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【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
- 44 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 22:04:03.16 ID:SDQqoQOb0
- >>43
「いけーがんばれーいいぞーそこだー」
―――ギィ!!ギィ!!
デモンアームを起動し パワードスーツ?の中の隊員たちを救出しーの シュヴァインを引きずり―ので救助活動しながらの声援を送るアキレス
ベティちゃんの声援にも熱が入るぞ!
- 45 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 22:11:15.22 ID:HJDuY6NO0
- >>43>>44
吹っ飛ばされた大小の越境者は両方ダウン。
二体のドラム缶は拉げハッチが開かないので動きそうにない。
WDS隊長「うぐぐ…なんたる……しかしアームズギアが来たか、これで何とかなるな」
流石現地人、事情をある程度知っている様子。
WDS隊長
「勇敢な民間人諸君!とりあえず自分の身の安全を確保するんだ!
私たちは大丈夫だ、大丈夫に見えなくても大丈夫!!」
騎士の動きは悪くない。
だが相対するヴィランは七八の動きを見切り対応した機敏さを有している。
騎士が得物を持ちヴィランが素手である事で間合いの優位は本来騎士にある。
しかし身長差がその優位を微妙なものへとしていた。
結果
赤「うわあっ!?」
ヴィランの拳によるカウンターが炸裂。
女騎士くん吹っ飛ばされたー!!
- 46 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 22:19:44.84 ID:iOqkA9cI0
- >>44-45
「あーむず……なんだって?」
「……って、あれ、何もしかしてマズイ?」
何やら事情を知っているらしいドラム缶に尋ねてみる
取り敢えずヴィランに対抗するには知識が足り無さすぎるのが現状なのだ
「もー、ガッツが足りないよ、ガッツが!」
一先ず援護だ、ワイヤ式の苦無を投擲、ヴィランの脚に絡みつかんと蛇の鎌首めいて襲い掛かる鉄線!
- 47 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 22:26:11.41 ID:SDQqoQOb0
- >>45
「うるせぇなぁ」
仕方がないのでデモンアームの腕力でドラム缶ごと引きずって近場の物陰にでも移動させておきましょう
「おらー腰が入ってねぇぞー戦えるのお前だけなんだから根性見せろー」
外野からやんややんやとヤジが飛んできますが 気にしないであげてください
―――ギィ!!ギィ!!
ちなベティちゃんは小さな旗をフリフリ応援していた
- 48 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 22:37:51.32 ID:HJDuY6NO0
- >>46>>47
WDS隊長
「アームズギア、だ。
君たち何処の田舎からやって来たんだ?それともニュースは見ないのかね?
まあ連中と対峙してから一か月も経っていないし情報も錯綜してるからな。
…アームズギアは現状、ヴィランに対抗できる唯一の武器だ。
しかし何時もなら数体のアームズギアでやっとヴィラン一体を撃退しているんだが…」
七八の放つ鉄線が火花を散らして弾かれる。
絡みつけようとするその意思を読み取るかのように弾いてきやがる鬱陶しい!!
赤「ぐふっ…分かっている!」
ヨロヨロとふら付きながら立ちあがる騎士。
…なんか身体が透けてません?
- 49 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 22:44:11.27 ID:iOqkA9cI0
- >>47-48
「えー……ウソでしょ、ダメじゃーん……」
露骨に落胆!ヒドイ!
ともあれ複数での戦闘が基本となれば支援をしない訳にはいかない
とはいえぶっちゃけ出来る事などたかが知れている
「……ニガテなんだけどなぁ、こういうのっ!」
思い切り仰け反ってからバネを活かして逆に超前傾!
腕を振り抜く所作が加わり、加速的に放たれる十の苦無!
両手の指それぞれに繋がれたワイヤ、微かな調律でその軌道を自在に変えて多方向からヴィランへ殺到!
「これ、オマケだ」
先程弾かれたワイヤ苦無を爪先で蹴り飛ばしもう一度真正面から飛来させる
- 50 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 22:51:59.57 ID:SDQqoQOb0
- >>48
「・・・やべぇじゃん」
本来複数のギアさんで対処しているのに今回タイマン
しかも透けてる
「ゴッツやべぇじゃん」
マズイなんてもんじゃない マジでどうしようもない
「えぇいやるかぁ!! チェンジレッグ!!」
青き霧を脚に移し 高速移動 ヴィランに接近
「物理攻撃はやっても意味がない・・・ならばッ!!」
いきなり
突然
何の脈絡もなしに
ヴィランのすぐ近くに気配が出現する
否 それはただの気配に有らず
バケモノじみた覇気 全力で当たらなければならぬほどの存在感
それは まさしく強者の覇気
だがそれはまやかし それを放つは脆弱な絵師
【偽・強者の気位(イミテーションオーラ)】
偽りの気位で こちらにヘイトを向けようとする
- 51 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 22:59:09.95 ID:HJDuY6NO0
- ヴィラン「!?」
さしものヴィランもアキレスの気配に反応し視線を向ける。
そこへ多方面から飛来する苦無!
蜘蛛の糸めいて空間を覆い降り注ぐ凶器の雨!
が、全て火花を散らしつつヴィランの真っ黒なその表皮で弾かれる!!
WDS隊長
「言っただろう!現行の武器でアレに対応できるのはアームズギアだけだ!
先の大規模戦で我々が先手必勝とばかりに使用した核でさえ直接の効果は認められなかったんだ!!」
赤「だから…私達が居るんだ!!」
アキレスが生んだ一瞬の隙を好機に騎士が駆けヴィランへとその一撃を振り下ろす。
ヴィラン「ギッ!?」
しかしその一撃はあまりにも浅い!
表皮を掠り、一本の白い線をヴィランに刻んだだけに終わる。
更に機敏なヴィランが反撃の拳を繰り出し騎士を跳ね上げるようにして迎撃!
赤「ぐはっ!?」
騎士は受け身も取れず背中から地面に叩きつけられた!
その身体は益々薄れていく!!
- 52 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 23:05:54.66 ID:iOqkA9cI0
- >>50-51
「……蛇穿、……羽咬!!」
弾き返される苦無……両手を鋭く交差!
勢いを失い落ちるだけのはずであったそれらが再度意思を持ったようにして襲い掛かる!
「ねぇねぇあなた、そう、赤いあなた!」
「仲間とか呼べないの、もしくは予備の武器くらい持ってない!?」
「あと透明になってるけどそれ大丈夫!?」
もうワイヤを繋いでおく必要はない、全てをパージしつつアキレスの巨人の偶像の陰から呼び掛けた!
- 53 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 23:14:21.75 ID:SDQqoQOb0
- >>51
「で!? 他の『私たち』はどこにいるんだよ!!」
完全に劣勢な紅い騎士に叫ぶ
「テメェがこいつを倒せねぇと俺たちがヤバイんだよ!! こっちだって援護できる方法は少ないんだ!!
啖呵切るんなら実力見せてみろ!!」
そう 既存の武器でどうにかできないのならできる奴がやるしかない
できる奴ができないのなら大口をたたくな と言わんばかりである
- 54 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 23:28:16.32 ID:HJDuY6NO0
- >>52>>53
七八の攻撃は今までと同じように弾かれて終わる。
先にクルツが解析した通り『攻撃が効かない理屈』がヴィランを覆っているのだ。
これを如何にかしない事には単に相手へ繰り出す一撃では全く意味がない!
WDS隊長
「馬鹿な…他のアームズギアは別の場所に現れたヴィランの対処をしているのか!?
ありえん!計算上、時空間を抜けて現れるヴィランは一度につき一体だったろうに!
そもそも出現間隔自体も今までより短かったんだぞ!?」
何処かと通信していたのだろうか、ドラム缶が騎士の代わりに喚いている。
赤「…すまない、シャーロット…やはりマスターを持たない私では……」
七八やアキレスの声は届いているのだろうか?
騎士は立ち上がるも其れが精一杯といった様子だ。
身体はほぼ透明に近づき、長剣も立つ為の支えにしかなっていない。
ヴィランが騎士へと腕を突き出す。
何度か見ているので当然次に何が来るかは予想がつく。
黒い怪光線だ、物理的な干渉で如何こう出来ないのは既にご存知だろう!!
- 55 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 23:35:22.36 ID:iOqkA9cI0
- >>53-54
「……アキレェェェッッッーーーッッス!!」
問い掛けの返答は朧、既に彼女の意識は靄に包まれているのであろう
ならばこの場に置いて最も信頼のおける存在の名を叫びながら駆け抜け、騎士の剣を取り去る!
アキレスと直線上、ヴィランを挟むような位置取りへと機動し遠心力を付随させて思い切り投擲を行う!
- 56 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 23:38:39.10 ID:SDQqoQOb0
- >>54
「くそ・・・たれ!!」
斃せる相手は行き絶え絶えで ヴィランはほぼ無傷で
自分たちの援護はほぼ無意味で 万策尽きたか・・・?
「うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
走りだす 赤き騎士を救出せんと
赤き騎士を抱え上げ 狭きフィールドを逃げ回んとするだろう
- 57 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/12(木) 23:47:34.19 ID:HJDuY6NO0
- >>55>>56
放たれる黒の怪光線。
七八咄嗟の一撃が起死回生の一打となって衝突。
ヴィランへと至る事はなかったが光線をかき消し脅威を打ち破った!
そして剣に触れた七八と騎士を抱えたアキレスに妙な感覚が走る。
七八は一瞬、アキレスは未だにその妙な感覚が続いている。
何かが自身の奥底に触れたような、場合によっては不快であろうその感覚。
しかし今回に限っては温かさが勝る。自らの活力足りえるほどの何か、だ。
光線に弾かれ長剣が宙を舞う。
アキレスの腕の中で騎士が消滅する。
だが二人が得た妙な感覚が教えてくれる。
未だ終わっていない、寧ろ此処からだ。
さあ、その手に剣を!!
- 58 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/12(木) 23:54:36.15 ID:iOqkA9cI0
- >>56-57
「……いいのこれでっ……!?」
背中に羽が生まれたような錯覚に怖気、根本で忍びたる七八は己の体躯と技能のみを確信している
故に奇怪な介入には人以上に嫌悪が混じるのを否定は出来ない、だというのに!
「軽いっ……軽い軽い!!」
色を帯びた風となりて馳せ参じる、宙を舞う剣の元へと容易に辿り着く!
掲げられたまま、もしアキレスと共にあらば共に柄を強く握り……
「な、ん、か、も、う、……ちェッストォォォォ!!!」
両断すべく全霊での振り下ろし一斬!!
- 59 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/12(木) 23:57:59.17 ID:SDQqoQOb0
- >>57
消えた 赤き騎士は掻き消えるように消失し
代わりに自分の手の中には剣が
「・・・剣術なんてわかんないよぉ!!」
そう 覇気こそ出せても アキレスの剣術はありていに言って素人に毛が生えた程度である
「・・・よし!!」
アキレスは今しがた生えてきた剣を振りかぶり
「おぉぉぉぉっらぁ!!」
投擲することにした
//では宣言通りノシ
- 60 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/13(金) 00:16:09.52 ID:aQR634990
- >>58>>59
感覚に従い宙舞う長剣を手にしたのは七八。
手を伸ばし掴もうとする意志に呼応し長剣は当然のようにその手に収まる。
魂の繋がりとでも表せばいいのか、妙な感覚は長剣を手にすると一層強くなる。
そのまま振り下ろされた一撃は必要以上に後ろへ跳ねたヴィランには当たらない。
だが明らかに今までよりもヴィランの対応が顕著だ。
赤い騎士が振るっていた時よりも警戒心を露わにしている。
それもその筈、気が付けば七八の背に見慣れぬモノが浮遊している。
羽根、だろうか?
何時ぞやクルツが何処かの誰かに見繕った浮遊肩当にも似ている。
更には手足にも西洋鎧を彷彿とさせる装甲が出現する。
背中に羽が生まれたような錯覚は錯覚でなく確かな感覚だ。
身体が軽いのは当然だ、身体能力は明らかに向上している。
…さて、先程までは此方の動きを凌駕していただろうが今のこの状態なら如何だろう?
反撃の狼煙を上げる時だ!
//今日は此処まで、お疲れさま
- 61 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 22:44:25.65 ID:JVwI6VNq0
- >>60
必要以上も以下もない こいつはこちらの攻撃を『回避』したのだ
「・・・おk つまりここからは対等なお時間なんですねわかります」
にんまりと笑みを浮かべる
とりあえず剣は四五六が持っている
ナラバ自分は拳銃を手にヴィランに向けて発砲
これは実験的な意味合いもある 果たして攻撃手段は剣だけかのか?ということだ
- 62 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/14(土) 22:54:49.81 ID:udlarIng0
- >>60
「……うそやだ、ちょっとアキレス写真撮って写真!」
自身の姿を見て目を輝かせている七八、戦闘中!
ともあれヴィランが迫れば凛として立ち直り、剣を振るって斬撃一閃!
刀めいた所作ではあるが刃物は刃物、ズブの素人のそれとは違うであろう!
更に強化された身体能力も、その効果を遺憾なく発揮している!
- 63 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:05:50.64 ID:8xgKvYqD0
- >>61>>62
七八がアキレスの放った一撃と共にヴィランに迫る。
流石に弾丸のほうがヴィランへの到達は早いが、やはり弾かれる。
続けざまに七八の一閃。
この一撃、ヴィランが対応しきれず見事に決まる!
切っ先がヴィランへと確実にめり込む。
そのまま振り抜かんとすれば何かが引っかかる感覚。
しかしそれは直ぐにブツリと糸が切れたかのように抵抗を失った。
ヴィラン「っ!」
ベリベリと布でも引きちったような音と共に実際に破かれたのはヴィランの表皮!
黒い皮が引き千切られると蒸発するかのように表皮全てが消えていく!
ヴィラン「があっ!?」
黒い表皮を取り払われて露わになったその姿は金属製のスケルトン。
サイボーグかアンドロイドか知らないが、先ほどまでの脅威は俄然なくなっている!!
- 64 :四五六 七八【賽印流忍術】 :2018/07/14(土) 23:09:07.76 ID:udlarIng0
- >>61
>>63
「お?」
「おおぉっ!?なにこれキモっ!!」
「第二!?第二形態ってやつ!?」
突然の変化に七八驚愕!思わず距離を取る!
しかし怖気の低下を鋭敏に察知すれば再び接近を試みて剣を居合刀めいた振り抜きで斬撃を放つであろう!
「アキレス、今なら銃も効くんじゃない!?」
そして黒い何かが消え失せた事で、先までの絶対感の薄れたヴィラン
アキレスに問い掛ける様に叫び、返す刃を煌めかせた!
- 65 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 23:12:32.67 ID:JVwI6VNq0
- >>62
「ウェ? ちょ ベティ!!」
四五六から突然の要望に驚くも ポケットのスマートデバイスを応援中のベティに投擲
―――ギィ!!
がってんだーといわんばかりにデバイスをキャッチ
四五六に向けて50連射が炸裂します
>>63
はやりダメか 相変わらず援護にすらならない
だが四五六が剣を突きさし そこに現れた金属のスケルトン
「・・・はは〜ぁ」
なるほど ヤバイのは表皮だけか
だが相変わらず銃撃は効きそうにない 小口径のリボルバーと対人特価の散弾銃であるが故
ナラバとアキレス ヴィランに突撃を仕掛ける そして至近距離から足元にスライディング
両足で敵の足を挟み込み 足をひねることで相手のバランスを崩し転倒させる技
その名をカニばさみ あの黒い表皮が無ければ効きそうだが 果たして?
- 66 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:18:03.47 ID:8xgKvYqD0
- >>64>>65
アキレスのカニばさみがヴィランのバランスを崩す。
そこへ七八の振るう一撃だ。
当然ながらヴィランは七八の一撃を防ごうと金属製の両腕でもって防御姿勢をとるが
手にした剣は何の苦も無くヴィランを真っ二つに切り分けた。
バチィッ!と火花が散ってヴィランの目から光が消える。
圧倒的と思われた敵のあっけない幕引きである。
剣「いかん、離れるんだ!」
しかし勝利の余韻に浸る前に剣が物凄い剣幕で喋った。
霞の如く消え去った赤い女騎士の声である。
- 67 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 23:26:32.10 ID:JVwI6VNq0
- >>66
「YES!! どうだファッキンクソッタr」
勝利宣言 余裕ぶっこいてくれた罰だといわんばかりにスラングを重ねようとして
「おちょちょちょちょちょ!!?」
なんかすごい剣幕で剣に怒られたので慌ててスタコラ逃げるアキレス
・・・剣の剣幕(ボソッ
- 68 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/14(土) 23:27:04.27 ID:udlarIng0
- >>65-66
「後で送ってねー!」
バッチリ50枚全て違うポーズ!タツジン!
まぁそんなアホをやってからも、しっかりお仕事を成すのだ!
「……いえす、楽勝!」
「ちょーいいじゃんこの剣、貰っていいよね?」
「……ん?……あ、何、もしかしてそういう……?」
何となく察してヴィランの亡骸をチラリ
とりあえずこの場から全力離脱!なんなら転がっているドラム缶警備兵を救助しつつ!である!
- 69 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:32:09.68 ID:8xgKvYqD0
- >>67>>68
字面にしないと分かんないボケは本来ならNGである!
それはさて置いて察しの良い御両名はすでにお気づきだろう。
一体で暴虐の限りを尽くす悪役なんてのは基本最後は爆発四散するのだ!!
断末魔の代わりに周囲を巻き込む大爆発を起こしてヴィランは散った。
素早く行動した越境者らに被害はなく。
そして七八が助けようとしたドラム缶及び
気絶して全く役に立っていなかった越境者2名は既に爆発圏外に逃れていた。
ブリキ野郎「…」
そう何時の間にかこの戦いを見守っていたブリキのオートマタによって。
- 70 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/14(土) 23:39:52.22 ID:udlarIng0
- >>67
>>69
「……まぁさぁ、礼儀だとは思うけど傍迷惑だよねぇ……」
パッタパッタと翼を動かしながら七八
なんだかんだポーズを取ったりしている、多分気に入ったのでしょう
「……で、あなたはだぁれ?」
仲間を助けて貰ったのだから敵ではなさそうである
仮に敵……ヴィラン側だとすれば加勢に来てもおかしくはなかったはずだ
それでも一応の警戒を怠る事なく、剣を肩に担いで尋ねた
- 71 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/14(土) 23:40:44.09 ID:JVwI6VNq0
- >>69
「ひえ〜い!!」
爆裂資産するヴィランに頭を抱えながら逃げるアキレス
どうやら爆破の被害からは逃げられたようだ
音が収まったところで振り返って 被害の確認をしようとして
なんかブリキ野郎が生えたようですが
「・・・・・」
無論警戒度MAXである 何かあればすぐに脱兎できるようにしながら事の経緯を見守る
- 72 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/14(土) 23:53:25.54 ID:8xgKvYqD0
- >>70>>71
ブリキ野郎
「ご苦労様です、グラディウス。
そしてお迎えに上がりました、フォーリナー」
剣「ボスレーか!…ん?迎えに来た?」
バラバラとプロペラの音。
そして上から舞い降りてくる大型ヘリ。
ブリキ野郎改めボスレー
「お早く願います。直ぐにもWDSの方々が事後処理に訪れるでしょう」
剣改めグラディウス
「…確かにグズグズしていられないな。皆選んでくれ、我々と来るか来ないかを」
突然のお誘いである。
情報が酷く少ないこの状況。
質問ができたとしても1つか2つだろう。
さてさて、どうしたものか…
//といった形で今日は此処まで おつかれさまー
- 73 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/15(日) 00:04:45.88 ID:Rr9diLa40
- >>72
「・・・・・。」
どうしよう 何も言わないが その表情はまさにそう物語っていた
何かを聞こうと思ったが 何を聞いていいやら分からなかった
そんなこんなでやっと振り絞った言葉 それは
「そもそもグラディウスってラテン語で『剣』って意味だから 改めもなにも変わってないんじゃないかな?」
余計なツッコミであった
―――ギィ!!
ちなベティちゃんはスマートデバイスを使って今しがた激写した四五六の勇姿を四五六のデバイスに転送していた
- 74 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/15(日) 00:16:30.31 ID:2sOey9GR0
- >>72-73
「……ま、行った方が正解じゃない?」
少なくともまたあのヴィランに襲われてしまえば勝ち目はないのだから
ならば取り敢えずでも、生き残れる確率のありそうな方に着くのは七八の基本スタイルであった
「お、来た来た……ありがとベティ、めっちゃ器用だねー」
さてはて、ともあれスマホに転送されてくる写真にご満悦なのでしたとさ……
//遅れました、ありがとうございました!
- 75 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/15(日) 22:11:46.86 ID:Vs16lzMWo
- 【前回までのあらすじ…という名のシチュ構築】
カノッサ・テクノロジー社からのランナー(傭兵)依頼を受諾した越境者達。
対象となるのはカノッサ機関の別支部。要するに何時もの内ゲバであり、
さほど珍しくも無い内容の依頼であった――そのはずだったのだが――
−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−
−−−−−−−
【越境者達の降下より戦闘開始→周辺掃討完了後】
「デスデスデース!βの姉妹をオタスケのため、女子力満載スーパー最高なα-12がわざわざご登場デスよー!」
ユニット構築型の簡易基地にて、抵抗戦を行っていたクローントルーパーβユニット(先行偵察型)の皆々へ、
トンチキ極まる台詞と共に救援をアッピルするα-12。
「相も変わらずアホですね」「頭が痛い」「手ごろな空き缶持ってきました」
【次の瞬間には歓呼の声と共に空き缶やらスナックの袋などが次々に投擲される!ニンキモノ!】
【全員対象:越境者達も巻き込まれて、空き缶やら何やらを罵声と共にぽいっちょぽいっちょだ!!】
「デスデス!なんて助けがいの無い連中デスか!!」
α-12のプンスコは度外視して、戦闘終了後の経緯について解説しよう。
降下した越境者とαユニットの強襲によりβユニットを包囲していた敵の排除に成功。しかし――
【敵は当初、カノッサの別支部の――、一般兵とアラズァヘッドの混成部隊であると見込まれていた。が、】
実際に出くわした相手は、形状こそ人間に近しいが、第三の腕、
異様な色の血液、言葉による意思疎通の痕跡も無く、奇妙に連携が取れすぎている軍隊…否、群体めいた動きという、
不可解なまでの得体の知れなさに満ちていた。
【強すぎるわけでは無いが、とかく異様なのだ。この手のケースはロクでもない厄ネタに発展する危険性が高い】
【判定(戦場経験/not戦闘経験)…戦場に身を置いた経験が豊富なほど、説明不能な不穏な気配を感じてしまうだろう】
- 76 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫>500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/15(日) 22:21:22.99 ID:Rr9diLa40
- >>75
ちな鈴虫ちゃんはα-12を盾にしてβシリーズの猛攻をしのいでいた
なお鈴虫ちゃんは自分のゲ○塗れである
そんなトンチキな空間において 眉間の皺を深く刻みながら思考にふける男アリ
タェンティースのおかげでエチケット袋が間に合ったロイ・ゴールドマンである
ロイ「クソッ・・・嫌な予感しかしやがらねぇ 嫌な予感で終わってほしいなぁ 終わってくれねぇだろうなぁ・・・」
【判定はロイ・鈴虫ともに成功:ロイは兵士として 鈴虫は荒事専用エージェントとして戦場の経験は豊富だった】
ロイ「まるで意思疎通もなく連携する連中 変異したとしか思えねぇ造詣に血液 そして魔力の気配と幻想でない症例」
ロイ「昆虫めいた・・・というよりは 操り人形めいている・・・が 情報がなさ過ぎて断定できん・・・」
ちな鈴虫ちゃんはα-12を盾にしてβシリーズの猛攻をしのいでいた
- 77 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/15(日) 22:23:00.49 ID:Dj078Uk00
- >>75
「お前日ごろ何やってんだよマジで、
普段嫌われてたって救助に来たら流石に感謝されるもんだろ」
スカーンッ!と空き缶が額に直撃。
「づっ!?……よしコラ今空き缶投げた奴、特別に俺が救援してやるよおおおおおおおっ!!」
お嬢様と別れてからあまり自制する気がないのか喧嘩っ早さが目に付く壮年の元執事であった。
「にしてもなんだな?聞いてた話と違う部分が結構あるような気がするんだが…
まあドンパチ込みの任務なんてそういうもんか?」
あまり不穏な気配を察していなさそうなのが一人呟く。
- 78 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/15(日) 22:31:04.61 ID:ztH+Pjm60
- >>75
「……、」
半人は遠く離れた血族の姉妹たちとの邂逅を喜びながらも、しかし敵の異質さに怖気を感じていた
丁度空きカンが乗っかった頭を振って様々を振り切る
「……わたしは……少し、ここの防衛に当たります」
要するにスローな参加なので、取り敢えずこれだけお邪魔しますなのであった!
- 79 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/15(日) 22:51:10.39 ID:Vs16lzMWo
- >>76
「ミートシールドとはいい度胸デス!しかし盾になる役割はチェンジデス!」
鈴虫とα-12の醜くもアホな争いが勃発。
どっちも互いを盾にしようとします。何たる不毛か!!
>>77
「実に恩シラーズな連中デス!ふぁっきんむーぶ!」
しかして、よく見ればプンスコするα-12は何処と無くほっとした様子で、
んでもって、救援された側も様式美めいた空気がある。ようするにそういう事らしい。
−−−−−−−−−−−−−−−
【全員対象】
カノッサ簡易ベース内を案内される越境者達。
流石に天下のカノッサ機関均整らしく、一通りに施設が揃っている。
【衛星軌道上より拠点ごと兵員を降下させる。出身世界如何ではそのスケールに現実味が持てないかもしれない】
【そして、傭兵(ランナー)と鈴虫を除く全員がクローンユニット。皆が皆、同じ顔という環境は中々に特異なモノだ】
「状況の説明です。今回の戦闘はカノッサ機関支部同士の資源/技術獲得紛争にカテゴライズ。
所謂、統制・制御された戦争行為の範疇で行われる戦いのはずでした。
互いに現地の有力な勢力に深く入り込み、あとはどちらが支配権を確立するか?という段階です」
β-69は基地内を案内しながら、中空にホロディスプレイを投影させて状況の再確認・説明を行う。
「今から112時間前、戦闘行為を行っていた戦闘社員より突如通信が途絶。先行偵察のため、我々βユニットが投入されました」
そこで、まず明らかになったのが、惑星全域に渡ってあらゆる通信を阻害する何らかのジャミングが張られていたこと。
そして、調査を進めているうちに、異形と化した敵性存在との戦闘に突入した。
「結論から言えば、我々が戦闘を行っていたのは、元々のターゲットだったカノッサの別支部の連中でした。しかし――」
説明と共に別のホロディスプレイが投影。さらに、手術室…否、解剖室らしき部屋を窓越しに確認することになる。
手術台に乗せられているのは回収された敵性存在の遺体だ。
「遺伝子レベルで改変…否、汚染されていました。幾つかの未知の器官も検出されています。
解析の結果、どうもテレパスめいた意思疎通手段も持っているらしく、有機的な連携…群体めいた行動の理由となります」
言葉から…どうやら人間のようである。最も、元人間というべきか、あるには人間に擬態した何かと化しているというべきか。
「救援に来ていただいて感謝しています。生体兵器運用部門の英断に感謝を。
現状、我々は孤立した状態にあるということをご理解ください」
ドロップポッドによる降下…すなわち行って来いは簡単なれど、そこからの離脱もそうかといえば全くの別問題となる。
そして、現状、衛星軌道上のスペースシップと連絡が取れない。正確な情報のやり取りが出来ない孤立した状態となっている。
「何か質問は?」
先行偵察専門のクローンユニットだ。質問すれば何らかのアクションが返ってくるだろう。
【現状…カノッサ支部との戦いが妙な方向にねじれはじめている】
【敵存在…元・カノッサ支部の兵士。何か別のモノに成り果てている】
【環境…この惑星自体はさして価値はない。あるには技術者と伝えられてきたテクノロジーだ。惑星の現状は…どこか説明しづらそうだ】
- 80 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/15(日) 23:05:52.98 ID:Dj078Uk00
- >>79
「…あーくそ、なんつーか爺さんたちを思い出すなこりゃ」
似たやり取りなら胡散臭い老執事やハイライトのうっすい新人との経験がある。
早くもホームシックだろうかこいつは!
「あー…」
イマイチ理解し辛そうな顔で壮年が手を挙げる。
「支配権を確立すんのが勝利条件なのは何となく分かったんだが…
素人目に見ると敵さんがカノッサ機関支部の体裁を保ってるように見えねんだけど。
それを前提に機関同士の統制・制御された戦争行為の範疇外になってたら如何する?
下手すりゃ一方の全滅をもっての戦争終結っつー一番やべぇやつにならねえか?」
- 81 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫>500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/15(日) 23:08:38.57 ID:Rr9diLa40
- >>79
鈴虫とα-12 互いにバックを取ろうとその場をグルグル回る その間に当たるアキカンやらスナックやら
〜それからどうした〜
ロイ「けったくそわりぃ・・・」
手術室から人間の成れの果てを覗く
ロイ「バケモノ間はテレパスか…さて」
ロイ「この任務の最終目的は原因の究明か それともこの星からの脱出か それをはっきりさせろ」
いつもの物資は持ち込めているが それでも原因の究明が目的なら心許ない
元より準備万端で会ったことなどないが それでもスタンスははっきりさせておきたい
ロイ「それと現地住人は? 変異したのか そして敵対したのかを知らせ」
鈴虫「よぉ この弄られた阿呆は元カノッサのエージェントなんだろ?
つまりは能力者だっていたはずだ そいつらはこんな体になってまで能力が使えたのか?」
鈴虫「奴らの分布はどうなってる どこに行けば楽しそうだ?」
鈴虫はただ戦いに関することを聞いてきた
- 82 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/15(日) 23:38:00.26 ID:Vs16lzMWo
- >>80
「実際、体裁を保っていません。そう判断しました」
ウォルターの質問にさらに複数のホロディスプレイが表示されるが、
その殆どが、眉根をしかめるシロモノといわざるを得ないだろう。
「遺伝子汚染を受け、人間に近しい別種の生き物と化した連中は既に支部を掌握していた模様です。
汚染経路はこの惑星の原住民…どうやら得意なカルト宗教集団を形成していたようですが、
もはや、思想・生態的にカノッサの支部としては認定できないですね。無論、統制された戦闘を既に逸脱しています」
ウォルターの懸念は概ね正鵠であると語られる。もっとも、正解しても嬉しくもない内容であるが。
そして、もう一つ、一方の全滅を以って戦争終結という懸念については、捕捉を得られた。
「互いが最後まで潰しあう状況にはなりえません。遺伝子汚染は既に惑星に深く根を張っていました
そう、ディスプレイに表示されるのは、首をもがれて晒されている惑星総督とそのファミリーの遺体。
居住区の多くが虐殺の憂き目にあっており、住人を護るべき兵の多くは、汚染者達に取って代わっている。
なるほど一方の全滅を以って終結するという場合は一択、すなわち、こちらが全滅した場合の強制終結のみであろう。
「48時間で惑星人口の約30%が消失しています」
>>81
「原因の究明という段階は超えていると判断します。目的は技術者・住人の救助と惑星からの脱出となるでしょう」
つまり、βユニットは既に惑星の放棄にまで自体は悪化していると判断している。
そして、当初の目的であるテクノロジーの回収は人命の救助と含めて行われると。
「現地住人は大半は変異していない一般人です。しかし、軍隊などの暴力機構は既に乗っ取られ、
行政機関はほぼ麻痺しました。――助けられるのはおそらく極一部のみとなるでしょう」
ロイには理解せざるを得ないだろう。状況が既に詰んでいる。既に社会システムは崩壊した。
膨大な従軍経験がそれを裏付けている。これは勝算の無い戦い≠セ。
だからこそ、越境者の役割は重大だった。完全なる絶滅か、可能な限り救い得る手を引っ張り上げられるか。
「敵対能力者は能力を維持…一部拡張されています、優れた能力者ほど人間の原型を留めていない有様ですが。
アラズァヘッドのクローンユニットとは一度も遭遇していませんので、現状不明です」
そして、鈴虫の質問にも答えるβ-69。そして、さらに状況が切迫していることを示す。
−−−−−−−−−
【全員対象】
「こちらを――」
新たなホロディスプレイの投影。それはデータである。
専門的なことを省くと、遺伝子汚染者達が用いるテレパスであるが。
群体としての強力な思念が外宇宙に向けて放たれていることを示唆している。
「何かを招いています。思念波の密度からの推測ですが、到着は7日後。
規模はおそらく数千万から億を越えるだろう何かです。なお、この惑星内だからこそ観測が可能でした。
スペースシップからは観測できない…知る手段はないでしょう」
【ゲームオーバーまでのタイムリミットであると示唆】
【そして、迫る危機的状況を外部に知らせる手段が無い。支援はスペースシップの自己判断という不確実に拠るところが大きい】
- 83 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/15(日) 23:47:03.04 ID:Dj078Uk00
- >>82
「もう惑星爆破しても可笑しくないレベルの案件になってねえ、これ?」
変異した何かが外宇宙から招き入れる正体不明の大軍勢。
撃退するには規格外サイズのスーパーロボットが必要だろう、と壮年は思った。
「とりあえず脱出手段を確保しつつ生き残りの確保に動くって事になるのか?
正直戦闘なんざやるだけ無駄って告知されてるよな、この状況」
- 84 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫>500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/15(日) 23:56:04.74 ID:Rr9diLa40
- >>82
鈴虫「いいねぇ 実に面白そうじゃねぇか」
にんまりと破顔する鈴虫 退屈しなさそうな戦場にご満悦である
ロイ「おk ろくでもないことはよくわかった 要救助者はこれから助けに行くのか?
それともここにいるのか? ったく タフな依頼になりそうだ」
ぐったりと答えるのはロイであった
ロイ「さぁ足掻くとしよう もうクルトのようなヤツを作るのは御免だ 助けられそうな輩は須らく助けないとな」
- 85 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/16(月) 00:13:04.70 ID:phDr8qwMo
- >>83
「そのとおり。実際、大規模な戦闘はやるだけ無駄でしょう。
局地的な戦闘を幾つか重ねて速やかに脱出。そのためのクローントルーパーです」
元々、小規模な局地戦の複合状況を得意とするのがα-12をはじめとしたαクローンユニットだ。
そして、越境者もまた、個々人の能力に秀でているためにそういった状況を得手とする。
つまるところ、適材適所は既に為されているというわけだ。未来そのものは暗雲が立ち込めたままにせよ、であろうが。
「最終目標はむろん、惑星からの脱出ですが、その前に幾つかやるべきことがあります」
>>84
「普段が給与ドロなのですがら、ここで精々働きまくってください」
やっぱし、鈴虫には塩対応。戦闘エージェントとしては有能であると理解しているが、
普段の大股開きでぐーすかなアレはおにゃのこ中心なクローントルーパーには大不評なのだ!
「要救助者の救助はこれから3時間後に作戦開始。あと。幾つか問題がありますが――」
−−−−−−−
【全員対象】
「今回の作戦は3段階に分けられます。1、現地住人の救出。これは三時間後に行動開始です」
これはわかりやすい内容である。カノテクとしても当初のテクノロジー確保のためには、
それを継承する技術者の救助は必須案件。そして、救助活動を行うことはその自発的協力を得るためにも大きな要素だ。
「2、現地ゲートの破壊です。汚染者の中に数人の越境者が確認されています。
相手はまだ、その重要性に気づいていませんが…世界座標のスクリーミングが為された場合、
最悪のケースとしては別の世界に敵戦力が浸透しかねない状況が発生します」
コレはまさしく最悪のケースだろう。想像するといい。
故郷世界やスクラップヤードに前触れもなく数万数億の悪意ある遺伝子汚染とそれを為す存在が浸透。
それは悪夢以外の何物でもあるまい。そういった可能性がある以上、天運に委ねるより、可能性の芽を絶つ必要がある。
「3、宇宙港の確保。シャトルなりを使うにせよ、スペースシップが救助艇を降下させるにせよ、
現地民を伴った脱出作戦となる以上、これは必須案件となります。これが今回の流れです」
ここでちらりと、β-69はα-12と鈴虫を見やった。「デス?」と当人は首を傾げるのみであったが。
【トンチキであるが、紛れも無く最高のクローンユニットと、バロウズの懐刀、そして越境者の援軍。
不可能性の戦った作戦に希望が持てる最高の戦力が投入されたのだ。基地内の士気は当人達が自覚する以上に実は高まっている】
「困難な任務となりますが…円環蛇の加護あらんことを」
寄せられる期待は大きい。そして為さねば屍をさらすのみとなる。
エターナルチャンピオン(永遠の戦士)たる越境者らしい修羅場が形勢されたのだ。
- 86 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫>500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/16(月) 00:23:14.48 ID:bUGca5r10
- >>85
鈴虫「それでどこに言ったら化け物の殺し間n」
それからどうした
鈴虫「―――! ―――!」
とりあえず時間まで簀巻き&猿轡をさせておかれた鈴虫をよそに話を詰めるロイ
ロイ「現地の様子と地図を可能な限り用意しろ あとは柔軟に対処して救助者を搬送する」
ロイ「どうにも幻想臭くないが やっていることは黄昏の眷属みたいなもんだ モノホンだったら俺の知っているッ兆候があってもいいんだが…
分からないんじゃしょうがない 注意するほかないか よしやるか!!」
自らの頬を張り気合を入れ 最初の任務に赴くロイであった
- 87 :ウォルター ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/16(月) 00:29:40.83 ID:htQYco/U0
- >>85
「あー…ゲートの破壊か、失念してたな。
ただ俺はここの部分はやれそうならやる位の重要度でいいと思うんだが」
爆発的速度で広がる悪意の侵攻。
確かに義憤にかられ、これを阻止するために動くことは正義だ。
しかし一組織で対処しきれる事案でないのは不確定ながらも
既に凄まじい規模と推測されている敵集団の数からみて明らかだ。
「穿った見方をすりゃ遅いか早いかだ、この手の存在の侵攻は。
だから全体の流れを遮る程の事じゃねえと意見させてもらうぞ。
遅いに越したことはないってのは真っ当な話だろうけどよ」
全体的に見てこの集団の士気は高い。
おそらく三つの作戦どれをとっても全力で事に当たるだろう。
壮年はそれが不安になる。
「…長丁場だ、何処までベストを保ってられるんだろうな」
- 88 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/16(月) 00:35:41.02 ID:phDr8qwMo
- >>86
「遺伝子プールの汚染はあくまで魔力由来ではなく生物学的なモノです。
混在こそしていますが、アナタの知識の範疇外でしょう」
しかし、訪れる破滅には大差はあるまい。やるしかないのだ。
>>87
「…眠くなくなってハイになるオクスリなら支給可能です」
これで壮年のおさーんもご安心だNE!!
−−−−−−
【全員対象】
「デースデスデス。万事、α-12と愉快な仲間たちにオマカセデス!」
ひっじょーに気の抜けるテンションはα-12は実にα-12である。
こうして、危険きわまる作戦は開始されるのだった。
//おちまい。
- 89 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 21:53:05.10 ID:QNGQH1AiO
-
――これまでのあらすじ
君たちはまたまた面倒な事件に巻き込まれ、ソレを解決した。
事件というのは、猛毒の湧き出る泉と、その泉を神体として崇めるカルト団体が毒を以て町一つを神への贄としようとしていたというものである。
運がいいのか悪いのか、それを事前に察知した君たちはこのカルト団体と猛毒の泉を粉砕してやったのだが――。(詳しくはごそーぞーにお任せだ)
何かそれがきっかけとなってしまったのだろうか?
君たちはある晩、いつも通り眠りについたはずだが――ふと、目が覚めれば――。
――見しらぬ、見知らぬ空間にいたのだ。君たちは着ていた衣服ではなく、白っぽい襤褸切れを纏っている。
持ち物は……
【幸運判定(中):運がよければ、寝るときにも持っているようなものだけは手にしているとわかる】
奇妙な空間に飛ばされたことについて動揺せず、あるいは落ち着いてからあたりを見渡せば、ひとまず周囲のことはわかるかもしれない。
とりあえず、寝起きでわかることは、ここが知らない、白く狭い部屋であること、自分は白っぽい襤褸切れを着ていることぐらいだろうか。
- 90 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [age]:2018/07/18(水) 21:57:48.36 ID:tGv8hbxm0
- >>89
「……ボロボロっす、なんっすかこれ……」
ユノは眉間にしわを寄せて唸っていた
マントに包まって寝ていた為、幸運な事にこれは持ち込めたようだ
「越境にしては不思議っすね……」
「うむむっ……」
取り敢えず部屋の中からの脱出を試みているのか、扉なり窓なりを探している様子
- 91 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 22:04:21.11 ID:sTsiAPso0
- >>89
凹凸が少なく厚みもない色彩の乏しい隠密性に優れたボディ(本人談)を
白っぽい襤褸切れで包んだ大分背の低いアルビノ娘が目を開ける。
「成程…布教の時間ですねっ!」
ここ最近、装備を奪われ、脚を奪われ、当社比70%の戦力ダウンを経ている鋳造少女。
メンタルは相変わらずヤベーまんまである!
「さあ、何処の誰がFMMの教えを待っているのですか!」
- 92 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 22:12:36.98 ID:QNGQH1AiO
- >>90-91
ひとまず落ち着いてまず、この部屋について、二人が見渡す範囲でわかることは……。
・この部屋に窓がない。明かりは、天井からぶら下がる、心もとない、古臭い裸電球のみ。
・部屋は正方形をしており、四つの扉がそれぞれの方角にある。
・この部屋の中央にはプラスチック製らしいテーブルと長椅子があり、テーブルの上にマグカップと砂時計が置かれている。
・マグカップの中には、無臭の赤い液体がなみなみと注がれている。
・砂時計は大きく、砂は落ち始めたばかりだ。何分計なのかは、【知識】があれば推測できそうだ。
というところだろうか。より詳しく知りたい場合は知りたい箇所をよく調べてみるといいだろう。
そしてマキナの不幸は、現状、話が通じそうな生命体がユノのみであるということか。
- 93 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 22:16:53.79 ID:sTsiAPso0
- >>92
「……よし、何処か別の部屋に行きましょう、きっとそこで布教が出来るに相違ない!」
周囲を見回し、とりあえず適当な扉の前へと移動する。
方角?特に気にしてないから適当に処理していただく!
「お邪魔します、布教のお時間です!」
ノックしてからの扉勢いよく開放!
- 94 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/07/18(水) 22:25:08.50 ID:tGv8hbxm0
- >>92-93
「ふぅむ……?」
何やら面妖な様子の部屋だと唸る
砂時計は大した知識もなく、ただしかし10秒ほど見つめて動いた全体量から漠然と大体何分くらいかなとの予測くらいは立つだろう
赤液体も気にしてみたいところだが、
「あ、そっち行きますっすか?」
「じゃ、私はこっち」
マキナが動けばカップは後回し、正反対の扉の前に立ってコンコンとノック
んでもってノブに手を回しフツーに開こうとするだろう
- 95 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 22:32:52.15 ID:QNGQH1AiO
- >>93
ではマキナは西側の部屋に入っていく。
残念ながらヒトは存在しない。ここも、特徴の薄い正方形の部屋のようだが、明かりは電球ではなく、机の上に置かれたキャンドルのようだ。
四隅に本棚が置かれている。何か調べることができそうではあるが……。
何もわかってない現状で役に立ちそうな資料を発見するのは運が絡むだろう。
【幸運(強):『紅毒の夢について』という本があるようだ】
>>94
ではユノは東側にあるドアのノブをひねる……と、鍵がかかっているとわかる。
力づくで壊すか、ピッキングする必要がある。
このまま東側の部屋に強引に入るか、元の部屋をよく調べるか、違う部屋に入るか、がユノが今とれる行為だろう。
- 96 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/07/18(水) 22:35:47.42 ID:tGv8hbxm0
- >>95
「……うーん?」
周囲を探り鍵を探した、彼女にピッキングなどの技能はない
なんならブチ破る手もあるのだが、他にふたつも選択肢がある以上他の扉を試してみましょう
東扉から右の、南扉に向かってレッツトライ!
無理なら最後の扉に行って開きます、それでもダメなら力技!なのである
- 97 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 22:36:48.85 ID:sTsiAPso0
- >>95
「本しかない!」
マキナが求めているのは布教相手である。
本に用はないとUターンして次に部屋に向かう。
残っているのは北と南。
とりあえず何も考えず北の扉をノックしてドーン!である。
- 98 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 22:49:25.75 ID:QNGQH1AiO
- >>96
南側の部屋へと続く扉は開いているようだ。
中へ入ると、何か荒い呼吸音の何かが存在するとわかる。
――それは翼の生えた大蛇であり、赤い舌をちろりと覗かせている。
大蛇はとぐろを巻いて部屋の半分以上を占拠しており、ギロリとユノを睨みつけている。
【任意の精神ダメージ。この翼の生えた大蛇は、人に本能的な恐怖を抱かせる】
この部屋には大蛇以外にも何かがあるように見えるが、大蛇が邪魔でよく見えない。
確認したければ、この大蛇をどうにかする必要があるが……。
【遅まきながら、先ほど調べた砂時計はおおよそ一時間ほどの時間をはかれるもののようだ。現在、気が付いてから10分ぐらいたっている】
>>97
北の部屋にも生き物はいない。
どうやら一般的な厨房であるようで、この部屋だけは天井に蛍光灯があり、それで照らされていてとても明るい。
厨房にある一般的なものは一通りあり、ガスコンロの上には大きな鍋がある。
これ以上のことは、布教相手以外のことも気に掛ける必要があるゾ。
- 99 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 22:57:12.27 ID:sTsiAPso0
- >>98
「…ふーむ?」
何だろねコノ用意しました感ありありの部屋の数々、と首をかしげる。
「開いていないのは東の扉…
鍵を探すにしても砂時計を設置しているところを見ると時間制限が存在するんでしょう。
よし、壊しましょうか!!」
またも踵を返し迷いなく東の扉へ、そしてテレフォンパンチを繰り出す。
現状で人造少女が出来るのは比類なき怪力と頑健を使った行動しかない。
- 100 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/07/18(水) 23:01:14.38 ID:tGv8hbxm0
- >>98-99
「……あ、こっち蛇がいますっすよ」
マキナへ告げる最中も視線を離す事は皆無
精神への攻撃は任意程度であれば無効化となるであろう
彼女の持つ『無邪気の邪気』のスキルは多くの精神攻撃に対する耐性を意味している真っ直ぐに歪んだ精神の在り様を示しているのだ
「お話は通じますっすかね?こんにちはーっす」
警戒を強めたまま取り敢えずご挨拶、なんなら排除も視野に入れてはいる
- 101 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 23:08:25.59 ID:QNGQH1AiO
- >>99
東の扉を破壊すると、おめでとう、ようやくユノ以外のヒトを発見する。
それは痩せた銀髪の少女であり、手には小さな拳銃をもっている。
そして、彼女の着ている白い襤褸は、血に塗れている。
彼女の足元には首のない、男性らしき死体が転がっている。その手には何かを握っている。
「……」
血に濡れた少女は入ってきたマキナを見上げているが、口を開く様子はない。
>>100
翼の生えた大蛇は返事を返すことはない。言語を解す類ではなさそうだ。
あるいは理解して無視しているのか、さもなければ蛇語なら会話できるのかもしれない。
近づかなければ暴れる様子はないが、蛇は無言の圧で『近づくな』とにらんでいるように見えるだろう。
- 102 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 23:15:42.41 ID:sTsiAPso0
- >>100
「蛇?…話が通じるようでしたら後で布教をさせていただきますよ!」
ちらとそちらを見るバーサーカー宣教師。
まだどんな蛇か見てもいないけど、
見ても精神構造が常軌を逸しているコレに如何ほどの問題があるかは不明。
「南の部屋はペット部屋か…」
>>101
「…」
マキナは一瞬息をのむと
「よっし!やっと布教が出来るっ!!」
ガッツポーズである。
「…やーやーこんにちは!こんばんはかもしれませんが!
もしかしてそのヒトやっちまいました?
後悔しているなら悔い改めて我が神に祈りませんか!!」
満面の笑みで勧誘を始める。
「ん?でも拳銃でヒトの頭は吹っ飛ばないかー…
失礼!濡れ衣でしたね!それはそれとして入信はいかがでしょう?」
- 103 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/07/18(水) 23:16:17.20 ID:tGv8hbxm0
- >>101
「……何かありそうっすけど……」
「うーん、退いてくれませんっすかね……!」
その身にラスボス的存在としての覇気を纏い、威圧風として吹き付けさせる!『威風』のスキル!
これで退く、大人しくなる様ならばそれで
もし通じる事がない様ならば色を帯びた疾風となり踏み込み、大蛇の顎目掛けて振り子アッパーを放たんとするであろう
- 104 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 23:25:14.36 ID:QNGQH1AiO
- >>102
少女は『何言ってんだこいつ』とでも言いたげな様子で半歩後ずさる。
それから、喉と口を押さえる仕草を見せた。どうやら口は聞けないようだ。
少女はマキナを見上げているばかりで、目立った自発的行動はしない。
幸い、言葉自体は理解しているようだが……。
>>103
威圧を受けた蛇は一瞬たじろいだように見えたが、お返しとばかりに大口を開けて威嚇する。
その低く響くうなり声はある種の邪悪な神性すら感じさせるものだ。
ユノは何か、邪なる上位存在に繋がってしまう悪寒のようなものを感じるかもしれない。
- 105 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 23:33:48.85 ID:sTsiAPso0
- >>104
「んー…ダメですか!仕方ありませんね!入信したくなったら何時でも言ってくださいね!
あっ、喋れない?大丈夫ですよ!今の世の中、手話とか携帯端末で意思疎通できますからね!
…今持ってないですけどね!!」
そう言えば所持品一式無くなってるなあと今更気が付く。
「まあとりあえず此処からとっとと抜け出しましょう。付いてきます?歓迎しますよ!
因みに此方に倒れている男性はお知り合い?」
何か持ってるなあ、と男の手の中のものを確認しようと。
- 106 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント :2018/07/18(水) 23:40:14.31 ID:tGv8hbxm0
- >>104
「……ラスボス、」
開かれる大口、既にユノの輪郭はボヤけそれは残影である
「打開頂門ッッッ!!」
指を編み込んで組みフルスイング振り子アッパー!頂点でほどき振り下ろしの強掌底撃!
いくつものプロセスが重なり合ってひとつの技として完成せし、これぞラスボスアーツのひとつ!
上位種?その手の存在へは全くの無敬だから仕方ないのだ!
- 107 :『毒を以て善を証す』 ◆9vmr0jXsek [sage]:2018/07/18(水) 23:46:19.88 ID:QNGQH1AiO
- >>105
ついてくるか、という発言には小さくうなずく。
男は知り合いか? という質問には首を横に振った。
男の持っているメモには
それは 名前もない 貴方の 下僕です。
言われたことは 嫌でも 絶対に 従います。
無口だけど 人懐っこい 良い子なので 可愛がって あげてください
――とある。
>>106
鋭いアッパーにより、大蛇は翼を揺らしつつ、苦悶に吼えた。
確かな感触がユノに伝わり――大蛇はやがて動かなくなった。
大蛇の邪魔を受けずに部屋を探すと、目立つ位置に、象の頭をしたヒトガタの彫像を見つけるだろう。
それを文鎮のようにして、メモが挟まれている。内容は――
中天に上る儚い太陽
黒染めの夢の知識
干すべき毒はそこにある
――とある。
- 108 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/18(水) 23:50:56.67 ID:sTsiAPso0
- >>107
「…おかしいな、そうしたら入信は断られないのでは……?
いや、自由意思で決めろと言っているようなものだから拒否された?
………よし、深く考えるのはやめよう!とりあえず次はどこに行けばいいのかなーっと!!」
部屋は全て把握した。
バトルの感じも察したし、ユノと合流するのが良いだろうと動く。
「朗報です!可愛い妹分ができましたよ!」
悲報、バーサーカー宣教師、脱出に関する情報未だゼロ。
- 109 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント :2018/07/18(水) 23:54:21.57 ID:tGv8hbxm0
- >>107
「ふんすっ!」
ドヤ顔!乱暴!暴力主義者!
一応ラスボス見習い、つまり根本が悪者サイドだから仕方ないね
「ん?……うむむ?」
メモや文鎮を見比べて唸り、マキナに確認
「これって何が書いてあるか分かりますっすか?」
「暗号みたいなんっすけどー……」
ついでに、何かありました?と彼女に探索の成果を確認しつつ合流を目指す
多分その場所は儚き太陽の揺れる、目覚めた部屋であろう
ふと暗がりの本の部屋に視線をやった、今のところ特に理解はしていないようだが
- 110 :マキナ ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/19(木) 00:05:49.00 ID:yTypHJhl0
- >>109
「…あーはん?」
バーサーカー宣教師がユノから伝えられたメモをじーと見つめる。
「『中天に上る儚い太陽』
…これは中心の部屋の天井からぶら下がる心もとない古臭い裸電球の事でしょうねえ。
『黒染めの夢の知識』
…が具体的に何なのかは分かりませんが、
知識と銘打っているので本じゃないでしょうか、用意された部屋からして。
『干すべき毒はそこにある』
…とあるように豆電球と本に毒があるようですねえ?
干すべき、と強く書かれているからして毒が脱出への鍵なんじゃあないですか?
でも『干す』ってなんでしょうね、この場合?まさか天日干しの事ではないでしょうし」
- 111 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント [saga]:2018/07/19(木) 00:15:23.78 ID:sRu2F4kR0
- >>107-108
>>110
「……ありゃ、これまた可愛いっすね……お名前はなんていうんっすか?」
無口な少女に対して、屈み込み笑顔で尋ねた。多分返事はないでしょう
「あー……」
「ふむふむ、そういう事っすかぁ」
「……干す?もしかして飲み干す?えー……毒を飲むって事っすかねもしかしてー……」
多分大概の毒に対して致死に至らぬ程の体質ではあるが、だからといって喜んで飲むかと言われれば別だ
マキナの推察に頷きながら、取り敢えずマグカップを見やるのでありましたとさ……
//ありがとうなのでしたっ、また宜しくなのですよっ!
- 112 :四五六 七八【賽印流忍術】 [age]:2018/07/20(金) 22:49:59.20 ID:6J4uowuG0
- 狭間のスクラップヤード
越境世界の片隅のここにも四季は巡る、今年も夏がやって来る
「……あッッッつい!」
そしてそれは、一部の越境者達のその言葉から始まった!
「はいはーい、その辺にそれは積み上げてー……」
「……この辺がシャワーになるじゃない?こっちはちっちゃい子達のでー……」
ユノやら半人やら、力仕事の得意な連中数人と何やら大掛かりな作業を行う七八
普段はこの手の仕事の時は我先に逃げ出し美味しいところだけを満喫する彼女にしては珍しいことだ
- 113 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/20(金) 22:54:40.61 ID:j5qHsf1V0
- >>112
アキレス「ホーム スイート ホーム なんつって」
ロイ「何かやってるのか?」
―――ギィ!!
ゲートが開き 現れたのはロイとアキレスご両人
さて なにやら炎天下の中で何か作業をしている様子
ロイ「何をやるんだ? 手伝うぞ」
アキレス「俺はクーラーのある部屋でやすんでようかなぁ…なんつって」
―――ギィ!!
手伝いを申し出るロイと べティによって強制参加させられるアキレス
はたして一体何をやっているのでしょう
ギガース「・・・。」
ちなギガース君も初期から手伝わされていた
- 114 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/20(金) 23:04:21.81 ID:6J4uowuG0
- >>113
「えっほ、えっほ……」
「……あ、おっちゃーん、アキレスベティ!」
ちょうどよかった、と何やら手書きの設計図を見せ付けられるであろう!
『スクラップヤード・プール計画』
どうやらプールを建造しようとしているらしい、ほぼ人力で
「いやー、手を付けたはいいもののなっかなか終わりそうになくってさー」
参った参ったと苦笑、汗だくである
「一応ほら、流れ着いた資材でモノはなんとかなりそうなんだけどー」
「掘ったり埋めたりが大変でねー」
今はどうやらプール部の穴を掘って、そこに資材を敷き詰めるカタチで作ろうとしているらしい
- 115 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/20(金) 23:14:32.97 ID:j5qHsf1V0
- >>114
手書きの設計図を見せてもらって
ロイ「これは誰が描いたんだ?」
素朴な疑問のロイである
ロイ「しかしこれだけのモン作るとなると大変だな・・・まぁいい やったるか
アキレス ルシオラを探して来い 力仕事はいい訓練になる」
アキレス「おっけーい」
言うが早いか ミツバチ軍団がスクランブル スクラップヤードを探し回る
発見され次第こちらに向かうようす向ける様子
ギガース「・・・・・。」
ちなギガース君は高所に資材を持ち上げる作業に没頭していた
ロイ「さぁ さっさと終わらせちまおう 夏が終わる前に仕上げるぞぅ」
- 116 :四五六 七八【賽印流忍術】 :2018/07/20(金) 23:24:39.13 ID:6J4uowuG0
- >>115
「もち、私!」
一応定規とかは使ってあるし、それなりに見えなくはないがシロウトレベルである
ツッコミ所が満載だけどなんとかなるんじゃね?な設計図!
『……ひえぇぇぇっ!?』
しばらくして蜂に追い立てられるように走ってやって来るルシオラ、まんまと戦力確保!
ギガースが積み上げた資材を半人が受け取り運びユノの掘った穴にはめ込んでいる正に手作業!
「よーし、おっちゃん達来てくれれば百人力!」
「がんばろー!おー!」
どうやら七八、余程プールに入りたいらしく結構な気合の入り方
実際ピッチも上がり、夕方前にはある程度カタチが出来上がりかけてきているではないか!
「……ふぃー……」
「あとは明日だねー、中に敷き詰めた上に耐水塗装でコーティングしてー……あ、その作業はアキレス監督頼んでいいー?」
皆んなで卓を囲み、ポカリなドリンクを頂きながら
- 117 :野郎ども ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/20(金) 23:40:06.10 ID:j5qHsf1V0
- >>116
ロイ「・・・少し修正しておくか」
と どうしても無理がある場所だけ書き直すろいであった
ロイ「これも一種の『堕落求めて勤勉に行き着く』か」
プールに入りたいがために汗だくで作業している辺りがそれだと思ったのだろう
ロイ「おー」
アキレス「お・・・おー」
―――ギィ!!
元気いっぱいの皆さんに付き合う形で拳を振り上げた
〜それからどうした〜
アキレス「おっけーい塗装は任せろーバリバリ」
―――ギィ!!
やめて!といわんばかりにハサミを振り上げるベティをよそに食堂に引っ込むロイ
ロイ「たしか・・・作っておいたコンポートが・・・あったあった」
出てきたロイがもってきたのは ペンギンさんのかき氷機である
ロイ「モモとブドウとメロンと梅でコンポート(果物を砂糖水で煮込んだ者)を作ったんだ
こいつをシロップにかき氷でもいかがかな?」
がりがりと容器にかき氷を生成しながら問うた
- 118 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/20(金) 23:45:36.19 ID:6J4uowuG0
- >>117
「……ン?何?」
堕落求めて……の件は聞こえてなかった模様、それ程集中していたのだね
設計図もバッチリになったしよかったよかった!
んでもってからに?
「……んふふ、この調子ならすぐに出来ちゃいそうだねー」
実際作業は大幅速まり、夏終わり所か7月中には完成の目処だ
働き詰めの一同、しかし割と元気なのもその希望があるからであろう
最もルシオラは魂が抜けたようにチーンと真っ白になっているが
「やったやった、頂きまーすっ!」
頑張ったご褒美!カキ氷!うれしい!
スクラップヤードの幾度目かの夏、数百の蝉達の声
傾いた日の向こう、染まる色の入道雲、夏盛りの一日は過ぎて行く
//と、ちょい早ではありますがこの辺で!ありがとうなのでしたっ!
- 119 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 21:59:45.30 ID:QQKBxQW00
- 『前回までのあらすじ』
夢の中
真っ白な空間で泣きじゃくる小さな女の子
少女を不憫に思い手を伸ばす越境者
突然の目覚めと閉ざされた世界への召喚
迫りくる脅威 ヴィラン
唯一の対抗策 アームズギア
断片的な情報が矢継ぎ早に齎され選択を迫られた越境者等は
招かれるがままに大型ヘリへと乗り込む。
あれよあれよという間に都市を離れ海原を進む大型ヘリ。
…なんか異様に速度が出てるんですが、もしや見た目通りの技術レベルではないのでは?
ヘリを操縦するのは全体的に細いシルエットなボスレーと呼ばれたブリキのオートマタ。
越境者らに同行しヘリに乗っているのはグラディウスと呼ばれた赤い鎧を纏う金髪碧眼の背の低い女。
因みにアキレスからの突っ込みは『グラディウス』も『ボスレー』もコードネームだと一蹴された。
- 120 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/21(土) 22:05:31.62 ID:Ma9AUKkD0
- >>119
「……で、さー」
「もっとこう、なんて言うのかな……ズバーっと、バシッとやっつけられないもんなのかな?」
超高速ヘリに揺られながらも先の戦闘で撮影して貰った勇姿を見てご満悦
しかしまぁそれでも状況に今一つ理解が追いついていないのも事実である
「ま、いいんだけどー」
「……ところで、何処に向かってんの?」
おぉ速い速い、なんて呑気に過ぎ行く景色を見遣りながら
- 121 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 22:13:03.34 ID:QQKBxQW00
- >>120
グラディウス
「ずばー、ばしっ、か…そう簡単に行くものではない。
そもそも相対しているから分かるだろう?」
ボスレー「我々の隠れ家です、フォーリナー」
シュヴァイン「気がついたらヘリの中…なんだこりゃ」
クルツ「何か荒い画像でアップされてるのアタイらが吹っ飛ばされてるとこじゃねーか」
役立たず越境者二名も状況を把握しようと自前の携帯端末をいじったりしていた。
- 122 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/21(土) 22:23:08.91 ID:Ma9AUKkD0
- >>121
「そりゃそうだけどー」
「……ヒーローなんでしょ?」
彼女の中でのヒーロー像とは即ちムテキなのだ!
「あー、フォーリナーってのが私達?」
「……私七八、可愛い可愛い七八ちゃんって呼んでくれていいからね」
ジョークを全くの真顔で飛ばしながら
隠れ家と言ったがふぅむ、と唸り思考
ヒーローなのに身を隠す必要がある?とここで一行が目を覚ます
「ふたりとも大丈夫だった?ケガとかー」
- 123 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 22:28:41.86 ID:QQKBxQW00
- >>122
グラディウス「…ヒーローか。シャーロットはそう言ってくれるが」
何とも言えない表情を浮かべる騎士。
ボスレー「検討させていただきます、フォーリナー」
これ呼ばれないやつですね。
シュヴァイン「身体のあちこちは痛むが、致命的なものではないな」
クルツ
「にしても何がどうなってやがる。てか結局ヴィランはどうやって倒した?
アタイらが生きてるって事は倒したんだろ?」
- 124 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/21(土) 22:39:44.37 ID:Ma9AUKkD0
- >>123
「私も呼ぶよー?ヒーローさん」
そんな騎士に向けて満面スマイル、基本的に彼女は英雄譚が好きだ
「……ん、あなたのノリが大体分かったよ」
「よかったー」
「倒したのは……あ、見て見てほらほら、これで私が見事に!カッコよく!ズバー!っと!」
クルツ達にスマホの画像を見せながら身振り手振りで熱の籠もった解説!
大分美化されてる!
- 125 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 22:45:41.73 ID:QQKBxQW00
- >>124
グラディウス「…むぅ」
女騎士の表情は険しくなるばかりだった。
ボスレー「早くも相互理解が取れたことに喜びを感じます」
このブリキ、何処までマジで言ってるか判断しにくい!
クルツ「あぁ?…んだこりゃ、そっちのガキは合体能力でも持ってんのか?」
シュヴァイン「大体理解したが、つまり俺達単体で如何にかなる問題じゃないって事だな」
- 126 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/21(土) 23:01:52.73 ID:Ma9AUKkD0
- >>125
「はいはーい、スマイルスマイル、ヒーローは愛想も大切だよー」
手を伸ばして騎士の頬をむにっと摘もうとするだろう!それも両方!
「ねー、私らもう以心伝心ー」
此方はもう全然アレだ!
「合体ってより、武器化?」
「あぁ、そういえばあの剣ってのは結局なんなの?」
クルツ達と話す途中、騎士とブリキに向けて声を掛けた
そういえばな肝心な事を聞いていなかったのを今更思い出したのだ
- 127 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 23:13:07.30 ID:QQKBxQW00
- >>126
グラディウス「んぐぐぐ」
意外とやわやわもちもちな女騎士の頬である。
グラディウス「ああ、コレか。コレが私だ」
描写は省きまくったが、へり搭乗時には七八の変身は解除され女騎士が傍らにいた。
そうしてヴィランを屠る切欠を作った剣は今、女騎士の手にある。
ボスレー
「グラディウスはアームズギアです。
アームズギアは空間切断能力と仮の肉体を魔力で構成する能力を持ちます。
更にはフォーリナーとの合体能力を有しています。
先ほどの戦闘で体感されたと思いますが、アームズギアは合体することで本来の性能を発揮します」
クルツ「ほーん…」
シュヴァイン「ふむ」
- 128 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/21(土) 23:17:21.64 ID:Ma9AUKkD0
- >>127
「おおー、のびるのびーる……!」
知り合いのポンコツ(半人)もオモチめいてよく伸びるがいやしかしこれもまた素晴らしいモチモチ具合!
みよーんとヨコヨコタテタテに伸ばして遊んで、何か言われそうな気配を鋭敏に探知すればそこで止める
「あー、そういう」
「なになに、じゃあ私達が完全に活躍な場所じゃんここー」
「……ン?」
ウッキウキで八面六臂の絵面をイメージしていたが、
「……あ、もしかして私達ってその為に呼ばれてたり……?」
色々察して冷汗たらり、オサッシ重点!
- 129 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 23:24:00.55 ID:QQKBxQW00
- >>128
女騎士は思うところがあるのか大事な個所以外では七八に好き勝手させている…
ボスレー「呼ばれた?はて?」
シュヴァイン「ああ…いや、こっちの話だ」
グラディウス「どういう事だ?」
クルツ
「…よし、迂闊な発言だったみたいだぞ七八。
どうやらアタイ等が呼ばれた理由は概ね間違ってなさそうだ。
問題は、今のリアクションを見る限り呼んだのはこいつ等じゃないって事だ」
ボスレー「はい、今の今までフォーリナーの出現は偶然だと思っていましたが」
グラディウス「詳しい話を聞かせてくれないか、私としても君達の出現は転換と考えていたからな」
- 130 :四五六 七八【賽印流忍術】 [saga]:2018/07/21(土) 23:32:05.16 ID:Ma9AUKkD0
- >>129
「あ、そういう感じ……?」
やべ、と口元をワザとらしく抑えながら
「成る程ねー」
騎士のほっぺたをふにゃりながら(2度目!)、ふむふむと唸る
状況を理解し切れているモノだと思っていた彼等も、存外全てを知っている訳ではなさそうだ
「……私達、あー、フォーリナー?は世界によっては越境者って言ってーウンヌンカンヌン」
サラッとカンタンにご説明
この辺は嘘を交えた所でメリットが無いし、キチンと正直にお話する事でしょう
幸い七八はこれでも境界線が確認されて以降最初期の越境者のひとりである、この手の説明もニガテではない
- 131 : ◆AaNrqSY5ys [sage saga]:2018/07/21(土) 23:44:52.56 ID:QQKBxQW00
- >>130
グラディウス「ええと、ちょっと待ってくれ、色々理解が追い付かない」
ボスレー「グラディウスのSAN値減少を確認…」
グラディウス「SAN値ってなんだ!?」
知られざる世界の真実を目の当たりにして戸惑う現地人?二名。
此処ではあまり越境関係の話は公言しない方がいいのだろう…
シュヴァイン「如何やら色々情報交換が必要そうだな」
クルツ「そうだな、アームズギアが何なのかも詳しく知りたいところだ」
ボスレー「間もなく目的地です、話の続きは中で致しましょう」
ヘリが向かう先に小さな島が見える。
島の崖の上にコテージのようなものが見えるが、そこが隠れ家だろうか。
何はともあれ情報交換はさらに続ける必要がありそうで?
//今日は此処まで おつかれさまー
- 132 :四五六 七八【賽印流忍術】 :2018/07/21(土) 23:51:31.59 ID:Ma9AUKkD0
- >>131
「……あー、このパターンか……」
しまったなと苦笑、越境を知ったモノのパターンは幾つかに分かれるがこれはまぁそれでも悪くはない方だ
「ん、美味しいお茶でも頂きながらそうしましょうかね」
情報交換のいい機会だ、取り敢えず今は彼等と友好的な関係を維持するべしと七八は心に決めたのであったとさ
//ありがとうなのでしたっ、お疲れ様ですよっ!
- 133 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/22(日) 22:22:25.38 ID:HsVMyq4so
- 【前回までのあらすじ!】
越境者とキョウリョクカンケイにあるカノッサ・テクノロジー社からの依頼で、
傭兵(ランナー)としてカノッサ機関内の資源獲得競争に参戦する越境者達であったが、
戦場である惑星にたどり着いたところ、正体不明の勢力による介入で既に管理された戦争の枠組みから
大幅に外れた事態に発展していることを知る。
タイムリミットは7日間。それを過ぎれば外宇宙より億を越える敵性存在が来襲する。
現地のクローントルーパー部隊と協力し、生存者の確保・救出、ゲートの破壊、そして惑星脱出の連続ミッションが開始される。
【カノテク簡易ベース】
γシリーズのクローントルーパーがせわしなく動き、宇宙より投下された兵員輸送機のチェックを行っている。
迫る作戦開始時刻に間に合わせるために大わらわだ。
「デス!」
対して戦闘要員は作戦を詰め終われば身体機能や装備のチェック。あるいは心構えを整える作業となる。
それはトンチキの権化、カノッサ名物ユーチューバーという頭を抱えたくなるようなアレであるα-12も例外ではない。
【たとえば、近場で股間をチラチラ晒していたごくつぶしを捕まえて調整…】
「デス!!」
【ヒートアップして何か段々ガチモードになりつつあるのはそれはそれで、まあ出撃前夜っぽい雰囲気だ】
- 134 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫 >500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/22(日) 22:35:12.60 ID:Acj+FeRl0
- >>133
ロイは来る修羅場に対応すべく 武具の点検に勤しんでいた
革鎧の状態を確かめ 表面を磨き 刃の状態を確かめ 時に砥石をかける
戦いを少しでも楽な者にすべく 全力を注ぐ
時たまちらりと時計を見やり 時間がどれだけ残っているか確認するのであった
だがそんなことはどうでもいい存在が1人
大股開いてふんどしチラリズムさせながら大いびきをかいている何とか虫もいますが 気にしないであげてください
- 135 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/22(日) 22:35:54.34 ID:2GXZPGbF0
- >>133
「です、です……」
なんだか彼女らの口癖が感染ってしまいそうだ
兎も角電撃戦である、半人の装備は相変わらずブレードとヘルメスの基本武具のみ
簡易ベースの窓から外を見遣る
「……敵勢力の解析などは如何でしょう?」
- 136 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/22(日) 22:47:41.62 ID:HsVMyq4so
- >>134
と、まあ、それを思いっきり気にしたα-12が何とか虫を捕まえて調整中なのである。
「外の型・螺旋陣!」
螺旋を描く剣が中空で一回り、二斬、いや、三連斬!!
体感のバランスと剣の鋭さは膂力の不足を十二分に補っている。
そして天稟ゆえか、一撃を繰り出す度に精度が増していくという。
−−−−−−−−
「ローテクな装備ばかりですね」
銃や高周波ブレードというハイテク装備の調整をしているαシリーズ達から見れば、
ロイの装備は言っては悪いが前時代的というかフィクションに足を突っ込んでいる手合いである。
が、これでも能力はカノッサ機関の調査保証付なのだから、何とも不可思議なものであるというのが彼女達の本音だ。
>>135
「ぽんねえさま。見回りご苦労様でした」
状況説明の間、警戒を買って出たタェンティースであるが、実際、新たな襲撃は無かった。
しかして、魔力の不安定さも、敵の異質さも不気味に過ぎる現状に変わりはなかったが。
「ぽんねえさま、高機動ユニットの調整しておきました」
γ-55がヘルメスの靴のメンテを終えたと報告。
「ぽんねえさま。敵勢力の解析データです。やはり能力者…元能力者が混じっています。交戦の可能性が高く…」
半人の言葉にもしっかり応えるクローントルーパー達。
「ぽんねえさま」「ぽんねえさま」「ぽんねえさま」
しかして!なんたる間抜けな響きの呼び方であろうか!
いつの間にやらクローントルーパー中で広まってやがる。犯人?ぽんこつ=サンと事あるごとに呼びやがる奴だろう!誰だ!?
- 137 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫 >500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/22(日) 22:54:14.93 ID:Acj+FeRl0
- >>136
戦いまでやることないし寝ていようとした鈴虫を使って調整を行うα-12
実に楽しそうに螺旋陣を刀で受ける鈴虫君
時間になれば引きはがそうと思うロイであったとさ
−−−−−−−−
ロイ「ローテクな人間なんでな」
話しかけられ さも当然といわんばかりに肩をすくめるロイ
ロイ「銃やらブレードやらが有用なのは認めているつもりだがな
やはりシンプルな武器はタフで人力以外の動力を必要としていないから 俺には合ってるんだ」
ロイ「鈴虫を調整に使うのはいいがほどほどにしておけよ? 殺意が漏れだしたら殺し合いに発展する合図だから
酒なりなんなりで気を引くのがおすすめだ」
と 楽しそうに切り合いしている何とか虫をちらりと見てアドバイス
- 138 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/22(日) 22:56:42.19 ID:2GXZPGbF0
- >>136
「ふ、ぅむ……」
襲撃の無かったことは重畳と言えた
しかし逆に薄気味悪い気配は拭えず、どうにも背中の粟立つ感覚は治らない
「いえ、大丈夫ですよγ-30」
「ありがとう、助かりますγ-55」
「なるほど……ではγ-10、そのデータを皆さまに……」
キチンと応対、名前呼びは大切だ!
「……トゥエルブ、後でちょっとお話があります」
ぽんねえさまに対してはアレだ!
別に怒っている訳ではないがやっぱりアレだ!
- 139 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/22(日) 23:15:29.25 ID:HsVMyq4so
- >>137
「羽交い絞めにして酒を口に突っ込む作業には慣れていますので」
ロイの懸念に無表情に答えるクローン達。
と、いうか、そんな作業に慣れるって普段のアレさをイメージさせます。ナムサン!!
>>138
「デス!?あーえー…くるまにお財布忘れてきたデス!!」
なお、鈴虫との調整を終えた後、半人に声をかけられて、
すぐさまびゃーっと脱兎したのは言うまでもない。
−−−−−−−−−−−−−−
【翌早朝…タイムリミットまで後5日】
ゴゥンゴゥンゴゥン――
エンジンが唸りを上げて空を駆ける兵員輸送機に越境者達の姿はあった。
ステルスコーティングされた機体は地上からは容易には補足できず、
また、レーダーの類は先行したβユニットが可能な限り制圧を行っている。
「デスデス」
機内で地上に在る都市の様子を確認するα-12。
そこは正に地獄と呼ぶに相応しい様相である。一言で言えば破滅だ。
【最近までは人々が生活を営んでいたそこは、軍人達により占拠され、市民は老若男女問わず一列に並べられる】
【後は号令と共に一斉射で射殺。それが淡々と繰り返されてる。そう淡々と。虐殺を行う軍人達は皆、無表情でそこに熱狂の色は無い。
機械的に。無感情な虫みたいに――】
「デスデス」
α-12はとかく落ち着きなく機内をうろうろしている。ともすれば飛び出していってしまうそうな雰囲気だ。
それを他のαユニットは無表情に見ている。が、無謀に及ぼうとすれば直ぐに止める格好だ。
「α-12、解っていると思いますが無意味です。救出は出来る対象を絞らねばなりません」
「デス…」
【こんなやり取りがずっと繰り返されている機内だ。人間としては良い子に育ち、トルーパーとしては欠陥を抱えているエースである】
「そろそろ開始です。我々が向かっている研究所にて技術者達は立てこもっています。
現地企業の保安部隊が抵抗していますが、押し切られるまで間はなさそうです。
同時刻、他のユニットもそれぞれ別の救出対象への強襲を開始する予定で――」
ホロ・ディスプレイにて、頭部を爆裂させた死体が幾つか表示される。
「我々の向かうポイントは特に危険な能力者の存在が確認されています。能力は不明。ゆえに最高戦力であたります」
- 140 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/22(日) 23:23:19.63 ID:2GXZPGbF0
- >>139
「……」
半人はその光景を、敢えて凝視していた
繰り返される非道、悪鬼羅刹の所業
全くの虚無に凪ぐその表、しかしその内心に滾る憤怒は焦熱の溶岩に等しい
「……アルファ、大丈夫ですか……?」
それでもその精神の柱は崩れない、落ち着きない様子のトゥエルブに声を掛ける
非道を見て怒りの火を灯し、力として扱う外道
それを成す事を行う半人、亡骸を見て相変わらずの凍てついた表情
- 141 :ロイ・ゴールドマン&鈴虫 >500-501と>273 ◆Lad0HbZVndK6 [sage saga]:2018/07/22(日) 23:23:39.82 ID:Acj+FeRl0
- >>139
ロイ「そりゃよかった」
一声返して武具の点検に戻るロイであったとさ
鈴虫? お酒で抑え込んだでしょ
〜それからどうした〜
ロイ「チッ・・・」
外の様子を見て 忌々しそうに舌打ちを一つ
この男も甘い男だ 助けに行きたい気持ちを抑え込んでいるということだ
ちな鈴虫ちゃんはいつもの大いびきだ
ロイ「長柄武器が厳しそうな閉所はあるか?」
一つだけ質問をするロイ
ちな鈴虫ちゃんは(ry
ロイ「さぁ 少しでも早く救出して要救助者を安心させてやらにゃ」
覚悟は決めた あとはやるだけだ
ちな鈴虫(ry
- 142 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507 [saga]:2018/07/22(日) 23:43:39.49 ID:HsVMyq4so
- 【全員対象】
「研究所というのは存外に十分なスペースが取られているものです。
通路の角などに気をつければ槍を振るくらいは十分でしょう」
ロイの質問に答えるα-30。彼女達は眼下の虐殺に対しても精神状態は常にフラットだ。
本来、戦闘工業製品であるクローントルーパーはこういうものだ。α-12の不安定さが特異なのだ。
「デス?だ、ダイジョブジョブデス。悪者倒してさっさと救助解決デスデス。
α-12は賢くて強いデス。心配ごむよーデス。デスデス」
半人に言葉に対しての返答がこれ。全然大丈夫じゃなさそうである。
無意識に剣の柄が掴みっぱなしになっているのが証拠だ。
「………」「………」「………」
このような焦れた状況が作戦ポイントまで続く。そして――
「3、2,1、マーク!」
上空高くからも確認できるいたるところで黒煙が昇る研究所。
敵の目的は確保ではなく殲滅であることは自明であった。
ハッチが開き、薄紫の空に浮かび始めた太陽の美しさとは裏腹の惨状がそこにはあった。
「デスデスデス!!」
ランプがブルーに代わるや否や、α-12はいの一番に空に飛び出す。背にはジェットパック。
素早い動き――というよりは、いてもたってもいられなかったといった様相であったが。
「…やはりアホです。ぽんねえさま、皆さん、あのダメな妹を頼みます」
無表情に越境者に伝えるα-09であった。言葉とは裏腹に嫌悪の色無く、どちらかといえば心配しているような声音であった。
よくも悪くも手のかかる〜といった感じらしい。
【黒煙立ち昇る研究所に向けて降下開始】
- 143 :タェンティース・イルム E.月光.赤刃.ヘルメスの靴 [saga]:2018/07/22(日) 23:51:28.39 ID:2GXZPGbF0
- >>141-142
「……、」
何時もと全く変わらない様子の鈴虫をチラリ、こんな頃合だと言うのに思わず苦笑
そんな小さな事が、修羅いでいた半人の多様性の渦を中心から微かにずらした
「……うん、よかった」
「みんなも、ちゃんと帰らないと怒るからね?」
トゥエルブ等、クローントルーパーズに向けて微笑み掛ける
戦闘兵器としての根本な欠陥は、彼女自身も抱えているのであった
「……任せて! 行きます!」
「ロイさま鈴虫さま、お先に失礼しますね!」
α-09に力強く頷き降下開始!
レディーファーストを強引に発動、天使に程近い上空よりのファストエントリー!
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