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安価とコンマで異世界転生!その8
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/25(土) 21:03:54.85 ID:+xIi2eiA0
- 初めてか? なら人通りの多い所は諦めな
- 203 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/25(土) 22:09:13.29 ID:Plq9AGLio
- 通行人「初めてか? なら人通りの多い所は諦めな」
男「そうなんですか?」
通行人「まぁな。大体人気のある奴がいるし、無名のやつはそれだけで缶投げられるぜ」
やる気「結構厳しいんすね……」
そう言って、通行人は去っていった
狙撃少女「でも、別にビッグになることが私たちの目的ではありませんからね……」
- 204 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 03:54:06.68 ID:ydlv8bJho
- 男「そうだな。……ともかく、それなりの場所でだけやろう」
やる気「それで、事情通っぽい人がいたら話を聞いてみればいいっすね」
狙撃少女「それもそうですね。では、探しましょうか」
三人は裏街の表通りを外れ、
裏街のさらに裏通りへと入っていく
人通りはそれなりにあるが、
寂寥感のある廃れた街並みだった
- 205 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 04:24:16.72 ID:ydlv8bJho
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 206 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 18:50:34.22 ID:ydlv8bJho
- 男「こんな所でも人がいるなんてな。意外と栄えているのかもしれない」
やる気「アーティストってのは、創造を生業としているくせに産業的な発展は重視しない奴が多いっす。だから、栄えているというのも、ちょっと違うと思うっすよ」
言われてみれば、彼らに似合うのは栄えた町並みではないだろう
どちらかといえば、シャッター街の閉じられたそれの落書きと調和し、ララバイを唄って憧景を呼び起こすほうが似合っている
狙撃少女「この辺でやりますか?」
- 207 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/26(日) 20:37:15.28 ID:ydlv8bJho
- 男「そうだな」
やる気「……どういう感じでやるんすか?」
男「やる気がセンターで踊ってくれ」
やる気「とんでもない無茶振りっすね!?」
狙撃少女「私たちの歌はアマチュアです。なので後ろに引っ込んでいますが、私たちの肉体はプロです」
やる気「はぁ」
男「そういう訳だ、任せたぞ!」
やる気「う、うぉーっ!やるっすよ!」
そうして後ろの二人が歌いだし、
やる気がセンターで激しく踊る路上ライブが始まった
>>下1……通行人の反応
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/26(日) 21:10:56.40 ID:XIlWcVXZ0
- …ダンスが上手い所為か音調と合ってない感じがする
- 209 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/27(月) 01:04:24.57 ID:Yws1gHAxo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 210 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/27(月) 19:53:42.86 ID:Yws1gHAxo
- それから二十分後、彼らのライブは終了した
時折通行人は足を止め、ライブを見てくれる
しかし、そのほとんどは数分でどこかに行ってしまっていた
狙撃少女「はぁ、はぁ……ど、どうでした?」
一人だけ、最後まで見ていたギャラリーがいた
- 211 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/27(月) 19:57:51.00 ID:Yws1gHAxo
- ギャラリー「…ダンスが上手い所為か音調と合ってない感じがする」
男「なるほど、こちらの問題か……」
ギャラリー「君のダンスはとても良かった。荒々しく、どこかトライバルな気分になったよ」
やる気「あ、ありがとうございますっす」
狙撃少女「……そういえば」
ギャラリー「うん?」
狙撃少女「この一帯にはギャングがいると聞きました。無断で興行し続けるのもアレなので……挨拶にでも行こうかと思うのです」
ギャラリー「ほほう」
狙撃少女「それでなのですが……彼らはどういったギャングなのですか?」
ギャラリー「>>下1」
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/27(月) 20:01:37.92 ID:ff3mi9K80
- 怪しい薬物の密造と密売だ
- 213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/27(月) 20:01:59.56 ID:BD5ZzxmX0
- 土地に伝わる秘宝を狙って
町ごと占領してしまいました
- 214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/02/28(火) 00:15:19.93 ID:DhLT/Ntz0
- የአቧራ ፍንዳታ ማናትሱ-ሳን የፊት ሻምፒዮና የይሖዋ ምሥክር ኩሺካትሱ ታናካ ጁስኮ አህቺን ዱ ሱሩ ኢያሱ አናና ሃንዩ-ኩን መልአክ ሰማያዊ
ምርጥ የመጨረሻ ክፍል ፈለገ ዶን ወንድሞች ሙራሳሜ ፓንታላሳ ቆንጆ ፈውስ ፕራዝም አገሀ-ቻን ኪንግ ኦገር ሂሮፑሪ
የኪዮግሬ ቀስተ ደመና ፒክሚን ጁስኮ መልአክ ሰማያዊ ገፀ ባህሪ ዘፈን ተንደርቦልት ኩሺካትሱ ታናካ ማናትሱ-ሳን ባለሶስት ኢንኮር
የፓንታላሳ የሳውዲ ዋንጫ ሪካኮ አይካዋ የመጀመሪያ ጃፓናዊ ድንቅ ብቃት
- 215 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 00:27:48.65 ID:MywstH+io
- ギャラリー「怪しい薬物の密造と密売だ」
男「なるほど……薬物を売っていそうな場所に行けば会える、ということかな?」
ギャラリー「そのはずだな。ま、俺はやらんがな……」
そう言って、彼は去っていった
やる気「……ひやひやしたっすね」
男「ああ」
狙撃少女「え?なんかありましたか?」
- 216 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 01:22:13.94 ID:MywstH+io
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 217 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 19:45:03.27 ID:MywstH+io
- やる気「いや、めちゃくちゃ不自然だったっすよ」
狙撃少女「そうですか?」
男「ああ。普通にいい人っぽいから良かったけど、クソ怪しかったぞ」
狙撃少女「き、気を付けます……」
やる気「どうするっすか?とりあえずギャングに会いに行くっすか?」
男「いや……良いことを聞いたしな。別の方向性で行こう」
- 218 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/02/28(火) 20:37:47.34 ID:MywstH+io
- 狙撃少女「別の?」
男「どうやら奴ら、ヤクの製造もやってるらしいしな。そのラインをぶっ壊せばいい」
やる気「ああ、うちの父ちゃん怒ってたっすよ」
かつてやる気の父親も薬品を製造していたが、
一行がその居城に突入した際に、
それなりに製造ラインを荒らしたのだ
それと同じようなことをするつもりらしい
- 219 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/01(水) 19:32:35.54 ID:JNllNDfno
- すみません寝落ちしました
狙撃少女「とは言っても、その工場がどこなのか分からなくては話になりませんよ」
男「そうだったな」
やる気「バカ正直にギャングに聞く訳にもいかないっすよねぇ……」
狙撃少女「いい案なのですが……最後のピースが足りませんね」
男「そうだな……>>下1」
1.ギャングの密売人を捕まえて工場の場所を吐かせる
2.不動産屋に聞いてみる
3.自由安価
- 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/01(水) 19:48:22.69 ID:URPsuFbK0
- 2
- 221 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/01(水) 20:48:03.61 ID:JNllNDfno
- 三人はそれを不動産屋に聞くことにした
やる気「よし……でももう、三人で行動する必要はないっすね」
狙撃少女「もう夕方ですが、皆さんを連れていきますか?」
男「いや、もう帰って明日にでも行こうか」
やる気「賛成っす、もうずっとギルドハウスには帰ってないっすからね」
狙撃少女「私もそう思います」
三人の意見はまとまり、ひとまず帰ることになった
夕暮れに響くブルースを背に、三人は帰っていく
- 222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/01(水) 23:39:49.07 ID:953J1CWS0
- 学校でも居眠りして、受験戦争では落ちこぼれ
社会に出てからも上の言うことしか聞いてこなかった
本物の底辺共には、本当に見習って欲しい
氷河期だの失われた20年だの愚痴る前に努力してる人間は努力したんだよ
お前らの惨めな底辺生活は自業自得の因果応報でしかない
社会に身勝手な愚痴をしゃあしゃあと吐き出さないでいて欲しい
勝手に乾いて○んでいけ
- 223 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 02:29:47.52 ID:+dks+XNjo
- 三人はギルドハウスへと帰ってきた
中華「おっ、おかえり?」
氷魔「……どうでしたか……?」
男「そうだな______」
男は裏町であったことを全て話した
残りのメンバーはそれを聞いて、
大体のことを理解した
- 224 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 02:31:44.43 ID:+dks+XNjo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 225 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 19:31:30.31 ID:+dks+XNjo
- 怪盗「なるほど、大体分かりました」
中華「また難しい問題に首突っ込んで……本当に無理しちゃダメだよ?」
男「ああ、分かってる……心配かけるな」
そう言って、男は荷物を部屋へと運んだ
数日間で随分と貯まったり、あるいは入れ替えが必要だったりするのだ
まだ夕食までは時間がある
>>下1……何しよう?
1.中華の料理の手伝い
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/02(木) 19:58:34.77 ID:FAN4zX12o
- 8
- 227 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 20:39:05.71 ID:+dks+XNjo
- それからしばらくして、中華はまだ調理をしている
その厨房に、男は入ってきた
中華「あれ、男?」
男「よ、なんか余ってる食材ない?」
中華「おやつ?」
男「いや、スライムになんか食わせようかなーって」
中華「ああ、そういうこと」
- 228 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/02(木) 22:51:11.47 ID:+dks+XNjo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 229 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/03(金) 19:35:29.58 ID:6JwDdtAto
- それから男は食材の入ったバスケットを貰った
そんなにいらないと遠慮したが、
選択の自由があったほうがいいと押しきられた
現在、彼はそれをスライムに与えようとしている
男「うーん……ん?魚あるじゃん」
魚は鮮度が落ちやすい。
消費するならば、まずこれだろうと考えた
問題は、どのスライムに与えるかだ
>>下1……どのスライムに与える?
1.回復スライム
2.氷スライム
3.レインボースライム
4.牛スライム
- 230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/03(金) 19:59:19.15 ID:Lta+ItH30
- 2
- 231 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/03(金) 22:04:02.86 ID:6JwDdtAto
- 氷スライム「ヒュオー」
男「サイズは……まぁ大丈夫か」
男はししゃもほどのサイズのそれを、
氷スライムに与える
氷スライムはそれを静かに取り込んだ
氷スライム「ポコココココ」
男「なんだこの音……」
- 232 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 02:31:51.97 ID:RDnxlaCso
- それからしばらくすると、
氷スライムは完全に魚を消化した
奇妙な音は消化に伴うものだったようだ
氷スライム「ピチュ……」
男「……なんか生臭くなったか?お前」
どうやら、魚を食べたことによって体に影響が出たらしい
魚の臭いが出ているが、
他の魚らしさを検証するには水が必要なので、
彼は桶に貯めた水を持ってきた
- 233 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 02:59:39.65 ID:RDnxlaCso
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 234 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 19:54:35.61 ID:ohC7QLKDO
- ぶりっ子「どうしたんですか、その桶?」
なぜか水が注がれた桶を持って移動している人物を見れば、興味もそそられる
ぶりっ子は比較的ロビーをうろついていることが多いので、それを発見したのだ
男「氷スライムをこれに入れる。今魚食わせたんだ」
ぶりっ子「へぇ?」
彼は氷スライムを持ち上げ、それを桶に落とした
>>下1……どうなった?
1.魚のように泳ぎ出した
2.水が凍った
3.自由安価
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/04(土) 20:12:00.12 ID:D43lb9KTO
- 1
- 236 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 20:33:49.86 ID:ohC7QLKDO
- 氷スライム「コォーッ」
特徴的な鳴き声と、澄んだ水の音
魚もかくやという流れるような動きで、
そのスライムは桶の外周を泳ぎ廻っている
ぶりっ子「おぉ!」
男「すごいな……まさか、本当に泳げるとは」
ぶりっ子「スライムってすごいんですねぇ」
- 237 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/04(土) 20:45:55.09 ID:ohC7QLKDO
- ずっとそれを眺めているうちに、
夕食ができたようで、中華が配膳を始める
それに気付いた二人は席に着こうとするが、
それと同時に氷スライムにも異変が起こる
氷スライム「ブ……ブブ……」
男「な、なんだ?どうした?」
氷スライム「ブブブブ……」
なにかが詰まったかのような音を立てながら、
スライムは桶の底へとゆっくり沈み始める
- 238 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 03:18:47.79 ID:XIYGuoW9o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 239 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 19:09:04.49 ID:XIYGuoW9o
- ぶりっ子「溺れてんじゃないですかぁ?」
男「マジ!?やばいやばい!」
男は急いでスライムを拾い上げ、所定の容器に戻す
もう、生臭い臭いはしなくなっていた
ぶりっ子「なんなんですかねぇ……?」
男「臭わなくなってたし、魚の特質を失ったのかも」
ぶりっ子「タイムリミットがあるってことですかぁ?」
男「……じゃね?」
- 240 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 20:21:43.66 ID:XIYGuoW9o
- それから一行は集合し、夕食の時間となった
酪農少年「今回は随分長く空けてましたね」
中華「まぁね。もっと早く帰ってくる予定だったんだけど……」
酪農少年「十中八九人助けでもしてたんでしょう?分かってますとも」
氷魔「……そんなとこですね……」
やる気「やー骨が折れたっすよ」
- 241 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/05(日) 20:47:49.40 ID:XIYGuoW9o
- 旅の思い出話などしながら、食事を進める
酪農少年「……なるほど、そんなことが」
ぶりっ子「よその事情に巻き込まれたせいでどこまで干渉してよいのやら……」
酪農少年「難しいですよね。僕も学校でよく、家の都合で苦悩している人を見かけますよ。あまり関われないので、辛いんですよね」
怪盗「そういえば、君のクラスメイトにはどんな人がいるの?」
酪農少年「>>下1」
- 242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/05(日) 20:56:06.05 ID:8peadpw00
- 内気で大人しい性格の子ですがとても頭が良くて色々な発明をしてる人がいます
- 243 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/06(月) 02:05:34.63 ID:CNRih7xOo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 244 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/06(月) 19:25:23.13 ID:CNRih7xOo
- 酪農少年「内気で大人しい性格の子ですがとても頭が良くて色々な発明をしてる人がいます」
狙撃少女「へぇ、すごいですね」
酪農少年「牛の乳を自動で搾り出す道具なんてものも作っていましたよ」
男「マジですごい人じゃん」
酪農少年「そうですね……あの人がなにを考えているのか、僕では想像もつきません」
- 245 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/06(月) 22:04:06.79 ID:CNRih7xOo
- 酪農少年の学友について話しつつ、
一行は夕食を食べ終えた
中華「洗い物をするのも久しぶりだなぁ」
氷魔「……やはり……落ち着きますね……」
やる気「そっすねー……いつもの時間って感じっす」
まだ寝るまでには時間がある
>>下1……何しよう?
1.中華の料理の後片付け
2.氷魔の部屋を訪ねる
3.やる気の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.酪農少年の部屋を訪ねる
6.怪盗の部屋を訪ねる
7.狙撃少女の部屋を訪ねる
8.スライムをいじる
9.読書(誰がなんの本を読むかも)
10.自由安価
- 246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/06(月) 22:14:27.19 ID:qka4+5EP0
- 7
- 247 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/07(火) 00:45:09.53 ID:ZBkbVxh/o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 248 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/07(火) 19:22:42.36 ID:ZBkbVxh/o
- 男「元気?」
狙撃少女「あ……男さん」
彼は狙撃少女の部屋を訪ねていた
彼女は用意したデスクに座って物思いに耽っていたようだった
男「連日かなりハードだったろう。随分こたえたんじゃないか?」
狙撃少女「いえ……大丈夫です。冒険者になるなら、この程度できないと」
- 249 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/07(火) 22:18:12.70 ID:ZBkbVxh/o
- 男「そうか?……ま、無理するなよ。辛いならすぐに言え」
狙撃少女「ありがとうございます」
男「そういえば、結構歌えるみたいだけど、習ったりしたのか?」
狙撃少女「教会でなら、歌うことは結構ありましたね」
男「それもそうか。讃美歌みたいな感じ?」
狙撃少女「そういうのもなくはないですが……どちらかといえば、年下の子に童謡を歌ってあげたりとかのほうが多いですね」
- 250 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/08(水) 01:34:46.08 ID:+oKldLOAo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 251 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/08(水) 19:44:32.46 ID:+oKldLOAo
- 男「そうか……ふぅー……」
男は床に静かに腰掛け、
煙草でも吸っているかのように深い息を吐く
狙撃少女「……なにか、悩みでもあるんですか?」
男「え?うーん……」
狙撃少女「頼ってほしいなら、あなたも隠し事とかしないほうがいいですよ?」
男「そうだな……悩んでるのは確かだ」
狙撃少女「なんですか?」
男「>>下1」
- 252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/08(水) 19:57:09.55 ID:HQXVc+bJ0
- このごろ海神教団の
仕事ができていない
- 253 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/08(水) 20:04:54.64 ID:+oKldLOAo
- 男「このごろ海神教団の仕事ができていない」
狙撃少女「信者は順当に増えているように思われるのですが……どういうことですか?」
男「それもそうなんだけどさ、運営に携わったり、信者の方々と触れあって問題点を見つけたりしたいんだよね」
狙撃少女「なるほど、確かに貴族さんと話しているとき、非常に心苦しそうでした」
男「そうなんだよね、あいつに色々押しつけすぎなんだよなぁ……負担すごいだろうな……」
- 254 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/09(木) 00:56:31.47 ID:wPAFuyM/o
- 狙撃少女「というか、あの方は何者なんですか?」
男「偶然命を救ったんだ。そうしたら、着いてきてくれた」
狙撃少女「それですよ」
男「ん?」
彼が狙撃少女の方を見ると、
彼女は楽しそうな顔で指を指している
狙撃少女「結局人助けから始まってるんですから、脱線して人助けに走ってもそれは当然のことですよ!」
男「……いや、でも……うーん……まぁそういうなら」
- 255 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/09(木) 01:25:31.55 ID:wPAFuyM/o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 256 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/09(木) 19:47:55.36 ID:wPAFuyM/o
- それから男は部屋を出て、自室に帰って眠った
?翌日・陰週日曜日?
ぶりっ子「______なので、スライムが吸収する形質にも一時的なものがあるみたいですねぇ」
怪盗「へぇ、そんなことがあったんですね」
狙撃少女「謎は深まるばかりですね……」
- 257 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/09(木) 20:43:30.37 ID:wPAFuyM/o
- 男がロビーまで歩いていくと、
そこではなにやら昨日のスライムの話をしているようだった
男「でも、永続的に形質を受け継いでしまうケースもある。なにが違うんだろうか?」
中華「体質で相性があるとかなのかなぁ」
と、憶測の域を出ない話をしながら、
一行は一日の準備をした
>>下1……なにをしよう?(フェイズ・朝)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く
10.ギルドハウスの地下に行く
11.不動産屋へ行く
12.自由安価
- 258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/09(木) 20:46:51.69 ID:qMfhY3di0
- 8
- 259 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/10(金) 01:47:31.20 ID:ZIn+F8ndo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 260 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/10(金) 19:52:32.96 ID:ZIn+F8ndo
- 一行は教団本部へとやってきた
建物の中に入り、みんなに挨拶をしながら、
貴族のいる執務室へと向かう
氷魔「……おはようございます……」
貴族「あっ、みなさん!」
やる気「昨日、食糧の供給について手は打ったっすよ」
貴族「はい、今朝かの店の主人が参りましたよ」
ぶりっ子「ですが、備えはあればあるほどよいですよねぇ?」
- 261 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/10(金) 20:05:09.35 ID:ZIn+F8ndo
- 貴族「と、言いますと?」
怪盗「現在、いい感じの土地を探してます」
貴族「おぉ……そこで農耕を?」
狙撃少女「元々耕地という訳でもないので、すぐにというのは無理だと思いますが、ゆくゆくはそうしたいですね」
貴族「素晴らしいですね……増えた信者の方々は人数も凄まじいので、居住地としても使うかもしれません」
男「そうか、ならその時はまた連絡してくれ」
貴族「え、私のほうで勝手にやっておきますが……」
- 262 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/10(金) 20:57:29.62 ID:ZIn+F8ndo
- 男「いや、なんでも貴族に任せすぎだと思って……」
貴族「確かに、そう思ってないわけでもないですね」
中華「なら、無理はしないほうが……」
と、彼が言いかけると貴族はまた喋り出した
貴族「ですが、意外と楽しいんですよ?今回は甘えさせてもらいますけれど」
氷魔「……本当ですか?……ちなみに……どういった所が楽しいんですか……?」
貴族「>>下1」
- 263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/10(金) 21:46:49.28 ID:Ou6BF6WDO
- 様々な性格の人と会話してそれぞれの価値観を知ることが出来る所が楽しいですね
- 264 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/11(土) 03:01:24.65 ID:rQqzFLtgo
- 貴族「様々な性格の人と会話してそれぞれの価値観を知ることが出来る所が楽しいですね」
やる気「な、なるほど?」
貴族「いやぁ私、身分もお金もあるので……かつては相手が勝手に自己を捨ててへり下るか金で言うこと聞かせるかだったんですよ」
突然の爆弾発言だが、他でもない貴族の言うことなので仕方のないことだった
ぶりっ子「そういう方もいらっしゃるんですねぇ……確かに、新鮮で面白いかもしれません」
- 265 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/11(土) 03:07:27.79 ID:rQqzFLtgo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 266 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/11(土) 18:48:14.45 ID:NDdzl+uUO
- 貴族「それより男さん、神様に会っていかれては?」
男「そういやそうだったな、最近会えていない。行ってくるよ」
怪盗「行ってら?」
男は信者が集う祭壇の間に行き、
祭壇に手を触れて精神を研ぎ澄ませた
男「ん…………」
次第に、浜の香りが鼻を突き、
潮騒がゆっくりと聞こえてくる
- 267 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/11(土) 19:16:44.96 ID:NDdzl+uUO
- 海神「お久しぶりです!」
目を開ければ、そこは神のおわす海辺であり、
まぶしい笑顔で海神が出迎えていた
少女神「ほんと、ほんと。一体どんだけ来てないと思ってるの?」
地母神「そうはいいますが貴方……男の中にいましたよね?」
男「それどころか勝手に出てきたりしたんだけど」
商売神「え?それはおかしくないかい?」
- 268 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/11(土) 23:03:45.33 ID:rQqzFLtgo
- 男「だよね?」
彼は同意見に安心し、同調を表明する
海神「どういうことなんですか?」
少女神「あまりにムカついて、なんか言ってやろうと思ったんです。できないはずなんですけど。……でも、なぜかできちゃったんですよ」
男「あ、そうだ。地母神サマ、なんでこんなことが起きたか分かります?」
地母神「>>下1」
- 269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/11(土) 23:12:07.03 ID:Y9Kcb0y8o
- 彼女の神格が上がってきているのかもしれません
- 270 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/12(日) 03:39:21.14 ID:JIl1stbgo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 271 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/12(日) 19:20:27.29 ID:JIl1stbgo
- 地母神「彼女の神格が上がってきているのかもしれません」
商売神「なるほど。確かに神格の高い神であれば使者や代行者の手を借りずとも顕現できると聞いたことがあるね」
男「ってことは……みんなももう顕現できるの?」
地母神「いや、難しいでしょうね」
少女神「え!?いや、私だけそんな突出してすごい神な訳ないですよ!?」
彼女は慌てて彼女自信の憶測を否定する
- 272 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/12(日) 19:26:43.07 ID:JIl1stbgo
- 地母神「ふふ、それはどうでしょう。……それはそれとして理由ですが、神の性質によるものでしょうね」
海神「性質?」
地母神「はい。彼女は特定の疾患に対するご利益を持ちますが、そういった神はそのスケールが大きくないことや、実際に恩恵を授かった方が具体的かつ深く長く信仰されるため、顕現しやすいのです」
男「恩恵も規模も具体的な神だから……ってことか」
地母神「ええ。一方私は正反対で、大地のあらゆるものを祝福し、よほど強く信仰しないと日々からその恩恵を見つけ出すのは難しい神です」
男「つまり、同一の信者を持っていても、顕現できる神とそうでない神がいて、スケールがなるべく小さいほうが顕現しやすいってことかな?」
地母神「はい」
- 273 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/12(日) 20:30:32.89 ID:JIl1stbgo
- 海神「私は何番目ですかっ!?」
地母神「そうですね……三番目、私の前でしょうかね」
商売神「ということが私が二番目かな」
少女神「商人ってのは意外とその辺しっかりしてますからね」
男「この前すごい量少女神のパワー使ったから神格もうなぎ登りじゃないか?」
少女神「あのときはすごい疲れましたね……」
- 274 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/12(日) 20:50:24.42 ID:JIl1stbgo
- 男「そういえば昨日、信者をいっぱい増やしたんだよね」
少女神「そうね」
海神「すごいじゃないですか!」
商売神「ありがたいことだね」
地母神「珍しいですね」
と口々に感想を述べる
しかし、男の本題はそこではなかった
男「それでさ、なにか浜とかに変わったことないかな?って」
海神「>>下1」
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/12(日) 21:09:54.68 ID:+5CwyQAh0
- 海の方にいくつかの小島が生まれました
- 276 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/13(月) 01:46:11.70 ID:63y0/HSno
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 277 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/13(月) 19:47:09.65 ID:63y0/HSno
- 海神「海の方にいくつかの小島が生まれました」
彼女はそう言って海の遠方を指す
水平線の上に、緑の島が浮かんでいた
男「本当だ。……行ったことあるのか?」
地母神「まだ誰も行ったことはありません」
男「そうなんだ」
商売神「なんせ、あれができたのはつい数時間前だからね」
- 278 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/13(月) 20:13:40.14 ID:63y0/HSno
- 少女神「そうなんですか……?」
男「行ってみないか?」
海神「そうですね。とりゃ!」
彼女が右腕を振り上げると海が割れ、
最も近い位置の島まで道が開けた
地母神「こんなことの為に力を使ってよいのでしょうか……」
男「ちょっとお堅すぎるんじゃない?」
地母神「……ま、あなたがバラさなければ大丈夫でしょう」
- 279 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/13(月) 20:18:03.12 ID:63y0/HSno
- そのまま一人と四柱は海の裂け目へと歩いていった
脇に見える海中には、無数の魚たちが泳いでいる
商売神「……じゅるり」
少女神「溺れても知りませんよ……」
商売神「み、水は苦手なので遠慮しておくよ……」
海中を眺めながら、次第に島が近付いていく
やがて、彼らはそこに到達する
>>下1……島の様子
- 280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2023/03/13(月) 20:49:09.34 ID:m6zSCyvI0
- 大都会
- 281 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/14(火) 01:35:41.54 ID:p1vNg65po
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 282 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/14(火) 19:42:21.85 ID:/qtk+UIhO
- 男「なんで……?」
そこは大都会だった
まるで男が普段いる城下町のように、
大きな建物が立ち並んでいる
地母神「原因があるとすれば……どちらかです」
そう言って地母神は男と商売神を指差した
男「俺?」
商売神「私?」
- 283 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/14(火) 19:53:06.66 ID:uhvi9WadO
- 地母神「男がヒトの身で神の世界に度々入り込んだ為に、自分の住む世界が具現化してしまった可能性がありますね」
男「はぁ、なるほど」
そう言われれば、なんだか自分が神々の世界を汚してしまったようで、悪い気がした
地母神「そもそも浜辺があるのは海神さんの力によるものですから、商売神さんの力でヒトの営みが顕現している可能性もあります」
商売神「ならいいんだけどね。私の力でこんな大都会を造り出せるなら、それは素晴らしいことだ」
- 284 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/14(火) 20:05:41.22 ID:uhvi9WadO
- 海神「ちなみに、地母神さんはなんか出せるんですか?」
地母神「そもそも島ですね。この大地でしょう」
彼女は足で地面を擦った
誰もいない大都会に、ヒトらしい音がする
この大都会はまったくのがらんどうだった
少女神「都会ではありますが、流石に誰もいませんね」
商売神「男みたいな存在が一杯いたら怖いよ……」
- 285 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/15(水) 01:43:48.97 ID:jxHoT/IWo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 286 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/15(水) 19:54:58.07 ID:jxHoT/IWo
- 男「ここに暮らせそうですらあるな」
海神「いいんじゃないでしょうか」
少女神「よくないでしょ。多分現実だと祭壇とかそこらで固まったままだからね」
男「そういう訳だ。それに、俺には仲間がいるからな」
そんな話をしながら大都会を歩いていると、
その中にある一つの建物に目を引かれた
>>下1……どんな建物?
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/15(水) 19:57:41.95 ID:nKL+uUVVo
- 大聖堂
- 288 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/15(水) 20:57:26.95 ID:jxHoT/IWo
- そこにあったのは大聖堂だった
地母神「おや、聖堂?これは……」
男「すごいな」
それは円形に膨らんだ屋根が特徴的な、
バロック様式に酷似した様式の建築だった
商売神「これ、いいんじゃないか?」
男「ん……そうだな」
- 289 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/16(木) 01:04:29.62 ID:3Sg+wqoIo
- 海神「持って帰りますか?」
男「そんなパワーねぇよ!?……だが、俺が言いたいのは大体そんなとこだ」
少女神「この神殿を作りたいと?」
男「ああ、でも今はあんまり余裕ないからな。結構後になると思うけど」
地母神「そうですか」
男「……結構長居したな。そろそろ帰るよ」
商売神「そうかい?ずっといるのはやはり良くないのかな?」
男「俺はいいが、なんかこっちに影響あったら嫌だしな」
- 290 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/16(木) 19:29:09.05 ID:3Sg+wqoIo
- すみません寝落ちしました
男はそういって意識を曖昧にする
そうすると神々の世界にいる彼の姿もぼやけて
気付けば彼の意識は現実に戻っていた
狙撃少女「あ、帰ってきたみたいですね」
男「心配かけたな」
中華「気にしないで。こっちも色々あったから」
男「そうか?……ま、俺の用事は終わったぞ」
- 291 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/16(木) 20:30:54.36 ID:3Sg+wqoIo
- 一行が神殿を去る際に、
ちらりと集会所の一つを覗くと、
大勢の信者がテーブルを囲んで鶏肉を食べていた
氷魔「……受け入れられているようで……よかったです……」
男(今度は鶏牧場でも神々の世界に現れるんだろうか……)
やる気「なんかぼーってしてるっすよ?大丈夫っすか?」
男「ああ、大丈夫。ちょっと考え事をね」
>>下1……なにをしよう?(フェイズ・昼)
1.資金集め!
2.買い物!
3.海神教団の信者を集める!
4.ギルドの依頼を受ける!
5.図書館に行く!
6.占いの館に行く!
7.錬金術師を訪ねる!
8.教団本部を訪ねる!
9.鑑定質屋に行く
10.ギルドハウスの地下に行く
11.不動産屋へ行く
12.自由安価
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/16(木) 21:06:18.15 ID:LEsQVatW0
- 11
- 293 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/17(金) 01:38:49.08 ID:yYeBnBHLo
- 一行は不動産屋へとやってきた
革服「昨日ぶりです。本日はどのようなご用件で来られましたか?」
男「……知りたいことがある。でも、それを教えるのはあなたたちにもリスクがあることだ」
中華「でも、僕たちを信用して欲しい」
二人の真剣な様子に、
革服も緊張した面持ちを見せる
- 294 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/17(金) 01:49:58.99 ID:yYeBnBHLo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 295 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/17(金) 19:34:08.50 ID:yYeBnBHLo
- 氷魔「……ギャングのシノギは……麻薬の密売……そして……製造……」
やる気「それなら、どっかに工場や栽培地があるはずっすよね?」
革服「それは……っ」
革服も一行の言いたいことを察したようで、
苦虫を噛み潰したような顔になる
ぶりっ子「教えてくれませんかぁ?……その場所を」
革服「>>下1」
- 296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/17(金) 20:12:18.85 ID:TNLJjbsa0
- 工場は……大聖堂の裏ですね。
表向きはマッチ工場なのです
が、その地下が麻薬工場です
- 297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/03/17(金) 20:13:27.26 ID:oujeFiBm0
- 普段人がよりつかない建物だ。それしか言えん…
- 298 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/17(金) 22:25:33.66 ID:yYeBnBHLo
- 革服「工場は……大聖堂の裏ですね。表向きはマッチ工場なのですが、その地下が麻薬工場です」
怪盗「大聖堂?そんなとこあるんですか?」
革服「ええ、アーティスト達はあまり寄りませんが……」
狙撃少女「だとすればなおさら、こっそりやるには都合がいいですね」
男「ありがとう。必ずどうにかするよ」
- 299 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/18(土) 02:57:21.98 ID:WgfYwitjo
- 革服「頼みますよ……私どもの命もかかっていますからね……」
中華「……あ、念のため聞くけど、ギャングどもを倒してからでも割引価格で売ってくれるよね?」
革服「信頼は命です」
そう強く頷かれたので、
一行は信用することにして、不動産屋を出た
氷魔「……真っ向から乗り込むつもりですか……?」
やる気「リスク高いっすねー……相手が素人集団なら全然いけると思うっすけど」
- 300 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/18(土) 03:10:47.85 ID:WgfYwitjo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 301 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2023/03/18(土) 19:41:52.08 ID:WgfYwitjo
- 怪盗「とりあえず、行くだけ行ってみましょう!」
そうして大聖堂までやってきた
そういえばずっと街中に大きな建物が見えていたが、
これのことだったのかと男は思った
狙撃少女「この裏……でしたよね」
男「なんというか……」
すかさず回り込むと、
大聖堂にぴったり着いた形で工場があった
いくつかのダクトは繋がっており、
無機質な工場と神聖な聖堂のコントラストが気持ち悪い
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