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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 553 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 22:46:54.99 ID:3VoG+YpQ0
- キョウヘイ「うわーっ、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃないっすか 完成度たけーなオイ」
ホップ「なぁマサル!これって」
マサル「ホップ!!! 言ったら駄目だ!!!!!」
アクロマ「これは素朴な疑問なのですが、何故雪が解けていないのですか?」
ジャッジ「ポケモンの吹雪で出てきた雪を使っているからですね! しかしもうすぐ解けます」
トウヤ「なんだか久々に見た気がするな〜……シンオウ編以来だっけ」
キョウヘイ「いや、そのあと何かでネタを擦ってるはずっすよ」
アクロマ「キョウヘイくん、擦ってるってもう一回言ってもらっていいですか?」
キョウヘイ「シンプルにキモイから死ね」
レッド「(これも何年前のネタなんだろうか)」
- 554 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 22:51:31.97 ID:3VoG+YpQ0
- ホップ「あ〜〜……解けちゃったんだぞ……」
マサル「良かった…いやこれは観光客向けの商品にしたら駄目じゃないか?」
ジャッジ「そうでしょうか…喜んでいただけるかと思って……」
キョウヘイ「まぁ喜ぶのは一部の人だけだと思うっすね〜」
トウヤ「優勝者が二人だからって二つ並べるのもちょっとアレだよね…」
レッド「……悪趣味…」
ユウリ「そうだね」(ちょっと笑ってしまったけれども…懐かしくて…)
ジャッジ「ではミニチュアサイズにしておきます…」
マサル「そういう問題じゃないんだけどな……」
キョウヘイ「マサルはあれっすね、偉いっすね。最近の子はコンプラしっかりしてるっすよ…」
レッド「うんうん……」
- 555 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 22:57:06.07 ID:3VoG+YpQ0
- ジャッジ「それでは自分はこれで! ワイルドエリアのワイルドレース、よければSNSなどで広めてくださいね〜」
マサル「……あぁ…」
ホップ「すっごい複雑そうなんだぞ…まぁ、オレたちSNSとかしてないからなー!」
キョウヘイ「そうなんすか? じゃあ俺が投稿しとくか〜…おいアクロマ、カメラ」
アクロマ「はい!!!!! ではバイウールーと共に写ってこの画角でいきましょう 撮りますよ〜〜!!」
ユウリ「この人は執事か何かなのかい?」
キョウヘイ「どっちかってと下僕っすね☆」✨✨
アクロマ「やはりキョウヘイくんの写真写りは天才ですね……かっこかわいいの最先端を行っています、この写真で三日は断食できそうです」
キョウヘイ「はいはいどーも……っと、すぐ投稿するのはダメっすね。時間差でアレしないと」
トウヤ「あ、偉いね〜。ネットリテラシーがしっかりしてる」
キョウヘイ「ま〜……最近はこれくらいちゃんとしないとヤバいっすからね〜」
- 556 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:00:45.04 ID:3VoG+YpQ0
-
レッド「……」モフモフ
バイウールー「め〜」
ジャッジ「あれ、レッド選手。どうされましたか?」
レッド「この子……ジャッジさんの…?」
ジャッジ「まぁ、一応そうですね。といっても先ほど捕まえたポケモンですので…」
ジャッジ「先ほどのレースで絆も芽生えたようですし、よければその子をお願いします!」
レッド「あ、ありがとう……! よろしくね、バイウールー…!」
バイウールー「め〜〜!」
レッド「もふもふ………」モフモフ
ジャッジ「あ、その代わりといってはなんですが…写真いいですか? レースのポスターにしたくて」
レッド「……」👌
- 557 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:03:03.83 ID:3VoG+YpQ0
- レッド「……」
バイウールー「め〜!」
キョウヘイ「あれ、レッドさん。そのバイウールーさっきのっすか?」
トウヤ「譲ってもらったんだ? よかったねぇ」
レッド「うん……」
ユウリ「先ほどのレースは見事だったからね! また乗せてくれるさ、その子も!」
バイウールー「めめえ!」
マサル「さて……沢山遊んだし、そろそろ夕方だな。キャンプの準備をするか」
ホップ「あ! 白衣の…アクロマさんも一緒にカレー食べるんだぞ?」
アクロマ「おや、よろしいのですか? 皆さんが良ければ是非ご一緒させていただきましょう!」
キョウヘイ「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………まあいいっすけど…」
- 558 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:06:56.22 ID:3VoG+YpQ0
- マサル「それじゃあ…そうだな、ホップとユウリ、レッドはテントを立ててくれ」
マサル「キョウヘイとアクロマさんは薪集めを、トウヤにはカレー作りの手伝いを頼んでもいいか?」
レッド「……」💪
ホップ「オッケーなんだぞー!」
ユウリ「ふっ、お安い御用さ」
キョウヘイ「えー、こいつとっすか…ま、他の人と組まれても不安なんでいいっすけど」
アクロマ「心配なさらずとも、私はキョウヘイくん一筋ですよ!!!」
キョウヘイ「びっくりするほど嬉しくないっす」
トウヤ「カレー作りだね、わかった。すぐ準備するね〜」
どこに視点を投げるか
1,テント立て組(ホップ・ユウリ・レッド) 2,薪集め組(キョウヘイ・アクロマ) 3,料理組(マサル・トウヤ)
下1
- 559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 23:08:30.55 ID:BmEWoLEf0
- 3
- 560 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:14:15.65 ID:3VoG+YpQ0
- 〜カレー作り組〜
トウヤ「マサルはさっきレースしてきたから、疲れたんじゃない? 休んでても大丈夫だよ」
マサル「いや、大丈夫だ。僕は操縦していたわけでもないからな、ただホップにアドバイスをしてたくらいで」
トウヤ「そうなの? …そういえば、二人の組は何か大きな動きがあるわけじゃなかったもんね。力を温存してたんだ」
マサル「まぁ……平たく言えばな。実際は、ただ漁夫の利を狙っただけだ。レッドは初速が抜きんでていたし」
マサル「キョウヘイは恐らく強敵から脱落させるだろうから、序盤は大人しくしていたほうがいい」
トウヤ「あはは、マサルもキョウヘイのことがわかってきたみたいだねぇ。そういう子なんだよね〜、普段はそれで足元を掬われるんだけど…」
マサル「今日は優秀な補佐役がいたからな、作戦通りにはいかなかった」
トウヤ「……あの人も、変なことしなければ普通に良い人なんだけどね……」
マサル「……」(そういえば、こうやって食事の支度をしながら二人でゆっくり話すのは初日以来か?)
マサル(今なら何か聞けるかもしれないな……)
1,目覚めトウヤについて 2,英雄について 3,理想について
下1
- 561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 23:16:09.49 ID:aXLIOX7KO
- ここは3 聞いてみたい
- 562 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:27:46.72 ID:3VoG+YpQ0
- マサル「……以前、他の地方の伝説について調べたことがあるんだ。その時、特にゼクロムとレシラムの伝説について調べてな」カチャカチャ
トウヤ「うんうん」トントントン
マサル「ゼクロムは…理想を追い求め、希望の世界を造るもの補佐すると読んだんだ。トウヤにとっての理想っていうのは、何だ?」
トウヤ「……そうだねぇ…」ジャー
トウヤ「そんな難しい話じゃないんだよ。僕は、ただ皆と穏やかに過ごしたいなと思っているだけなんだ」カチャカチャ
トウヤ「皆が笑顔で…嫌な事はなくて、未来への希望が常に満ちている……そんな世界が、あったらいいなって」
トウヤ「理想っていうと堅苦しく感じるけど、こうだったらいいなって思っているだけだよ」
マサル「……なんというか、随分と優しい世界が理想なんだな」
トウヤ「そうだね。これは理想って言葉の便利なところだと思うんだけど……理想は、どれだけ夢のような話でもいいと思うんだ」
トウヤ「理想は高ければ高いほどいい。実現できるかは別として…そうすれば、味方が増えて、より理想に近付けるから」
トウヤ「ゼクロムも、そうだったんじゃないかな。彼、厳しそうに見えて結構優しい子なんだよ」
- 563 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:31:09.38 ID:3VoG+YpQ0
- マサル「……なるほどな。確かに、トウヤを見ていると納得する」
マサル「トウヤなら、本当に……と、思ってしまったよ。その理想の世界に、連れて行ってくれるんじゃないかと」
トウヤ「あはは、それは嬉しいな。たまに見通しが甘い!って怒られちゃうんだけどね」
トウヤ(…トウコとかに…)
マサル「俺も、トウヤみたいになれるだろうか……あ、いや」
トウヤ「…」パチ
マサル「すまない、何でもないんだ。気にしないでくれ」
トウヤ「……うん、君がそういうなら気にしないことにするけど…それでも、一つ言うとしたら」
トウヤ「あまりお勧めはしない、かな……」
マサル「……?」
- 564 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/26(金) 23:31:41.64 ID:3VoG+YpQ0
- 今日はここまで。次は〜…多分明日の夜!
- 565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 23:34:24.08 ID:BmEWoLEf0
- 乙です
- 566 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/27(土) 17:51:29.88 ID:xVrLvmw50
- 今日の夜無理でした 次は火曜日〜!
- 567 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/02(火) 19:34:55.08 ID:SNLY7I3b0
- すんません体調不良につき木曜夜!
- 568 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:00:14.78 ID:rYr57j4L0
- はじめます〜
- 569 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:05:18.49 ID:rYr57j4L0
- トウヤ「前回のあらすじ、カレーを作ってたんだよね〜」
マサル「ど、どうしたんだ? 急に遠くを見て…」
トウヤ「あはは、まぁ色々あってね〜……それより、もうそろそろ準備は終わるかな?」
マサル「そうだな。後は煮込めばいいだけ……なんだけどな……」
トウヤ「うん……薪集めに行った二人、遅いねぇ……」
マサル「火が準備出来ないと、煮込めないしな。テントの方は……」
レッド「がんばれ……! がんばれっ できる…!」
ホップ「もう少しなんだぞーーーー!!!!」
ユウリ「うおーーーーーッ!!!!!! ファイトーーーーーーーっ!!!!!」
ホップ「いっぱぁ〜〜〜〜〜〜つ!!!!!!!」
レッド「か、完成……!!!!!」
- 570 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:09:02.73 ID:rYr57j4L0
- マサル「……大丈夫そうだな」
トウヤ「うん、大丈夫そうだねぇ。おーい、三人とも〜!」
マサル「少しいいか?」
レッド「……?」トコトコ
ホップ「どうしたんだぞ〜?」トコトコ
ユウリ「よ、呼んだかい……?」ゼエハア
マサル(園児みたいな集まり方したな……)
トウヤ「実はね、薪を集めに行った二人が中々帰ってこなくて…探しに行ってきてほしいんだけど」
マサル「ユウリはだいぶ疲れてるみたいだしな……ホップかレッド、どっちか探しに行ってきてもらっていいか?」
どっちに任せるか 下1
- 571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 21:15:14.83 ID:qEnK8Mpq0
- 何かあったら困るし二人で行っちゃいかんです?
だめならレッドさん
- 572 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:19:51.84 ID:rYr57j4L0
- ホップ「そうだな!!!二人で行くんだぞーーー!!!」
レッド「……任せて……」グッ
マサル「そうだな、僕もそう思う……ん、どうしたんだトウヤ?」
トウヤ「う、ううん。何でもないよ」
トウヤ(レッド、誰かと一緒だとはしゃぎすぎちゃうことがあるからな……大丈夫かなぁ)
ホップ「それじゃー森方面にしゅっぱーつ! なんだぞ!」
レッド「お〜〜〜……」
ユウリ「任せたよっ、二人とも……」ゼエハア
マサル「遅くならないうちに戻ってくるんだぞ」
トウヤ「何かあったら連絡してね〜!」
- 573 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:24:28.43 ID:rYr57j4L0
-
〜森〜
レッド「……森、って行っても……あんまり、深くない……」
ホップ「そうなんだぞ、木がいっぱいあるな〜ってくらいなんだぞ〜?」
レッド「迷子になるとは……思えないけど……」キョロキョロ
ホップ「こういう時は……アレなんだぞ!」
レッド「?」
ホップ「聞き耳なんだぞ!!!!!!!!!!!!」
レッド「……!!!」「(知力ボーナス使った判定だから苦手なんだよな〜)」
ホップの聞き耳 技能値50(直下コンマ) レッドの聞き耳判定 (レンジャー技能7+知力ボーナス1)×5 40(判定:下2コンマ)
- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 21:26:54.39 ID:W8ZT0IfZ0
- はい
- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 21:27:33.67 ID:KrUxcG8W0
- いいえ
- 576 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:32:13.25 ID:rYr57j4L0
- ホップ「……」
レッド「……」「?」
ホップ「…! これはキョウヘイの声なんだぞ…! あっちなんだぞ!」ダッ
レッド「(全然聞こえなかった……!!!!)」ダッ
エーフィ「レッド!」ポーン
レッド「! ど、どうしたの……?」
エーフィ「スケベなこと起きてると思う?」
レッド「ちきゅうなげ」
エーフィ「すいませんでした!!! 冗談です!!!!!!! えっとねあのね」
エーフィ「どれくらいヤバい事になってるかなって話題を振りたかったの!!!!!」
- 577 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:36:07.23 ID:rYr57j4L0
- レッド「……?」
エーフィ「もしさ、全然大丈夫な危機度だったらさ、すけべな事が起きてると思うんだよ」
レッド「ちきゅ」
エーフィ「それでね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
エーフィ「……もしかしたら、大変な事になってる可能性もあるんだよ」
レッド「……どういうこと…?」
エーフィ「一応、僕もテレパシ〜で探してみたんだけど…キョウヘイの声しか聞こえないんだよね」
レッド「……?」
危機度 直下コンマ(高いほうが高い)
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 21:37:28.03 ID:2sV/5X3G0
- エーフィ×レッド
- 579 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:44:57.05 ID:rYr57j4L0
- エーフィ「僕はホモな訳じゃなくてさ〜、やってるのを見てるのが好きなんだよね」
レッド「ちきゅうなげ」
エーフィ「ぎゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ホップ「この辺りから聞こえたはずなんだぞ〜?」
キョウヘイ「ホップ!? た、助けてくださいっす〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
レッド「……大きな穴…」
キョウヘイ「レッドさ〜〜〜ん!? 助けてくださいっす!! こいつが!!こいつが!!」
レッド「(アクロマさんが仰向けになって手を組んで倒れている……)」
キョウヘイ「こいつが……、… な、何があったかは言えないんすけどぉ……」
エーフィ「えっちな事したんですね!?!??!?!?!?!?」
キョウヘイ「ちっげーーーーーーよ!!!!!!!!!!!!」
- 580 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:50:24.41 ID:rYr57j4L0
- レッド「……この穴、なんだろう……」
ホップ「すっごい深いんだぞ……オレ二人分はあるんだぞ!」
キョウヘイ「地面がいきなり崩れたんすよ……なんか、地面が脆かったんすかね〜」
ホップ「地面が脆かった? 少し気になる話なんだぞ……この辺りのポケモンが地面に巣を作ってたんだぞ…?」
キョウヘイ「ガチ考察の前に助けてもらえないっすか!?」
レッド「……任せて…」ピョン
キョウヘイ「わ! 来てもらえたのは嬉しいっすけど……ここはロープとかで……」
レッド「……もっと速い方法が、ある…」ガシッ
キョウヘイ「あっ(察し)」
レッド「……えいっっ!!!!」ブンッ
キョウヘイ「ぎゃーーーーーーーーっ!?!?!?!?」
エーフィ「ごばあーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
キョウヘイ「え、エーフィの上に丁度来るように…!? なんてコントロール…」
エーフィ「ふぅ〜、オボンの実を持っていなければ即死だったぜ」
- 581 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 21:56:29.42 ID:rYr57j4L0
- レッド「ふたつめ……」ガシッ ブンッ
アクロマ「」ヒューン
エーフィ「ごばあーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」
レッド「…これで、よし……」ピョン
キョウヘイ「び、び、びびった〜〜〜……あざっす、レッドさん」
レッド「よい……」
ホップ「…ところで、なんでアクロマさんは倒れてるんだぞ?」
キョウヘイ「…………いや、地面が崩れたとき、俺が落ちそうになって……それをアイツが…」
ホップ「? よくわからないけど、キョウヘイにしては言葉が途切れ途切れなんだぞ?」
キョウヘイ「ぐうーっ正直!!! あいつが俺をかばおうとした時に、うっかりガチでしがみついちゃって」
キョウヘイ「それで動揺したアイツがさらに足を滑らせて頭から落ちたんすよ!!!!」
- 582 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:02:10.48 ID:rYr57j4L0
- エーフィ「…………」ミョンミョン
キョウヘイ「な、なんすかエーフィこっち見て……ちょっと何すかマジで!!」
エーフィ「いやホントかな…あの危機度の低さからしてもうちょいえっちな事になってんじゃないかなって……」
キョウヘイ「なって!!! ねえから!!! ちょっとレッドさ〜〜〜ん!」
レッド「ちきゅうなげ」
エーフィ「ごめんごめんごめんごめんごめん!!!!もう読まない!!!事故チューしたのまでは見えたけどそれ以上は あっ」
ホップ「えっ」
レッド「……」
キョウヘイ「おりゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
エーフィ「こ、この型はレッドと同じもの…いつのまにちきゅうなげをマスターしていたんだ!?」早口
エーフィ「ぐわーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」K.O.
- 583 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:06:09.50 ID:rYr57j4L0
-
マサル「あいつら、遅いな……ん、帰ってきたか」
トウヤ「みんな、大丈夫……じゃ、なさそうだねぇ。少なくともアクロマさんは……」
マサル「…僕には、キョウヘイも大丈夫そうには見えないんだが…」
レッド「……」
ホップ「オレは何も知らない!!! オレは何も知らないんだぞ〜〜〜!!!」ブンブン
キョウヘイ「違うんすよアレは…アレはそーじゃなくて 事故でぇ…………」
レッド「うん……うん……」
アクロマ「」ズルズル
ユウリ「あ、あそこまで大丈夫じゃなさそうなキョウヘイ…初めて見たね……」
- 584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:10:25.98 ID:2sV/5X3G0
- アクキョウなら宇宙編でもキスしてたやんか
エーフィのせいで
- 585 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:13:18.66 ID:rYr57j4L0
- キョウヘイ「……トウヤさ〜〜〜〜ん!!!!」
トウヤ「わ 大丈夫じゃないねぇ……よしよし、どうしたの?」
キョウヘイ「おれ……おれ……あんなつもりじゃ……うわ〜〜〜〜ん!!!」
トウヤ「うんうん……大丈夫だよ、ゆっくりでいいからね」
ユウリ(こんなキョウヘイ初めて見たな…何かを掻き立てられる…これが、母性……!)
マサル(トウヤ、慣れてるな……)
レッド「……、…」
トウヤ「うん。それじゃ、後はみんなに任せていいかな?」
レッド「任せて……」b
ホップ「薪は持ってきたんだぞ〜〜〜〜!!!! 美味しいカレー作って、早く元気になってもらうんだぞ…!」
マサル「……あぁ、そうだな。それじゃ、準備手伝ってくれ」
- 586 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:20:24.12 ID:rYr57j4L0
-
トウヤ「……で、何があったのかな」
キョウヘイ「…俺、さっきアクロマとなんだかんだで穴に落ちたんすけど…」
トウヤ「え、大丈夫だったの!?」
キョウヘイ「あ、それはレッドさんにぶん投げてもらったから大丈夫っす! …なんすけど、その前に…」
キョウヘイ「アクロマがぶっ倒れてるじゃないっすか。あれ、皆には穴に落ちたときに…って説明したんすけど」
トウヤ「別の事情があるの?」
キョウヘイ「……あの、穴に落ちたときに……じ、事故が起きたんすけど……」
トウヤ「うん(察し)」
キョウヘイ「そん時、あいつがすっげーショックみたいな顔してたから逆に腹立ってきて…」
キョウヘイ「そんな顔するくらいなら庇おうとするんじゃねえ!って怒ったら…弁明しようとアイツが立ち上がって滑って転んで頭打って」
トウヤ(そこだけなんかコントの流れみたいになってるね……)
- 587 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:25:40.62 ID:rYr57j4L0
- キョウヘイ「悪い事したな〜となるような あいつのせいだろっていうか」
キョウヘイ「そもそも起きた事故にショックを受けてる俺がいるんで……」
トウヤ「そっかぁ……大丈夫だよ、頭打ってるんでしょ?」
トウヤ「その隙に記憶を消すとか……キョウヘイのランクルスなら出来るんじゃない?」
キョウヘイ「……! やっぱトウヤさんは尊敬出来る先輩っすよ〜〜〜!!」
キョウヘイ「そうと決まれば早速! 善は急げってことでやってくるっすー!!」
トウヤ「あはは、行ってらっしゃーい……」
トウヤ「…悪い事教えちゃったかなぁ」
- 588 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:30:05.27 ID:rYr57j4L0
-
レッド「一方そのころ……僕たちは、カレーを作っているのだった……」
ホップ「火加減はこれくらいなんだぞー?」
マサル「あぁ、後は鍋を置いて煮込めば完成だな」
ユウリ「大体の具材は切り終わっているんだったね」
ホップ「じゃあ煮込むんだぞ〜〜!!」
レッド「……」ウズ
マサル「ん、どうしたレッド? 何かあったか?」
レッド「……か、隠し味を……」
マサル(…これはどうやめさせるべきか)
ホップ「隠し味! なんかおしゃれな感じがするんだぞ〜!」
ユウリ「いいね、隠し味。ミステリアスな味になりそうだ! キミもそう思うだろう、マサル!」
マサル「…………あぁ……」
レッド「何入れよう……」
下1
- 589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:33:25.65 ID:VDC04SlJO
- キョダイマックスパウダー
- 590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:34:37.32 ID:uqr/MotN0
- ナゾのみ
- 591 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:39:06.09 ID:rYr57j4L0
- レッド「……前…ニャースを倒したときに、拾った粉……」
ユウリ「素晴らしいッ……! 謎の粉、ミステリアスなカレーにピッタリだ!」
ホップ「ニャース…確かダイマックスニャースだったんだよなー? ならそれはキョダイパウダーなんだぞ!」
マサル「それ、食べれるのか…? 確かに食材ですみたいな顔をしているな、とは思っていたが…怖くて入れたことはないんだよな」
レッド「ちゃれんじ、精神……!!!」ドバッ
ユウリ「マーーーベラス!!!」
ホップ「キョダイパウダー大盛なんだぞ〜〜〜!」
マサル「い、入れすぎじゃないか!? ここからどう美味しいカレーに持っていくか…僕の腕の見せ所ってわけか…!」
レッド「……じゃあ、僕たちは…応援隊になります…」
ホップ「頑張れマサル〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
ユウリ「君なら出来るとも!」
マサル「全く……」
- 592 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:45:28.28 ID:rYr57j4L0
-
キョウヘイ「うし、やれーっランクルス!」
ランクルス「みょーん」ミョンミョン
アクロマ「う〜〜〜ん……」
キョウヘイ「お前は一人で穴に落ちて頭を打った…お前は一人で穴に落ちて頭を打った……」コソコソ
キョウヘイ「なんかASMRの録音したときみたいになってしまったっす…まぁいいや」
キョウヘイ「そろそろ忘れたっすかね…?」
アクロマ「う、うーん……キョウヘイくん……?」
キョウヘイ「お……だ、大丈夫っすか〜? お前ひとりで穴に落ちて……っ」
アクロマ「キョウヘイくん……私は……ただ…!」ガシッ
ランクルス(なにご主人に触ってるんじゃパーーーーンチ!!!!)ゴスッ
アクロマ「」バタッ
キョウヘイ「わーーーー!!! よ、ようやったっすランクルス…今めっちゃ物理だったっすけど…」
ランクルス「みょるーん」ドヤ
- 593 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:48:51.41 ID:rYr57j4L0
- キョウヘイ(こいつが何を言おうとしてたのかは気にならないでもないっすけど…)
キョウヘイ「ま、ランクルスのおかげで記憶は消せただろーし、さっさと戻るっすか!」
ランクルス「みょらん」
キョウヘイ「今日もカレーみたいっすからねぇ。こっちまでいい匂いしてくるっすよ〜」トットコ
キョウヘイ「なんじゃこりゃあ!!!?!?!??!」
トウヤ「あ、お帰り〜……あはは、びっくりしたね」
マサル「……すまない、出来る限りのことはしたんだが…」
キョウヘイ「そうみたいっすね!? でも…何入れたんすかこれ!!!」
レッド「………謎の粉……」
トウヤ「粉って何が起きるかわからないよね〜……」
キョウヘイ「そこでそれは流石に甘すぎないっすか!? だ、だってこれ……」
直下コンマ ×10cm の高さのカレー
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:50:27.98 ID:qEnK8Mpq0
- 無限ホテル
- 595 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:54:04.23 ID:rYr57j4L0
- キョウヘイ「デカすぎんだろ…………」
トウヤ「10メートル近くありそうだねぇ」
キョウヘイ「食べ物ってレベルじゃねーっすよ!? どうすんすかこれ!」
レッド「ぼ……僕が、責任もって……」
ホップ「オレも賛成したんだぞ!! オレも一緒に食べるんだぞーーー!!」
ユウリ「それを言ったら私も同罪というものさ……! 一緒に戦おうじゃないか!」
レッド「二人とも……!」
キョウヘイ「良い感じの友情を築いているところ悪いっすけど、流石のレッドさんでも無理っすよ!!」
マサル「僕が……僕がもう少しうまい事やれたら……!」
トウヤ「いや、仕方ないよ…多分僕にもどうにもできなかったやつだからね、これ……」
キョウヘイ「メタ的な話してもほぼ最大っすからね どうしてこうなった」
- 596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:55:25.36 ID:KrUxcG8W0
- カビゴン出せばどうにかなる
- 597 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 22:58:08.88 ID:rYr57j4L0
- レッド「せめて、あと僕が三人いれば……」
キョウヘイ「それでも一人3メートルカレーになるっすけど」
トウヤ「うーん、レッドくらい沢山食べる子……あんまりいないよねぇ」
レッド「マサラ式食事術で……沢山食べれるように……あ」
トウヤ「あっ」
キョウヘイ「あ〜」
ファイア「いやーすみませんねぇ。ご飯どうしよっかなーって思ってたから普通に嬉しいよ」モグモグ
ライ「ふんっ、まあ美味いんじゃねーの。姉ちゃんには負けるけどなー!」パクパク
マサル「いや、こちらこそ来てくれてありがとう。助かったよ」
ユウリ「本当に君たちもよく食べるね。育ち盛り、という事かな」
ホップ「オレも負けてられないんだぞ〜〜〜〜!!!」モグモグ
- 598 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 23:02:38.80 ID:rYr57j4L0
- トウヤ「レッドもよく見つけてきたねぇ」
キョウヘイ「荒行してくる〜って言ってたっすけど、マジでしてたんすか?」
レッド「うん……この辺りの、滝を探して……そこで……」
ファイア「やっぱり修行って言ったら滝行って言いますからなー」
ライ「おい、あんまりベラベラ話すんじゃねー! 修行の内容ってのは基本内密なもんなんだよ」
ファイア「ごめんてごめんて。ほーらおかわりだぞー」
ライ「自分でよそうっつってんだろ!!!」
マサル「すごいな……あんなにあったカレーがどんどん減っていく」
レッド「緑がいたら……四人で食べきれた……」
キョウヘイ「マジっすか…これを……?」
ライ「兄貴はすげーからな!」ドヤ
レッド「普段…いらないやつ押し付けてるから…」ドヤ
ライ「お前〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
- 599 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/04(木) 23:03:46.58 ID:rYr57j4L0
- 今日はここまで。次回は〜〜〜 明日夜!
先に宣言しておきますが、来週からは更新頻度が下がる予定です。
春なので。春なので。
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:05:25.40 ID:KrUxcG8W0
- 乙、就活ガンバ
- 601 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:03:41.91 ID:Toekmvuh0
- はじめまっすよ
- 602 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:05:07.33 ID:Toekmvuh0
- ファイア「ねえ兄さん〜、せっかくだから隣にテント立てていい?」
レッド「いいよ………」
ライ「は!? なんでそーなんだよ!」
ファイア「いーじゃん、寝るギリギリまで隣のテント行って恋バナとかしよーよ。ねっ男子ィ〜」
ライ「すっ、するわけねーーーーだろ!!!」
マサル「はは……」
ホップ「おおおおおおれはなんにもしらないんだぞ!!!」
レッド「………………」
トウヤ「恋バナかぁ、多分みんな引いちゃうからなぁ」
キョウヘイ「話が漏れたらまずいんで……」
ファイア「ここまで恋バナに適さない空気あるんだ…」
- 603 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:10:06.01 ID:Toekmvuh0
- ファイア「ま、こーして焚火囲んで話してるだけでもいーんだけど…」
ユウリ「そうだね……君たち、好きな子とかいないのかい?」
ファイア「あ、もう適さないの承知で始めちゃうんですね」
キョウヘイ「待った!!! その話はわりとデリケートっすよ…うっかり地雷踏んだらやべーことになるっす」
ユウリ「地雷? 恋の話はどれも美しいものさ。そう表現するのはよしたまえ」
ファイア「地雷…それはそれで気になるけど」
キョウヘイ「見えてる地雷第一号、トウヤさんっす」
トウヤ「うっかり話したら通報されそうだからあまり話したくないかな」
ユウリ「なるほどね……」
キョウヘイ「それを踏まえて、誰に話を振るべきか考えたほうがいいっすよ……!!」
誰に話を振るか 下1(コンマが高いほど話す)
- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 21:20:54.59 ID:9ZALit560
- マサル
- 605 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:27:26.31 ID:Toekmvuh0
- ユウリ「そうだね……マサル、何かないのかい?」
キョウヘイ(見事に見えない地雷に突っ込んでいったっすね……)
マサル「うーん……まぁ、そういう話が無いわけじゃない」
レッド「え……そうなんだ」
トウヤ「……」
キョウヘイ(トウヤさん、こういう時の嘘めっちゃ下手なんすからあんま喋らないでくださいっすよ……)
トウヤ(うん……)
マサル「実は好きな奴がいるんだ」
トウヤ「え!?!??」
レッド「!??!」
ユウリ「そうなのかい!!??!?!」
キョウヘイ(う、動くか……!?!?)
- 606 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:31:33.01 ID:Toekmvuh0
- ユウリ「全く気付かなかったぞキミ!! いつのまにそんなアレをアレしてたんだい!?」
ホップ「オレもわからなかったんだぞー! 誰なんだぞ!?!?」
ユウリ(情報収集は任せるんだ、ビート……!!!)
マサル「誰か……は、恥ずかしいから秘密って事にさせてくれ」
レッド(これどういう空気?)
ファイア(兄さん、もしかしてこれ人間関係ややこしかったりする?)
レッド(ファイア……するどい)
ファイア「まぁ兄さんよりは……あっごめん声に出ちゃった」
ライ「おい、テレパシーしてんなよ! オレは出来ねーんだから!」
- 607 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:38:42.25 ID:Toekmvuh0
- マサル「相手は……別に好きな人がいるらしくてな。諦めてるんだ」
ユウリ「なるほど…」(ビートじゃないな…)
マサル「いつも強がっているんだが、可愛らしいところもあって」
ユウリ「ふむ?」(ビートか?)
マサル「けど、僕よりも大事な人がいるらしい」
ユウリ「ん〜〜」(ビートの大切な人っていったら…ポプラさん…はっ)
ユウリ(もしかしてマサルは…ビートが枯れ専だと勘違いしているのか!?それなら納得がいく…!!)ハッ
キョウヘイ(ろくでもね〜〜〜ひらめきをしていそうっすね)
トウヤ(僕は何も言わない…僕はなにも言わない…)
レッド(みんなちゃんと恋愛とかするんだなぁ)
- 608 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:43:34.72 ID:Toekmvuh0
- ユウリ「きっと大丈夫だとも、マサル! 私が保証する!!」
ホップ「よくわからないけどオレも応援するんだぞーー!」
ユウリ「結婚式の暁には私が友人代表スピーチをするとしよう」
キョウヘイ(もうやめて!! マサルのライフは……)
マサル「はは、楽しみにしてるよ」
キョウヘイ(…ゼロじゃない…ライよりよっぽど悟ってないっすか?)
ライ「おい、今オレのこと馬鹿にしただろ!!!!」
キョウヘイ「何のことっすか〜?」
ファイア「キョウヘイさん、そこのお家はマサラ式読心術に長けてるんだよ」
キョウヘイ「確かにグリーンさんとかも心の中の発言にツッコミ入れてきたりするっすもんね…」
- 609 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:49:41.51 ID:Toekmvuh0
- ファイア「面白い話聞けたな〜。ていうか、それって辛くない? 諦めてるって割には…アレですけども」
キョウヘイ(切り込むっすね、ファイア…)
マサル「まぁ……辛いといえば、辛いが……かといって、すぐ忘れられるようなものじゃなくってな」
ファイア「ふーん……俺から出来るアドバイスとしては『愛人になる』くらいしかないからな〜」
キョウヘイ「怒られるっすよ〜」
ファイア「あっはっは、あの人はメタに弱いから大丈夫大丈夫」
マサル「…もしかして、君も」
ファイア「おっと、それ以上は俺がガチだと思われちゃうからやめましょう」
〜カロス地方〜
カルム「っくしゅん!」
セレナ「あら、風邪ですの? 暖かくしないと駄目ですわよ!」
- 610 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:53:51.99 ID:Toekmvuh0
- ライ「…………」
ファイア「ふぁ〜……過酷な修行を終えてきた育ちざかりはそろそろ寝るとしますかね〜」
レッド「…………」
キョウヘイ「うちの育ちざかりも眠そうっすもんね〜、そろそろ寝るっすか〜」
トウヤ「そうだねぇ。じゃあ、後片付けはしておくからテントに戻ってて」
ユウリ「ありがとう、次は私が……ふあぁ、しかし夜更かしは肌の大敵だ……」
ホップ「オレもねむくなってきたんだぞ〜……」
マサル「……そういえば、キョウヘイ」
キョウヘイ「へ?」
マサル「あの白衣の…アクロマさんはどうしたんだ?」
キョウヘイ「……」
マサル(あからさまに忘れてたって顔してるな……)
- 611 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 21:57:39.06 ID:Toekmvuh0
- キョウヘイ「ちょっと様子見てくるっす! 先戻っててくださいっす」
マサル「あぁ、わかった。遅くならないようにな」
キョウヘイ「はいはーい!」
キョウヘイ「確かここら辺に転がしておいたはず……お」
アクロマ「」
キョウヘイ「転がってら……おーい、アクロマ〜」
アクロマ「…キョウヘイ、くん…? おや、どうして私はここに?」
キョウヘイ「覚えてないんすか? お前、一人で穴から落ちて気絶してたんすよ」
アクロマ「おっと、そうでしたか! キョウヘイくんは大丈夫でした?」
キョウヘイ「見てわかるでしょ、ちょー無事っすよ」
アクロマ「それならよかったです! 何かあったらどうしたものかと焦ってしまいました」
キョウヘイ「そーは見えなかったっすけど……」
- 612 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:02:42.96 ID:Toekmvuh0
- アクロマ「おや、そうでした?」
キョウヘイ「あ、いや……とにかく、もう遅いんでフリゲートに戻ったほうがいいんじゃないすか?」
アクロマ「おっと、そうですね! 団員には夜までに戻ると言っていましたから…それでは、またすぐお会いしましょう!」
キョウヘイ「そんなぽんぽん出てこようとすんなっつの!」
キョウヘイ「……忘れてるっすね。よし」
キョウヘイ「まあ…これはこれで微妙な感じっすけど、別に聞くまでのことじゃないっすもんね」
キョウヘイ「何たって俺にはルリちゃんがいるんすから………今何してっかな〜」
- 613 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:06:05.13 ID:Toekmvuh0
-
〜テント〜
レッド「……」
ピカチュウ「ぴっか?」
レッド「明日は、何しよっか…修行もいいし…ポケモンを探すのも…」
レッド「ピカチュウは……どうしたい…?」
ピカチュウ「ぴ〜かぴ……」ウーム
ピカチュウ「ぴか〜! ぴっかぴ、ちゅ!」ブンブン
レッド「……わかった…じゃあ、明日は特訓……」
ピカチュウ「ぴっか〜〜〜!! ぴかちゅ!!」
レッド「うん……おやすみ……」
マサル(ナチュラルに話してるな…)
ホップ(以心伝心って感じだ! 兄貴みたいですごいんだぞ〜!)
- 614 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:09:47.37 ID:Toekmvuh0
- 7日目 朝
レッド「……」パチ
レッド(日が昇ると同時に起床…)
レッド(隣のテントで誰かが動いてる気配もある。ファイア達も起きたんだ…)
レッド(……おはようしに行こう)ゴソゴソ
レッド「二人とも、おは…… あ」
ファイア「! おっはよ〜兄さん……しーっ」コソコソ
ライ「ぐう……」
レッド(寝起きドッキリだね!!! ここは兄として見守ることにしようかな)
ファイア(いやはや、俺も兄さんの弟ってことだよね〜。今日の寝起きドッキリはどうしようかな)
下1 コンマが高いほどビックリする
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:11:57.44 ID:etL3qnqB0
- キス
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:15:27.63 ID:UrxlEkCy0
- フィー!?
- 617 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:19:04.42 ID:Toekmvuh0
- ファイア「ラブコメのやつやんけ……なんで俺がやるか〜って時にそういうのをアレした?」
ファイア「ま、フィーの方々が蔓延ってるここではアレかもしれないけど…よくある罰ゲームですわな」
レッド(何も言わぬ……ただ見守るのみ……)
ファイア「にいさ〜ん、何かアドバイスとか……」
レッド(いっ……言わぬ!!!)
ファイア「ちぇっ……おーいライくん起きて〜」
ライ「あ……?」
ファイア「起きないと……キスしちゃうぞ☆」
ライ「…………何言ってんだよお前!?!? 朝から気持ちw うわーーーーレッド!?!?」
レッド「おはよ……」
ライ「おおお、おはよう……ファイアお前ーーーーっ!!! レッドの前でお前!!」
ファイア「あーーーーーあ兄さんに見られた方にドッキリしてんだもんね 俺の渾身の『キスしちゃうぞ☆』返して欲しいわホント」
ライ「なんでお前も結構機嫌悪くなってんだよ?!?!」
レッド(寝起きドッキリストとして気持ちはわからないでもない……)
- 618 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:26:33.84 ID:Toekmvuh0
- ファイア「兄さん、今日は不甲斐ない所を見せちゃったけど…次は兄さんに負けてないところを見せるよ」
レッド「……期待してる……」
ライ「なんでそこで絆を深めあってるんだよ……オレはドッキリされ損…兄貴はいつもこれをやってたのか…?」
ファイア「多分グリーンさんのほうが大変な目に遭ってるよ。兄さんが相手だからね」
レッド「うむ……」
ライ「う、うむじゃねーだろ!?!?」
ピカチュウ「ぴっか〜〜〜!!」ポン グイグイ
レッド「あ、ごめんね……それじゃ、二人とも、ばいばい……」
ファイア「はーい。また安価するときとか展開が困ったときに呼んでね」
ライ「何だったんだよ……」
- 619 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:31:49.50 ID:Toekmvuh0
-
レッド「……それじゃ、特訓…走り込み!」
ピカチュウ「ぴっかぴか〜!」
レッド「うん…南の方を何周かしよう……エンジンシティに来る前に、色々したあたり…」
ピカチュウ「ぴっか〜。ぴーかぴか!」ダッ
レッド「あ……待って、ピカチュウ…!」ダッ
〜キバ湖 東〜
レッド(この辺り、すごい霧……まぁ朝だし…)
ピカチュウ「ぴっかぴ〜」
レッド「そうだね……、…」ピタ
ピカチュウ「ぴ」ピタ
レッド(……誰かいる)
誰か 下1
- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:36:33.30 ID:UrxlEkCy0
- レッドのライバルを自称するグリーンとかいうジムリーダー
- 621 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:45:28.90 ID:Toekmvuh0
- グリーン「なんでそんな回りくどいんだよ!!!!!!!」
レッド「! ……グリーン。どうしたの…? カントーじゃ……」
グリーン「ジムについては暫く休業だ。ま、ガラルに来るのも仕事のうちだからな」
レッド「……?」
グリーン「こっちのチャンピオン、ダンデさんも戻っていっただろ。今度はカントーの代表がガラルの視察に行くことになってな」
グリーン「他にも希望者はいたんだが、最終的にバトルで決めようってなってな。後はわかるだろ?」
レッド(でた カントー最強のジムリーダーを自慢しているときの顔……)
グリーン「あと……姉ちゃんに聞いたら、ライもこっちに来てるみたいじゃねえか。あいつの様子も見ておきたくてな」
レッド「元気そうだったよ……」
グリーン「もう会ってんのかよ!? ガラルも広いようで狭いな……」
- 622 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:55:14.50 ID:Toekmvuh0
- レッド「……っていうか……なんで、この時間に、ここに……」
グリーン「……時差をすっかり忘れててよ、変な時間に着いちまったんだよ」
グリーン「後は、勘だな。お前がここに来るだろうっていう勘だ!」
レッド(……グリーン、昔からそういう謎の勘はすごいんだよな…)
レッド「……ちょうど、修行したいと思ってたところ…」
ピカチュウ「ぴかーぴ〜〜〜!!!」
グリーン「はっ、そりゃあ結構! 行くぜ、ウインディ!」ポーン
ウインディ「わんわんっ!!」
レッド「……やったね」
ピカチュウ「ぴか〜!」
グリーン「…マジか……お前、また強くなったな?」
レッド「……」ドヤ
グリーン「ま、俺もガラルで修業していくからな。お前も油断してんじゃねえぞ?」
レッド「わかってる……」
- 623 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 22:59:52.41 ID:Toekmvuh0
- グリーン「つうか腹減ったんだよな。おいレッド、お前らんとこの朝飯混ぜてくれよ」
レッド「……いいけど…」
レッド(グリーンならうっかりヤバいごはんが出来ても全部食べてくれるし……)
グリーン「うし、じゃあ行こうぜ」
レッド「ん……」
グリーン「そうだ、ここを案内してる奴らもいるんだろ? お前が迷惑かけてるだろうから挨拶しねえとな」
レッド「む…………」ゲシ
グリーン「いってえ!!!!!!!!!!!!!!」
- 624 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/05(金) 23:00:22.64 ID:Toekmvuh0
- 今日はここまで。次回 次回〜〜〜 来週金曜日です
- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 23:03:25.49 ID:9ZALit560
- 乙です
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 23:03:42.05 ID:etL3qnqB0
- 乙です。
- 627 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 21:39:56.07 ID:IM2vBQRF0
- はじめます!!
- 628 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 21:45:42.67 ID:IM2vBQRF0
- レッド「……あと少しで…ほわいとでー……」
ファイア「貰いっぱなしという訳にはいきませんでしょうと」
ミュウツー「……」
ユウキ「ああ! だからお返しをこれから……なんでミュウツーがいるんだろう?確かに伝説のポケモンだからポケモン界ではモテモテだったりするのだろうか…しかしそうなるならポケモン界でもバレンタインデーという文化が根付いていることになるけど、バレンタインデーは資本主義の策略であるという意見もあるのでもしかしたらポケモンの中でもそういった行いがあったり」
トウヤ「ユウキ、落ち着いて落ち着いて」
キョウヘイ「俺はおまけみたいなもんすけど〜、一応参加するっすよ!」
アクロマ「そうですね!私はキョウヘイくんからチョコを貰ったという妄想で生き繋いできたのでお返しを造ろうと思います」
ホップ「オレもなんだぞー! 今日はマサルがいるからなんとかなるんだぞ!!」
マサル「流石に、僕もこの人数の面倒は見切れないな……」
- 629 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 21:51:00.27 ID:IM2vBQRF0
- レッド「今回は……人がいっぱいなので……」
ファイア「女子の時みたくゲストを呼ぶんじゃなくて、俺たちの中からアイデアを出し合って良いものを作ろうっていうね」
ユウキ「三人寄れば文殊の知恵ってやつだな! しかも今何人いるんだ?九人…いや、ミュウツーは人じゃないから八人と一匹?でもそれはそれでポケモンを差別していることになるのだろうか しかもミュウツーは人間より高い知能を持っていると言われるポケモンだから、やはり人と同じ単位で数えること自体よくないのだろうか」
キョウヘイ「はいやっていきましょうね〜〜〜!!!」
トウヤ「アイデアって言っても難しいよねぇ。どんな料理にするかー、とか…?」
マサル「とりあえず誰かの指示で作ってみる、っていうのもいいかもしれないな」
アクロマ「まぁ、その通り動くかはわかりませんがね!」
トウヤ「そうなの!?」
ミュウツー「………………」
レッド「……だめだよ、ミュウツー…仲良くして……」
ミュウツー「……」
ファイア(兄さん以外の指示を聞く気は無いとか言ったんだろうなー)
誰主体で作ってみるか またはアイデア 下1(コンマが高いほどよい)
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 21:57:29.65 ID:XF8g1JBS0
- ミュウツーに念写をさせて、その内容をチョコにする
- 631 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 22:13:15.14 ID:IM2vBQRF0
- ミュウツー「……………………」
レッド「……確かに…?」
ファイア「それは外れないですな」
キョウヘイ「あ〜〜〜、それなら試しに…ヒカリの求めてるものを読み取ってみてくださいっす!!」
ミュウツー「……」
レッド「…ミュウツー……」
ミュウツー「……」コク
キョウヘイ「従順なポケモンですこと!!!!!!!」
マサル「それじゃ、ここに材料があるから好きにやってみてくれ」
レッド「……だって」
ミュウツー「……」コク
- 632 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/03/12(金) 22:24:48.87 ID:IM2vBQRF0
- ミュウツー「…………」ミョンミョンミョン
ミュウツー「!!!」パッ ミョンミョンミョン
キョウヘイ「おおお〜〜……すげえ、組みあがっていくっす」
レッド「すごい……けど、これ……」
ユウキ「……ミュウツー…だな…!」
ミュウツー「………………」
レッド「……ふふ…」
ミュウツー「……」フイ
キョウヘイ「えっちょっどこ行くんすか!?」
レッド「照れちゃった……」
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/03/29(月) 17:13:21.42 ID:Yun8sK9XO
- あ
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/06(木) 02:29:54.89 ID:qY32vsYf0
- 俺は待ってるぜ
- 635 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:34:07.65 ID:O3sGUfEY0
- ちょっとだけ再開
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:35:41.63 ID:9TDLe9FW0
- 俺は待ってたぜ
- 637 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:42:34.70 ID:O3sGUfEY0
- キョウヘイ「ホワイトデーなんてめちゃくちゃ過去の話っすね」
ファイア「しーっ、今はホワイトデーってことになってるんですよ」
トウヤ「えーと、ミュウツーに色々念写してもらおうっていう話だったんだけど…」
レッド「……」ギュ
ミュウツー「……」
ユウキ「なんだかただのポケモンみたいになってるな〜! いやそれはミュウツーにとって失礼なことに値するのか?しかし普通のポケモンという言い方はポケモンサイドにとってもミュウツーにとっても不適切なのでは…」ブツブツ
アクロマ「正直なところ、ポケモンの心理について研究したい気持ちは山ほどありますが…」
マサル「悪いが、お返しを作るための人手が減るのは困るんでな」
ホップ「うーん…じゃあ、相手は何が好きかだけ教えてもらって、お菓子は自分たちで作るってのがいいと思うんだぞ!」
レッド「……ミュウツー、それでいい……?」
ミュウツー「……」コク
- 638 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:47:31.92 ID:O3sGUfEY0
- キョウヘイ「んじゃー、レッドさんたちからどぞ!」
レッド「……リーフの好きな物…この紙に写してみて…」
ミュウツー「……」ミョンミョン
ファイア「お〜、どんどん浮かび上がってくる。あぶり出しみたいですなー」
トウヤ「けど、これに写ってるのって……」
レッド「……」
マサル「……レッド、だな」
ホップ「すごいなー! レッドの事大好きなんだぞ!」
ファイア「双子的にはちょっと予想出来てた事ではあるんだな〜これが」
キョウヘイ「天丼はここまでっすよ〜」
アクロマ「3Dプリンターのチョコ版使います?」
ユウキ「人型か〜…難しそうだけど、なんとかなる気がする!」
マサル「ミュウツーの念力には及ばないかもしれないが…やるだけやってみるか!」
レッド型チョコ 出来栄え 直下コンマ(高いほどいい)
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:48:51.87 ID:DZEPohqG0
- はい
- 640 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 21:54:54.11 ID:O3sGUfEY0
- キョウヘイ「いやクオリティたっっっっっっっか!!!」
マサル「少し張り切りすぎたか……?」
ファイア「うんうん、ポーズとかもなんか見たことある…気がする。多分ね」
タブンネ「たぶんね〜」
トウヤ「ファンクラブ会員としても解釈一致って感じだねぇ」
レッド(なんかやだな……チョコで作られた己……)
ユウキ「うわー、なんだか動き出しそうだな! こうして同じネタで作られた自分たちがどんどんチョコとして量産され、そのうちチョコレート軍団として倒れても溶かして固め直す無限の兵士として町を襲うのでは…」
ホップ「えーー!!!怖いんだぞ!!! …あ、でも食べれば倒せるんだぞ!」
ユウキ「ほんとだーー!! 倒せた!!」
キョウヘイ(このほのぼのした会話のあとじゃ絶対言えないっすけど 売れそ〜〜なチョコだなマジで…)
アクロマ(空気を読みつつあくどい事を考えているキョウヘイくん……最高ですね!)
- 641 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:00:30.91 ID:O3sGUfEY0
- レッド「……包んでおこう…」
ファイア「ところでミュウツーさん、物は相談なんだけど。好きな…"物"縛りにしない? ほら、人だと食べにくいとかあるだろうし」
ミュウツー「……」
ファイア「俺は双子パワーで察知したけど〜、多分リーフはこれ食べ始めるのに30分はかかるだろうし。溶けちゃったら大変ですし」
ミュウツー「……」コク
キョウヘイ「お、物縛りっすか。んじゃ〜メイの好きな物念写してもらってもいいっすか? それで俺たち三人クリアっすからね〜」
トウヤ「凝ったものを一つ作るのもいいけど…せっかくだから、それぞれで一つずつ作ろうか」
キョウヘイ「……はーい!」
アクロマ(ちょっとサボろうとしてましたねキョウヘイくん…若干の心拍数の乱れ、私にはわかりますよ!!!)
キョウヘイ(変なこと考えてる顔してんな…キモイな……)
キョウヘイ「…ま、それはそれとして。ミュウツーさん、おなしゃーす!」
ミュウツー「……」ミョンミョン
- 642 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:08:39.56 ID:O3sGUfEY0
- レッド「……なんか…フリフリの…服」
マサル「レースやらリボンやらがかなり目立つな。これは複雑な造形になりそうだ」
キョウヘイ「あ〜〜、いやまぁ確かにメイっぽいっすけど…作りにくいっすね〜〜!!」
トウヤ「うーん、型を作るところからやったほうが早いかな…」
アクロマ「こんな時こそ3Dチョコプリンターなのでは!?」
マサル「……そうだな。何も、完全に再現しなくてもいいんじゃないか?」
ファイア「と、言いますとー?」
マサル「その3Dプリンターで、基礎となるワンピースだけを作るんだ。それをチョコペンやアラザンで飾り付けるのはどうだろう」
トウヤ「あ、それいいねぇ。そこまで大変じゃないし、それぞれの個性も出せそう!」
キョウヘイ「センス勝負なら負けないっすよ〜〜! よし、アクロマ!準備しろっす!」
アクロマ「了解ですとも!!!!!!!!」
誰が一番センスいいか 1〜30→トウヤ 31〜60→キョウヘイ 61〜90→アクロマ それ以外→全員ヤバい
直下コンマ
- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:10:31.13 ID:9TDLe9FW0
- スタープラチナ
- 644 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:16:40.64 ID:O3sGUfEY0
- ファイア「へ〜〜、これトウヤさんが作ったの? なんか可愛い感じ」
ユウキ「おお〜、ほんとだ! なんだかおもちゃ屋さんとかに飾ってそうだな!」
キョウヘイ「ぐぬぬ……これには俺も完敗っす。良い線いったと思ったんすけどね〜…」
トウヤ「あはは、フリフリでかわいい服には一家言あるからねぇ」
レッド(トウヤがよく着せてくる服に似ている……)
アクロマ「なるほど……トウヤさんは我が妹のことをよく理解していらっしゃるようで!」
トウヤ「うーん、それも少しあるかもね? けど、きっと二人ほどじゃないよ」
トウヤ「きっと…シンプルにセンスの差かな……」
キョウヘイ「うわ〜〜〜!! レア度高い調子乗ってるトウヤさんだ!! 腹立つ〜〜〜〜!!!!」
- 645 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:29:58.29 ID:O3sGUfEY0
- ファイア「ん、じゃ、あ〜〜…次はユウキね」
ユウキ「えっ俺!? なんだか緊張してきたな〜〜!」
ファイア「頑張って、この中では貴重な普通のカポ〜ですからな…」
アクロマ「何を言いますか!私とキョウヘイくんだってゴフゥ!!!!!!!!」バタッ
マサル「はは……とにかく、ミュウツー。頼んでもいいか?」
ミュウツー「……」ミョンミョン
ユウキ「どれどれ〜? ……コンパス?」
レッド「……渋い…」
キョウヘイ「円を書く方じゃなくって、方角がわかるほうっすね!」
ユウキ「あ〜〜…確かに、ハルカってすぐどっかいっちゃうからな!旅する上では大事なんだなー」
マサル「それにしても…僕たちはコンパスなんてアプリで済ませていたが、現物というのもいいな」
ホップ「そうだな! まんまるでちょっと可愛い感じなんだぞ!」
ファイア(ジェネレーションギャップ)
- 646 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:35:38.18 ID:O3sGUfEY0
- ユウキ「でも、俺としてもコンパスはありがたいかもだなー! 作りやすそう!」
マサル「そうだな。既存の型で作ったチョコを組み合わせればうまくいきそうだ」
ホップ「俺たちも手伝うんだぞーー!」
レッド「……実際に、方角わかったり……」
アクロマ「出来ますとも! 食べられなくはなりますが!」
キョウヘイ「それやっちゃったらもうチョコである意味なくなるっすから!」
トウヤ「それこそ、チョコペンとかでかわいくしてもいいかもねぇ」
ユウキ「うん、頑張ってみる!!!」
レッド「応援……」
コンパスチョコ 出来栄え 直下コンマ(高いほどよい)
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:43:00.20 ID:gFQS6Awi0
- ほい
- 648 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:54:25.06 ID:O3sGUfEY0
- ユウキ「でき た……」
キョウヘイ「…いいと思うっすよ!? ちょっと方角の表記がバラッバラなとこ以外は!」
トウヤ「そうだよユウキ、実際にコンパスとして使う訳じゃないから…NがMになってても問題ないよ」
レッド「……針がふたつある…」
ホップ「時計みたいでおしゃれなんだぞ!」
ファイア「うん、めちゃめちゃデカいという点には誰も触れないんですね。言わないと伝わらないけど直径1mはあるよこれ」
マサル「……大丈夫、料理で一番大事なのは気持ちがこもっているかどうかだ」
アクロマ「異物を混ぜているという訳でもないのです、味に関してはおかしくないはずですよ!」
ユウキ「あ…ありがとうみんな!これをハルカにわた…渡して…ハルカはああ見えて普通に優しいから貰ってくれるだろうけど、うっかりハルカが普通のコンパスを出そうとしてこれを見て迷子になってしまったら…そうしたら俺も見つけられずにもう会えなくなっちゃうんじゃ…!?」
ファイア「うん、大きさ的に大丈夫だと思いますよ」
- 649 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/05/25(火) 22:56:16.55 ID:O3sGUfEY0
- 今日はここまで!次回は未定ですが近いうちに! ツイッターで告知します
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 23:16:44.21 ID:9TDLe9FW0
- 久々乙
- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 09:22:33.23 ID:myuLSV7p0
- 乙です!
再開ありがとうございます!
過去のスレを読みながらお待ちしていましたが、何度読んでも面白いので、続きも楽しみにしています!
- 652 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/09(水) 23:57:19.37 ID:7qFpJtdU0
- レッド「それじゃあ、次は……」
キョウヘイ「マジすか!?この10カ月という空白を全無視してやっていくんすね!?」
レッド「……黙ってれば……バレないかなって……」
ユウキ「空白の10か月間がすぎてもはやホワイトデーは目前というところまで来ている、そのタイミングで更新が再会されるということは実質ほぼ一年間なんにもしていなかったということになるのでは」
トウヤ「しーっ、せっかくキョウヘイも空気を読んでちょっとサバを読んでたことだし……10カ月ってことでやっていこう」
ユウキ「わ、わかった!」
ファイア「(大差なくない?)」
マサル「えーと……いいか? 次は僕たちだったよな」
ホップ「ユウリへのお返しを作るんだぞー!」
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