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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 953 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:28:05.83 ID:z6mI8veh0
-
キョウヘイ「なんで……」
キョウヘイ(コイツらがここに〜〜〜〜〜!!!)
ふひひマン『ふ、ふひひ……』
ヤンデレ『宇宙ではよくもやってくれたわねぇ!?!?』
スーツの男『ビルの下に埋められたの、未だに許してないからな……』
作業服の男『増設計画をとりやめろーーーー!!!』
キョウヘイ(俺がこれまでの諸々で排除してきた方々〜〜〜……やだなーーー、旅してるときはそういうモードじゃないんすよ)
キョウヘイ(確かに全部俺が黒幕っすけど! 俺が指示したことっすけど!)
キョウヘイ(しょーがないじゃないっすか、それが一番手っ取り早いんだから!)
キョウヘイ(俺はそんな下らないことに時間かけたくないんすよ。もっと旅したいし、バトルもしたいし!)
キョウヘイ(つーかなんでこんな詰められないといけないんすか? 俺だってわからないなりに頑張ってんのに)
キョウヘイ(腹立ってきたな……こんな奴らに俺の旅を邪魔されたくない)ポーン
ピジョット「ぴじょ!」
キョウヘイ「全員吹き飛ばせ!!!!!!!」
ピジョット「!? ぴ、じょーーーー!!!!!!!」バサッバサッ
- 954 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:34:37.16 ID:z6mI8veh0
- キョウヘイ「……あれ? 霧ごと消えた?」
マサル「! あ、あぁ……すまない、少しぼーっとしていたみたいだ」
トウヤ「……うん、そうだねぇ。今の幻覚がフェアリータイプの悪戯かな?」
キョウヘイ「あ、今のがそうだったんすね! ふつーに本物かと思ってたっす」
キョウヘイ「けど、結果的に霧が吹きとんでなんとかなったんでラッキーってことで!」
マサル「はは……そうだな、助かったよ。ありがとう」
トウヤ「そうだね、偉いよキョウヘイ〜」ナデナデ
キョウヘイ「え〜〜〜!! どうしたんすか急に〜〜〜!! 褒められるんなら褒められとくっすけど〜〜〜!!」
トウヤ「……三人は大丈夫かな?」
マサル「同じことが起こっているかはわからないが……心配だな。探しに行くか」
- 955 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:40:08.30 ID:z6mI8veh0
-
レッド「……っ、う……やだ、やだ……」
ユウリ「レッド、大丈夫だ! ……具体的な事が何も言えない!!」
ホップ「何も見えないんだぞ! 何も見えないんだぞ!!」
トウヤ「レッド!!」
キョウヘイ「やっと見っけたっすよ! ……これ、どういう状況っすか?」
マサル「……レッドが、こうなっているとは思わなかったな」
ユウリ「三人とも! よかった、そっちは無事のようだね。こっちは……」
ホップ「オレはユウリのおかげで正気に戻ったんだぞー! でも……」
トウヤ「うーん……二人には、何が見えたのかな?」
ユウリ「そ、それは……」
トウヤ「全部は言わなくていいよ。何かの一場面? それとも人?」
ホップ「え、えっと……人もいたけど、多分、場面みたいな感じなんだぞ」
ユウリ「あぁ……あまり面白いものでは……はっきり言うと、恐ろしく感じるような場面だった」
キョウヘイ「ってーと……レッドさんは多分アレっすね」
トウヤ「そうだねぇ……」
- 956 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:46:05.97 ID:z6mI8veh0
- ユウリ「二人には、見当がつくのかい?」
キョウヘイ「まぁ、一応……なんすけど、結構込み入った話っすね」
トウヤ「とりあえず、レッドにとって怖い人たちが見えているのかもしれないなら納得だよ」
ホップ「うーーーん……オレたちに何かできること、あるか!?」
キョウヘイ「多分、幻覚自体は霧を晴らせばなんとかなるんすけど……」
トウヤ「……レッド、」
レッド「っ……こないで!!」
トウヤ「……よし、ここはやっぱりバトルかな」
マサル「い、今か!?」
ユウリ「何でだい!?」
トウヤ「レッドが一番好きな事、だからかな。全力で戦えば、きっとこっちを見てくれるようになる」
トウヤ「問題はー……誰が戦うか、かな。どうする?」
キョウヘイ「ガチ本気になりそうっすもんね……」
誰が戦うか 下1(コンマが低いほどいい勝負ができる)
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:47:48.14 ID:yLRPpTsk0
- トウヤ
- 958 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:55:34.21 ID:z6mI8veh0
- マサル「……ここで、バトルを……か」
ユウリ「ふむ……」
ホップ「……」
キョウヘイ「あ、皆もっすか? わかるっすよ、さっきの幻覚でもうだいぶ萎え気味なんすよね〜……」
キョウヘイ「これじゃあ熱いバトルが出来るかどーか……トウヤさん、言い出しっぺの法則っすよ!」
トウヤ「え、僕が? ……うん、わかった。それじゃあ、レッド」ポーン
ジャローダ「……きゅおおう!!」
トウヤ「バトル、しよう」
レッド「……バトル……?」
レッド「勝てば……勝つ……」ザッ ヒュウウウウウ
マサル「何だ? 急に寒く……、雪!?」
ユウリ「どっちかっていうと霰じゃないかい!? 森の中で!?」
- 959 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:01:07.92 ID:CadAO+1g0
- レッド「……」ポーン
リザードン「ぐおおおおう!!!」ボッ
レッド「……」キュ
トウヤ「ここまで本気のレッドと戦うのは、初めてかもしれないね」
キョウヘイ「そ、うっすよねぇ……最近見てなかったっすし……」
トウヤ「……」グ
キョウヘイ(二人ともカットインの迫力ある顔になったっすね 一歩さーがろ)
ホップ「……凄いバトルになりそうなんだぞ!」
レッド「……!」
リザードン「ぐおうっ!」ボオッ
トウヤ(まっすぐな火炎放射、これなら……)
トウヤ「ジャローダ、下に!」
ジャローダ「きゅう!」サッ
キョウヘイ(ジャローダの体勢を低くさせて、火炎放射の下を潜り抜けた! いや、だいぶ賭けっすよね)
トウヤ「ジャローダ!」
レッド「…………」
- 960 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:07:37.05 ID:CadAO+1g0
- ジャローダ「きゅう!!」バッ
リザードン「ぐおおお!!」ガッ
トウヤ「入った、けど……カウンターも喰らったかな」
トウヤ(間合いを詰めて、至近距離から体を叩きつけた……けど、それを察してか体に炎を纏わせていた)
トウヤ(霰も厳しいなぁ、同条件とはいえ……)
リザードン「ぐおお!!」
トウヤ「! ジャローダ、木に!」
ジャローダ「きゅう!」スルッ
ユウリ「木に登った!? 同化してどこにいるかわからないな……」
マサル「森だからこその戦略だな」
レッド「…………それなら……」
リザードン「……」ボオオッ
キョウヘイ「……って、レッドさん!? 森ごと燃やすのは無しっすよ!?」
- 961 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:17:09.12 ID:CadAO+1g0
- トウヤ「! ジャローダ!」
レッド「……リザードン!!」
ジャローダ「きゅうう!!」スル バッ
リザードン「ぐおおおおおおう!!!」ボオオッ
トウヤ「……ギガインパクト!!」
レッド「!」
キョウヘイ「げほっ、げほ……え、すっごい砂埃で視界ヤバイんすけど!!」
マサル「今のは……どうだ!? 至近距離からのギガインパクトは……」
ユウリ「しかし、レッドのリザードンもオーバーヒートを放とうとしていた。耐えていれば、立っているのは……」
トウヤ「……」
レッド「……」
ジャローダ「きゅう……」バタッ
リザードン「……ぐおう」ボオッ
トウヤ「……ふぅ。お疲れ、ジャローダ」シュウン
- 962 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:21:54.32 ID:CadAO+1g0
- レッド「……やったね、リザードン」ナデ
リザードン「ぐおう!」
ホップ「あ、」
レッド「……いい勝負、だった。ありがとう、トウヤ……」
トウヤ「……今回は、本気で勝つつもりだったんだけどねぇ。こちらこそ、ありがとう」
キョウヘイ「れ、レッドさーーん!! マジで何とかなったっすね!」
レッド「? ……あれ、みんな……」
ユウリ「レッド、どこまで覚えてるかい? 三人とはぐれたことは?」
レッド「えっと……それは、覚えてて……その後……」
レッド「…………」察し
レッド「……ユウリ…ホップ…ごめんね……」
ホップ「大丈夫なんだぞーーーーーーーー!!!!!!!」ギュウウウウウウ
レッド(ぐえ)
ユウリ「いや、君の顔が悲しみから解放されただけで……私は実に嬉しいとも!」
レッド(こういう時に不便だし、色々話しておこうかな……)
- 963 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:28:52.07 ID:CadAO+1g0
- キョウヘイ「……にしても、よくあそこまでいい勝負に持っていけたっすね」コソ
キョウヘイ「トウヤさんってマジで強いっすね……」
トウヤ「うーん……それはちょっと違うかも。多分、バトルの腕も記憶に引っ張られてたんじゃないかな」
トウヤ「それこそ、僕たちで旅を始めてすぐとか、それくらいに。もちろんそれでも強いけど……」
キョウヘイ「……今の方が、レッドさんも俺たちも成長してると。なるほー……」
マサル「見ていてハラハラしたよ。本当に森が燃やされるかと思ったな……」
トウヤ「あはは、それで僕が焦ったのも敗因の一つかな……」
レッド「……あ」
ユウリ「うん? どうしたんだい?」
レッド「……見つけた……」ヒョイ
ベロバー「ばば!?」
キョウヘイ「……こいつが犯人っすね!!!」ビシ
マサル「ベロバーか……人が発するマイナスの感情を吸っているといわれているポケモンだな」
ホップ「それなら仕方ないか〜……とはならないんだぞー!」
- 964 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:35:28.81 ID:CadAO+1g0
- レッド「……」ジッ
ベロバー「……ばー……」
レッド「あんまり、やりすぎたら……ダメ」
ベロバー「べば!!!」ビシッ
キョウヘイ「反省したんすかね〜?」
マサル「どうだろうな……でも、許してやってもいいんじゃないか?」
トウヤ「あはは、僕たちのバトルを見て随分怖がってたみたいだしねぇ。これ以上いじめたら可哀そうだよ」
ユウリ「君たちがそう言うのならばいいけれど……食べるんなら木の実とかにするべきだね、君」
ベロバー「べば……」
ホップ「あれ? ……みんな、アラベスクタウンはすぐそこなんだぞー! 霧が出てて気付かなかったけど、ここ出口だったんだな!」
レッド「……みんな、行こう。ばいばい……」
ベロバー「べべばー……」
- 965 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:36:27.73 ID:CadAO+1g0
- 今日はここまで。次回は月曜日です
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 00:48:25.68 ID:7WUrgooh0
- 乙
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 00:50:41.44 ID:7WUrgooh0
- キョウヘイ君結構思考放棄っぽく人[ピーーー]んだね?
- 968 : ◆nIESo90.aY :2022/03/28(月) 21:04:42.42 ID:2vWGClSV0
- キョウヘイ「14歳の子供に無茶言ったり過度に怖がらせてくるやつってろくなもんじゃないでしょ」
キョウヘイ「だからいいかなーって思っちゃうんすよね」
はじめます
- 969 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 21:10:28.34 ID:2vWGClSV0
- キョウヘイ「前回のあらすじ! なんだかんだでアラベスクタウンに到着っす!」
トウヤ「そのなんやかんやの部分が大変だったんだけどねぇ……」
レッド「……あんまり、雰囲気……森と、変わらない……」
マサル「この街の居住区は大きな木をくりぬいた内側に作られているんだ。だからかもしれないな」
ユウリ「……森の中に生きる人々……ふっ、彼らもまた妖精のようなものさ」
ホップ「この街の人は……たしかに、不思議な人が多いんだぞ!」
レッド(森の中にあるスタジアム……なんか不思議)
キョウヘイ「森通ったら疲れちゃいましたし、結構日も傾いてるっすし。挑戦は明日にしません?」
レッド「……わかった」
ホップ「それじゃあポケモンセンター に行くんだぞ〜〜〜!!」
今日の部屋割り 下1
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 21:40:32.75 ID:IwCBeX150
- レッドとマサル、キョウヘイとトウヤ、ホップとユウリのワンパチ
- 971 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 21:48:58.67 ID:2vWGClSV0
- レッド「……行こ……」
マサル「あぁ、行こうか」
トウヤ「キョウヘイか〜……朝、気をつけてね」
キョウヘイ「本人に言われると何とも言えない気持ちになるっすよ……」
ホップ「え! ユウリ、いいのか!?」
ユウリ「あぁ、ワンパチもたまには君と遊びたいようだからね!」
ワンパチ「ぬわ!!! ぬぬわ!!!」ワクワク
ホップ「わかったんだぞ!! 怒られない程度にたくさん遊ぶんだぞーー!!」
マサル「さて、と。明日はアラベスクジムへの挑戦……つまりはビートと対戦だな」
レッド「ピンクの人……」
マサル「あぁ、そうだな。最近は特にピンクだ」
レッド(事前情報を得ようかな……)
マサルと話すこと
1.ビートってマサルから見てどんな人? 2.ビートはどんなポケモン使う人?
3.バトルしよう 4.恋バナ 5.その他
下1
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:02:31.09 ID:axNJ0krC0
- 5.ガラル組との馴れ初め
(過去に書いてたら4)
- 973 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:10:46.12 ID:2vWGClSV0
- レッド「……ユウリとは、いとこ……なんだっけ」
マサル「あぁ、そうだな。僕の母親が、ユウリの母の姉なんだ」
レッド「ずっと……仲良しの感じ……?」
マサル「そうだな……初めて会ったのは、確か僕たちが5歳のころだ。物心もついてないからな、詳しくは覚えてないが……」
マサル「あの頃からユウリは変わらないよ。ずっとニコニコしててな」ニコ
レッド(楽しそうに話してる……)
マサル「それで、その少しあと……7歳くらいの頃だったかな、ユウリの一家がこっちに引っ越すことになったんだ」
マサル「僕はそれに無理を言ってついてきた形だな。ガラルと、ガラルのバトルに憧れてたんだ」
レッド(……たしかに、僕も早くここを知ってたら来たがったかも。カントーのバトルも好きだけど……)
マサル「それからは、ほぼ兄妹のように過ごしてたよ。ホップともすぐ仲良くなったな」
- 974 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:17:01.11 ID:2vWGClSV0
- マサル「ホップは……それこそ今と全然変わらないな。ずっとああだ」
マサル「元気で、明るくて、兄のことが大好きで……三人で一緒にこの街を出ようってよく話してた」
レッド「それで……そうなったんだ」
マサル「あぁ。僕たちは一緒の日に街を出て、それぞれジムチャレンジをして……」
マサル「この地方のちょっとした騒動に巻き込まれたけど、今は落ち着いて……またこうやって、旅ができてる」
レッド(どの地方も何かしら起きてるんだなぁ……カントーはそうでもなかったけど)
マサル「思えば、一緒に旅をしたことはなかったな。三人が来てくれたお陰で、こういう機会が出来た」
マサル「ありがとな」
レッド「……例には、およびません……」
マサル「はは、及ばないか」
レッド(……たしかに、僕もグリーンと旅をするのはこういう時くらいだなぁ)
レッド(でも、マサルたちは仲良しそうだったからちょっと意外かも)
- 975 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:24:43.55 ID:2vWGClSV0
- マサル「レッドたちは……よく考えると、不思議な組み合わせだよな」
レッド「……そう……?」
マサル「あぁ。二人はイッシュ出身で、レッドはカントー出身だろう? どういうきっかけで仲良くなったんだ?」
レッド「……んー……」
レッド「えっと…………」
マサル「……言いにくいことだったか?」
レッド「言いにくいっていうか……えっと」
レッド「僕が……逃げた先で……紹介してもらった……?」
マサル「に……逃げた先で?」
レッド「…………」コク
レッド「その後、色々あって……一緒に、色んな地方に……」
マサル(色々の範囲が凄いな……何となくだが、8年くらいの年月を感じる)
レッド「……今は、すっごく仲良し……の、友達……」
マサル「……そうだな。それは僕たちから見てもよくわかるよ」
- 976 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:34:11.49 ID:2vWGClSV0
- マサル「……レッド。ところで、森での事なんだが……」
レッド「あぁ……えっと……」
レッド「……さっきの、話の……続き、になる……けど」
レッド「少し前……女の人に、追いかけられてて……今は、なかなおりしたんだけど……」
マサル「……そ、そうなのか」
レッド「……エスパータイプの、人で……」
マサル(エスパータイプの人……?)
レッド「……どこにいても、見られてる ような……追いかけられてるみたいな……」
レッド「ことが……あって……」
マサル「……大丈夫か? 無理して話すことは……」
レッド「……大丈夫。それで……えっと……」
レッド「それが、怖くて……好きって言われても、わからなくて……そのときのこと、思い出してた……」
マサル「……そうか。なるほどな。話してくれてありがとう、二人には僕からそれとなく話しておくよ」
レッド「ありがとう……」
レッド(説明する時、めちゃくちゃ喋らないといけないので難しい 口がまわりません)
- 977 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:43:25.18 ID:2vWGClSV0
- マサル(まだ若いのに男女関係でそこまで拗れるとは……大変だったんだな、レッド……)
レッド(思い返すと 僕なんか 色々起こりすぎなのでは……)
レッド(……まぁいっか、僕もよくわかってないことがほとんどだし……)
マサル「……せっかくの機会だから、他にも色々聞いていいか?」
レッド「? いいよ……」
マサル「前々から時折聞こえて不思議に思ってたんだが、宇宙に行ったって話は何なんだ!?」
レッド「あぁ……あれは……」
レッド(……なんて言えばいいのかな……)
レッド「まず……国際警察の人と……仲良い友達がいて……」
マサル「え!?」
レッド「カルムなんだけど……」
マサル「そうなのか!?!?」
- 978 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:49:15.44 ID:2vWGClSV0
- 8日目 朝
レッド「……」パチ
マサル「……」スヤ
レッド(たくさんお話をしてそのまま寝てしまった……)
レッド(マサルは聞き上手だったな)
レッド(宇宙の話はずっとビックリしてたけど……まぁそうだよね……)
レッド「……」
レッド(何しようかな)
1.寝起きドッキリ 2.特訓 3.キョウヘイに視点を移す 4.その他
下1
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:54:20.33 ID:VyFBXwcd0
- 3
- 980 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 23:03:37.98 ID:2vWGClSV0
- レッド(……キョウヘイ、大丈夫かなぁ)
レッド(一人で止められるかな いや、目覚めてないかもしれないけど……)
レッド(……多分、大丈夫だよね……)
レッド(僕は二度寝しちゃおう かな……)
レッド「ぐぅ……」
キョウヘイ「んー……」パチ
キョウヘイ「なんか視点がこっちに切り替わった気配があるっすね」
キョウヘイ「と、いうことは……そろそろトウヤさんを起こせということ……」
キョウヘイ「や、でも今日は逆にいける気がするんすよね!」
キョウヘイ「ねっトウヤさん」
トウヤ「すや……」
キョウヘイ「…………、起きてくださいっす!!!!」バッ
直下コンマ60以下で目覚めない
- 981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 23:09:46.48 ID:thqD3DoLO
- いや〜まさか目覚めるわけないですって〜
- 982 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 23:18:26.27 ID:2vWGClSV0
- トウヤ「わーっ、寒い! ……あ、キョウヘイ。おはよう〜」
キョウヘイ「……よし!」グッ
トウヤ「うん、見事なガッツポーズだねぇ……まぁ、僕も一安心だよ〜」
トウヤ「キョウヘイがすぐ止めてくれるから大丈夫な事が多いけど……やっぱり、僕も少し怖いからね」
キョウヘイ「怖い、っすか。めざトウさんが?」
トウヤ「うーん、アレがっていうか……アレがやる事が、怖いかな。僕の体だしねぇ」
キョウヘイ「……普段遠慮なくどついてすんません!!」
トウヤ「あっそれはいいよ!? そうしてくれないと引っ込まないだろうし……」
キョウヘイ「アローラの時は機械でどうにかしてたんすよね〜、エーフィがそこを狙ったりしたっすけど……」
トウヤ「そうだったねぇ……今日は運が良かった感じかな。もう少しどうにかできたらいいんだけど……」
キョウヘイ「ん〜〜〜……今度アクロマに会ったら相談してみるっす」
- 983 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 23:19:22.36 ID:2vWGClSV0
- 今日はここまで。次回は明日です
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 23:22:29.86 ID:axNJ0krC0
- 乙ですた
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 23:39:22.43 ID:23ayVaoe0
- 乙です
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 06:41:23.07 ID:80aQRhzZ0
- 乙の舞
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 15:08:01.99 ID:Rqfqr9lB0
- 別の掲示板へ引っ越したんじゃねーの?
- 988 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:01:37.37 ID:nioGpRSm0
- >>987 ここ埋まったら移動の予定です 多分今日のうちに
はじめます
- 989 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:09:27.91 ID:nioGpRSm0
- キョウヘイ「というわけで、俺たちが視点とってるわけっすけども」
トウヤ「そうみたいだねぇ……何する?」
キョウヘイ「そりゃあアレっすよ」
キョウヘイ「寝起きドッキリに決まってるじゃないっすか!!!」
トウヤ「だよねー」
キョウヘイ「普段はどっきり受けがちっすからね、こういうチャンスは掴んでいかないと」
トウヤ(結構キョウヘイもやる側だと思うんだけどなぁ……)
トウヤ「それはそれとして……誰に何をしようか?」
キョウヘイ「そーっすねぇ……せっかくアラベスクタウンっすし、可愛い感じの悪戯がいいんすかね」
トウヤ「本物の妖精はわりとやる事えげつなかったもんね……」
誰に 下1 何を 下2
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:30:19.24 ID:96aRTT3H0
- ホップ
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:34:17.78 ID:rOduHkD10
- トウヤが目覚めたフリする
- 992 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:40:10.64 ID:nioGpRSm0
- キョウヘイ「可愛い感じの悪戯 とは」
トウヤ「えぇ!? そ、それ大丈夫かな!?」
キョウヘイ「まぁ……ホップは普段そこまで目覚めトウヤさんとエンカウントしないっすし、予行練習みたいな……」
トウヤ「た、確かに……いきなり見たらびっくりしちゃうだろうしね」
トウヤ「……ところで、普段どんな感じなのかな。僕がちゃんと対面したの、2回しかないから……」
キョウヘイ「えーっと……なんていうか……言葉では説明しづらいんでモノマネしていいっすか?」
トウヤ「凄く複雑だけど……いいよ……」
キョウヘイ「んじゃあ移動しながらやるんで、いい感じに覚えてくださいっす」
トウヤ「うん……!!」
- 993 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:45:08.49 ID:nioGpRSm0
- 〜ホップのへや〜
ホップ「ぐ〜〜〜……」
ワンパチ「ぬわ……」zzz
キョウヘイ「おはよ〜〜〜ございま〜〜〜〜す……」コソコソ
ワンパチ「……ぬわ?」パチ
キョウヘイ「ほーれこっちおいで〜〜〜、お菓子あるっすよ」
ワンパチ「!」タタタッ
キョウヘイ「よし、ワンパチ確保! トウヤさん、やっちゃってくださいっす!」コソコソ
トウヤ「う、うん……!!」コソコソ
ホップ「うーーん、もう食べられないんだぞ……」
トウヤ(えーと 確か 普段の僕よりはちょっと声が低くて……)
トウヤ「……ホップ、そろそろ起きて欲しいな。放っておかれると寂しいよ」トントン
- 994 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:51:11.55 ID:nioGpRSm0
- ホップ「うーーん……? トウヤなんだぞ?」
トウヤ「そうだよ、おはよう。 ……」
キョウヘイ(ちょっとーーー!! もうちょっと頑張ってくださいっす!! これじゃ普通のトウヤさんっすよ!)
ワンパチ(ぬわぬわ!)
トウヤ(わ、ワンパチにも怒られてる! えっとえっと……)
トウヤ「君の元気な声が聴きたくて、こっちに来ちゃった。僕の事わかる?」
ホップ「え? トウヤなんだぞ? ……はっ、こうやって聞くってことは!」
トウヤ「そう、君が普段見ているトウヤとは別人だよ。少しは怖くなったかな?」
ホップ「そんなことないんだぞ!」
トウヤ「え?」
ホップ「よくわからないけど、どっちもトウヤなんだぞ! だから、少し話してみたいと思ってたんだ!!!」
トウヤ「……、…………えっと……」
トウヤ「ごめんね……!!!」
キョウヘイ「もー、トウヤさんってば嘘つくの下手っすよねぇ」
ホップ「あれ、キョウヘイもいるんだぞ!? おはよう!」
キョウヘイ「おはざーす」
- 995 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:59:35.72 ID:nioGpRSm0
- キョウヘイ「実は〜〜〜……ドッキリ大成功〜! 実はトウヤさんはいつものトウヤさんでした!」
トウヤ「だましてごめんね〜〜!」
ホップ「そうだったのかー!? ……ほんとだ、いつものトウヤなんだぞ!」
トウヤ「ごめんねぇ……でも、本当にアレが目覚めてる僕だったら危なかったと思うな……」
キョウヘイ「そうっすね!! ホップ、もう少し警戒した方がいいっすよ!」
ホップ「そうなのか? でも……」
キョウヘイ「普段のトウヤさん基準で考えたら駄目っすよ。目覚トウさんはもっと……こう……」
キョウヘイ「破廉恥な人なんで!!!」
ホップ「は、破廉恥なのかーーーー!?!??!?」
トウヤ「そ……そうだね……っ!!」
キョウヘイ「えっちなお兄さんなんすよ!!!」
ホップ「えっちなお兄さんなのか!??!?!?!?!?」
トウヤ「そうだけど! そうだけど!!」
- 996 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 22:00:48.15 ID:nioGpRSm0
- (移動します いい感じに埋めておいていただけると……)
移動先→ https://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1648134067/l10
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:09:51.87 ID:rOduHkD10
- 遂に引っ越しかー 今までお世話になりました
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:20:31.34 ID:uCIlFANgO
- 歴史は重なるよどこまでも・・・今までありがとうございました
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:37:08.68 ID:96aRTT3H0
- お世話になりまし〜!
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 23:32:25.77 ID:eMRlx7MS0
- 1000ならあと10年続く
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
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