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安価とコンマで異世界転生!その8
- 302 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/18(土) 22:23:09.83 ID:WgfYwitjo
- 工場の前を覗くと、守衛がいた
やはり真っ向から侵入するのは無理そうだ
中華「うーん、どうする?」
氷魔「……大丈夫です……私たちにはどうにかするための手段がありますよ……」
そう言って彼女はドアノブ型生命体を取り出した
やる気「なるほど、それでドアを作って侵入すればいいんすね」
- 303 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/19(日) 02:06:39.55 ID:seCoZxbso
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 304 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/19(日) 19:43:46.93 ID:seCoZxbso
- 早速工場の側面に回り込むと、
そこにドアノブ型生命体をセットした
ぶりっ子「えいっ……おお!」
ノブを回し引くと、
そこがちょうとドアになったかのように開く
高さは2メートルほどで幅は80センチほどだ
怪盗「早速潜入です!」
>>下1……マッチ工場のどの部分に入った?
- 305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/19(日) 19:48:32.25 ID:a6y1PG14o
- 木材加工部
- 306 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/19(日) 20:36:28.11 ID:seCoZxbso
- 入ると、かぐわしい匂いが鼻を突く
どうやらそこは、マッチの木材を加工する部門のようだ
狙撃少女「おっと、まずいですかね?」
従業員「……え?」
そこは小部屋で、一人の女性が作業をしていた
専用の木材を手作業で削っていた
男「あ、すみません。どうぞお気になさらず」
従業員「あっ、はーい……ってなる訳ないでしょ!」
- 307 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/20(月) 03:23:22.55 ID://DJXL/Qo
- 彼女は結構ノリが良いようで、
なんだか楽しそうですらある
中華「君の迷惑にはならないようにするからさ!ね?」
従業員「はぁ……」
氷魔「……それに……壁が扉になって人が入ってなんて……説明しても信じてくれませんよ……」
従業員「そりゃそうかもしれないですね」
- 308 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/20(月) 03:51:40.82 ID://DJXL/Qo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 309 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/20(月) 19:12:52.24 ID://DJXL/Qo
- やる気「そんなら問題ないっすね」
そう言って彼は部屋を出ようとする
従業員「いやいやいや待って下さいよ」
やる気「……なんすか?」
従業員「流石に入っていったなら本人がいるんですから通報しても分かるはずですからね?」
ぶりっ子「面倒ですねぇこの女」
従業員「口悪っ!」
怪盗「まぁまぁ、こういうときはスマートに口止めですよ」
狙撃少女「おお、どうやって?」
怪盗「>>下1」
- 310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/20(月) 19:15:44.29 ID:vuWdEK94o
- 金の力は偉大なのですよ
- 311 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/20(月) 19:27:09.25 ID://DJXL/Qo
- 怪盗「金の力は偉大なのですよ」
そう言って彼女は懐から金を取り出した
いつの間に持っていたのだろうか
従業員「そ、それはっ!」
怪盗「生活が苦しいんですよね?」
従業員「なんでそれを……」
怪盗「こんなところに閉じ込められて木材を手作業で整形してる人の生活が良いとは思えないので」
従業員「辛辣すぎませんか」
怪盗「まぁまぁ、お金あげますから、思ったことぐらいは言ってもいいじゃないですか」
- 312 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/21(火) 03:28:35.66 ID:o1t2JVv4o
- 従業員「むぅ……仕方ないですね」
【ギルドの資金】84371475
男「それで……どう向かう?」
中華「隠れながら地下への入り口を探すしかないんじゃないかな?」
氷魔「……この真下が目的地なら……ドアノブであっさりと……到達できそうですが……」
やる気「そっすね」
- 313 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/21(火) 03:40:10.16 ID:o1t2JVv4o
- 本日はここまでです
ありがとうごさいました
- 314 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/21(火) 19:25:22.89 ID:dzWimygHO
- ぶりっ子「ここの地下について知っていますかぁ?」
従業員「火薬庫だから安全のため近寄るな、とだけ言われてます」
怪盗「不自然じゃない誤魔化し方ではありますねりでもスペースはあるみたいなので、移転はしてなさそう?」
狙撃少女「なら突入ですね」
彼女は氷魔からドアノブを貰うと、
地面にセットして回した
すると、そこが床下収納の扉のように開く
>>下1……扉の先には何があった?
- 315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 19:32:07.72 ID:a58kMGz7o
- 大量の鉢植えと植物が並んでいる
- 316 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/21(火) 20:14:35.71 ID:yvGGYAzeO
- 男「よっと」
降りると、そこもまたあまり大きくはない部屋だった
規則正しく小さなテーブルが所狭しと並べられており、
その上には植物の植えられた鉢植えが置かれている
中華「多分、これだよね?」
氷魔「……はい……恐らく麻薬の元となる植物ですね……」
やる気「あんま大きくない部屋っすね、こりゃ他にも栽培してる部屋がありそうっすよ」
- 317 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/21(火) 22:01:48.22 ID:o1t2JVv4o
- 男「とりあえず燃やしとくか。火魔法」
男は火を放って全ての植物を燃やした
ぶりっ子「ちょっとぉ、密室で炎放たないでくださいよぉ」
男「すまんな」
そう言って彼は部屋のドアを開ける
その先は>>下1
- 318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 22:51:34.51 ID:YnRLoZjwo
- ボスと幹部っぽい連中が宴会してた
- 319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/21(火) 22:57:15.26 ID:YBDY+vo70
- ブービートラップ
扉を開けた瞬間に大量の火薬に引火し爆発
- 320 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/22(水) 01:58:01.64 ID:aZ5yU8Ceo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 321 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/22(水) 19:05:50.17 ID:aZ5yU8Ceo
- ボス「ハーッハッハッハ!乾杯!」
サングラス「うす!」
そこには、親玉感溢れる人物と、
その舎弟らしき黒サングラスの集団があった
みな盃に酒を汲み、宴会の様相だ
怪盗「ボスと直接宴会……こいつら、幹部クラスですね」
狙撃少女「悠長なこと考えてる場合じゃないですよ!どうするんですか!?」
- 322 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/22(水) 21:00:09.53 ID:aZ5yU8Ceo
- 男「どのみち戦わなければならない相手だ」
中華「今はまたとないチャンス、だね?」
氷魔「……そうですね……全員倒して終わりです……」
全員が臨戦態勢に入る
屋内かつ地下なので魔王の力も使うことができる
そうこうしているうちに、
相手も一行に気付いたようだ
ボス「な、なんだお前たちは!?」
やる気「魔王だが」
ボス「>>下1」
- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 21:06:20.71 ID:ShHyl6sa0
- 魔王だか魔導だか知らねえがアジトに乗り込んできたことを後悔させてやる!!
- 324 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/23(木) 19:43:30.58 ID:pVCLfFpso
- すみません寝落ちしました
ボス「魔王だか魔導だか知らねえがアジトに乗り込んできたことを後悔させてやる!!」
ぶりっ子「ひぃ、殺意まんまんですねぇ」
怪盗「そんじゃ、バトルですかね」
ボス「野郎ども!さっさと来い!」
彼が叫ぶと、あちらこちらの部屋から、
武器を持ったチンピラが出てくる
- 325 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/23(木) 19:45:26.80 ID:pVCLfFpso
- 狙撃少女「面倒ですね……」
ボス「逃げるぞお前ら!」
さらに、彼は幹部クラスの人間を引き連れて逃げるつもりらしい
男「あっ、卑怯だぞ!」
ボス「卑怯も不況もねぇぜ!」
中華「くっ……」
氷魔「……逃がしませんよ……!」
- 326 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/24(金) 02:33:06.67 ID:EbFsuD57o
- 彼女がそう告げると、彼女から氷の魔力が迸る
ボス「なっ、なんだ!?」
部屋の外に通じるドアは全て凍りつき、封じられた
やる気「素晴らしい」
ぶりっ子「これで逃げられないようですねぇ」
チンピラ「名を上げるチャンスだぜぇ」
- 327 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/24(金) 03:15:45.20 ID:EbFsuD57o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 328 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/24(金) 19:35:42.19 ID:EbFsuD57o
- チンピラたちにとってはある意味チャンスだったかもしれないが、戦力差は歴然だった
一行は一切苦戦することなく、ものの数分でチンピラたちを全員倒してしまった
サングラス「ど、どうします?ボス」
ボス「……ど……どうったって……どうしようもなくねぇか……?」
怪盗「そうですね。あなたたちは今、沙汰を待つばかりです……へっくち!」
狙撃少女「冷えてますからね……毛布あげます」
男「こいつらをどうするかな……」
>>下1……ギャングの幹部たちの処遇
1.報復とか怖いし殺しておく
2.騎士団(警察機関)に叩きつける
3.自由安価
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/24(金) 19:38:27.22 ID:8kBsei9I0
- 2
- 330 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/25(土) 00:46:12.01 ID:afe3WNOQo
- 中華「まぁ……順当に騎士団でいいんじゃない?」
男「そうだな」
ボス「くそっ……」
それから一行は騎士団を呼んできた
地元の騎士団はギャングと癒着しているおそれがあるため、
本部ギルドを通して本部の騎士団に掛け合った
- 331 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/25(土) 03:25:30.38 ID:afe3WNOQo
- 氷魔「……で……ギャングを壊滅させたって訳ですね……」
全ての処理が終わってもう夕方になっていたが、
一行は報告のために不動産屋に来ていた
革服「本当ですか?」
やる気「本当っすよ。よく分からないドアノブとか、人数不利を覆したりとか……信じがたいこともあると思うっすけど、全部本当っす」
革服「……後ほど、騎士団の方からも確認しておきます」
- 332 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/25(土) 03:53:44.32 ID:afe3WNOQo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 333 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/25(土) 19:49:58.95 ID:st4DYiYYo
- ぶりっ子「それで、購入の手続きなんですけどぉ……」
革服「翌朝、そちらに見積りを届けに参ります」
怪盗「オッケーです!」
そうしてその場はひとまず終わりとなった
一行は一仕事終えた実感を持ちながら、
不動産屋を後にしたのだった
>>下1……なにをしよう?(フェイズ・夕方)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く
10.ギルドハウスの地下に行く
11.自由安価
- 334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 20:05:18.42 ID:noezj9900
- 5
- 335 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/25(土) 21:43:20.93 ID:afe3WNOQo
- 一行は図書館にやって来た
内部にはステンドグラスがあるのだが、
それが夕陽に輝いて美しい
狙撃少女「それだけの書物を蔵するのはかなり手間だったと思いますが……国の建物とはいえ、すごいことですよ」
男「そうだな……というか、ただ本があるだけとは思えない」
中華「え?」
男「変なヤツに図書館の奥で会ったことあるし。なんか妖精みたいなのいるよここ」
- 336 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/26(日) 04:15:31.02 ID:2gubuAyjo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 337 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/26(日) 19:53:43.00 ID:2gubuAyjo
- 氷魔「……着きましたね……」
幾度となく訪れた魔導書コーナーだが、
さらに深層があることをみな知っていた
魔導書はコンマ下一桁で抽選され、
低級魔法は50、上級は100、超上級は150以上のMPがないと魔法の習得に失敗する恐れがあります
>>下1コンマ上一桁……男の魔導書
>>下1コンマ下一桁……中華の魔導書
>>下2コンマ上一桁……氷魔の魔導書
>>下2コンマ下一桁……やる気の魔導書
?男の魔導書抽選テーブル?
1.水属性2.土属性
3・4・5・6・7・8・9・0で上級魔法(再度抽選)
?中華の魔導書抽選テーブル?
1.氷属性2.風属性3.土属性
4.光属性5.闇属性
6・7・8・9・0で上級魔法(再度抽選)
?氷魔の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.水属性3.風属性
4.土属性5.回復魔法6.光属性
7.闇属性
8・9・0で上級魔法(再度抽選)
(ゾロ目で上級混合)
?やる気の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.水属性3.氷属性
4.風属性5.光属性
6・7・8・9または0で上級魔法(再度抽選)
- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:07:32.78 ID:KAT5iHKj0
- おりゃ
- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:01:49.97 ID:9cV6qDpr0
- あ
- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 22:14:09.11 ID:A+JAnKJV0
- こい!
- 341 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/27(月) 02:37:06.90 ID:LKl4ZsdDo
- すみません所用で席を外していました
明日また続きの判定をします
お付き合いいただきありがとうございました
- 342 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/27(月) 19:56:35.38 ID:LKl4ZsdDo
- 全員再抽選です
?男の魔導書抽選テーブル?
1.水属性2.風属性3.土属性
4.回復魔法5.光属性6.闇属性
7.日用魔法
8・9・0で上級魔法(再度抽選)
?中華の魔導書抽選テーブル?
1.氷属性2.風属性3.土属性
4.回復魔法5.光属性6.闇属性
7.日用魔法
8・9・0で上級魔法(再度抽選)
?氷魔の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.水属性3.風属性
4.土属性5.回復魔法6.光属性
7.闇属性
8・9・0で上級魔法(再度抽選)
(ゾロ目で上級混合)
?やる気の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.水属性3.氷属性
4.風属性5.土属性6.回復魔法
7.光属性8.闇属性
9・0で上級魔法(再度抽選)
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/27(月) 19:59:57.25 ID:v9JS9EKbo
- ほい
- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/27(月) 20:00:24.38 ID:n42sAnB10
- そい
- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/27(月) 20:12:08.99 ID:U+mCaOPj0
- あ
- 346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/27(月) 20:16:19.26 ID:PKdM8EVO0
- うりゃ
- 347 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/27(月) 20:18:38.25 ID:LKl4ZsdDo
- 男と氷魔は二人で通常よりも奥の書庫に来ていた
男「……あれ」
氷魔「……どうしました……?」
男「途中まで中華とやる気もいたと思うんだけど……見失ったな」
氷魔「……なぜかここで遭難したという話だけは聞きません……多分大丈夫でしょう……」
男「そうか。これだけ広ければ遭難するやつもいそうだけどな」
- 348 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/28(火) 01:29:19.51 ID:dpGunVHro
- 氷魔「……これは……ちゃんと魔導書ですね……」
彼女は無数の本の中から、鮮やかな緑色の書物を取り出した
表紙には、『上級風魔法』と書かれている
男「これにしようか」
氷魔「……そうですね……」
それから二人は近くにあった椅子とテーブルを用い、
その内容を把握し、上級風魔法を習得した
- 349 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/28(火) 02:14:28.37 ID:g5BM8z4lO
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 350 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/28(火) 19:16:00.74 ID:dpGunVHro
- 中華「……あ、はぐれた」
やる気「え?」
中華「男と氷魔がいなくなっちゃった……」
一方そのころ、中華とやる気もまた、
奥の書庫を歩いていた
やる気「そういうこともあるっすよ。ここは入り組んでるっす」
中華「ん……?」
やる気「今度はなんすか?」
- 351 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/28(火) 19:19:05.53 ID:dpGunVHro
- 中華「僕たちを挟んで、二つの本棚があるじゃない?」
この魔導書コーナーは、奥まれば奥まるほど、
本棚の間へと入り込んでいく構造になっている
なので、それは当たり前のことだった
やる気「そっすね……ああ、そういうことっすか」
片方の本棚には全く同じ純白の本が、
もう一方には漆黒の本が敷き詰められていた
中華「この異様な感じはきっと魔導書だね。という訳で、どっちの本がいい?」
- 352 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/29(水) 18:58:25.61 ID:ZziO8dN/o
- すみません寝落ちしました
今日で今年度の仕事は終わったので誰かに呼び出されなければもう大丈夫です
やる気「俺っちは……こっちっすね」
彼は漆黒の本棚を選んだ
中華「じゃ、僕はこっち」
そうして、二人は魔導書を読み始めた
やる気は読みはじめてから三十分ほどで全てを理解したようだが、中華は唸っていた
やる気「大丈夫っすか?」
中華「難しい……やっぱり魔法は苦手だなぁ……」
>>下1コンマ……13以上で無事習得
- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 18:59:07.97 ID:+J7dCgSRo
- ヌッ
- 354 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/29(水) 20:44:40.48 ID:ZziO8dN/o
- やる気「うーん……よし、ここはこういうことで……」
中華「ああ、なるほど」
やる気はその魔法について、教えられることを教えた
もっとも本人は使えない魔法なので、
全てを教えることはできなかった
しかし、中華はうまく指導を吸収し、
魔法を習得することができた
やる気「いけそうっすか?」
中華「ああ、大丈夫だね。もう戻ろうか……」
>>下1コンマ上一桁……ぶりっ子の魔導書
>>下1コンマ下一桁……怪盗の魔導書
>>下2コンマ上一桁……狙撃少女の魔導書
?ぶりっ子の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.風属性3.土属性
4.回復5.闇属性
6・7・8・9・0で上級魔法(再度抽選)
?怪盗の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.氷属性3.水属性
4.土属性5.光属性6.闇属性
7.日用魔法
8・9・0で上級魔法(再度抽選)
?狙撃少女の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.氷属性3.風属性
4.土属性5.回復魔法6.光属性
7.闇属性8.日用魔法
9または0で上級魔法(再度抽選)
- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 20:55:04.49 ID:/MIpJbLR0
- あ
- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 20:55:20.63 ID:j2hLZYzDO
- はい
- 357 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/29(水) 23:56:06.90 ID:ZziO8dN/o
- 怪盗は再抽選です
ぶりっ子は回復魔法のある書庫へとやってきていた
ぶりっ子「大体この辺ですねぇ……」
ぶりっ子「お、ありました」
彼女は本棚から本を取り上げ、さっそく読み始める
ぶりっ子「回復ができたほうが女子力高いですからねぇ」
- 358 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/30(木) 00:50:42.58 ID:MXasggpvo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 359 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/30(木) 19:50:09.42 ID:MXasggpvo
- 彼女はそう言うと素早く魔導書を読み終え、
回復魔法を習得した
狙撃少女「なんですかこの真っ白な本は……」
シックな色合いの図書館には珍しい、
あまりにも白い魔導書
狙撃少女はそれを手に取ると、
すらすらと読み進め、あっという間に内容を理解し、光魔法を習得した
>>下1コンマ上一桁……怪盗の魔導書
?怪盗の魔導書抽選テーブル?
1.火属性2.氷属性3.水属性
4.風属性5.土属性6.回復魔法
7.光属性8.闇属性9.日用魔法
0で超上級魔法(再度抽選)
- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/30(木) 19:56:54.19 ID:08KwsmYA0
- どりゃ
- 361 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/30(木) 20:43:00.69 ID:MXasggpvo
- 怪盗「なんか派手なやつないですかね?」
彼女は四方八方に視線を飛ばしながら書庫をスキップしていく
そんな彼女の目に止まったのは深紅の装丁の本だった
怪盗「派手な本がありますね」
それを手に取ると、上級火属性の魔導書だった
彼女は立ったままの姿勢でそれを読み、
内容を理解すると棚に戻して帰った
- 362 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/31(金) 04:03:36.31 ID:2x9yCTsUo
- そうして全員が魔導書を読み、
今回もまた全員が習得することができた
男「やっぱり、みんないるんだよなぁ」
中華「どうかしたの?」
一行は魔導書庫の入口に集合していた
示し合わせた訳でもなく、ギルドの創立当時からここに集まっている
男「中に入ればいつの間にかバラバラになるが……無事に帰ってこれる」
氷魔「……山で言うならば……ここが頂上なのかもしれませんね……」
やる気「ほー、そりゃ下山しきってみたいもんっすね」
- 363 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/31(金) 04:45:33.97 ID:2x9yCTsUo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 364 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/31(金) 19:37:26.31 ID:2x9yCTsUo
- ・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 上級風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値21/39……レベル30)
・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 上級光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値31/37……レベル28)
・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 上級風魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)
・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 上級闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値7/35……レベル26)
・ぶりっ子
【筋力】122 【HP】??+32【MP】140【素早さ】99【料理】73【歌唱力】44【ダンス】51【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 回復魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
所持:化粧品(試供品)、13時間時計
(経験値35
/38……レベル29)
・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
【歌唱力】53
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:上級火魔法 風魔法 回復魔法
所持:アダマンタイトの曲刀、雷の力を吸収する杖
(経験値11/33……レベル24)
・狙撃少女
【筋力】122【MP】137【素早さ】??+2
武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法 光魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)
【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属、不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典、硫酸の入った瓶、筋トレメソッド本、13時間時計×3、純金小判×5 レア珍獣の生息地(本) 忘却されるまで封印した機械(本)、無限に重なる葉っぱ、ホームセンターの便利グッズ紹介本 回復スライム、氷スライム レインボースライム 探し物の位置を指し示すコンパス(『4回』、不良品)、牛スライム、文字を書き込んだら対になるものに文字が浮かび上がる一対の巻物、壊れたものを何でも直すレンチ、黄金の番人像、世界樹の露(三回分)、なんでも開けるドアノブ型生命体
【ギルドの資金】84371475
- 365 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/31(金) 19:39:59.22 ID:2x9yCTsUo
- それから一行は日暮れとなったのでギルドハウスへと帰宅した
ぶりっ子「今日もハードでしたねぇ」
怪盗「肉体的にはそこまででもありませんが……緊張がどうも」
狙撃少女「無理せず休みましょう!」
まだ夕食までは時間がある
>>下1……何しよう?
1.中華の料理の手伝い
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:42:47.88 ID:UEXhnTxDO
- 2
- 367 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/31(金) 21:57:21.39 ID:2x9yCTsUo
- 男「ノックしたほうがいいか?」
氷魔「……はい……」
男「分かった」
彼は改まってドアをノックする
氷魔「……どうぞ……」
まるで奇妙な因習のようだが、
ともかく彼女はプライバシーの意識が強いようだ
尤も、断りもなく部屋に入ろうとする男は非常識だが
- 368 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/31(金) 22:42:37.75 ID:2x9yCTsUo
- 男「んー……最近どう?」
彼は部屋の床面に座り込んで聞く
リラックスした様子で両脚を開いている
氷魔「……随分と……アバウトな質問ですね……」
男「いやぁ、聞くことがあまりなくて」
氷魔「……結構な頻度で……ここに来ていますからね……」
男「迷惑だったか?」
氷魔「……いえ……でも……理由は気になりますね……」
- 369 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/01(土) 01:04:43.27 ID:HFZWsLGyo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 370 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/01(土) 19:07:02.65 ID:p1oTw/bNO
- 男「理由か……落ち着くからかな」
氷魔「……そうですか……?」
男「本がいっぱいあるし。俺も含めて、あまり部屋にモノ置かない人が多いから、逆に居づらいんだよね」
氷魔「……確かに……刹那的というか……俗っぽさのない人が多いですからね……」
男「俗っぽさがないって話なら、氷魔もそうだろ」
氷魔「……え……私変わってますか……?」
それまでは机に座って本を読んでいた彼女だが、
ここで急に振り返る
男「……否定はできないかな」
氷魔「……反論していいですか……」
男「はぁ」
氷魔「>>下1」
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 19:26:14.08 ID:VUKfo7Yfo
- 意外と流行りものを追いかけるの好きだったりしますよ
- 372 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/01(土) 21:40:22.94 ID:HFZWsLGyo
- 氷魔「意外と流行りものを追いかけるの好きだったりしますよ」
男「ほぉ、氷以外に興味はないものかと思っていたけど」
氷魔「……ほら……例えばこれ……」
彼女は自らの杖を見せてきた
男にはいつもの杖にしか見えないが……
男「?」
氷魔「……ここについている……この宝石は……最近流行っているものなのですよ……」
- 373 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/02(日) 05:12:28.34 ID:mvu62/p/o
- その宝石はダイヤモンドのような水色で、
しかしその内部の輝きは水面のように落ち着いていた
男「へぇ、そうなのか」
氷魔「……もう少しリアクションとか……」
男「綺麗だと思うぞ」
氷魔「……もういいです……」
男「いや!マジでいいと思うよ!氷魔法のイメージカラーとしても合ってるし!」
- 374 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/02(日) 05:13:14.94 ID:mvu62/p/o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 375 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/02(日) 19:36:34.75 ID:mvu62/p/o
- 氷魔「……そうですか……それならよいのです……」
そう言って彼女はまた机に戻った
物静かな割には時折むきになるので、
男はどうしてもそういう時には気圧されてしまうのだ
それからすぐに夕食の用意ができたので、
男は食卓へと逃げるように向かった
中華「今日は久しぶりにハーブを使ってみたよ」
やる気「確かに、なんか爽やかな香りがするっすね」
- 376 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/02(日) 20:44:57.63 ID:mvu62/p/o
- 中華「精神的な疲労も最近なかなかありそうだったからね、ハーブの癒し効果にかけてみた」
ぶりっ子「なるほどぉ。うーん、ハーブが添えられているだけでお洒落感が増しますねぇ」
いつもの中華料理にハーブが多く添えられた料理が配膳される
ハーブの付いた油淋鶏などは、まるでフレンチの料理のような雰囲気だ
怪盗「早速いただきまーす!」
- 377 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/03(月) 03:00:45.79 ID:rrl3Zidso
- それから一行は食事を始めた
狙撃少女「しかし……規模の小さいギャングが相手でよかったですね」
男「ああ、いかにもボスっぽいのがいるのを見つけた時はちょっと安心したかもしれない」
中華「手下もチンピラばっかりだったしねぇ」
氷魔「……不意討ちのようなものでもありましたから……正面からやりあってもこうなったかは分かりませんね……」
やる気「実力を過信しすぎるとよくないっすからね、そこは肝に銘じておくっす」
- 378 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/03(月) 03:28:08.71 ID:rrl3Zidso
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 379 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/03(月) 19:33:37.31 ID:rrl3Zidso
- ぶりっ子「前に関わったような規模の反社会的勢力だったら危険でしたねぇ」
酪農少年「毎度思いますが……よく生きてられますね」
怪盗「男は一回死んでるらしいし、運がいいだけだねー」
作戦の成功と、自分たちの幸運を噛み締めながら、
一行は食事を終えた
狙撃少女「こんな洒落た物を食べたのは初めてです……」
まだ寝るまでには時間がある
>>下1……何しよう?
1.中華の料理の後片付け
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 19:41:50.08 ID:zj3/xPqx0
- 5
- 381 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/03(月) 20:37:37.54 ID:rrl3Zidso
- 男「もしもーし」
男は酪農少年の部屋をノックする
酪農少年「はい、どうしましたか?」
男「いや、特に用はないんだけどね」
酪農少年「そうですか、まぁゆっくりしていくといいですよ」
彼はドアを開けて男を招き入れ、
少々の時間を置いてお茶を出す
- 382 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/04(火) 02:33:39.52 ID:6vR3ymnCo
- 男「お茶なんて出してくれなくてもいいのに……」
酪農少年「僕がやりたいからやってるんですよ」
男「……それならいいけど。しかし、いつの間にお茶なんて淹れられるようになったんだ?」
酪農少年「学校に、こういうのが得意な子がいるんですよ。それで、教えてもらったんです」
男「へぇ?」
- 383 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/04(火) 04:09:01.01 ID:6vR3ymnCo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 384 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/04(火) 19:41:28.42 ID:6vR3ymnCo
- 酪農少年「牧歌的な学校なんですけど、こういう気品のある子もいるんだなぁ、と思いましたね」
男「そうだな……うん、うまい」
男は茶を静かに飲み干して、感想を告げる
酪農少年「ありがとうございます」
男「最近、学校でなにかあったりした?」
酪農少年「藪から棒ですね……>>下1」
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 20:05:31.40 ID:G4VUQG3to
- 学校の七不思議的な話がトレンドですね
- 386 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/05(水) 03:06:15.32 ID:CnAPF6TEo
- 酪農少年「学校の七不思議的な話がトレンドですね」
男「やっぱりあるんだね、そういうの」
酪農少年「あるあるなんですか?」
男「どこの学校にもあるものだと思うよ。……それだけに、なんだか似た話も多くて、信憑性は薄いかも」
酪農少年「よかったです……」
彼は息を吐きながら胸を撫で下ろす
男「なにが?」
酪農少年「恥ずかしながら、結構真面目に信じてましたね」
- 387 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/05(水) 03:48:58.74 ID:CnAPF6TEo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 388 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/05(水) 18:29:33.00 ID:g5fptMTKO
- 男「…………まぁ、そういうこともあるわな……」
なにか言ってやりたい気分だったが、
この世界には幽霊の類が実在するので、
からかう気にはなれなかった
ただのオカルトではなく、あの山にはクマがいるらしいとか、この世界ではそういうレベルの話なのだろう
酪農少年「いないのなら安心ですね!」
男「ちなみに、どんな七不思議があるんだ?」
酪農少年「>>下1」
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 18:35:13.74 ID:eDiCiHuEo
- 外れにある廃小屋で、ある手順に従って儀式をすると神様に会えるとか
- 390 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/05(水) 18:42:50.40 ID:g5fptMTKO
- 酪農少年「外れにある廃小屋で、ある手順に従って儀式をすると神様に会えるとか」
男「聞いたことあるようなないような……」
酪農少年「七不思議はいろいろありますけれど、一番言及されるのがこれですね」
男「誰か、その儀式とやらと試した人がいる感じ?」
酪農少年「毎年一人は現れるらしいですよ」
男「で、どうなるんだ?やっぱり神様が出てくるのか」
- 391 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/05(水) 18:45:02.34 ID:g5fptMTKO
- そう聞くと、彼は難しい顔をして考え込んだ
どういうことだろうか?
酪農少年「……それが、人によってまちまちなんですよ」
男「会えた奴と会えなかった奴がいるってこと?」
酪農少年「そうですね、僕としては七不思議の中で一番ありうるのがこれかなって思います」
男「報告あるしね」
酪農少年「それもありますが……神様は実際にいることを男さんが見せてくれたからですね」
- 392 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/06(木) 01:29:13.93 ID:thdFJQmCo
- 男「やめろよ、照れくさい」
酪農少年「もし何かこれについて分かったら追って知らせますね」
男「ありがとな」
そう話を着地させると、彼はまた口を開いた
酪農少年「明朝、人が訪ねてくると聞きました。早めに寝たほうがよろしいのでは?」
男「んー……一理あるな。じゃあ寝ようかな」
- 393 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/06(木) 01:30:19.30 ID:thdFJQmCo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 394 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/06(木) 19:51:18.81 ID:thdFJQmCo
- ?翌日・陰週月曜日?
革服「みなさまお待たせいたしました」
革服を招き入れると、
一行にうやうやしくお辞儀をした
中華「いや、そんなに待ってないさ。それより、土地はいくらになったんだい?」
革服「はい、今回は訳アリの土地という訳でかなりお安くさせていただいておりますが、さらにこちらには恩義もございますので、そこからさらにお値引きさせていただいております」
氷魔「……その値段は……?」
革服「>>下1」
- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/06(木) 20:01:28.97 ID:VGyNkF5Uo
- 400万でございます
- 396 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/06(木) 21:55:02.79 ID:thdFJQmCo
- 革服「400万でございます」
やる気「街一つが400万……そんな安くていいんすか?」
革服「ええ、元々負債同然でしたから」
男「それでいただけるならぜひいただこう」
【ギルドの資金】80371475
男は革服に大量の札束を渡した
巨大に麻袋に包んで渡したが、
一応中身を出して400万が入っているか確認した
- 397 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/07(金) 02:00:33.37 ID:wx97G3zbo
- 革服「確認致しました。それでは失礼します」
ぶりっ子「これから頑張って下さいねー!」
革服「ええ、信用回復に努めてまいります!」
そう言って一行は革服を見送った
ロビーのテーブルの上には、
先ほど購入した土地の権利書があった
怪盗「一件落着?」
- 398 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/07(金) 02:35:15.58 ID:wx97G3zbo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 399 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/07(金) 19:35:39.55 ID:wx97G3zbo
- 狙撃少女「これで、男さんも気分が楽になったことでしょう」
男「ああ、かなりすっきりした」
中華「それじゃ、今日もいつも通り活動しようか」
男「ああ!」
>>下1……なにをしよう?(フェイズ・朝)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く
10.ギルドハウスの地下に行く
11.自由安価
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/04/07(金) 19:41:10.80 ID:FYsVMILBo
- 10
- 401 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/04/07(金) 20:18:44.87 ID:wx97G3zbo
- 氷魔「……どこに行きますか……?」
男「今日はギルドハウスの地下に行くぞ!」
やる気「ってことは……」
ぶりっ子「あの扉を開くということですね……」
一行は隠された地下への階段を露出させ、
ふたたび地下へと下っていく
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