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安価とコンマで異世界転生!その8
- 402 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/08(土) 03:38:38.91 ID:A7yqTmqvo
- 一行は地下へと辿り着いた
地下なのでいつもどこかひんやりとしており、
灯りもほとんどない
しかし、ただただ大きな錆びた扉があることはその暗さの中でもよく分かった
怪盗「お宝お宝……」
狙撃少女「あるといいですね。でも、もしかしたら危険かもしれませんし、気をつけていきましょう」
男「そうだな、よし……」
- 403 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/08(土) 04:00:09.20 ID:A7yqTmqvo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 404 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/08(土) 19:38:41.72 ID:A7yqTmqvo
- 男は扉にドアノブ型の生命体を接続し、それを捻る
しかし、扉は開く様子がない
中華「どうしたの?」
男「単純にこの扉、めちゃくちゃ重い。みんなで押し開けよう」
氷魔「……わかりました……」
男がドアノブを捻りつつ扉の正面に立ち、
その両脇を仲間が固めて扉を押す
すると、鈍い擦れた音を立てながら扉がゆっくり開きだした
>>下1……扉の向こうにあったものとは
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2023/04/08(土) 20:11:34.07 ID:wgh57DaDO
- にゃんこの燻製
- 406 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/08(土) 23:02:55.37 ID:A7yqTmqvo
- やる気「あー……うーん……あんま見ないほうがいいっすね、これ」
体の丈夫なやる気が先陣を切って突入したが、
中からは微妙そうな声が聞こえてきた
ぶりっ子「え?なんかあったんですかぁ?」
やる気「大したもんじゃないし……別に人の死体とか事件性の高いものでもないし……見て面白いもんでもないっす」
怪盗「それなら私は興味ありませ?ん」
- 407 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/09(日) 03:10:05.24 ID:m5Io1tw1o
- 狙撃少女「……まぁ、わざわざリスクを冒す必要はないですね」
男「その奥にまだなにかありそうか?」
やる気「うーん……ちょっと暗いんで分かんないっすね」
男「一応リーダーだし、なにがあるか確認しておこうかな」
やる気「男さんなら多分ショック受けたりはしないと思うっすよ」
図太いタイプだと言われているようで、
なんだか複雑な気分になりながら彼はその燻製を確認した
- 408 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/09(日) 03:27:50.65 ID:m5Io1tw1o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 409 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/09(日) 19:53:09.28 ID:m5Io1tw1o
- 男「おっと……」
確かにそこには猫の燻製があった
ある程度覚悟はしていたので、
男はそれを受け流すことができた
ぶりっ子「私、一応この家の所有者なので……見ておきたいんですけどぉ……」
男「おすすめしないけど」
ぶりっ子「吐いたら掃除して下さいね」
男「……仕方ないな」
- 410 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/09(日) 21:54:10.29 ID:m5Io1tw1o
- ぶりっ子「うっ……」
彼女は猫の燻製を見ると、
いかにも辛そうな声を漏らす
中華「大丈夫?」
ぶりっ子「だだだ……大丈夫ぅ……」
男「上級火魔法」
彼は魔法を用いて、燻製を焼き払った
それは灰だけになり、飛び去っていった
- 411 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/10(月) 00:53:10.22 ID:7OdOZGQro
- 氷魔「……無理しなくてもよいはずなのに……」
やる気「んー……なんか事情があるんじゃないすか?」
ぶりっ子「そんなところですねぇ……」
怪盗「中にまだ何かあるかもしれないんですよね?行きましょう!」
狙撃少女「ぶりっ子さん、大丈夫ですか?」
ぶりっ子「私は大丈夫ですっ!なにがあっても受け止めます!」
男「強いな」
そうして一行は今度こそ暗闇の中へと進んでいったのだった
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/04/10(月) 00:58:54.17 ID:Foc4PxCX0
- 退支咒
64 六四 六四事件 天安门事件 虐杀 坦克 台独 藏独 达赖
香港 占领中环 投票 独立 新疆 炸弹制造 配方
胡锦涛 温家宝 江泽民 癞蛤蟆 习近平 周永康
毛泽东 文化大革命 三年自然灾害 法轮功 天灭共产党 九评共产党 大纪元
民主 自由 人权 上访 抗议 镇压 无国界记者
零八宪章 新公民运动 南方街头运动 莉莉花革命 洋紫荆革命
Tibetan separatist facebook youtube google
democracy freedom human rights
- 413 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/10(月) 01:48:01.68 ID:7OdOZGQro
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 414 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/10(月) 20:00:01.37 ID:7OdOZGQro
- 中華「……やっぱり何も見えないね」
中は真っ暗だった
部屋のようになっていることは間違いないが、
とにかく何も見えないのだ
男「扉あるかなぁ……照明魔法!」
男が照明魔法を唱えると、
柔らかな光が一帯を照らし出す
>>下1……扉はあった?
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/10(月) 20:47:32.67 ID:umpc69hB0
- 扉…ではなく大掛かりな鉄格子が閉ざされていた
- 416 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/10(月) 21:47:17.96 ID:7OdOZGQro
- 氷魔「……おや……?」
光に照らされて現れたのは鉄格子だった
部屋の入り口の反対側、奥の壁があると思われていた場所は鉄格子だったのだ
やる気「こじ開けるか?」
ぶりっ子「中は気になりますが……鉄格子というのが気がかりですねぇ」
怪盗「鉄格子には嫌な思い出が……」
狙撃少女「まぁ、そういうことですね……つまり、出したくない物や、危険な物がこの先にあることを暗に示している訳です」
- 417 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 01:02:12.36 ID:8osThy4vo
- 男「しかもめちゃくちゃでかいしな……」
奥の壁は全面が鉄格子なので、
その向こう側もこちらと同じほど空間があるのかもしれない
中華「というか……この向こう側、こっちよりスペースあるよね」
氷魔「……途中までしか……照明魔法の光が届いていませんからね……」
やる気「それだけのスペースがいるのか、はたまた別の理由なのか……」
- 418 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 01:04:03.47 ID:8osThy4vo
- すると、鉄格子の奥から小さな石を落としたような軽い音がした
ぶりっ子「え……?」
怪盗「マジでなんかいるじゃないですかぁ!?」
狙撃少女「どうやって生命維持してるんでしょうか?」
男「……実体のある怨念みたいな奴かもしれないな、危険なのは変わりない」
- 419 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 01:27:45.88 ID:8osThy4vo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 420 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 19:53:46.58 ID:8osThy4vo
- 中華「……でも、放っておく訳にはいかないね」
氷魔「……危険な生物なら……檻を突き破って出てくるかもしれませんし……そうでないのなら……こんなところに閉じ込めておくわけにはいきません……」
やる気「じゃあ、行くか!」
彼は力を込めて鉄格子を掴むと、
空いた隙間からねじ切るように力に任せ破壊した
ぶりっ子「既に仲間が怖いんですけどぉ……」
ある者は怯え、ある者は使命感を抱き、
更なる暗闇を照らしながら進んでいく
そこに照らし出されたのは、>>下1の存在だった
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 20:22:44.70 ID:fiUe84OE0
- 鎖に繋がれて人柱と書かれた札を張られた少女(皮と骨だけ)の
- 422 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 20:36:49.86 ID:8osThy4vo
- 怪盗「うっ……」
何があっても気楽そうな怪盗も、
思わずその惨状にはうめき声を上げた
そこには人型の、皮と骨だけの存在がいた
狙撃少女「女性、でしょうか?」
男「恐らくはそうだが……」
最も目を引くのは、その額に貼られた札だった
そこには『人柱』とだけ書いてある
時折奇妙な震えのような動きを起こすが、
壁から伸びた鎖に繋がれており、
その場から動くことはできないようだ
- 423 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 20:40:28.66 ID:8osThy4vo
- 中華「生きてるの?これ」
氷魔「……死んでいないだけ……という方が適切かと……」
やる気「とにかく、この札を剥がせばよいのか?」
氷魔「……呪術的な要因で……彼女が生かされとすれば……その札を剥がすことによって……即死もありえます……」
ぶりっ子「というか絶対死にますよぉ!他に怪しい物体ないじゃないですかぁ!」
怪盗「いや、もしかしたら……この子が特殊な体質で死なない可能性もあるね」
狙撃少女「とにかく、滅多なことはしないほうがよさそうですね」
- 424 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 20:45:52.19 ID:8osThy4vo
- 男「あぁ……だが、何もしない訳にはいかないな。なにか手立てを考えなければ」
中華「とりあえず、うまいことやれば助かる前提で考えようか」
氷魔「……そうですね……」
そうして、本格的な模索が始まった
やる気「明らかに外傷による衰弱ではないな……恐らく、回復魔法は効かないだろう」
ぶりっ子「長いことなにも食べてなさそうですし、食料を与えても消化できるか怪しいですね」
怪盗「うーん……いや……流石にダメかなぁ……」
狙撃少女「どうかしたんですか?」
- 425 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/11(火) 20:49:07.37 ID:8osThy4vo
- 怪盗「前に貰った、壊れたものをなんでも直すレンチがあるなって」
狙撃少女「あぁ……ダメそうな感じはしませんが使いたくもないような……」
男「どうしたものかな……」
中華「無力を痛感するなぁ」
それからしばらく一行は話し込み、
>>下1することに決めた
1.呪術的なことに詳しそうな人を探す
2.レンチを使ってみる
3.自由安価
- 426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/11(火) 20:50:23.21 ID:SFr2IH3Mo
- 2
- 427 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/12(水) 00:07:17.58 ID:A7wdlhGro
- 男「倫理観はまるでないが……これで救えるのなら、俺は……!」
考え込んだ末に男は自分の回答を出した
バッグからレンチを取り出し、
少女に当てたのである
氷魔「……うまく行けば良いのですが……」
少女「……っ!……っ!」
すると、思った通り確かに反応があった
彼女の肉体______もっとも、肉なんて付いていないが______は、激しく痙攣し始める
- 428 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/12(水) 01:16:46.46 ID:A7wdlhGro
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 429 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/12(水) 19:56:51.33 ID:A7wdlhGro
- やる気「……おい、本当に大丈夫なのか?」
明らかに只事ではないその様子を見て、
彼も不安を感じているようだ
ぶりっ子「とにかく、様子を見ましょう」
少女「ががが……」
下1コンマ……少女はどうなったか
1?10……死
11?50……機械化してバラバラのパーツになる
51?90……機械化し生命を維持する
91?100……無事生還
- 430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/12(水) 19:58:02.52 ID:596XoUK9o
- ヌッ
- 431 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/12(水) 20:44:16.65 ID:A7wdlhGro
- 突如少女の肉体から金属製の物体が飛び出した
怪盗「うわっ!?」
全身のあらゆる場所から無差別に、
また様々な形状の機械的な部品が生えてきている
狙撃少女「もう後戻りできない感じがありますね……」
- 432 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/12(水) 20:52:38.06 ID:A7wdlhGro
- 暫くすると、彼女の肉体は完全に機械で覆われてしまった
そのボディは人肌によく似ているが、
照明魔法の光を反射して光沢を示している
男「金属、なのか?」
中華「じゃない?こんなに柔軟な金属は見たことないけれど……」
静寂に包まれながら困惑していると、
機械の少女は目を開き、意識を取り戻した
機械少女「>>下1」
- 433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/12(水) 20:57:08.43 ID:pIRnWLjI0
- …何も機械化しなくても、元々不老不死だから死なないのに…
- 434 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/13(木) 00:11:01.85 ID:CXj23dkzo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 435 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/13(木) 19:32:29.96 ID:CXj23dkzo
- 機械少女「…何も機械化しなくても、元々不老不死だから死なないのに…」
氷魔「……え……ごめんなさい……」
機械少女「詫びるつもりがあるのなら、早くこの忌々しい札を剥がして欲しいのだけれど」
彼女は頭を軽く揺さぶる
『人柱』の札がある限り、
機械の身でも動くことはできないようだ
やる気「それもそうだな」
- 436 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/13(木) 19:35:13.96 ID:CXj23dkzo
- やる気はその札を手に取り、勢いよく剥がした
すると______
やる気「あっつ!」
彼は反射の作用でそれを取り落とした
湯気が出ていたりはせず、
とても熱そうには見えない札だが、彼は熱がった
機械少女「……あら、幸運ね」
やる気「ん?」
- 437 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/13(木) 19:38:27.46 ID:CXj23dkzo
- 機械少女「その札は剥がしたら剥がした相手に貼り付いて動きを封じるはずなのだけれど……」
やる気「よくそんなものを剥がさせようとしたな」
機械少女「別にいいじゃない。あなたたちはいっぱいいるもの。私を取り押さえてまた貼り付ければいいだけ」
ぶりっ子「いやあ、それは気が引けますね……私にでも貼っておくと思いますよ」
怪盗「それより……物騒なことの書かれた札で拘束されてましたが、一体どうしてなんですか?」
機械少女「あら、知らないの?>>下1よ」
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/13(木) 19:52:56.95 ID:hAcpAuj90
- 更に地下にいる魔神を抑えるためよ
- 439 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/13(木) 23:23:46.16 ID:CXj23dkzo
- 機械少女「更に地下にいる魔神を抑えるためよ」
狙撃少女「へぇ、そうなんですね……えっ!?それまずくないですか!?」
機械少女「確かにそうね。でもいずれは解放されてると思うわよ、その魔神」
男「限界があるのか?」
機械少女「ここ最近、なんか急に興奮しだしてる感触があるのよ。それで私の体にまで衝撃が来るし」
中華「……もしかして、その魔神……すっごい昔からいる存在だったりする?」
- 440 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/13(木) 23:27:17.99 ID:CXj23dkzo
- 機械少女「いえ……多分違うと思うわよ?」
男「じゃあ、異世界から召喚されたとか?」
機械少女「正解。……なんで、原生してた発想がないの?」
あらゆる会話に応じてくれるが、
常になんだか機嫌が悪そうだ
中華「いやあ、僕のせいで神代の魔物とやらが活性化してるみたいでさ。……ま、思い過ごしだったみたいだね」
男「いや、思い過ごしじゃないな」
中華「え?」
男「地母神サマによれば……神代の魔物は今、異世界にいるらしい」
- 441 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/14(金) 02:53:23.61 ID:M9Q1gkNIo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 442 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/14(金) 21:32:21.59 ID:7+OAZS76O
- すみません遅れました
氷魔「……推察するに……その魔神は神代の魔物……ということですね……」
やる気「それは困ったな……」
男「こればかりは俺たちが相手をする他ない」
ぶりっ子「明らかに異常事態ですしぃ……他の冒険者さんに相談とかしないんですかぁ?」
男「元々魔王やら救世主やらが魔物たちを絶対的な力で支配していたらしい。つまり、俺たちならば魔神を調伏することは可能だ」
- 443 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/14(金) 21:36:23.69 ID:7+OAZS76O
- 機械少女「それならそれがいいわ。なぜに封印してるかと言えば……それは奴もまた不老不死の存在だからに他ならないからね」
突飛ともいえる彼の意見に、
機械少女は意外にも賛成した
怪盗「そんな化け物の相手しなきゃいけないんですか?……ま、やりますけど」
ぶりっ子「……それに、私にはあなたを解放する義務がありますからねぇ」
機械少女「義務?……まさか」
ぶりっ子「私はこの屋敷の主の娘……ですから!父の精算は私がしますよ!」
機械少女「>>下1」
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/14(金) 21:49:28.11 ID:vU8EMD4Lo
- では契約をかわしましょうか
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/14(金) 21:49:53.11 ID:hAELW9uE0
- 気持ちは嬉しいけど、遠陵するわ。あの『人』に恋文の答えも聞きたいし…
- 446 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/15(土) 03:38:35.98 ID:yp52dCt+o
- 機械少女「では契約をかわしましょうか」
ぶりっ子「けっ、けけ、契約!?」
機械少女「あら、驚きすぎよ。別に取って食おうとかそういうことじゃないわ」
ぶりっ子「それならいいんですけどぉ……」
狙撃少女「契約……一体、どのような契約なのでしょう?」
機械少女「実際やれば分かるわ」
- 447 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/15(土) 03:49:16.96 ID:yp52dCt+o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/15(土) 19:06:18.72 ID:zvITMLOXO
- おつ
- 449 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/15(土) 19:49:48.96 ID:qheztMdro
- 彼女はそう言うと、右手を差し出した
その手のひらは真上を向いている
ぶりっ子「えっと……?」
機械少女「どうぞ重ねて」
ぶりっ子「分かりましたぁ」
ぶりっ子は恐る恐る右手を重ねる
その手は機械少女に対応するように、
真下を向いていた
機械少女「じゃ、行くわよ」
彼女はなにかの詠唱を始めた
声帯も機械化されている部分があるらしく、
どこか息が詰まっているような発音だった
- 450 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/15(土) 19:55:36.79 ID:qheztMdro
- 男「……魔法っぽくないな」
中華「たまに使い手に出くわすけど、『法』だの『陣』だのそういうタイプの『術』じゃない?」
氷魔「……そうですね……恐らくそうだと思います……」
考察しているうちに、
契約の詠唱は終盤に差し掛かった
機械少女「…………拠ッ!」
ぶりっ子「!!」
そう叫ぶと、二人の重なった手の甲に、
なにやら奇妙な紋様が浮かび上がった
やる気「終わったようだな」
ぶりっ子「……で、契約って何ができるようになるんですか?」
機械少女「あの魔神を倒すに当たって役立つ、>>下1」
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/15(土) 20:02:10.38 ID:m5T6tzWz0
- 風より速く動く術
- 452 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/15(土) 22:23:12.04 ID:yp52dCt+o
- 機械少女「風より速く動く術よ」
怪盗「すごいじゃないですか!」
ぶりっ子「……えいっ!」
ぶりっ子が右手を突き出して叫ぶと、
紋様が赤く光り、彼女は高速で動き出した
狙撃少女「おお!本当に速い!」
その速さは圧倒的で、
一瞬で檻の入り口から壁まで移動した
- 453 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/16(日) 03:16:38.67 ID:xPe7q6tDo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 454 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/16(日) 19:31:20.96 ID:xPe7q6tDo
- 機械少女「風より早く動くことができれはば、かの魔神の速度を上回ることができるというわ」
男「そんなに速いのか、その魔神は」
機械少女「ええ、よく知られているような化け物とは次元が違うわ」
中華「うーん……」
氷魔「……どうしました……?」
中華「そんな恐ろしい魔神、一体どうして呼び出したのかなって」
機械少女「>>下1」
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/16(日) 19:32:54.63 ID:YlhO5MpB0
- たった一人に向けられた大きすぎる復讐の情念によって呼び出された
- 456 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/16(日) 20:35:42.46 ID:xPe7q6tDo
- 機械少女「たった一人に向けられた大きすぎる復讐の情念によって呼び出された」
やる気「そんなことがあるのか」
機械少女「魔神とはその名の通り神であるから、特に波長が合った人間の心に語りかけてくることがあるの」
ぶりっ子「そうですよねぇ、そりゃ、悪い神もいますよねぇ……」
男によって、なんとなく神を味方だと考えていた一行だが、必ずしもそうでないことを再認識した
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/04/17(月) 01:32:15.73 ID:T2nKfVP50
- ▼おまじない1
翡翠 熊のプーさん 天安門虐殺 通州虐殺 フリーチベット 天安門事件 通州事件 武漢ウイルス 原発爆発 武漢コロナ ウイグル虐殺 六四天安門事件 習近平 北京大洪水 野獣先輩 ネオナチスアゾフ
▼おまじない2
翡翠 小熊维尼 小熊维尼 習維尼 盗贼共产党 共匪 唐州大屠杀 自由西藏 天安门广场大屠杀 六四天安門事件 通州事件 武汉病毒 武汉科罗娜 维吾尔族大屠杀 核爆炸 习近平 刘建超 中国共产党中央对外联络办公室 中国共产党 北京大水 兽前辈 新纳粹分子亚速 台湾独立 NHK 打倒共产党 共狗治党 中共K幕 建立台湾国 大纪元时报 天安门屠杀 89暴乱 专业帮忙复仇 办理假学位证 在线身份证生成 腐败中国领导人京阿尼纵火案 前首相安倍晋三的枪击暗杀事件
- 458 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 01:45:11.19 ID:LczI7k+Ro
- 怪盗「しかし、一人だけで顕現なんてさせられるもんなんですかね?」
機械少女「できたもんはできたのよ。……それだけ、人の負の力にはエネルギーがあるってこと」
狙撃少女「恐ろしいですね……現代でも普通に起こりうる事象じゃないですか」
機械少女「そうだけど、滅多にあることじゃないわよ。流石にね」
男「………………」
中華「考え込んでるけど、大丈夫?」
男「……おっと、大丈夫だよ」
- 459 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 01:45:57.61 ID:LczI7k+Ro
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 460 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 19:08:54.03 ID:LczI7k+Ro
- ・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 上級風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値21/39……レベル30)
・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 上級光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値31/37……レベル28)
・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 上級風魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)
・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 上級闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値7/35……レベル26)
・ぶりっ子
【筋力】122 【HP】??+32【MP】140【素早さ】99【料理】73【歌唱力】44【ダンス】51【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
『風より速く動く術』
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 回復魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
所持:化粧品(試供品)、13時間時計
(経験値35
/38……レベル29)
・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
【歌唱力】53
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:上級火魔法 風魔法 回復魔法
所持:アダマンタイトの曲刀、雷の力を吸収する杖
(経験値11/33……レベル24)
・狙撃少女
【筋力】122【MP】137【素早さ】??+2
武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法 光魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)
【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属、不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典、硫酸の入った瓶、筋トレメソッド本、13時間時計×3、純金小判×5 レア珍獣の生息地(本) 忘却されるまで封印した機械(本)、無限に重なる葉っぱ、ホームセンターの便利グッズ紹介本 回復スライム、氷スライム レインボースライム 探し物の位置を指し示すコンパス(『4回』、不良品)、牛スライム、文字を書き込んだら対になるものに文字が浮かび上がる一対の巻物、壊れたものを何でも直すレンチ、黄金の番人像、世界樹の露(三回分)、なんでも開けるドアノブ型生命体
【ギルドの資金】80371475
- 461 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 19:11:51.55 ID:LczI7k+Ro
- 氷魔「……それで……地下の魔神の所へはどうやって行けばよいのでしょうか……」
機械少女「探せば階段が出てくるわ」
やる気「……それよりも、その魔神について対策を考えたほうがいいんじゃないか?」
ぶりっ子「私もそうした方がいいと思いますねぇ」
怪盗「とにかく情報が欲しいのはありますね」
狙撃少女「どこで情報を集めましょうか?」
>>下1……情報収集の主題
1.本部ギルドで調べる
2.図書館で文献を漁る
3.自由安価
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/17(月) 19:18:07.94 ID:ARopGkFeo
- 2
- 463 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/17(月) 23:06:09.35 ID:LczI7k+Ro
- 一行は一旦図書館までやってきた
機械少女「……こんな建物あったかしら」
男「言われてみれば結構新しい建物だ。長く地下に幽閉されていれば知らないかもしれないな」
機械少女「図書館なんかに魔神の情報があるのかと疑っていたけれど、これなら期待できそうね」
そうして、伝承や歴史を扱うコーナーへと向かっていく
いつもは地下に降りていくが、
そうでないためにわずかな違和感すら覚えた
- 464 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/18(火) 19:44:46.48 ID:tuTS7jxEo
- すみません寝落ちしました
中華「とはいえ……神代の歴史書なんてあるのかな」
氷魔「……ありますよ……ただ……元々混沌を極めた時代でしたから……考証が非常に難しいですね……」
やる気「情報が少なかったり、あるいは嘘が書かれていても判別できないってことっすね」
氷魔「……はい……」
ぶりっ子「それらしい本を片っ端から読んでローラー作戦するしかなさそうですねぇ」
怪盗「その魔神がなんと呼ばれていたのか分かれば楽そうですが、その魔神の通り名とか知ってます?」
機械少女「>>下1」
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/18(火) 19:50:52.11 ID:lBHIscCU0
- 紅い鬼神という通り名はあるけど、本当の鬼だったらどれだけ良かった事か
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/18(火) 19:52:19.94 ID:E5/4KyrV0
- 古の時代に墜つる神を処罰する神と呼ばれていました。 そのために神殺しの邪刃を持っていたとか…
- 467 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/18(火) 20:21:21.01 ID:tuTS7jxEo
- 機械少女「紅い鬼神という通り名はあるけど、本当の鬼だったらどれだけ良かった事か」
狙撃少女「実際にはただの魔物じゃなかった訳ですからね……」
男「ともかく、それで調べよう」
一行は手分けして、一帯の本を漁り始めた
中華「目が滑る……」
氷魔「……旧い文体……そして……旧い文字が使われていますからね……」
- 468 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/18(火) 20:25:29.52 ID:tuTS7jxEo
- 男「……ああ、そうなんだ」
やる気「え?」
男「いや、なんでもないよ」
彼には『万能通訳』のスキルがあるので、
この世界で知られている言葉であるならば、
問題なくその意味を理解することができた
ぶりっ子「私には難しいですねぇ……」
怪盗「私もー……最近の言葉には敏感なんですけどねぇ」
- 469 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/19(水) 01:04:50.19 ID:RoBbJKXEo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 470 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/19(水) 18:49:13.10 ID:kEVE/2guO
- 狙撃少女「旧い文章の斜め読みは技術が要りますね」
男「……お、これかな」
中華「見つけた?」
男「ああ、多分これだね」
そこには、遥か神代の時代に『猛き者』が紅い鬼神を倒したとの記述があった
それが魔王なのか救世主なのかははっきりとしていない
氷魔「……なにか……手がかりはありましたか……」
男「どうやら、>>下1が弱点らしい」
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/19(水) 18:52:39.56 ID:Pf0bBr/v0
- まぶしく光るもの
- 472 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/19(水) 21:32:05.01 ID:RoBbJKXEo
- 男「まぶしく光るものが弱点らしい」
やる気「どのくらい有効なんすか?」
男「動きを鈍らせることぐらいはできそうだ。流石に魔神だ、それだけで倒すなんてことはできなさそうだな」
機械少女「そうね……でも用意するに越したことはないわ」
ぶりっ子「それなら、光魔法を駆使すればいけそうですねぇ」
戦術の方針も固まってきたようだ
- 473 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 00:51:22.48 ID:eD7gZNefo
- 機械少女「……はっ」
彼女は右手を前に突き出し、小さく息を吐く
すると、右手から真っ直ぐに光線が出た
読んで字のごとく、光の線である
怪盗「おや?」
機械少女「光なら出せるみたいね」
狙撃少女「機械の体ってすごいですね」
- 474 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 01:07:34.25 ID:eD7gZNefo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 475 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 19:11:52.10 ID:eD7gZNefo
- 男「まだ準備を整えることはできるが……」
機械少女「いずれ魔神は目覚めるけれど、本当に今すぐという訳ではないわ。結構猶予があるの」
中華「それなら急ぐ必要はないね」
氷魔「……しかし……魔神がいるとすっきりしませんからね……あまり後回しにするのもよくないと思います……」
やる気「そっすね、便利な言葉っすけど、柔軟に対応すべきっすね」
>>下1……なにをしよう?(フェイズ・夕方)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く
10.魔神を倒しにいく
11.自由安価
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/20(木) 19:12:52.73 ID:7RiVC3DG0
- 6
- 477 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/20(木) 21:31:32.55 ID:eD7gZNefo
- 怪盗「じゃ、占いでも行きません?」
機械少女「は?」
狙撃少女「いいですね」
思いつきに従って、一行は占いの館へ向かった
機械少女は終始困惑していた
機械少女「人のこと機械にしといて占いみたいなオカルトも信じるのね……」
男「本当に機械になるとは思ってなかったんだ。申し訳ない」
- 478 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 01:21:15.76 ID:4oYOzKsKo
- 機械少女「別にいいわ。機械のほうが朽ちるのが早いもの」
中華「そういう問題なんだ……」
占い師「おや、また仲間を増やしたのですか?」
氷魔「……いえ……故あって同行しているのです……」
機械少女「あなたが占い師?確かに胡散臭い顔してるわ」
占い師「ややっ!失礼な女!」
- 479 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 01:23:21.35 ID:4oYOzKsKo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 480 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:00:57.46 ID:czyybsBaO
- すみません遅れました
諸事情で金曜日は遅れがちになりそうです
やる気「といっても……機械少女さんも本来かなりオカルトの存在っすよね?」
機械少女「……言われてみればそうね」
占い師「な、なんなんですかあなたは……」
ぶりっ子「思考が機械に乗っ取られ始めてたり?」
機械少女「縁起でもないこと言わないで」
- 481 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:02:53.83 ID:czyybsBaO
- 怪盗「でも、機械を崇拝する宗教なんてのもあるらしいですからね」
狙撃少女「その神がもたらした神器があのレンチだったのなら……という仮説ですね」
機械少女「くっ……」
男「いつか朽ちるんだろ?なら気にすることはないんじゃないか?」
機械少女「……そういうことにしておくわ」
- 482 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:14:15.17 ID:czyybsBaO
- 中華「あ、そうだ。占いのことなんだけど」
占い師「えっ、ああ、はい。急に戻ってきましたね」
中華「今度強大な魔神を倒しに行くんだけど、それについて占ってほしい」
占い師「吉凶が出るかアドバイスが出るかは分かりませんが……分かりました」
そう言うと、占い師は剣を取り出した
そして、それを持つように促す
中華「これをどうすれば?」
占い師「この板を斬っていただきます。その模様から占います」
- 483 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/21(金) 21:15:32.30 ID:czyybsBaO
- 占い師はとても分厚い板を持ち出した
その重さに腕は震えている
中華「なるほど、任せて!」
彼は言われるがままに力いっぱい剣を振り下ろした
すると、荒々しい傷が付いた
占い師「ほほう」
氷魔「……結果は……いかがでしょうか……?」
占い師「>>下1」
- 484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/21(金) 21:19:28.74 ID:x/6PJ8i40
- 憎しみや恨みをぶつけるな。純粋に一人の強者として迎え撃て。
- 485 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/22(土) 01:44:54.00 ID:RbZt482So
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 486 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/22(土) 19:43:50.82 ID:RbZt482So
- 占い師「憎しみや恨みをぶつけるな。純粋に一人の強者として迎え撃て。」
やる気「なるほど……」
ぶりっ子「私が苦手なことですねぇ」
怪盗「昔からよく言われてますけど、そういう化け物ほど純粋な力には従うそうですしね」
狙撃少女「かつて調伏されていますし、そういう経緯があったのかもしれませんね」
- 487 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 02:38:39.57 ID:lbth4qkuo
- その言葉を受け止めて、一行は家路についた
男「しかし、紅い鬼神とやらはどんな悪事を犯したんだ?」
機械少女「闇の炎を放って従わない人間や街を燃やしていたと聞くわ」
中華「そんな力があるのか」
機械少女「あくまで伝承の世界だから、本当にそんなことをしていたかどうかは定かではないけれど」
氷魔「……結局……封印するだけのことはしたんですよね……?」
- 488 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 03:11:55.10 ID:lbth4qkuo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 489 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 20:17:09.12 ID:lbth4qkuo
- 機械少女「ええ、かつては襲いかかってきたわ」
やる気「やはり……」
ぶりっ子「そういえば、もしかして……封印を施したのは私の父なのですか?」
機械少女「知りたいの?」
そう彼女は聞き返した
どういう意図をもってそう聞くのかはわからないが、
ぶりっ子「……はい」
ぶりっ子は臆することはなかった
機械少女「>>下1」
- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/23(日) 20:42:30.39 ID:nVrwKU1I0
- …貴女のご先祖さまの時代の話だから関係は無いわ
- 491 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/23(日) 21:36:54.48 ID:lbth4qkuo
- 機械少女「…貴女のご先祖さまの時代の話だから関係は無いわ」
ぶりっ子「あっ、そうなんですねぇ。ちょっと気が楽になりましたぁ」
怪盗「本当にすごい永い時を生きてるんですね」
機械少女「そうね、いまいち記憶の残っていない時代とか、これまでみたいに封印の媒介をしていたようなこともあったけれど」
狙撃少女「壮絶ですね……おかしくならないんですか?」
機械少女「意外と大丈夫なものよ」
- 492 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/24(月) 00:54:48.91 ID:Jlem6zf6o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 493 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/24(月) 19:25:35.41 ID:Jlem6zf6o
- そうして一行はギルドハウスへと帰ってきた
もう夜なので、魔神との戦いは明朝となった
男「覚悟決めなきゃな……」
中華「ま、これまでどうにかなったんだかし今回も大丈夫さ」
氷魔「……そうだと……いいですね……」
>>下1……何しよう?
1.中華の料理の手伝い
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.リビングにいる機械少女に話しかける
11.自由安価
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/24(月) 19:51:06.30 ID:dI+msi+F0
- 10
- 495 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/24(月) 23:15:47.45 ID:Jlem6zf6o
- 機械少女「はぁ……」
彼女は足を組んでソファに横になっている
そして虚空を見つめなにかを考えているようだ
男「どうかしました?」
機械少女「いや、なんでもないわ」
男「部屋いります?」
機械少女「別に必要ないわ。この体じゃどこでも疲れないみたいだし」
- 496 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 00:03:02.23 ID:KsTgIrrKo
- 男「どのくらい昔から存在してるんだ?」
機械少女「……そうね、5000年は前かしら」
男「ごっ……」
彼が元いた世界なら紀元前だ
もし地球で最も救世主が不死のものだったとしても、遠く及ばない年数だ
機械少女「多分ね」
男「どうして朽ちることがないんだ?」
- 497 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 00:05:13.22 ID:KsTgIrrKo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 498 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 19:29:32.26 ID:KsTgIrrKo
- 機械少女「一族にかけられた呪いのようなものよ」
男「……一族に?」
機械少女「私の母は不死の存在。そのまた親も、そのまた親もね」
男「そうなのか」
機械少女「不死は孤独を運命付けるわ。家族はいても、その希少性から狙われ、離散を余儀なくされる」
男「慰めてやりたいが……俺に君の痛みを完全に理解することはできないだろうな」
- 499 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/25(火) 19:32:21.01 ID:KsTgIrrKo
- 機械少女「そうね。気持ちだけ受け取っておくわ」
男「すまないな」
機械少女「……結局、不幸になるのだけど……みな永い時の中で『愛』だのなんだのと絆されて、次世代の苦しみを産み落とすの」
男「……君は違うみたいだな」
機械少女「ええ、犠牲は少ないほど良いわ」
男「しかし血族で呪われるなんて、君の祖先……その呪いのルーツは一体?」
機械少女「>>下1」
- 500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/25(火) 19:34:52.87 ID:7hVhRgOFo
- 神殺しよ
- 501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/25(火) 20:44:33.61 ID:tMoP9E8T0
- 機械少女「リングの山村貞子の娘 それが私よ」
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