で。
止められている今もなお、ジュウは力を抜いていない。それでも、1ミリも前に拳が進まない。
以下略 AAS



474: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2017/12/30(土) 02:21:47.30 ID:HfYWLYgWO
今回の投下は以上となります。
長らくお待たせしてすみません。
今後ともよろしくお願いいたします。
それではみなさん、よいお年を。


475:名無しNIPPER[sage]
2017/12/30(土) 07:49:27.81 ID:VTvypjsbO
良いクリスマスプレゼント(遅延)だった乙

お年玉にも期待したい乙乙


476:名無しNIPPER[sage]
2017/12/30(土) 10:22:39.91 ID:UL/LevTno

良いお年を


477:名無しNIPPER[sage]
2018/01/11(木) 03:32:59.32 ID:A5pW3uFa0
あけおめ&ほす


478: ◆yyODYISLaQDh[sage saga]
2018/01/29(月) 22:13:15.24 ID:wwR6CoaLO
また一ヶ月過ぎてしまった…申し訳ない


479:名無しNIPPER[sage]
2018/02/03(土) 21:40:57.02 ID:CjvDTUeQ0
報告あって嬉しいぞ


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