このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

653 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 00:05:31.42 ID:iQQ1+0jY0
レッド「それじゃあ、ミュウツー……」

キョウヘイ「(つっても、ユウリが好きなものって……ああそうだ、物限定になったんだったっすね)」

マサル「さて……どんな物が出てくるかは、僕にも予想付かないな」

ホップ「マサルでもわからないのかー!? それなら……すっごく強敵なんだぞ!!」

ミュウツー「……」ミョンミョン

トウヤ「浮き上がってきたねぇ……これは、カレー?」

マサル「っ……か、カレーか」プルプル

キョウヘイ「(めっちゃウケてるっすね)」

ホップ「カレー! それならオレも大好きなんだぞ!」

ユウキ「でもそのままカレーを返すことになってはホワイトデーらしからぬことになるんじゃないか?かといってチョコレートで作ってしまってはもう見た目だけでチョコかカレーかわからなくてカレーの舌で食べてみたら甘くて美味しくないわけじゃないんだけど口が準備してなかったからちょっとびっくりした感じになって空気が微妙になったりするんじゃないだろうか」

アクロマ「ふむ……でしたら、クッキー生地で皿を作るというのはどうでしょう! それなら上に茶色いものが乗っていてもチョコだと判別できるのでは?」

レッド「……おいしそう……」

キョウヘイ「急にまともな案出すじゃないっすか……」
654 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 00:16:30.22 ID:iQQ1+0jY0
アクロマ「この辺りで私がシンプルに有能な科学者であるというイメージを植え付けておこうかと!」

キョウヘイ「ウン年間積み重ねてきた変態の罪の重さ舐めない方がいいっすよ」

マサル「その辺りはともかくとして、案はもらおうか。せっかくだから、トッピングもカレーの具材のようにトッピングしてみよう」

ホップ「思いっきりカラフルにするんだぞー!」

レッド「(すごいお菓子ってかんじ……お菓子だからそうなんだけど……)」

キョウヘイ「バリエーションがあった方がよさそうっすよね〜」

ファイア「トッピングに出ますよ〜、センスというセンスが……」

マサル「はは、プレッシャーだな。さて、頑張るか」

ホップ「とびっきりのお菓子にするんだぞ〜〜〜〜〜!!!」

合作の出来の良さ 下1コンマ(高いほどいい)
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 00:24:39.84 ID:fOGyNA9G0
就活は成功したんですね。お疲れさまでした
656 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 00:42:37.49 ID:iQQ1+0jY0
レッド「……す、すごい」

キョウヘイ「わ〜〜〜〜、お店で売ってる奴じゃないっすか!」

トウヤ「トッピングも多すぎず少なすぎず……あ、これハート型だ。可愛いねぇ」

ホップ「やった〜〜! すっごい大好評なんだぞ!」

マサル「センスが光った、ってところだな」

ファイア「素晴らしい結果ですじゃ。もう教えることは何もない……」

ホップ「ししょおーーーーーー!!!」

ユウキ「これなら本物のカレーと間違えて食べちゃうこともないな!」

マサル「後は適当にラッピングをして……」

ホップ「あ! 作るのもマサルがリードしてくれたし、なんか申し訳ないんだぞ……」

マサル「そうか? なら、ホップには手渡す係をしてもらおうかな」

ホップ「わかったんだぞ! 任せるんだぞーー!!」

キョウヘイ「(マサル……漢っすね……)」
657 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:11:02.61 ID:iQQ1+0jY0
キョウヘイ「よーし、それじゃあ後は各々渡す感じで!」

レッド「はーい……」

トウヤ「そういえば、キョウヘイは……」

キョウヘイ「本命相手のお返しはちゃんと用意してるっすよ!」

ホップ「(本命! すごいんだぞ……)」

アクロマ「私はキョウヘイくんからチョコを貰ったという妄想で生きてたのでキョウヘイくんの分もありますが!」

キョウヘイ「いらねえ〜〜〜〜〜〜〜」

ユウキ「そもそも今日ハルカがどこにいるかわからないというから始まるのでは……そのために今回作ったこのコンパスが役立つのかと思いきやこれは本当にただのチョコだし何なら方角もよくわからない感じになってるから見つけられる気がしな」

マサル「事前に連絡をしておけばいいんじゃないか?」

ユウキ「それだーーーーーー!!!」

ファイア「良い感じにまとまりましたな。それじゃ、我々も戻りますか」

レッド「うん……じゃあ、ミュウツー……」

ミュウツー「……」コク
658 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:22:50.08 ID:iQQ1+0jY0
〜フタバタウン〜

ミュウツー「……」シュンッ

ヒカリ「この気配ッ、ミュウツー様!?」ガチャ

ミュウツー「……」

ヒカリ「本当にいる……! 私が何かしらの事故で過去に飛ばされていないことに感謝ね……」

ミュウツー「?」

ヒカリ「あ、何でもなくて……それで、ど、どうしてここに……」チラ

ミュウツー「……」ス

ヒカリ「それって……もしかして、ホワイトデーの……」ガサ

ミュウツー「……」シュン

ヒカリ「ミュウツー様! ……行っちゃった。中身は何かしら……」「!」

ヒカリ「こ、これ……ミュウツー様の姿をしたチョコ! 何てこと……」

ヒカリ「お返しをいただけた喜び、ミュウツー様の姿を好きなだけ眺めていられる喜び、いつか食べなければいけない悲しみ!!」

ヒカリ「…………ふふ、人間の感情って忙しいわね……」


ジュン「なんだってんだよー、急に悟ったような表情じゃんか!」コソコソ

コウキ「嬉しそうではあるよねー、僕も嬉しくなってきたー!」コソコソ バッ
659 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:27:54.40 ID:iQQ1+0jY0
〜マサラタウン〜

レッド「……ついた」

ファイア「リーフうちにいるってー。……え、どうしたのその表情」

レッド「……チョコの自分、複雑……」

ファイア「あ〜〜〜、うん……あれだね、兄さんとミュウツーって似てるね」

レッド「(同じ気分なのかもしれない……)」


〜家〜

リーフ「ファイア、お帰りなさい! ……って、兄さんも! 帰ってきてたのねーーー!!」

レッド「ただいま……」

ファイア「ただいまですよーっと。そんでリーフ、今日は何の日だ〜」

リーフ「今日? ……3月14日だから……あ、ホワイトデーね! ってことは、もしかして……」

ファイア「そう。俺たち二人からのお返しでーす。ね、兄さん」

レッド「……喜ぶかどうかは、わからないけど……」

ファイア「喜びますて。ほらほら」

レッド「……はい、どうぞ」

リーフ「きゃーーーー!!! ありがとう二人ともーーーー!!! さっそく開けちゃうわね!!!」
660 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:33:52.64 ID:iQQ1+0jY0
リーフ「……ちょ、チョコで出来た兄さん!?!? クオリティがすごいわ!!」

ファイア「でしょー。俺たち頑張って……3dプリンター使ったからね」

レッド「頑張ったことは……確か……」

リーフ「ありがとう、嬉しいわ! けど、兄さんを食べちゃうことになるのねー……それだけ難しいわ……」

レッド「……だよね……あんまり、無理しなくても……」

ファイア「……じゃあ、俺が一気に砕いちゃおっか? そしたら食べやすいでしょ」

リーフ「それは駄目よ!! 駄目ーーっ! せっかくだもの、このまま食べるわ!!」

リーフ「そうね……手から食べたら……いける気がする!!」

レッド「(工夫で困難に立ち向かっていく……成長したね、リーフ……)」

ファイア「(え、そういう感動ありなんだ?)」
661 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:46:42.32 ID:iQQ1+0jY0
〜キンセツシティ〜

ユウキ「ハルカーーーーーーーー!!!!!!!!!」

ハルカ「声デカいかも。こっちかも」

ユウキ「いた!! 見てくれこれ! コンパス!!」

ハルカ「……ほんとだ。すごいかも。よく見たらヘンだけど」

ユウキ「う……やっぱりかー! 方角も変になってるらしいって教えてもらったんだ! けど俺自身方角とか気にしないから全然わかんなくて……方角を気にしないということはふとしたときに自分が地球上でどの方向を向いて立っているかがわからないってことだから、もし急に地球の重力が無くなった時にどっちの方向に滑っていくかがわからないってことで」

ハルカ「けど、面白いかも。結構好きかも」

ユウキ「え! ……やったーーーー!!! それなら! 作ってよかった!!」

ハルカ「別にあたし、出来とか気にしないかも。ありがと」

ユウキ「うんっ、どういたしまして!!」
662 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 01:56:34.01 ID:iQQ1+0jY0

〜サンヨウシティ〜

メイ「今日もトウコさんは映えてますにゃ〜」

トウコ「あら、そう見える? なら今日は良い日ね!」

メイ「(いい日悪い日の基準そこなんだ……)」

キョウヘイ「お、やっぱここだったっすね。メイ〜、ついでにトウコさーん」

トウヤ「あれ、トウコもいたんだ」

メイ「キョウたんにトウヤさん。どーしたのー?」

トウコ「私はこの子に一杯奢っていたところよ。バレンタインのお返しにね!」

キョウヘイ「あ、そーなんすね? じゃあ俺たちちょっと出遅れたんすね」

トウヤ「僕たちもお返し持ってきたんだよ。先月はありがとう、メイ」

メイ「にゃは まぁ貰えるものは貰っちゃおうかな〜〜! ありがとう二人とも〜〜……ん?」

メイ「キョウたん、これ三個ない?」

キョウヘイ「あー……一人、珍しく空気読んだのがいるんすよ。まあ開けてみてほしいっす」
663 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:06:00.81 ID:iQQ1+0jY0
メイ「どれどれ〜〜……わ、可愛い〜〜〜!」

トウコ「へぇ、やるわね二人とも! 女心わかってる映えスイーツだわ!」

キョウヘイ「でっしょお〜〜! ま、発案者俺じゃないっすけど!」

メイ「全部可愛いけど〜〜……これが一番好きかも!」

トウヤ「本当? よかった。自信はあったけど、そう言ってもらえると安心するなぁ」

メイ「え、これトウヤさんが作った奴なんですか!?」

トウヤ「うん。僕もこういうの好きだから、ちょっと拘っちゃった」

メイ「はわあ〜〜〜〜…………た、確かによくこういうのレッドに着せてますもんにゃあ」

トウヤ「うん!!!」

キョウヘイ「そこで今日イチの笑顔をしなけりゃなあ……」

メイ「ほんとに嬉しいです〜!」ゲシッ

キョウヘイ「っで!! なんで!?」

メイ「うるさい……あれ、こっちは? なんか……既視感っていうか……」

キョウヘイ「あー、それはここにいない奴が作ったやつっすね」

メイ「(……あ、思い出した。昔気に入ってた人形の服に似てるんだコレ……兄って感じしてヤダな)」

トウコ「それじゃ、今日はこのチョコと一緒にみんなで一枚撮りましょうか!」

キョウヘイ「いいっすね〜!」

トウヤ「僕も写るの? ……まぁ、たまにはいいかな」

メイ「やった〜〜〜! 改めて、みんなありがとー!」
664 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:11:38.77 ID:iQQ1+0jY0
〜エンジンシティ〜

ユウリ「ふぅ、あと少しで返し終わるか……」

ユウリ「バレンタインにチョコを貰いすぎてしまったな。お返しって思ったより大変だ……」

ユウリ「お返し……と、いえば……」

ユウリ「(あの二人のことだ、お返しはくれるだろうけど……どんなのが来るかな……)」

ホップ「ユウリーーー!!」

ユウリ「わぁ!! ……ふ、私を驚かせるとは中々やるね。どうしたんだい、そんな大きな声で」✨

ホップ「ホワイトデー! なんだぞ!! 先月はありがとなー!」

ユウリ「まっすぐな言葉、こちらこそありがとう。中を見てもいいかい?」

ホップ「もちろん! マサルたちと一緒に作ったから自信あるんだぞー!」

ユウリ「それなら安心だ……どれどれ?」
665 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:17:33.30 ID:iQQ1+0jY0
ユウリ「これは……カレー型のチョコ? へぇ、皿がクッキーに……面白いね!」

ホップ「だよなっ、だよな! オレもそう思ったんだ!」

ユウリ「それにトッピングも綺麗で、見ていて楽しいね。食べるのがもったいないくらいだ、ありがとう」✨

ホップ「どういたしまして! って言っても、作るのはほとんどマサルがやってくれたんだ。オレはお手伝いだぞ!」

ユウリ「だとしても、気持ちが嬉しいものさ……ところで、そのマサルは?」

ホップ「用事があるとかで、オレに渡す係を託して行っちゃったんだぞ〜……」

ユウリ「(マサル……ありがとう、このチャンス無駄にはしない……!)」

ユウリ「ところでホップ、味見とかはたくさんしたのかい?」

ホップ「んー、ちょっとしかしてないんだぞ。あんまり食べたら無くなっちゃいそうだったからな!」

ユウリ「それならこれ、一緒に食べないかい? せっかくだ、君ももっと食べたいと思っていただろうしね」

ホップ「バレてたんだぞー!? うん、実はすごい気になってた! ありがとー、オレも食べるんだぞ!」

ユウリ「よし! ……それじゃあ、向こうの公園にでも行こう。天気もいい事だしね!」
666 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:21:12.36 ID:iQQ1+0jY0

〜ターフタウン〜

マサル「……上手く渡せたかな。大丈夫なはずだが」

マサル「あの辺りにいるのは間違いなさそうだったし……いや、俺がどうこう考えることでもないか」

マサル「あいつらなら大丈夫だろう。うん」

マサル「……」

マサル「天気もいいし、畑が光ってて綺麗だな。今日はのんびりするか……」
667 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 02:23:23.64 ID:iQQ1+0jY0
今日はここまで。
明日の21時くらいに本編をまたちょっと進められたらなと思ったり。
またちょくちょく更新していきますのでよろしくお願いします
更新開始のお知らせとかするTwitter → @boostereve
668 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:00:22.02 ID:iQQ1+0jY0
はじめます
669 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:05:05.29 ID:iQQ1+0jY0
レッド(前回のあらすじ)

レッド(僕たちはほのおのジムバッヂを手にして、エンジンシティを出発……ワイルドエリアでカレーを食べたり寝起きドッキリをして)

レッド(早朝、グリーンと出会ったのでした)

グリーン「確かこの地方だとキャンプが主流なんだってな」

レッド「……」コク

グリーン「何か……言い方がおしゃれだよな。俺たちの頃野宿だったし」

レッド(確かに……普通に木の下とかで寝てたな……)

グリーン「カロスといい、この辺りってのは洒落てんなあ……お、アレか」

レッド「ファイアと、ライもいる……」


ファイア「あ、やっぱグリーンさんだ。しっくりくる人影だなと思ってたんですよー」

ライ「兄貴!? なんでいるんだよ!」

グリーン「ようお前ら! 俺からすりゃあ、お前らがいる方が驚きだっつの」
670 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:06:25.22 ID:iQQ1+0jY0
ライ「……おいファイア、行くぞ!!」
671 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:09:59.20 ID:iQQ1+0jY0
ファイア「ちょっと、焦ったからってエンターキー二回押さないでよーい」

ライ「あ!?!?」

ファイア「まぁ気持ちはわかるけど……そんじゃあ兄さん、俺たちはこの辺で!」

レッド「えっ」

グリーン「は!?」

ファイア「あ、別に反抗期とかじゃないのでお気になさらず〜……バイビー!」ダッ

グリーン「おいコラ!!!!!!!! ……行っちまった」

レッド「……なんでだろ」

グリーン「アイツ、年中反抗期みてえなもんだろ……ったく、考えてることくらいわかるっつの」

レッド「?」

グリーン「修行しに来てんだろ、アイツも。俺やレッドには、強くなってからの部分を見せてえんだろ」

グリーン「変なとこだけ似ちまいやがってなあ……」

レッド(緑が兄みたいなこと言ってる……)

グリーン「俺は兄だしお前もファイアの兄だからな!?!?」
672 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:15:43.93 ID:iQQ1+0jY0
レッド「……じゃあ、改めて……みんなを起こしついでに、あいさつ」

グリーン「おう」


〜テント〜

ホップ「ぐぅ〜……」

キョウヘイ「むにゃ〜」

マサル「……」

トウヤ「うー……ん……」

レッド(やっぱり狭いよね テント)

グリーン「あのぐっすり寝てる奴と、死んでんのかってくらい静かに寝てる奴か……」

レッド「……せっかくだから、寝起きドッキリしつつ……起こそう」

グリーン「おいやめろ、俺の第一印象最悪になるだろうが!!」

レッド「……二人とも、ハイドロポンプ経験済だから……」

グリーン「マジかよ!! やるなよ!!!」

レッド(今回は何をしようかな……)

寝起きドッキリ内容 下1(コンマが高いほど驚く)
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 22:36:47.65 ID:G5pNT8l10
ライを連行してきてお経を唱えさせる
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 22:38:10.82 ID:G/N4GYlV0
火傷しない程度に温かいオムレツを額に乗せる
675 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:52:06.72 ID:iQQ1+0jY0
レッド「……」ポーン

フーパ「おまかせ!」つ◎

ライ「!?!?!??」

グリーン「うわー!?」

レッド「……ライ、お経やって……」✨

ライ「は!? 何でいきなり……いや別に駄目じゃねぇけど……ちょっとなら……」

グリーン(俺の弟チョロ……)

ライ「……帰命無量寿如来南無不可思議光法蔵菩薩因位時在世自在王仏所覩見諸仏浄土因国土人天之善悪建立無上殊勝願超発希有大弘誓五劫思惟之摂受」

キョウヘイ「んぇ……えっえ!? なん ジャパニーズオキョウ!?!?」バッ

ホップ「何なんだぞこの声ーーーー!??!?」

マサル「な、なんだこのお経!?!?」

トウヤ「うーん……あれ、みんなどうしたの?」

レッド「……ライ、ありがとう……!」

ライ「べ、別にいいけどよ!」

グリーン「それなりに驚かせられたな」
676 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 22:57:06.32 ID:iQQ1+0jY0
キョウヘイ「ら、ライか〜……最近ジャパニーズホラーの映画撮ったから怖えんすよそれ〜……」

マサル「はは、謎の呪文みたいに聞こえるって言うよな」

ホップ「魔女でも来たのかと思ったんだぞー! ……あれ?」

グリーン「邪魔してるぜ!」

ホップ「わーー!!びっくりしたんだぞ! こんにちは!」

マサル「その顔、どこかで……思い出した! カント―で最強のジムリーダーと言われているグリーンか!」

グリーン「へえ、よく知ってんじゃねえか! そう、俺がカントー最強のジムリーダー、グリーン様だ!」

レッド「僕には負けっぱなしだけどね……」

グリーン「うるせえ!!」

ホップ「な、なんか仲良しなんだぞ〜〜!!」

マサル「そういえば、二人は同じ町の出身だ……とも聞いたことがあるな」

グリーン「結構俺たちの情報って出回ってんだな。そうそう、所謂幼馴染ってやつだ」

レッド「……それで、ライバル……」
677 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:02:41.68 ID:iQQ1+0jY0
マサル「なるほど、僕とホップみたいなものか」

レッド「…………どうだろ……」

グリーン「俺たち、当時はそんな和やかじゃなかったしな」

レッド「うん……」

キョウヘイ(二人の当時のこと、たまーにしか聞かないっすけど……あんま想像できないっすね)

ホップ「確かに……二人を見てると、兄貴とキバナさんの方が似てるかもなんだぞ!」

レッド(ダンデさんと……キバナさん?)

キョウヘイ「あのめっちゃ背の高かった人っすよ。あの人、フォロワーめっちゃ多いんすよねぇ」

トウヤ「へぇ、有名なひとなんだねぇ……」

グリーン「ま、その辺りも追々見学だな」

マサル「それで、グリーンはジムチャレンジはしないのか?」

グリーン「楽しそうだとは思うけどな、俺の仕事はあくまで視察。現地のトレーナーに混じったら駄目なんだと」

ホップ「えーーー!! 残念なんだぞ!!!」

マサル「そうだな。カントーの実力者のバトル、見てみたいが……」
678 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:08:22.15 ID:iQQ1+0jY0
グリーン「別にバトル全面禁止って訳じゃねえよ、ジムチャレンジが駄目ってだけで」

レッド(さっき僕ともしたもんね……)

グリーン「だからよ、ここで一つバトルするか?」

マサル「え。それは有難い誘いだな……どうする? ホップ」

ホップ「オレもすっごいバトルしたい! ……けど、最初にオレはレッドとバトルしたし、ここは譲るんだぞ!」

マサル「それじゃあ有難く譲られよう。とりあえず外に出よう、ユウリも起こさないと後が面倒だしな」

キョウヘイ(あー、確かに拗ねそうっすね……)


〜外〜

ユウリ「やぁ君たち! なにやら騒がし……むっ、誰だ!」バッ

グリーン「なんだよその構え!? 俺はグリーン、カントーの最強ジムリーダーだ!」

レッド(その名乗り気に入ったの?)

ユウリ「ふむ? 私はユウリ、ガラルの新進気鋭トレーナー!」

マサル「あぁ、そういえば僕も自己紹介をしてなかったな。僕はマサル、普通のトレーナーだよ」

ホップ「二人とも、ガラルじゃ指折りの実力者なんだぞー!」
679 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:13:17.25 ID:iQQ1+0jY0
グリーン「よし。それじゃあマサル、いい場所教えてくれよ」

マサル「あぁ。向こうに開けた場所があるから──」

ユウリ「何? そのテンション……君ら、今からバトルをするつもりと見た!」

マサル「はは、色々あってな。次の機会があればユウリに譲るさ」

ユウリ「(……マサルがここまで主張するのも珍しいな。まぁ、バトルは私もしたいけど……)」

ユウリ「いいだろう! 今回は君の雄姿を見守るとしよう!」✨

マサル「はは、あんまり期待しないでくれよ」

マサル(……負けられなくなったな)

グリーン「……よし、それじゃあ準備はいいか?」ポーン

ピジョット「ぴじょーっ!」

マサル「あぁ、よろしく」ポーン

インテレオン「……」

直下コンマ1〜50で緑の勝ち 51〜99でマサルの勝ち
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 23:16:45.78 ID:G5pNT8l10
ブイ!
681 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:26:08.69 ID:iQQ1+0jY0
ナッシー「なし……」バタッ

グリーン「ナッシー!」

マサル「……ちょっと大人気なかったか?」

ネギガナイト(大)『ねぎぃ……』

キョウヘイ「ナッシー戦闘不能! 勝者マサル〜〜!」

グリーン「くそっ、惜しかったな……けど、これがガラル流ってやつか。楽しかったぜ、次は俺が勝つからよ!」

マサル「こちらこそ、ありがとう。次は……街中とかでもバトルさせてくれ」

グリーン「? おう!」

トウヤ「……あぁ、ここ……見たことある場所だなぁって思ったら、巣穴だったんだ?」

キョウヘイ「あ、目ぇ覚めました? ってか巣穴?」

トウヤ「あはは、ちょっと寝ぼけてたの気付いてたんだ……そう、なんでわざわざ離れた場所に来るのかなって思ってたけど」

トウヤ「アレのためだったんだねぇ……」

マサル「お疲れ、ネギガナイト」シュウン

グリーン「そのデカくなるやつが噂のダイマックスか? 実際に見るのは初めてだぜ。デカさ凄いな!」

マサル「これはポケモンが自らの姿を大きく見せているだけで、実際にはそこまで変化していないとも言われててな……」

グリーン「へえ、そうなのか? そういやそんな研究があるってジジイが言ってたような……」
682 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:33:36.15 ID:iQQ1+0jY0
キョウヘイ「やべっ、難しい話始まったっす。そーいやグリーンさんも研究職の血っすもんねー」

ホップ「二人とも良いバトルだったんだぞーーーーー!!! それとダイマックス研究ならわかりやすい解説書が……」

ユウリ「研究者ならそこにもいるとも……フッ、私は雰囲気でダイマックスをしているからよくわからないけれどね」

トウヤ「うん、僕たちも雰囲気でやってたなぁ……」

レッド「……」

キョウヘイ「あれ、レッドさんどーしたんすか?」

レッド「……いいバトル、だったなって……」

レッド(楽しそうだったなー……)

トウヤ「僕たちも、次のジムバトルが待ってるね。次の町は……ええと、なんだっけ?」

ユウリ「うん? 次の町はナックルシティだよ! あそこも大きくて良い街で……あぁ、でもジムチャレンジをするのはラテラルタウンだね」

キョウヘイ「ほう、タウンっすか」
683 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:42:30.71 ID:iQQ1+0jY0
ユウリ「あそこは特殊なジムでね……ジムリーダーが日替わりなんだ」

キョウヘイ「日替わり!?」

トウヤ「サンヨウジムみたいな感じなのかな……兄弟で交代に〜、みたいな?」

ユウリ「そういう訳じゃないんだけれど……私もよくわかってないが、とにかく二人いるんだ」

キョウヘイ「あんまりふわっとさせすぎてもよくないっすよそこ!」

マサル「ん、どうしたんだ?」

ユウリ「ラテラルスタジアムの話をしていたんだ。彼らのスタイルは特殊だろう?」

ホップ「ああ! あのスタジアムのジムリーダー達は予選リーグの結果と町おこしの観点から二人になっているらしいんだぞ!」

レッド「まちおこし……」

グリーン「ま、確かにジムリーダーが二人ってのは話題性あるよなあ。ホウエンにもいたな、そういうの」

レッド(ジムリーダーが ふたりもいるんで おどろいた?)

トウヤ「サンヨウジムもそれを売りにしてたしねぇ……バトルするのは一人だったけど」
684 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:46:51.52 ID:iQQ1+0jY0
レッド「……で、緑はどこまでついてくるの……」

グリーン「あ? あ〜……じゃあ、そこのジムまでだな。お前らのバトル、俺が見てやるぜ」

キョウヘイ「ひえ〜、お手柔らかに〜」

トウヤ「あはは、そろそろ見られるのも慣れてくるころだけどね……」

ユウリ「君たちもガラルで有名になってきたところだとも! バトルのファンや、それ以外にもね!」

マサル「俳優の力っていうのはすごいな……」

キョウヘイ「まぁそれほどでもあるっすね……」✨

グリーン「……そうか、そういやガラルのバトルってそんなんだったな。お前大丈夫なのかよ」

レッド「……なんとか……」

グリーン「へえ。お前が観客の前でバトルねえ……はっ、逆に面白れえな! 楽しみになってきたぜ!!」

レッド(うざ〜〜〜〜〜〜)
685 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/10(木) 23:49:04.35 ID:iQQ1+0jY0
今日はここまで。次回は明日の21時からです。
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/10(木) 23:56:23.16 ID:fOGyNA9G0
乙です
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 00:11:49.05 ID:lBWIa44H0
乙です
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 00:17:39.31 ID:ygeBo0nf0
乙 俺は待ってたぜ
689 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:00:37.62 ID:FEMcMJRU0
はじめます
690 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:06:50.48 ID:FEMcMJRU0
レッド「……それじゃあ、次の町へ……」

マサル「そうだな。それじゃあ改めて、ワイルドエリアを北上していこう」

キョウヘイ「は〜い……ん? あの橋って……なんか見たことあるっすね」

トウヤ「あ、アレじゃない? 5番道路のやつ」

ホップ「そうなんだぞ! 下から見るとこうなってるんだ!」

ユウリ「レンガの柱が荘厳だろう!」

グリーン「すげー、ガラルの建築物って感じだな……ん?」

レッド「……きのみがなってる」

マサル「この後もキャンプするだろうし、カレー用に少し貰っていこうか」

ホップ「あんまり揺らしすぎるとポケモンが出てくるから気を付けるんだぞ!」

レッド「…………」

どれだけ揺らすか 下1(そのレスのコンマがその数字より小さかったらポケモンが出てくる)
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 21:20:00.78 ID:Bbx6yn8IO
いけっ!!マサラパンチでめっちゃ揺らしてしまえ!!
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 21:21:54.04 ID:Bbx6yn8IO
まて、数字を言わなければならなかったか?
693 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:25:39.08 ID:FEMcMJRU0
レッド「……」ス

マサル「……ん?」

グリーン「あっこいつ」

レッド(出るまで揺らす!!!)ゴッ

ユウリ「殴ったーーー!?」

ホップ「流石だぞ! 大きな木も揺さぶられるほどパワーのこもったパンチが放てるんだな!」

キョウヘイ「若干そんな気はしてたっすね〜〜〜」

レッド(意図は伝わったから……)

トウヤ「でも、ポケモンは出てこないね?」

マサル「うーん、相当な食い意地の持ち主なのかもしれないな」

レッド「……もう一発……!」ガッ

ヨクバリス「ばりりっ!」ドスン

キョウヘイ「落ちてき……たっすけど、既に何か食ってる!!」
694 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:29:25.95 ID:FEMcMJRU0
レッド「……」ス

ヨクバリス「! ばり〜〜!」ガシッ

トウヤ「きのみを抱えてる……すごい食い意地だねぇ」

レッド(かわいい……)

レッド「……これ、あげるから……一緒に行こう」つオボンのみ

ヨクバリス「ばり〜〜〜〜!!!」^^

キョウヘイ「チョッロ!!」

グリーン「現金なやつだな……」

ユウリ「交渉の上でゲットする……ヨクバリス相手ならではの面白いゲット方法だね!」

マサル「食費大変そうだな……」

ユウリ「そうでもないさ、彼らは勝手に道すがらきのみを拾って蓄えているからね」
695 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:35:57.57 ID:FEMcMJRU0
マサル「やったな、レッド。ところで……木の向こうを見てみるのはどうだ?」

レッド「木の、むこう……、!」

キョウヘイ「え!!! なんすかあれ、街!?」

トウヤ「わぁ〜〜〜……大きいねぇ……」

ユウリ「あれこそがナックルシティ!! ワイルドエリアからも感じられる存在感……私も初めて見た時は驚いたとも」

グリーン「派手だな〜〜〜……んで、この辺りはどんな場所なんだ?」

ホップ「ストーンズ原野って呼ばれている場所なんだぞ! 結構大きいポケモンも沢山いるんだぞー!」

レッド「……奥に、色々ある……行こ」

キョウヘイ「おー!」


〜砂塵の窪地〜

レッド「……大きい岩」

キョウヘイ「何かこの辺り、妙に懐かしさが……あ、シンボラーいるっすよ!」

トウヤ「本当だ、普通に空を飛んでるのを見ると……ちょっと面白いよね」

キョウヘイ「イッシュだと遺跡とかにいるイメージっすもんね〜」
696 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:43:46.37 ID:FEMcMJRU0
ホップ「ここは砂塵の窪地だからな〜! ちょっと荒野っぽいポケモンが多い気がする……んだぞ!」

マサル「地面タイプや岩タイプも多いな」

レッド「……」キョロキョロ

キョウヘイ「……ん、風出てきたっすねぇ」

トウヤ「砂が巻き上がらないうちに移動しようか?」

ユウリ「砂嵐は困る! バトル的にもそうだけれど、ヘアセットが崩れるからね」

キョウヘイ「わかりみっす……」

マサル「それなら……この道を通っていこうか」

レッド「……巨人の、鏡池……」

グリーン「ここから北東か。西の方は進めねえのか?」

マサル「そこは崖になってるんだ。ここからは登れないようになってる」

レッド(崖くらいならいける気もするけど……)

トウヤ「レッド、僕たちは崖を登れないんだよ」

レッド「……そうだった……」
697 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:49:06.21 ID:FEMcMJRU0
レッド「……池、あった」

グリーン「思ったより小さいな」

キョウヘイ「釣りするのにはちょうどよさそうっすね〜」

トウヤ「……向こうは地面が乾燥してるね?」

ユウリ「あぁ……あの辺りは避けた方がいい。地面から突然ダグトリオが飛び出してくるからね」

マサル「自転車で通り抜けようとすると、毎回引っかかるんだよな……」

ジャッジ「それを利用したのが巨人の鏡池名物(になる予定)の障害サイクリングレースです!!!」

ホップ「わーー!! びっくりしたんだぞ!!!」

レッド(レースさせてくる人だ……)

ジャッジ「こちらで特設コースを用意し、ディグダやダグトリオが飛び出してくる中一位を競うサイクリングレース……」

ジャッジ「個人競技となりますが、やっていきますか?」

レッド「やる……!」

ジャッジ「では出場者登録を! 四名様まで参加できますよ!」

参加する人 下1
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 22:23:42.20 ID:cqoKanCs0
レッド グリーン ホップ トウヤ
699 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:27:59.16 ID:FEMcMJRU0
レッド「……!!」ビシ

キョウヘイ「はーい、レッドさんは確定っすね。あとは〜……」

グリーン「はっ、レッドがサイクリングレース? 俺はお前より早く自転車に乗れるようになったんだぜ!!」

キョウヘイ「はいグリーンさんも、と」

ホップ「はいはいはいはい!! オレもやりたいんだぞーーーッ!!」

マサル「僕はやめておくよ、器用に走るのはあんまり得意じゃなくてな」

ユウリ「私も今回は観客になるとしようかな」

キョウヘイ「じゃあ〜……そういやトウヤさん、バイウールーレースは見学だったっすよね?」

トウヤ「え?」
700 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:31:59.16 ID:FEMcMJRU0


ジャッジ「さぁ始まりました、巨人の鏡池サイクリングレース! 実況は私ジャッジ!」

ユウリ「解説は私ッ、ユウリでお送りするよ!!」

ジャッジ「早速選手紹介と共に意気込みを聞いていきましょう! ゼッケン1、レッド!」

レッド「……自転車を壊さないように……がんばります」

ジャッジ「それは是非ともお願いします!! 続いてゼッケン2、グリーン!」

グリーン「俺が! 世界で一番! 速いってことなんだよ!!」

ジャッジ「かなりの自信だーー! 何か作戦があるのか!? 続きましてはゼッケン3、ホップ!」

ホップ「この道なら走り慣れてるんだぞーー! 頑張る!!!」

ジャッジ「地元民の意地を見せつけるかーッ!? 最後はゼッケン4、トウヤ!」

トウヤ「ぼ、僕が出る流れだとは思わなかったな〜……でも、せっかくだから頑張るよ!」
701 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:36:41.61 ID:FEMcMJRU0
ユウリ「レースコースは池をの周りを一周したのち、ディグダたちの出てくるダートコースに入る!」

ジャッジ「ダートコースはディグダの妨害だけでなく、急カーブの多い道となっております!」

ユウリ「この勝負……冷静な者が勝つと言えるだろう。しかし、その定石を乗り越える情熱も見てみたいね!!」✨

キョウヘイ「SNSライブからご覧の皆さんこんにちはー、キョウヘイでーす。レース配信しまーす」

マサル「いつの間に……まぁ、話題性はすごいレースだな」

ジャッジ「それでは各選手出そろいました! レディー……ゴー!」


レッド(緑には勝ちたい!!!!)

グリーン(レッドには勝ってやる!!!)

ホップ(優勝するんだぞーー!!!)

トウヤ(転びませんようにーーっ!)


直下レスの 秒数二桁コンマ二桁 左からレッド・グリーン・ホップ・トウヤ 0〜9で数字が高い人の勝利
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 22:47:03.57 ID:cqoKanCs0
どう
703 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:52:09.67 ID:FEMcMJRU0
レッド「」ドガシャーン

ジャッジ「おっとーーーー!?!? レッド選手、まさかのスタートダッシュで転倒ーーー!!」

ジャッジ「……っていうかアレ 自転車壊れてません!?!?」

レッド「……チェーン、切れた……」

ジャッジ「レース用レンタルサイクルーーーーッ!!!」

グリーン「おいレッド! ……先行くぞ!」

ユウリ「グリーンはそれに気を取られてスタートダッシュが遅れたね! これは面白いことになってきた!!」

レッド(自転車抱えて走るって言うのはセーフかな……)

キョウヘイ「ちなみに言っとくと自転車抱えて走るのはアウトっすからね!!」

レッド(がーん)
704 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:56:18.50 ID:FEMcMJRU0

ホップ「勝負は勝負! 手は抜けないんだぞーー!」

トウヤ(ここで心配して止まったらいつものになっちゃう! 少しでも頑張らないと……!)

ジャッジ「今のところホップ選手が優勢か!? そろそろ先頭集団が池の周りを走り終えます、後ろからはグリーン選手も追いすがる!」

ホップ「でもここからが! 本当の難関なんだぞッ!!」

マサル(ホップ、自転車に乗りながら叫ぶの似合うな……)

ジャッジ「両選手ダートコースに入った!」

ディグダ「でぃ!」ニョキ

ダグトリオ「だ」「ぐと」「りお!」バッ

ホップ「わーーっ!! 危ないんだぞーー!!」

ユウリ「ここでホップ大きくハンドルを切った! 転ばないように気を付けてくれーー!」

ホップ「うん!!!」

キョウヘイ「選手と解説が会話するの新しいっすね……」

トウヤ(ホップの言う通り、ここからが難関で勝負の分かれ目……)
705 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:00:28.73 ID:FEMcMJRU0
ジャッジ「ここでトウヤ選手も減速! グリーン選手もダートコースに入り……」

グリーン「そろそろ追いついてや る!?」

ディグダ「ぐだ」ニョキ

グリーン「うおーーーーーーーーっ!??!?」

キョウヘイ「グリーンくんふっとんだー!」

ユウリ「まるでサッカーを見ているかのような吹っ飛び方だね!」

マサル(サッカー?)

ジャッジ「ディグダに思い切り躓いたようです、これは大幅ロス!」

ホップ「ひ、轢いちゃいそうなんだぞ〜〜!!」キコキコ

ジャッジ「ホップ選手も出てくるディグダに戸惑いながら蛇行しております!」

トウヤ「1、2、3……。よし、今!」ダッ

ジャッジ「おっと!? ここでトウヤ選手抜け出したーーー!」
706 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:05:00.42 ID:FEMcMJRU0
ユウリ「しかし、そんなに速く漕いだらディグダが出てきたとき危険じゃないか!」

ジャッジ「トウヤ選手、捨て身の作戦か!? ……しかし引っかからずにコースを踏破していきます!!」

キョウヘイ「え、マジっすか!? トウヤさんが!?!?」


トウヤ「ここを抜けたらあとは直線……!」

ホップ「……! 差が開きすぎたんだぞ〜〜〜〜!!!」

ジャッジ「ホップ選手も速度を取り戻した、が! それより早く!」

ユウリ「彼が来た!! 速度は落とさないまま走り切って、ゴーーール!! 優勝、トウヤ!!!」

トウヤ「はぁ、はぁ……よし」

キョウヘイ「……ま、マジっすか〜〜……」

マサル(一番驚いているな、キョウヘイ……)

レッド「……トウヤ、すごい……」

グリーン「してやられたぜ……俺らは勝手に自滅したんだけどよ……」
707 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:09:53.39 ID:FEMcMJRU0
ジャッジ「おめでとうございます! しかし、見事にダートコースを突破していきましたね〜」

ユウリ「そうそう、どうしてあそこで加速したんだい?」

トウヤ「えーと……あれは……げほっ」ゼエゼエ

トウヤ「ごほん。 ……あそこにいるディグダ、野生のポケモンに見せかけているけどそうじゃないですよね?」

ジャッジ「なんと! そうです、あそこにいるのは私のディグダとダグトリオです! 野生だと選手に怪我をさせる危険がありますので!」

トウヤ「それなら頭数に限りがあるはずだから、何匹いるかを数えて……3匹でしたね。それぞれが他二人を狙った時に飛び出したんです」

トウヤ「……自分より先に二人がディグダに引っかかるっていう前提の作戦だから、半分運任せだったけど。上手くいきました」

ディグダ「でぃ」

ダグトリオ「だぐ」「と」「りお」

ディグダ2「ぐだ〜」

トウヤ「あはは、君たちもお疲れ様」

ディグダ「でぃぐぐぐ〜」ユラユラ
708 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:13:56.35 ID:FEMcMJRU0
レッド「……完敗」

グリーン「お前は全力で漕ごうとするからそうなんだよ」

ホップ「すごかったんだぞ〜〜〜!! オレがディグダの数に気付いた時には、もうゴールの前にいたんだぞ!」

トウヤ「あはは、たまには頑張らないとねぇ。お兄さんらしいところ、見せられたかな」

レッド「……」コク

ユウリ「素晴らしい! 冷静さをそのまま己の力として勝利を掴む姿……パーフェクト!!」

キョウヘイ「ライブも大盛り上がりだったっすよ〜。人気も上がりそうっすねぇ」

ジャッジ「それでは、今回の優勝賞品をお渡しさせていただきます!」

レッド(この人毎回賞品用意しててすごいなぁ……)

トウヤへの賞品 下1
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 23:37:22.59 ID:ygeBo0nf0
フユカちゃんとのデート権
710 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:48:43.27 ID:FEMcMJRU0
ジャッジ「とある女の子とのデート権です!」

トウヤ「わぁ」

ジャッジ「その女の子は……こちら!」

フユカ「おにいちゃん、ひさしぶり!」

トウヤ「っっっっ ふ フユカちゃん、久しぶりだねぇ。君もガラルに来ていたなんてびっくりだよ」

フユカ「フユカもびっくりー!」

トウヤ「そっか〜〜〜〜〜!!!」


マサル「……あれは?」

ユウリ「微笑ましい……ね?」

ホップ「お友達なんだぞー?」

キョウヘイ「ああ、三人は実際に見るのは初めてだったっすね……」

レッド「……ロリコン……」

グリーン「パッと見犯罪じゃねえから怖えんだよな、あいつ……」

マサル「…………」

ユウリ「普通に面倒見のいいお兄さんに見えるね……ちょっとデレデレしすぎだけど……」
711 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:54:33.94 ID:FEMcMJRU0
フユカ「おにーちゃん、いっしょにあそんでくれるの?」

トウヤ「うん、そうだよ〜〜。どこに行きたい?」

フユカ「えっとね〜……あっち!」

トウヤ「……ナックルシティ。僕たちもちょうど行こうと思ってたんだ」

フユカ「あのね、パパはそっちでおしごとしてるんだけど」

トウヤ(エンジンシティかな……)

フユカ「けどね、あそんでくれないから。あっちでお兄ちゃんとあそびたい!」

トウヤ「そっかぁ。せっかく知らない場所だもんね、遊びたいよねぇ……うん、一緒に行こっか」


トウヤ「……ってことで、ごめんねみんな! 一日だけ別行動させて!!」

グリーン「全くよお……」

キョウヘイ「トウヤさん、あの子お気に入りっすよねー。よく観覧車も乗ってるみたいっすし」

マサル「観覧車に…………????」

トウヤ「あはは…………」
712 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:59:30.43 ID:FEMcMJRU0
トウヤ「僕自身の趣味嗜好は勿論だけど、それを抜きにしても放っておけなくて。あの子、父子家庭らしいんだ」

トウヤ「お父さんも忙しいみたいで……寂しそうで、つい……」

キョウヘイ(いい人オーラに丸め込まれそうになるんすよね〜〜〜〜 趣味嗜好が7割でしょアンタ)

マサル「……そうだったのか……そんな事情があるなら仕方ないよな」

ユウリ「くっ……愛を与えているという訳だね……!」

ホップ「それは寂しいんだぞ〜〜! 遊んであげてほしいんだぞ!」

キョウヘイ(丸め込まれてる〜! 良い子たちっすよホント)

トウヤ「あはは……それじゃあ、また。少し遊んで、お父さんのところに送り届けたら合流するよ」

フユカ「おにーちゃーん!」

トウヤ「はーい、お待たせ。それじゃあ行こうか!」

レッド「…………」

グリーン「おいレッド、一応ガキの前なんだからむすくれるのやめろよな」

レッド「む……」

キョウヘイ「これはトウヤさんが悪いっすよ。ねー」

レッド「ねー……」
713 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 00:03:51.10 ID:xJlQq5+G0
今日はここまで。明日も21時からです


レッド「窪地に置く、墓地……」

グリーン「立地悪くね?」
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 01:04:42.86 ID:XORLk4y70
更新乙 トウヤの命運や如何に
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 01:17:39.30 ID:UvGfmzmn0
乙です
716 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:01:16.02 ID:xJlQq5+G0
はじめます
717 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:08:31.36 ID:xJlQq5+G0
キョウヘイ「さて、俺らが改めて6人パーティになっちゃったところで……行きますか、ナックルシティ!」

マサル「あぁ、そうだな。この先のナックル丘陵を抜ければすぐそこだ!」

ユウリ「私たちも負けないくらいに観光をし、楽しんでやろうじゃないか!!」

ホップ「オレたちがすっごい案内するんだぞーー!!」

レッド「……」コク



〜ナックルシティ〜

キョウヘイ「いやデカ!!!!」

レッド「…………す、すごい……」

グリーン「ほ、ほんとスゲーな……あのでっかいのは何だ?」

マサル「アレはナックルスタジアムだな。挑戦できるのはバッヂを7つ集めてからで……」

キョウヘイ「え!? アレがジム……じゃなくて、スタジアムなんすか!?」

レッド「……こんなに大きいの、カントーにはない……」

グリーン「だな〜。つか城じゃね??」

マサル「古い建物を再利用しているんだ。といっても、中はかなり改築されていてな」

ユウリ「エレベーターとかもあるね、普通に」
718 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:14:15.58 ID:xJlQq5+G0
ホップ「ワイルドエリアとこの街を隔てるのも、中世から残っている城壁なんだぞー!」

キョウヘイ「かっけえ…………」

レッド「……人も、たくさん……」

ユウリ「街の雰囲気もあって、かなり有名な観光地だからね! それだけに、様々な施設があるとも!」

キョウヘイ「せっかくっすし、色々見て回りたいっすね〜」

グリーン「観光ガイド見るか。 ……広いなマジで」

マサル「レッド、どこから見て回りたい?」

レッド「えーと……」

1,バトルカフェ 2,ブティック 3,スタジアムチラ見 4,宝物庫 5,その他あれば

下1
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 21:29:22.57 ID:GTOluGRVO
ブティック行ってイケイケ?になろう
720 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:36:55.76 ID:xJlQq5+G0
レッド「……服屋さん?」

グリーン「マジ??」

ユウリ「素晴らしいね! うんうん良い選択だ行こう! ナックルシティのブティックはカジュアルなものが多くてね、レッドも気に入るはずさ!」グイグイ

レッド「あー……」

キョウヘイ「引っ張られていってしまったっすね……ま、オレも気になってたし〜、ちょうどよかったっす!」

マサル「しばらくかかりそうだな……」


〜ブティック〜

レッド(なんかすごい 色々ある)

ユウリ「さてレッド、どんな服にしようか! カジュアルなものが多いと言ったけれどね、スポーティなジャケットから可愛いパーカーまで色々……」

レッド「……な、なるほど……」

キョウヘイ「へー、色々売ってるんすねぇ。あ、サングラスある」😎

ホップ「うわーー!! すっごい似合うんだぞ!!!」

マサル「芸能人っぽいな」

キョウヘイ「芸能人っすから!!」
721 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:41:16.85 ID:xJlQq5+G0
ユウリ「と、いう訳で! レッド……着せ替え人形になってくれないか!?」✨

レッド(直球ストレート……)

キョウヘイ「まぁ気持ちはわかるっすよ? 気持ちは。俺もたまにやるっすもん」

グリーン「楽しいのか? こいつ着せ替えて……」

キョウヘイ(ミニスカメイド持ち込む人が何言ってるんすかね)

マサル「はは、確かにレッドは着替えると雰囲気も変わるしな。色々試したくなる気持ちはわかるよ」

ホップ「オレはおしゃれはあんまりわからないけど、面白いTシャツなら教えられるんだぞ!」

レッド(いつも色々……いや、系統的に女装ばっかりなんだよな……)

レッド(でも、自分で服を選ぼうと思っても何もわからないことは確か。誰かに選んでもらおうかな……)

誰に選んでもらうか 下1(コンマが高いほどその人の趣味が出る)
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 21:52:50.44 ID:GTOluGRVO
ここはグリーンさんだよな
723 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:58:20.96 ID:xJlQq5+G0
レッド「……」ジッ

グリーン「……俺!? マジかよ!」

ユウリ「くっ……同年代の男の子のチョイスの方がいいタイプか……!」

マサル「まぁ、ユウリに任せたらおもちゃにされるのはわかるしな……」

キョウヘイ「グリーンさん、まだガラルでのイメージはカッコいいジムリーダーっすよ」ポン

グリーン「流石に俺だってそこまでしねえっつの!!!」

レッド(ここでミニスカはしてこないだろう……という予想)

グリーン「いいぜやってやろうじゃねえか! ……レッドの服だろ……レッドの……?」

ホップ「すごい悩んでるんだぞ〜〜……」

キョウヘイ「逆に選ぶの難しいっすよね〜。楽しいっすけど」
724 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:04:39.86 ID:xJlQq5+G0


グリーン「どうだ!!」

レッド(思ったよりふつう……)

マサル「ゲンガーデザインのTシャツに、炎のトラックジャケット……」

ユウリ「そしてスポーツキャップ! パンツはあえて普段と同じものなんだね!」

ホップ「動きやすそうなんだぞ〜〜!!」

レッド(そこは気に入りポイント……)コク

グリーン「だろ? 変に洒落たものを着せたって、レッドはすぐ破るだろうからな!」

レッド(破らないんですけど)ゲシ

グリーン「いってえ!!」

キョウヘイ「ここでちゃんと赤色を選ぶあたりがグリーンさんなんすよね〜」

キョウヘイ(いつものレッドさんから外していかないスタイル……これでコンマ99だったらミニスカだったんでしょうけど)

グリーン「こいつに緑は似合わねえからな。俺と違って!」
725 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:09:20.35 ID:xJlQq5+G0
レッド(今日はこれ着ていこう……)

グリーン「気に入ったみてえだな。ま、俺が選んだんだから当然だな!」

キョウヘイ「で、出〜! 俺御前当然知顔〜〜〜!」

ホップ「二人は仲良しなんだぞー!」

ユウリ「私は新作のサングラスでも買っていこうかな……」

キョウヘイ「あ、それ俺も気になってたんすよね〜」

マサル「サングラスが似合うのって才能だな……」

レッド「……マサルは、好きじゃない?」

マサル「はは、僕がつけると雰囲気がちぐはぐだって言われるんだ」

キョウヘイ「悪人顔と対極の位置にいるっすもんね〜。グリーンさんはその点似合いそうっすけど」

グリーン「誰が悪人顔だ誰が!!!!」

ユウリ「ふっ、私たちはスター顔だね……」
726 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:14:15.40 ID:xJlQq5+G0


〜外〜

レッド「……♪」

キョウヘイ「レッドさんが今にも走り出そうとしてるっすよ!!」

グリーン「おいレッドやめろ! お前がガチで走ったらぶつかった観光客が吹っ飛ぶだろうが!!」

マサル「どういうことだ……? とにかくレッド、ゆっくり行こう。その方が景色もよく見えるからな」

レッド「……確かに……」

キョウヘイ「マサルがそのポジションやってくれると助かるっすね……俺とグリーンさんにはとてもとても」

マサル(そのポジション……トウヤのことか)

ユウリ「そうだとも、この街は屈指の観光都市! 民家の一つ一つに歴史があり、街を形作るレンガ一つにすら歴史がある……」

ユウリ「この街並みを、数百年前の人々も愛しんでいたと思うと……ロマンがあるね……」✨

ホップ「うわー! 眩しいんだぞ!! オレもサングラス買っておいたほうがよかったかもだぞっ」
727 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:20:24.48 ID:xJlQq5+G0
マサル「ちょうど午後の暖かい時間なのもあって、観光客が多いな」

キョウヘイ「観光って、人が若干いるときの方が賑やかで好きなんすよね〜」

ユウリ「わかるね……静かなのもいいが、人のざわめきが感じられる方がいい」

レッド(そういうものなんだ……)

グリーン「俺は空いてりゃ空いてるほうがいいけどな。そもそも観光地そんな行かねえけど」

ホップ「次はどこに行くんだぞー? 有名どころから隠しスポットまで、オレたちが案内するんだぞ!」

マサル「今日はもう一か所観光したら、トウヤと連絡をとって宿を取るか。明日、もう少し観光してから次の町に行こう」

レッド「わかった……」

レッド(明日はトウヤとちょっと観光出来るから……このメンバーで行く場所……)

1,バトルカフェ 2,スタジアムチラ見 3,宝物庫 4,駅 5,その他

下1
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 22:23:59.23 ID:Kiz6Qxv90
1
729 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:29:47.18 ID:xJlQq5+G0
レッド「……お腹空いた……」

マサル「それなら、バトルカフェだな。ブティックのすぐ隣だから……そこだ」

レッド「……♪」

グリーン「バトルがしたいだけだろ、アイツ……」

キョウヘイ「いいじゃないっすか、俺もお腹空いてたし〜」

ユウリ「話題の新作が残っていればいいんだけれどね」

ホップ「カフェをみたらお腹空いてきたんだぞ……!!」


〜バトルカフェ〜

レッド「……」カランコロン

マスター「いらっしゃい、バトルカフェへようこそ。バトル、していかれますか?」

レッド「……」コク

マスター「では参りましょう。ペロッパフ!」ポーン

ペロッパフ「ぱふゅん」

レッド「……」ポーン

ロコン「こん^^」
730 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:36:38.43 ID:xJlQq5+G0


マスター「……お見事! では、炎タイプを使いながらもクールな貴方には……こちらをどうぞ」

レッド(確かこれ、ガレット……に、アイスが乗ってる?)

マスター「アツアツのミアレガレットの上に、ひんやりしたヒウンアイスを乗せた……カロスとイッシュのコラボレーションです」

レッド(おお〜……美味しそう……)

キョウヘイ「あ、レッドさんのそれいいなー。俺も同じのください!」

ユウリ「私はガレットのストロベリートッピングで頼むよ」✨

レッド(早く食べないとアイスが溶けちゃう……どの席に行こう)

「こっち、来たら?」

レッド「? ……!」

カルム「偶然だね。それにしても、選んでるスイーツ……ま、まぁまぁのセンスなんじゃない?」

レッド「カルム……!」
731 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:41:46.70 ID:xJlQq5+G0
キョウヘイ「あ、カルムだ! こっち来てたんすね?」

グリーン「マジかよ。世間ってのは狭いな……」

カルム「うん。 ……ま、まぁ、その……」

キョウヘイ「ハンサムさん関係、と。相変わらずわかりやすいっすね〜〜」

カルム「わかりやすくないから! ……まぁでも、そうだよ。こっちで長期任務があるから、一緒に……って。それで……」

カルム「別々にこっちに来てね。そしたら空港でファイアと会ったから、少し一緒に観光したりもしたよ」

レッド(そうだったんだ……)

カルム「ま、今回はお互い別の連れがいたからね。本当にちょっとだけだけど」

ユウリ「おや、三人とも。知り合いかい? ……随分とスタイリッシュな子だね」

ホップ「た、たたずまいがおしゃれなんだぞ〜〜〜!!」

カルム「まぁ、カロス人としては当然だね」

マサル「カロス……あぁ!」
732 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:47:35.96 ID:xJlQq5+G0
マサル「カロスの実力のあるトレーナーの青年、カルムか! 聞いたことがあるな」

カルム「ふぅん? 向こうじゃそれなりに有名だけど、こっちで名前を知ってる人がいるとは思わなかったな」

マサル「はは、海外のバトル雑誌をよく集めているからな、よく特集されているのを見るよ」

マサル「実力もさることながら、そのスタイリッシュさはカロスでも随一のものだ……ってな」

レッド(かっこいい……)

キョウヘイ「ただのツンデレじゃないんすよね、そういえば……」

カルム「君たちのその評価の方が変なんだってば! そもそもツンデレじゃないしっ」

グリーン「そうかあ? 結構わかりやすくそうだと思うけどな」

キョウヘイ(おまいう)

ユウリ「ふむ……」ジッ

カルム「……」ジッ
733 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:53:13.56 ID:xJlQq5+G0
ユウリ「ここで会ったのも何かの縁、一枚撮ろうじゃないか!」✨

カルム「ガラル人っていうのは本当に写真が好きだよね……べ、別に駄目だとは言ってないけど!」✨

キョウヘイ「むむ、ガラルとカロスの文化交流の気配! イッシュ代表としてお邪魔するっす!」✨

ユウリ「と、いう訳だ……マサル、カメラを頼む」

マサル「あ、あぁ……」

ホップ「……か、カメラ越しでも眩しいんだぞ……?!??!?!?!?!」

レッド「あ、あそこだけ……天候が違う……」

グリーン「王子と貴族と俳優……一人だけジャンルが違うとはいえ、相乗効果がすげえ……ッ」

マサル「くっ、画面が光って上手く写ってるのかわからないな……と、撮るぞ!」パシャ

ユウリ「ふっ、ありがとう! これは良い記念になったね」

カルム「……ま、悪くはなかったんじゃない」

キョウヘイ「これアップするっすよね? リツイートしちゃおっかな〜」
734 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:59:00.18 ID:xJlQq5+G0
ホップ「……た、楽しそうなんだぞ〜〜! レッド、グリーン、マサル、オレたちも写真撮るんだぞ!!」

レッド「……いいよ……」

グリーン「俺もかよ!?」

マサル「僕もか? あんまり写真写りに自信はないんだけどな……」

ホップ「でも思い出にもなるし! 一石二ウッウなんだぞ!」

ユウリ「それは良い案だね! 私がカメラマンを務めよう!!」

キョウヘイ「じゃあ俺とカルムはアドバイザーっすね。どういう方向性が良いと思うっすか?」

カルム「このメンバーだと難しいね……僕らと同じようにしたいなら、できなくもないだろうけど……」

キョウヘイ「逆に可愛い系を狙った方がいい感じもあるっすよね……」

グリーン「可愛い系にするなら俺が邪魔すぎねえ?」

ユウリ「大丈夫だとも、君も可愛いよ……」✨

グリーン「お、おお……複雑だわそれはそれで……」

キョウヘイ「うーん……とりあえず撮りながら方向性は定めましょう!! いくっすよーー!」

どんなポーズにするか 下1(コンマが高いほどスタイリッシュ、低いほど可愛い系)
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 23:11:43.04 ID:GTOluGRVO
自分の思うチャンピオンがしそうなポーズ
736 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:20:40.23 ID:xJlQq5+G0
キョウヘイ「自分が思う、チャンピオンポーズ! ただし、ぎゅっと寄ってくださいよ!」

カルム「写るのは胸から上だと考えて。他の人のポーズとの調和も考えること」

ユウリ「君たちがどう写りたいか! 君たち自身をどう見せたいかが重要だとも!」

レッド「……チャンピオン……」スッ

キョウヘイ「帽子のつばに手を……それいつものレッドさんっすね!? 自分こそがチャンピオンってことっすか!?」

グリーン「やるじゃねえか……なら俺はこうだ!」

キョウヘイ「で、出たーーー!! 伝説のバイビーポーズだ!!」

ホップ「オレはこうなんだぞ!!」バーン

ユウリ「ふっ、ホップはリザードンポーズだと思ったよ! ただ画面に収まりにくいな。構図を変えよう」

マサル「か、被らせるわけにもいかないしな……こ、こうか!?」ビシッ

カルム「カメラを指さすポーズ……王道だけどいいね。……でも、これなら……」

キョウヘイ「そうっすね、カメラをこっちにして……」

ユウリ「俯瞰の構図の方が……」


ユウリ「……よし、準備ができたよ! 君たち、カメラを見上げてそのポーズをやってくれ!」パシャ
737 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:26:59.67 ID:xJlQq5+G0
ユウリ「……」

カルム「……」

キョウヘイ「……」

レッド「…………」

ホップ「どうなんだぞ!? 良い感じになったか!?」

グリーン「おい見せてみろよ」

ユウリ「あぁ……いいとも!!!! 君たちのゆめかわ集合写真を!!!!!」

マサル「ゆ、ゆめかわ集合写真!?!?」

レッド「!?」

キョウヘイ「まずぎゅっと寄せた上で〜……カメラを見上げて上目遣い。これは鉄板っすね」

カロス「それぞれのポーズもそれに適していたしね。それからカメラのフィルターで雰囲気を柔らかくして……」

ユウリ「素晴らしく可愛いよ、四人とも!!!!」

レッド(結局また可愛いの評価になってしまった……)

ホップ「か、可愛いか〜! なんかちょっと恥ずかしいけど、いい写真が撮れてよかったんだぞ!」

グリーン「可愛いだぁ〜? ……まぁ、このメンツに囲まれてると俺もガキっぽいか……」

キョウヘイ(レッドさん以外年上っすよ、グリーンさん……!!)

マサル「は、はは……まぁ、うん、いい思い出にはなった……な?」
738 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:32:59.01 ID:xJlQq5+G0
ユウリ「この写真はあとでシェアしよう」

キョウヘイ「そっすね〜〜、だいぶ面白……んんっ、いい写真っすもん」

グリーン「おい今面白いって言いかけただろ!?!?」

ホップ「この写真、キラキラしてるんだぞ〜」

マサル「フィルターの効果だな。……それにしても、凄いけどな……」

ユウリ「そうだろう、ある意味私たちと同じさ!」✨

カルム「……そういえば、今回はトウヤいないの?」

レッド「…………」

キョウヘイ「あー……今日だけ別の子とデート中なんすよ」

カルム「トウヤが?? ……そ、そうなんだ」

レッド「……合流したら……トウヤも可愛い写真の刑……」

キョウヘイ「普通にできちゃいそうで嫌っすね〜」

カルム(可愛い写真のこと刑だと思ってるんだ……)
739 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:34:25.86 ID:xJlQq5+G0
今日はここまで。明日も21時からです
740 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 20:58:31.03 ID:qaR7xfqx0
はじめます
741 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:02:32.60 ID:qaR7xfqx0


〜エンジンシティ〜

トウヤ「さ、着いたよ」

ゼクロム「ばりぃ」

フユカ「ありがとー! おにいちゃん、ぜっくん!」

トウヤ「どういたしまして」ニコ

ゼクロム「……ばりっしゅ」

トウヤ「あはは、随分呼ばれなれたみたいだねぇ」

ゼクロム「ばりり……」

ビジネスマン「フユカ!」

フユカ「パパー!」

ビジネスマン「遅れてごめんな! トウヤくんも、こっちに来てまで面倒見てくれてありがとう」

トウヤ「いえいえ、こちらこそ。フユカちゃんと観光できて楽しかったですよ」

フユカ「でしょでしょ!」

ビジネスマン「こらこら……」
742 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:07:25.98 ID:qaR7xfqx0
フユカ「パパ、もうおしごとおわり?」

ビジネスマン「そうだよ、明日はパパとエンジンシティを見て回ろう」

トウヤ「よかったねぇ、フユカちゃん」

フユカ「うん!」

ビジネスマン「それじゃあトウヤくん、本当にありがとう。フユカもお礼言いなさい」

フユカ「おにいちゃん、遊んでくれてありがとーー! ばいばい!」

トウヤ「うん、ばいばい」


トウヤ「……この地に来てまで、一人で遊んでいなきゃいけないなんて寂しいよね」

トウヤ「あの子が楽しそうでよかった」

ゼクロム「……ばりばりっしゅ」

トウヤ「あぁ……そうだねぇ、レッド達は怒ってるだろうなぁ。僕だけいい思いしちゃったしね……」

トウヤ「よし、急いで戻ろう!」
743 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:15:21.06 ID:qaR7xfqx0


〜ナックルシティ〜

キョウヘイ「……お、来たっすよ」

ゼクロム「ばりばりばりっしゅ!!」

トウヤ「みんな、お待たせ! 向こうまで送ってたら思ったより時間がかかっちゃって……」

グリーン(そういやアローラじゃそらをとぶ違法だったな……ガラルはいいのか……?)

レッド「…………」

トウヤ「あれ……レッド、新しい服だね? 動きやすそうでよかったねぇ」

レッド「……うん」

ユウリ「ふ……レッドがモルペコのようになっているね」

マサル「そこまで凶悪な顔にはなってないな。語弊があるぞ、ユウリ」

トウヤ「……ごめんね、でもあそこであの子を一人で放っておく訳にもいかなかったんだ」

トウヤ「明日は、ゆっくり一緒に見て回ろうね」

レッド「…………うん」
744 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:19:06.66 ID:qaR7xfqx0
キョウヘイ「レッドさん、わりとパパトウヤさんにはチョロいっすよね〜」

グリーン「そうかあ? ……でもまあ、そうかもな」

マサル「絵面だけで見れば兄なんだけどな……」

ホップ「二人とも仲直りなんだぞー! よかったんだぞ!」

トウヤ「えっ、これ喧嘩だったの?」

レッド「それはわからない…………けど」

トウヤ「……けど?」

レッド「写真は撮ってもらう……」スッ

スマホロトム「!」

トウヤ「え!」

キョウヘイ「俺たちはもう撮っちゃったんで、トウヤさんはソロ写っすよ」

トウヤ「えーーー!」
745 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:25:36.74 ID:qaR7xfqx0
トウヤ「そ、そんな〜〜……」

マサル「……トウヤ、ジムチャレンジは結構慣れてるようだったが。カメラは苦手なのか?」

トウヤ「うーん……一人で写るのは何ていうか……」

キョウヘイ「緊張するとか言わせないっすよ!!!!!」

トウヤ「わ〜〜〜っ」

ホップ「大丈夫だぞっ、トウヤならなんとかなるんだぞ!」

ユウリ「君の素晴らしい一枚……期待しているよ!!」

レッド「……ポーズは……?」

キョウヘイ「そ〜っすねぇ……」

トウヤのポーズ 下1(コンマが高いほどスタイリッシュ 低いほど可愛くなる)
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 21:36:31.88 ID:aCLRwNoyO
指ハート
747 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:43:14.27 ID:qaR7xfqx0
キョウヘイ「やっぱここは指ハートで!!」

ユウリ「それはかなり可愛いね……!!」

レッド(ゆびはーと)

グリーン(指ハート……?)

トウヤ「ひ、一人で!? うう……わ、わかった……こう?」v

ホップ「……な、なんかカッコいいんだぞ!?!?」

キョウヘイ「なッ 何故……!!」

グリーン「決まってんな……」

レッド(さっきの僕たちはカッコいいポーズをしてゆめかわになったというのに……)

キョウヘイ「これだからイケメンはァーーーーーーーーー!!!!!!」ダンッ

トウヤ「えーーーっ! 言われた通りにやったのにー!」
748 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:49:12.42 ID:qaR7xfqx0
キョウヘイ「俺としたことが取り乱してしまったっす……じゃあこの写真をトウコさんに転送することで終わりにしまーす」

トウヤ「え!?!? そんな事したら……あーっもうアップされてる!!」

レッド(控えめな陽キャになったトウコ……行動が早い……)

キョウヘイ「トウコさんの投稿、前からトウヤさん写ってたし今更っすよ」

トウヤ「それは別にいいんだけど、僕単体でアップされるのは恥ずかしいかな〜……」

ユウリ「何も恥じることはない!! なぜなら君は……美しいから……」クイ ✨

トウヤ「あはは……ありがとう……困るかな……」

ユウリ「ふっ……」

マサル「ははは……けど、そろそろ移動した方がいいかもしれないな。場所、特定されつつあるみたいだ」

キョウヘイ「げ、マジっすか……トウヤさんファンのガチさ舐めてたっす」

レッド「……!! は、早く行こう……!!」グイグイ

トウヤ「う、うん!」
749 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:57:54.08 ID:qaR7xfqx0
〜ホテル〜

キョウヘイ「インターネットリテラシーって大事っすね……」

トウヤ「僕も有名人になったんだね〜……」

マサル「……悪いが、まだまだこれからだぞ」

ホップ「人気のピークは、ジムチャレンジを制覇して本戦リーグに出たあたりなんだぞ……!!」

ユウリ「それを超えれば、逆に一歩離れて見てもらえるようになるものさ」

レッド(……確かに。町を歩くだけで、結構視線を感じるし……)

トウヤ「……キョウヘイはともかく、レッドと僕は注目される練習をした方がいいのかもねぇ」

レッド(たしかに……)

キョウヘイ「んじゃ、今日は噂をもみ消しつつ〜……ホテルでゆっくりして明日に備えますか!」

ホップ「そうだな! 明日はラテラルタウンまで行ってジムチャレンジをするかもしれないしな……!!」
750 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:02:43.41 ID:qaR7xfqx0
ユウリ「そうだね! 良いバトルをするためには健康が一番大事だとも!」

グリーン「本当にそうだな、その通りだ。ちゃんとした睡眠環境を取るべきだよな〜〜」

レッド(なんでこっち見るの)

グリーン「何見てんだコラ」

キョウヘイ「コラ〜ッ喧嘩しない!」

ユウリ「ふ……仲良しだね」

レッド「……」

グリーン「どうだかな」

マサル「はは……それじゃあ、部屋分けするぞ」

男子をどう分けるか 下1 (一部屋最大三人)
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 22:15:33.89 ID:aCLRwNoyO
レッドトウヤ キョウヘイホップ グリーンマサル
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 22:18:10.93 ID:saOBgW7b0
レッド、ホップと、キョウヘイ、トウヤ、マサル。緑は一人
590.74 KB Speed:0.6   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)