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「ラブライブ×イナイレ〜11人の女神の奇跡〜」後半
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273 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/13(土) 23:57:04.73 ID:DVzIpAKOO
ブブブブブ
[電話だよ、電話だよ]
凛「にゃ?にこちゃんから?」
ピッ
凛「やっほーにこちゃん!情報収集の調子は……」
凛「………」
凛「………ぇ」
凛「……かよちんが……」
凛「う、嘘だよね……?」
凛「………」
凛「……わかった」
ピッ
ザッザッ
海未「今のはにこからの電話ですね」
海未「なんと言っていたのですか?」
穂乃果「ついに弱点を掴んだとか!」
絵里「そううまくいけばいいけど……」
希「………?」
希(凛ちゃん………?)
凛「……かよちんが……」
274 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/13(土) 23:57:37.19 ID:DVzIpAKOO
凛「事故で病院に運ばれたって」
275 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:01:35.22 ID:1F2wX8AOO
ドタバタドタバタ!
にこ「ちょっと、病院では静かにしなさいよ」
凛「かよちんは!!」
にこ「だから落ち着きなさいって……」
凛「答えて!!」ガッ
にこ「うぐっ……!」
穂乃果「待って凛ちゃん、とりあえず話聞こ?」
凛「かよちん…かよちんはどこ!!」
にこ「………大したことはないわ」
凛「……へ?」
にこ「私だって初めから見てたわけじゃないけど……」
にこ「子供が轢かれそうになってるところに花陽が飛び込んで、無事助けられたのよ」
希「お〜、花陽ちゃんやるなぁ」
にこ「車との接触はなかったんだけど……」
凛「だけど……?」
にこ「倒れた拍子に肩を強打したのと、助けられた安心感からあの子……気絶しちゃったのよね」
凛「気絶……」
にこ「もしかしたら頭でも打ってたんじゃないかって急いで救急車を呼んだわけ」
276 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:02:57.21 ID:1F2wX8AOO
凛「よ……よかったぁぁぁ」ヘナヘナァ……
絵里「ずっと誰よりも心配してたものね」
凛「当たり前だにゃ!」
海未「花陽の体は大丈夫なのですか?」
にこ「もう目が覚めてるから軽く治療を受けてるわ」
ことり「花陽ちゃんまで出れないなんてことになったら……」
穂乃果「フラグだよそれ……」
にこ「………」
にこ「花陽の肩の具合も心配だけど何より……」ガタッ
希「ちょ……にこっち……!」
にこ「………」
にこ「……ごめん、にこが一番近くにいたのに……」ペコッ
にこ「こんなこと言いたくはないけど」
にこ「………一歩間違えば取り返しのつかないことになっていたかもしれない」
にこ「だから……」
277 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:03:51.78 ID:1F2wX8AOO
「それは違うよにこちゃん」
にこ「!あんた……!」
凛「かよちーん!!」バッ!
真姫「凛!!タイムターイム!!」グググッ
希「今飛びついたら完全にアウトやからぁ!!」グググッ
凛「よがっだよぉぉ……!!!」ダー!
花陽「ふふ、鼻水垂れてるよ」スッ
ピキッ
花陽「っ……!」
絵里「……肩、ひどいの?」
花陽「………」
「また会ったわね」
絵里「!」クルッ
278 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:04:42.96 ID:1F2wX8AOO
凛「あー!医務室のお姉さん!!」
女性「久しぶりね、星空さん」
凛「ここのお医者さんだったんですね!」
女性「ええ、まさかまたあなたたちを担当するとは思ってなかったけど……」
女性「どう、調子は?」
凛「はい!ずっと安静です!」
女性「大丈夫、決勝までには治るわ」
絵里「すみません、少しいいですか」
女性「なにかしら?」
絵里「……花陽は……大丈夫なんですか?」
女性「………」チラッ
花陽「……」フルフル
女性「……」フゥ……
女性(まぁ、自分からは言いにくいわよね)
女性「………小泉さんは………」
みんな「…………」
279 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:05:40.54 ID:1F2wX8AOO
女性「1週間絶対安静です」
海未「なっ……」
絵里「ってことは……」
にこ「ちょっと………」ガタッ
にこ「あんたわざと私たちをはめようってんじゃないでしょうね!!」ツカツカ
女性「………」
海未「にこ!!」ガッ
にこ「だってそうじゃない!!凛に続いて花陽まで抜けるなんて……」
凛「………」
花陽「………」
にこ「………そんなの………あんまりじゃない……」
女性「無理をすれば小泉さんも星空さんも試合に出られるかもしれない」
にこ「!」
女性「でもそのせいで体に障害が残ってしまった時、誰が責任を取るの?」
女性「誰が一番悲しむの?」
にこ「………っ」
女性「私が担当になったからには、そんな子を絶対出させはしない」
みんな「……」
海未「………」
280 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:06:35.81 ID:1F2wX8AOO
海未「私は凛に言いました」
みんな「!」
海未「私たちがそんなに頼りないのか、一試合を任せられないほど弱く見えるのか、と」
凛「………」
海未「私たちのするべきことは落ち込むことでも怒ることでもありません」
海未「前を向いて、決勝への切符を手にすることです」
海未「落ち込んでいたって二人の怪我は治りませんから」
みんな「………」
女性(……今時の高校生ってドラマみたいなこと言うのね……)
海未「………」
みんな「………」
281 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:07:26.95 ID:1F2wX8AOO
海未「……て……いう感じのこと、を……思ってるんですけど……」
にこ「……ん?」
海未「………だから……えと……」
希(おやおや?)
海未「…その……」
海未「…………」
海未「……この空気なんとかなりませんか?/////」カァァ
みんな「………」……フ
282 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:08:09.69 ID:1F2wX8AOO
みんな「あっはははは!!」
海未「わ、笑わないでください!!///」
希「いいこと言ったと思ったら急に照れるんやもん、かわええなぁ海未ちゃん」ワシワシ
真姫「ヴェェ!?なんでその流れで私の胸を揉むのよ!!」
ことり「良いではないか、良いではないか」ジリジリ
真姫「いやぁぁ!!」
穂乃果「あっはははは!」
にこ「というかあれぐらいで真っ赤になる?普通」
海未「みなさんが黙ってしまうからじゃないですかぁぁぁ!!!///////」
ワーワーキャーキャー
283 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:09:21.75 ID:1F2wX8AOO
女性「………強いのね、あなたたちは」
花陽「伊達に準決勝まで来てるわけじゃないですからね」
女性「みんなは小さい時から一緒なの?」
凛「凛とかよちん、それと二年生3人以外は高校で知り合ったんですよ」
女性(それでこの信頼感……)
女性(事故にあったと聞いた時、みんなで駆けつけてくる思いやり……)
女性(この子たちなら本当に………なんてね)
凛「あれ?そういえばかよちんメガネは?」
花陽「事故の時に割れちゃったみたい……」
花陽「粉々になったメガネが枕元に置いてたから……」
凛「それは災難だにゃ〜……」
凛「でもメガネのないかよちんもかわいいにゃ〜!」
ことり「うん!すっごくかわいい!」
にこ「いっそコンタクトにしてみるのもアリかもしれないわね」
花陽「え、え?」
海未「コンタクトの方がスポーツの時楽でしょうし、悪くないかもしれませんね」
花陽「え、えーっと……?」アワワワ
凛「かよちんコンタクトデビューだにゃー!」
花陽(わ、私喋ってないのにどんどん話しが進んでいく……!)
「あの………」
284 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:10:06.34 ID:1F2wX8AOO
みんな「ん?」クルッ
「っ……!」ビクッ
穂乃果「……子供?」
ことり「サラサラの綺麗な黒髪だね〜」
凛「どうしたのかにゃ?」
子供「……えと……その……」
285 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:58:29.29 ID:1F2wX8AOO
スッ
絵里「ふふ、ゆっくりで大丈夫よ」
子供「……!はい!」
にこ(子供と話すときは目線を合わせる、わかってるわね)
絵里「礼儀正しくて偉いわね」ナデナデ
子供「〜〜!」
ことり(スキンシップを交えて警戒心を解く、さすが絵里ちゃん)
子供「あの、お名前を……」
絵里「名前?私の?」
子供「は、はい!」
絵里「んー、そうねー……」
絵里「……!」
絵里「私の名前はね………」
子供「………」
絵里「エリーチカよ」
希「ブフゥ……!!」
ことり「うわぁぁ……!」
真姫「希汚い!!」
希「だって……不意打ちは卑怯やん……」プルプル
真姫「はぁ!?」
子供「エリー……チカ……」
絵里「ええ」
子供「エリーチカ……」キラキラ
絵里「ふふ、気に入ってもらえたようでよかったわ」
286 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 00:59:12.83 ID:1F2wX8AOO
絵里「それで、用事って私の名前が知りたかったの?」
子供「え、えっと……!い、妹が……」
絵里「妹?」
子供「赤い髪の………妹がここにいると聞いたので……」
絵里「……?」
花陽「あ!もしかして事故の時の?」
子供「は、はい!そうです!!」
子供「今どこに……」
「こら、勝手に歩き回ったらだめですよ」
287 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:00:15.50 ID:1F2wX8AOO
子供「ご、ごめんなさい……」
絵里「この子のお母様ですか?」
母親「はい、この度はご迷惑をおかけしてすみません」
母親「これ、大した額ではありませんが治療費に……」スッ
花陽「いや……!本当に大丈夫です!!」
母親「こういうときは受け取っていただいた方が嬉しいものですよ」
花陽「……では、いただきます……」
母親「はい、ありがとうございます」
花陽(明らかに治療費以上入ってる……)
母親「………」
花陽「……?」
母親「本当にごめんなさい」ペコッ
花陽「えっ…えっ……?」
母親「貴方達今、大会中なのでしょう?」
花陽「!知ってるんですか!?」
母親「私個人、サッカーがとても好きなのでよく見ているんですよ」
花陽「へ〜……」
花陽「ということはこの辺にお住まいなんですか?」
母親「いえいえ、今日は仕事で地方から出てきたんです」
母親「普段はケータイで観戦させていただいています」
花陽「なるほど……」
288 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:01:06.85 ID:1F2wX8AOO
母親「私がいうのもおかしな事かもしれませんが、ずっと応援してきました、音の木坂の皆さん」
みんな「!!」
母親「そのメンバーにこんな仕打ちを……本当にごめんなさい」ペコッ
みんな「………」
花陽「……気にしないでください」
みんな「!」
母親「小泉さん……」
花陽「音の木坂は強いですから」
花陽「絶対優勝してみせます」
みんな「………ぉぉ〜」
花陽「…………」
289 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:01:56.60 ID:1F2wX8AOO
花陽「………//////」ボンッ……!
花陽「………恥ずかしいね、海未ちゃん///」カァァ
海未「花陽、わかってくれましたか…!」
にこ「どうしてあんたらはいつもいい雰囲気で終われないのよ」
凛「凛はこんなかよちんも好きにゃ〜」
穂乃果「よし!じゃああんまり長居してもあれだし帰ろー!」
みんな「おー!」
女性「病院内ではお静かに」
みんな「……おー……!」ヒソッ
絵里「妹、大事にしてあげてね」パチッ(ウインク)
子供「ぅっ……!」ドキンッ!
ゾロゾロ
290 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:02:49.18 ID:1F2wX8AOO
母親「……強い方々でしたね」
子供「エリーチカ……かっこよかったですわぁ……」うっとり
「お、おねいちゃぁ!!」ダダダッ
子供「!!怪我はない??痛いところは……!!」
妹「ううん、だいじょぶ……」
妹「……でも」ウルッ……
妹「怖かったよぉぉ……!!!」ポロポロ
子供「はいはい、もう大丈夫よ」ナデナデ
母親「……貴方を助けてくれた方ね、小泉花陽さんというのですよ」
妹「小泉……花陽しゃん?」
母親「覚えておきなさい、貴方の命の恩人ですよ」
妹「……花陽……しゃん」
291 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:03:37.93 ID:1F2wX8AOO
凛「ラーメンいくにゃー!」
穂乃果「アブラマシマシー!」
海未「おやめなさい、この間も気分悪そうにしていたではありませんか」
にこ「あんなの食べたら太っちゃうわ」
希「にこっちはもう少し太った方がええんやない?」
にこ「どこ見て言ってんのよ!!」
花陽「ふふ」
花陽(………そういえばあの姉妹の瞳、綺麗だったなぁ……)
花陽(まるで……)
花陽「宝石みたいにキラキラ輝いてた」
292 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:04:24.28 ID:1F2wX8AOO
ハンバーガーショップ
凛「結局ここになるよね」
海未「値段もお手軽ですし、ラーメン屋より長居ができますからね」
海未「まず、花陽と凛のいないフォーメーションを考えましょう」
真姫「二年生の人たちが入るんでしょう?」
絵里「ええ、でも雪穂ちゃんと亜里沙のポジションも変更した方がいいかもね」
花陽「今まで私が真ん中だったんだけど、二人に真ん中を固めて貰った方が安心かな」
海未「それが良さそうですね、穂乃果はどう思いますか?」
穂乃果「まって!!」
海未「?」
穂乃果「……まだ………」
293 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:05:24.62 ID:1F2wX8AOO
穂乃果「まだポテトが来てない」
海未「ではこれで行きましょうか」
穂乃果「冗談じゃん!!」
ことり「チキンクリスプ美味しいよね」モグモグ
希「安いのにこの美味しさは一人暮らしに嬉しいなぁ」モグモグ
凛「……共食……ムグゥ…!!!」
真姫「貴方学習しなさいよ!!」グググッ
にこ「あーシェイク美味しいにこ〜」
真姫「にこちゃんはまた苺?」
にこ「そ!あまーいあまーいストロベリー!」
真姫「まあなんでもいいんだけど」
にこ「やめなさいよすぐ興味なくすの!!」
294 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:06:04.69 ID:1F2wX8AOO
数時間後ハンバーガーショップ前
穂乃果「みんな、二人が出られなくてもやることは変わらない」
穂乃果「絶対勝って、みんなで決勝にいくよ!!」
みんな「おー!」
穂乃果「それじゃあ解散!」
穂乃果「凛ちゃんと花陽ちゃんに誰か付き添ってあげてくれないかな」
にこ「じゃあにこが行くわ」
穂乃果「ありがと!それじゃあ今度こそ、解散!」
295 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:06:39.62 ID:1F2wX8AOO
夜中
ドゴォォォォォ!!!
穂乃果「はぁ……はぁ……」ズズ…ズ……
穂乃果(あと少し、あと少しでイメージが掴めそう……)
ブン……!
296 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:07:28.28 ID:1F2wX8AOO
公園
タッタッタッ
真姫絵里【ファイアブリザード!!】
ドゴォォォォォ!!!
ゴォォォォ……!
ォォォ……
テンテンテン……
真姫「もう一回……」
絵里「ええ!」
ブワァァァ ブワァァァ
ドゴォォォォォ!!!
297 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:08:13.08 ID:1F2wX8AOO
別の公園
凛「……ふふ、凛たち二人とも試合に出れないなんてね」
花陽「も〜、笑い事じゃないよぉ……」
凛「……あはは、たしかに」
花陽「……勝ってほしいね」
凛「違うよかよちんも」
花陽「?」
凛「勝つんだよ、みんなで」
花陽「凛ちゃん……」
凛「………」
凛「………」
凛「………//////」カァァァ
凛「………恥ずかしいね、これ////」
花陽「ようこそこちら側へ」
凛「いやだにゃ〜」
298 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:08:54.72 ID:1F2wX8AOO
希宅
フー、フー
ズズズッ………
希「…………っはー」
希「………」
希「甘………」
299 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:09:42.57 ID:1F2wX8AOO
絵里宅
絵里「ただいまー」
亜里沙「お帰りお姉ちゃん!遅かったね」
絵里「……ちょっと色々あってね」
亜里沙「ふーん?」
絵里「そうだ亜里沙」
絵里「貴方次の試合、雪穂ちゃんと花陽の場所に入ってくれる?」
亜里沙「……え?」
絵里「少し不安かもしれないけど、亜里沙なら大丈夫よ」
亜里沙「じゃ、じゃなくて!………花陽さんは?」
絵里「……少し肩を怪我しちゃって出れないのよ」
亜里沙「そんな………」
絵里「私たちの後ろ、任せたわよ」ポン
亜里沙「…….うん」
300 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:10:53.07 ID:1F2wX8AOO
プルルルル
ピッ
亜里沙「雪穂」
雪穂「やっぱりかけてくると思った、聞いたよ花陽さんのこと」
雪穂「ほんとにびっくりだよね」
亜里沙「うん……」
雪穂「びっくりしすぎておでん缶食べちゃったもん」
亜里沙「なんで悪いことみたいに言うの?」
雪穂「え、いやぁ……えへへ」
亜里沙「ごまかした……!」
雪穂「それは置いといて、今は花陽さんのことだよ」
亜里沙「大丈夫かな……」
雪穂「決勝には出れそうだし大丈夫でしょ!」
亜里沙「そっか……」
301 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:11:46.83 ID:1F2wX8AOO
雪穂「それより私たちの心配をしないとだよ」
亜里沙「……亜里沙、自信ない」
雪穂「今まで花陽さんについていってたけど、今度は私たちが引っ張って行かなきゃだからね」
亜里沙「……」
雪穂「大丈夫、花陽さんみたいにできるよきっと」
亜里沙「……うん」
雪穂「よし!それじゃあもう寝よっか」
亜里沙「心配で眠れないよぉ〜……」
雪穂「早く寝ないとセーラー服着たおじさんが亜里沙のこと連れてっちゃうかもよ〜?」
亜里沙「ヒッ……!」サァァ……!
雪穂「ほら、今も亜里沙の後ろに……」
亜里沙「あ……あぁぁ……!」ガタガタガタガタ
雪穂「……ってまあそれは冗談として」
302 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:12:43.89 ID:1F2wX8AOO
絵里「……亜里沙?」ポン
亜里沙「うわあああああ!!!!」
絵里「きゃぁぁぁあ!!!」
雪穂「うぇああああ!!!!」キーン…!
亜里沙「いやぁぁぁ!!」ダダダダッ!
絵里「亜里沙!?亜里沙ぁ!」
プツッ
プー、プー、プー、
雪穂「…………やりすぎた」
303 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:13:32.37 ID:1F2wX8AOO
ことり「準決勝まで1週間もなかったけど、みんな必死に練習しました」
ことり「絶対みんなで決勝に行くんだから!」
ことり「みんな、頑張ろうね!」
ことり「えい、えい、おー!」
ことり「………」
ことり「ちゅんちゅん」
海未「ちゃんちゃんみたいに言わないでください」
ことり「じゃあ海未ちゃんが言ってよ」
海未「えぇ……?」
ことり「ほらせーの!」
海未「ち…ちゃんちゃん!」
ことり「どうして変顔するの?」
海未「してません!!」
304 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:14:18.53 ID:1F2wX8AOO
穂乃果「あれ、花陽ちゃん予備のメガネあったの?」
花陽「う、うん、コンタクトも持ってはいるんだけどメガネの方が楽だし」
凛「コンタクトのかよちんも見てみたかったにゃ〜!」
花陽「ふふ、ごめんね凛ちゃん」
305 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:19:30.37 ID:1F2wX8AOO
[6、助っ人]
試合当日
穂乃果「いやーきちゃったね、準決勝」
海未「リーダーの貴方が何を言っているのですか、しっかりしてください」
ヒデコ「私とミカが出るよ」
ミカ「よろしく!」
フミコ「迷惑かけないようにしなよ〜?」
ヒデコ「あっはは、頑張るよ!」
306 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:20:47.84 ID:1F2wX8AOO
希「わしわしー!!」
にこ「どぉうわぁ!?」ワシワシ
にこ「やめなさいよ!!」
ことり「良いではないか、良いではないか」
にこ「ことりも悪ノリしない!」
真姫「ねえにこちゃん、どぉうわぁってアイドルには……」
にこ「誰もがみんな『きゃぁ!』なんて言えると思うなよ!……思うなよ!!」
真姫「そこまで必死にならなくてもいいじゃない」
凛「アイドルも大変だにゃ〜………あっ!」(水零し)
バシャァ!
花陽絵里「きゃぁ!」びっしょり……
凛にこ真姫希「……」
花陽「だ、大丈夫、すぐ乾くから」
絵里「も〜、気をつけなさいよ?」
凛「……二人はアイドルになれそうだにゃ」
希真姫 コクリ
絵里花陽「?」
にこ「ぬぁんでよぉ!!!」クワッ!
希「アイドルとは思えない顔をしているので自主規制」ピー
307 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:22:12.34 ID:1F2wX8AOO
雪穂「……」カキカキ
亜里沙「………」カキカキ
穂乃果「ゆーきほ!何書いてるの?」
ことり「こ、これって………」
凛「そこにあったのは……おびただしい数の……人」
真姫「何ナレーションチックにしてるのよ」
凛「雰囲気出るかなって」
海未「亜里沙、これは一体?」
亜里沙「雪穂に聞いたんです!緊張した時は人を丸呑みにしろって」
絵里「丸呑みはおかしい」
海未「亜里沙、それは手に書いて飲み込めばいいんですよ」
亜里沙「え……じゃあ亜里沙………手を食べないとダメなんですか?」
亜里沙「どうしよう……手、なくなっちゃう……」
穂乃果「そうじゃなくて、飲むフリでいいんだよ!」
雪穂「……ダメだよ」
穂乃果「え?」
雪穂「このプレッシャーは飲むフリなんかじゃ決して改善されない……」ガサガサ
雪穂「……なら!」ガサッ!
亜里沙「うん!」ガサッ!
雪穂「実際に書いて飲み込んじゃえば……」あー……
亜里沙「いただきまー………」あー……
穂乃果「こらこらこらこらぁぁ!!」バッ
308 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:23:08.06 ID:1F2wX8AOO
穂乃果「なにしてんの!?」ガシッ
穂乃果(……!手が震えてる……)
雪穂「離して!こうでもしないと……」
穂乃果「こんなの食べたって治るわけないじゃん!」
雪穂「!」ハッ
亜里沙「!」ハッ
雪穂亜里沙「……たしかに」
ことり「人は極限状態に陥った時、突拍子もない行動をしてしまうんだね……」
にこ「雪穂まであんな風になるなんて……」
希「……それだけこの試合へのプレッシャーが強いってことかな……」
絵里「大丈夫よ亜里沙」
亜里沙「おねーちゃん?」
絵里「もし失敗しても、みんなで支えあえばいい」
絵里「私たちがついてるわ」ニコッ
亜里沙「お姉ちゃん……!」パァァァァ!
絵里「はい、元気になるおまじない」チュッ
亜里沙「えへへ…!」
309 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:24:14.05 ID:1F2wX8AOO
にこ「姉妹でおでこにキス……さすがアメリカンね」
希「ロシア」
にこ「どっちも似たようなもんじゃない」
希「全く違う」
穂乃果「雪穂!」
雪穂「?」クルッ
穂乃果「んちゅ〜!」ガバッ
雪穂「いやあぁぁぁ!!!」バッシィィン!!
穂乃果「ひでぶっ!!」ドサッ
雪穂「な、な、なにしようとしてんの!?」
穂乃果「緊張を和らげてあげようと……」
雪穂「今口狙ってたよね!?おでこじゃなくて!」
穂乃果「冗談だったのに」
雪穂「いや、目がマジだった」
穂乃果「……ふふ、手を見てごらん雪穂」
雪穂「は?………ぁ…」
穂乃果「大丈夫、雪穂は私の妹なんだから」クシャクシャ
雪穂「……なにそれ」ボサァ……
穂乃果 ニッ
穂乃果「よしみんな!」バッ
穂乃果「最初から実績なんてなにもない穂乃果たちにとって、負けて失うものなんてなにもない」
穂乃果「全力を出し切れ!」
みんな「おおぉぉぉぉおお!!!!!」
310 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:24:57.57 ID:1F2wX8AOO
穂乃果「………いや、割とあるか、失うもの」
海未「終わった後そういうこと言うのやめなさい!!」
勝「ちょっとまぐれで勝ち上がってきたからって調子に乗りすぎっしょ」
友「僕たちとの差がどれだけあるか、わからせてあげましょう」
努「俺たちの本命はUTXだけだしな」
西垣「………」
311 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:27:02.39 ID:1F2wX8AOO
角間「さぁやってまいりましたフットボールフロンティア準決勝、音の木坂対木戸川清修!!」
角間「決勝へはすでにUTX高校が勝ち進んでおります!」
角間「決勝でUTX高校と戦うのはどちらのチームだぁ!?」
にこ「……UTXが幾つで勝ち上がったか知りたい?」
海未「……はい……いいえ」
にこ「6対0よ」
海未「……はぁ」
ピーーーーーーー
角間「木戸川清修ボールでキックオフです!!」
312 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:49:56.27 ID:1F2wX8AOO
ドッ
勝「おらおらぉ!」タッタッタッ
海未「はぁぁ!!」ズザザッ!
勝「甘すぎっしょ!」バッ
勝「友!」ドッ
友「ふふ…」バッ
友「!?」
ことり「てやぁ!!」ガッ
角間「南パスボールを弾いたぁ!!ルーズボールは矢澤が拾ったぞぉ!!」
にこ「絵里、上がりなさい!」
絵里「ええ!」
にこ「ふっ!」ザッ ザザッ!
茂木「!」ガクッ
角間「矢澤抜いたぁ!絢瀬、絶好のポジショニングです!」
勝「ちょ、まじ…!?」
にこ「絵里!」ドッ
313 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:50:50.66 ID:1F2wX8AOO
絵里「……吹き荒れろ……」パキパキパキ
絵里【エターナルブリザード!!】
ドゴォォォォォォォ!!!!!
角間「先に攻撃を仕掛けたのは音の木坂だぁ!!」
軟山「……!」
西垣「させるかぁ!!」バッ
西垣【スピニングカット!!】
ズシュゥゥゥゥ………!!
ブワァァァァァァ!!!!!!
314 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:51:47.17 ID:1F2wX8AOO
シュルルルルルル………!
………テンテンテン
西垣「どうだ!!」トッ
ワァァァァァァァァァァ!!!!!
角間「木戸川西垣、シュートブロックで見事、ピンチを凌ぎました!」
にこ「ちょっと!人の技とってんじゃないわよ!」
西垣「うるさい!この技は元々俺が先に考えてたんだ!」
にこ「はぁ〜??ニコの方が先ですぅ〜」
西垣「俺だ!!」
にこ「にこ!!」
西垣「俺……」
友「いいから早くしてくれませんかね!?」
西垣「……!」ハッ
西垣「わ、悪い…」ドッ
友「全く……」トッ
西垣「………あの技は、この試合で勝った方のものってことでどうだ?」
にこ「……ふん、面白いじゃない」
315 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:52:33.02 ID:1F2wX8AOO
友 タッタッタッ
角間「再びドリブルで上がっていく武方三兄弟!」
海未「ディフェンス!!」
雪穂(……花陽さんならこのタイミングで……!!)ダッ
亜里沙(動き出すはず!)ダッ
316 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:53:13.68 ID:1F2wX8AOO
ゴチンッ!!
雪穂「うぐっ……!!」ドサッ
亜里沙「いっ…!?」ドサッ
穂乃果「雪穂!」
絵里「亜里沙!」
友「バカすぎでしょう……」
友「努!」ドッ!
海未「しまった…!!」
317 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:53:54.51 ID:1F2wX8AOO
グルグルグル
穂乃果「これ……杉森さんの…!」
努【バックトルネード!!】ドキュッ
ゴォォォォォオ!!!!
海未「穂乃果!!」
穂乃果 コク……
穂乃果「はぁ……!!」バッ
ゴォォォォォオ!!!!!
318 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:54:41.82 ID:1F2wX8AOO
パチッ………パチッ………
穂乃果「!」
穂乃果(……分かる……みんなの力がパズルみたいに集まってくるのが……)
パチッ……パチッ……
パチッ………
穂乃果(……あと一つ足りない……)
穂乃果(多分これが……足りない最後の一ピース……)
穂乃果(それがなんなのかはわからない………)
319 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 01:55:28.65 ID:1F2wX8AOO
穂乃果【マジン・ザ・ハンド!】
ドギュルルルルルル!!!!
シュゥゥゥゥ…………!!
穂乃果「……よし!」
角間「止ぉめたぁぁぁ!!!!真正面から武方のシュートを受け止めましたぁ!!」
花陽「ナイス穂乃果ちゃん!!」
凛「乗ってきたにゃー!」
320 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:01:36.48 ID:1F2wX8AOO
希「ふふ、グラウンドの外にいるのに一緒に戦ってるみたいやね」
絵里「ほんとにね」
穂乃果「亜里沙ちゃん!」ドッ
亜里沙「ほっ…!」トッ チラッ
亜里沙(……敵が近くにいるけど……もう少し持ち込めるかな)
ミカ「亜里沙ちゃん!こっちに……」
亜里沙 ダッ!
ミカ「ちょっ……!」
花陽「!」
角間「音の木坂絢瀬、武方に向かってかけていく!!」
亜里沙「っ……ふっ…!!」スゥー……クルッ、ダッ!
友「そんな……!?」ガクッ
努「ガキのくせに……」ガクッ
角間「まとめて二人を抜いたぁ!!」
花陽(少し強引すぎる……)
321 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:02:17.62 ID:1F2wX8AOO
海未「亜里沙!あまり無理をしては……」
勝「調子乗りすぎ………みたいなぁ!!」ガッ
亜里沙「!?」ガクッ
角間「おぉーっと!?流石に無茶だったかぁ!武方勝に奪われてしまったぁ!!」
ことり「あちゃー……」
にこ「呑気に構えてる場合じゃないでしょうが……!」
勝「まさかのチャンス到来……みたいなぁ!?」ダッ!
雪穂亜里沙「あっ……!」
322 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:03:13.95 ID:1F2wX8AOO
ヒデコ「みたいなみたいなうるっさい!!」ズザザッ!
勝「ぬぉお!?」ドサッ
ヒデコ「よっ!」ドッ!
角間「ここは大きくクリアしました、木戸川西垣へとボールが移ります!」
穂乃果「いいよヒデコ!」
ヒデコ「任せてよ!」
西垣「もう一度だ!」ドッ
茂木 トッ
海未「行かせません」ザッ
茂木「!」ザッ クルッ!
海未(…甘い!)ガッ!
茂木「…っち…!」グラッ……
323 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:04:10.53 ID:1F2wX8AOO
グイッ!
海未「!?」ドサッ!
海未(い…たた……今のはファールではないのですね……)
角間「茂木が強引にドリブル突破ぁ!!笛はなっていません!」
茂木(……前線にパスを……)バッ
ぞくっ…
324 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:05:07.68 ID:1F2wX8AOO
茂木「!?」ドッ!
勝「まかせろ!」トッ
にこ「させないわよ!!」
にこ西垣【スピニングカット!】
ズシュゥゥゥゥ……!!!
シュゥゥゥゥ………
勝「うぉ〜……!危機一髪……みたいな?」
にこ「邪魔すんじゃないわよ!」
西垣「お前が俺の技をとるからだ!!」
にこ「だからにこのだっていってんでしょうが!」
西垣「俺のだ!」
にこ「にこ!」
西垣「俺……」
友海未「それ今じゃないといけませんかね!?」
西垣にこ「……ごめん」
325 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:06:01.30 ID:1F2wX8AOO
茂木「………?」キョロッ
茂木(…今のは……?)
ことり「………」ジーーーーーー……
326 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:06:44.66 ID:1F2wX8AOO
勝「このまま先取点はいただきっしょ!」タッタッタッ
雪穂亜里沙「行かせない!!」ザッ
勝「ガキンチョなんかに負けるわけない、みたいなぁ!?」ダッ!
雪穂(……この距離なら亜里沙が先に行って……)
亜里沙(……雪穂が先に行って……)
雪穂亜里沙(私(亜里沙)は横からスライディングの形がベスト!)バッ
勝「……ん?」
タッタッタッ
花陽「………え?」
にこ「んなっ……!?」
雪穂亜里沙「あ」
327 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:07:23.05 ID:1F2wX8AOO
角間「……武方勝抜いたぁぁぁ!?」
角間「DFの高坂と絢瀬が左右に走り、その間を武方勝が悠々駆け抜けていく!!」
角間「ゴール前で完全にフリーだぁぁ!!」
勝「いくぜぇ!!」バッ
グルグルグル
勝【バックトルネード!!】ドキュッ!!
ゴォォォォォオ!!!!!
328 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:08:02.41 ID:1F2wX8AOO
穂乃果「はぁぁ!!」グッ
ゴォォォォォオ!!!
パチッ……パチッ……
穂乃果(……そうだ、たとえこの最後のピースがわからなくても)
穂乃果(ほかのピースを大きくすれば、この穴を補えるんじゃ……?)
ググググッ
329 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:08:43.54 ID:1F2wX8AOO
穂乃果【マジン・ザ・ハンド!!】
シュルルルルルル………!!!
シュゥゥゥゥ……!!
穂乃果「……少し、パワーアップした……!」
ピクッ…!
穂乃果「っ……いつもより体に負荷がかかる……か」
監督「………」
角間「またもや止めたぁ!!これは頼もしいぞ!!」
角間「前半は残り半分ほど、先取点を勝ち取るのはどちらのチームだぁ!?」
にこ「……そんなに大した差はないけど……」
海未「……一つ……課題ですかね」
330 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:09:34.13 ID:1F2wX8AOO
雪穂亜里沙「ヒデコ先輩!」
ヒデコ「ん…んん!?」ピクッ
雪穂「右の人マークです!」
亜里沙「左の人マークしてください!」
ヒデコ「おぉっと……?」ピタッ
海未「……はぉ…」
海未「ヒデコ!目の前の方をマークしてください!」
ヒデコ「了解!」ダッ!
雪穂亜里沙「あっ……」
331 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:10:31.28 ID:1F2wX8AOO
雪穂「とめる!」ザッ!
勝「!」ピタッ
雪穂(よし…!この隙に亜里沙が……)チラッ
亜里沙「え、そっち!?」ザザッ
雪穂(なっ…!逆!?)
勝「何ぼーっとしてんだ、みたいなぁ!」ダッ!
雪穂亜里沙「あっ…!」
角間「どうしたどうしたぁ!?ディフェンスが噛み合ってないぞぉ!!」
希「……花陽ちゃんたちの穴は虫歯みたいなものってことかな」
真姫「……どういうこと?」
希「ぱっと見た感じはそこまで大きくないけど中身は大穴が空いてるってやつ」
真姫「……言いたいことはわかったけど虫歯って……」
希「いや〜、他にいいのが浮かばなくて……」
332 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:11:21.74 ID:1F2wX8AOO
ミカ「お願いします!」ドッ
希「了解!」トッ
茂木 ザッ
希「………いくよぉ!!」バッ!
クルッ スタッ
希【イリュージョンボール】
茂木「!?」ガクッ
角間「抜いたぁ!!ドリブルで上がっていく!」
希「真姫ちゃん!」ドッ!
真姫「ええ!」トッ
333 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:12:14.86 ID:1F2wX8AOO
真姫「ふっ」ダンッ!
グルグルグル
真姫【ファイアトルネード!!】ドキュッ!!
ゴォォォォォオ!!!!!
西垣「させるかよ!」バッ
西垣にこ【スピニングカット!】
ズシュゥゥゥゥ……!!!
シュゥゥゥゥ………
角間「こ、これはぁ!!西垣の必殺技を相殺したぁ!?」
西垣「っち……」
にこ「いやーん!お顔が怖いにこ〜」
ゴォォォォォオ!!!
軟山「………!」グッ
334 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:13:00.86 ID:1F2wX8AOO
軟山【タフネスブロック!!】フンッ!
シュルルルルルル!!!!
ボンッ!
角間「これもキーパー軟山、見事なブロックです!!」
勝「よっしゃー!ナイスセーブっしょ!」
真姫「……!」スタッ
ピッピッピーーーーーー
角間「ここで前半終了のホイッスル!両者無得点で前半を終えました!」
335 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:14:01.48 ID:1F2wX8AOO
雪穂亜里沙 ズーーーン………
にこ「あそこだけ負のオーラすごいんだけど……」ゴクゴク
希「こればっかりはなぁ……」パクッ
希「すっぱぁ〜!」
真姫「レモンの蜂蜜漬け……ことりのお菓子スキルには驚かされるわね……」パクッ
真姫「っ……!っ……!」スッパー……!
ことり「あ、ごめん……あんまり蜂蜜に漬かってないところだったのかも……」
真姫「み、水…!!」ゴクゴク
真姫「っ……!!」シワシワ
凛「酸っぱいの食べた後にお水飲んだら口の中キュワってなるよね」
にこ「なにそのわけわかんない擬音は」
凛「うまい擬音が出てこなかったにゃ」
336 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:15:13.83 ID:1F2wX8AOO
絵里「……ほら、レモンの蜂蜜漬けよ」
亜里沙「……ありがと……」しょんぼり
穂乃果「そんなに落ち込んでないで、後半も頼んだよ!」
雪穂「………うん」しょんぼり
絵里穂乃果「………」うーん……
花陽「どうしたの?」
雪穂亜里沙「!」
花陽「二人らしくなかったけど」
亜里沙「………だって…」
雪穂「……花陽さんの抜けた穴は大きかったってことですよ……」
花陽「二人とも……」
フミコ「………」
フミコ「……」コクッ
ヒデコ「……」
ミカ「……」
ヒデコミカ コクッ
337 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:16:35.11 ID:1F2wX8AOO
角間「いよいよ後半が始まります!」
角間「どちらも譲らぬ攻防戦、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか!!」
希「雪穂ちゃんたち大丈夫かなぁ……」
にこ「それも心配だけど、シュートは大丈夫なの?」
真姫「……あのキーパー思ってたより堅いわね」
絵里「【ホワイトダブルインパクト】なら亜里沙に上がってきてもらわないとだけど、守備がかなり手薄になるわ」
海未「……とりあえず、プレイしながら考えましょう」
ピーーーーーーー
ドッ
338 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:17:27.34 ID:1F2wX8AOO
角間「始まりましたぁ!!」
絵里「ことり!」ドッ
ことり「うん!」トッ
茂木 ザッ
ことり「………!」うーん……
タッタッタッ
ことり「……!海未ちゃん!」ドッ!
海未「はっ!」ドッ!
ことり「さすが海未ちゃん!」トッ
角間「南、園田の連携で突破していく!!」
凛「いけー!」
ことり「にこちゃん!」ドッ
にこ「任せなさい!」トッ
西垣「ここで白黒つけてやる!!」ザッ
にこ「かかってきなさい!」
339 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:18:12.71 ID:1F2wX8AOO
西垣【スピニングカット!】
にこ(きた……!)ガッ
ことり(……これ…!)
花陽(相手が技を出す瞬間にバックパス…!)
にこ(にこしか見てないあんたならこれは止めらんないでしょ…!!)
花陽(……でも)
ズシュゥゥゥゥ……!!!!
ブワァァァァァァ!!
にこことり「うわぁぁ!!!」ドサッ
テンテンテン………
340 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:19:05.24 ID:1F2wX8AOO
西垣「俺を甘く見過ぎたな」トッ
にこ「……はっ!花持たせてやったのよ」
花陽(あの人はにこちゃんだけじゃない、にこちゃんの左右、後ろ、全ての可能性を考えてた……)
西垣「努!」ドッ!
花陽(どこにでもいる選手じゃない…)
努「いくぜぇ!!」トッ
雪穂「!」バッ
亜里沙「止める!」バッ
雪穂(私が先に突っ込めば亜里沙がサポートしやすいはず…!)
亜里沙(私が先に行けば……!)
341 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:20:11.43 ID:1F2wX8AOO
ドガァ!
雪穂亜里沙「うわぁ!」ドサッ
角間「またもや衝突…!!大丈夫かぁ!?」
花陽(自分のことに精一杯で周りが見えてない……!)
勝「いくぞ!!」バッ
友「もちろん!」バッ
努「任せろ!」バッ
にこ「穂乃果、来るわよ!!」
穂乃果「……!」グッ……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「木戸川の戦略は……ざっくり言うとUTXと同じよ」
穂乃果「UTX?」
花陽「主力、点取り屋を3人置いて後のメンバーは守備に重点を置くことです」
海未「つまり、UTX並みの必殺技を持っている…と」
にこ「その通りよ」
絵里「で、その必殺技っていうのは?」
花陽「………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
342 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:21:06.22 ID:1F2wX8AOO
勝「てゃあ!」ドキュッ!
努「友!」ドキュ!
友「ふんんん!!」ググッ!
勝「んぐぐ……!!」ググッ!
友「はぁ!!」グンッ!
ドキュッ!!!
ゴォォォォォオ!!!!!!
クルクルクル
スタッ
武方三兄弟【トライアングルZ!!】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
花陽「ズバリ、【トライアングルZ】です」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
343 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:21:52.29 ID:1F2wX8AOO
穂乃果(この技……たしかにUTXと同レベルの迫力……!!)グッ
ゴォォォォォオ!!!!
パチッ……パチッ……
穂乃果(……さっきよりもう少しパズルを大きく……)
ググググッ
ギチッ
穂乃果(…!枠の大きさは決まってるから無理やり大きくしちゃうと……)
344 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:23:01.34 ID:1F2wX8AOO
穂乃果【マジン・ザ・バンド!!】
ドシュルルルルル!!!!
勝「いけぇ!!」
穂乃果「…っ…ぐぐ…!!」ズズッ
友努「はぁぁ!!」
穂乃果「…っ…!?」ブワッ!
バチィッ…!
勝「よっしゃぁ!!」
ガァン!
努「げっ……」
角間「高坂吹き飛ばされながらもなんとかシュートを弾いたぁ!!」
角間「ボールはゴールポストに直撃、誰がボールを死守するんだぁ!?」
花陽「ナイスセーブ!」
海未「よく止めましたね、穂乃果」
穂乃果「えっへへへ……」ムクッ
ピクピクッ…!
穂乃果(っ……さっきよりも負荷が…!)
ポーン…!
345 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:23:53.01 ID:1F2wX8AOO
亜里沙友「はぁ!」バッ
ガッ…!!
亜里沙「きゃぁ…!」ドサッ
テンテン……
勝「ナイス友!」
にこ(まずい……)
にこ「また来るわよ!ディフェンス固めて!!」
雪穂「はい!」ザッ
亜里沙「……はい!」ムクッ
勝「そんなザルなディフェンダーに止められるわけないっしょ!」ヤレヤレ
雪穂(……無視無視)
雪穂(この状況、花陽さんならきっとベストな判断を出せる……)
亜里沙(でも……)
雪穂亜里沙(私(亜里沙)にはもう何が正解なのかわからない……)ザッ……
花陽(二人の足が止まってる……!!)
海未「ヒデコ、ミカ!二人のカバーを……」
海未「!」
346 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:24:57.79 ID:1F2wX8AOO
「亜里沙は緑のモヒカン、雪穂はピンクの73をマーク!!」
亜里沙雪穂「!」
ヒデコ「こいつはわたしらに任せて!」
亜里沙雪穂「は、はい!」ダッ!
努友「……っち…!」ジリッ
海未(……私が指示を出す前に……)
勝「……なかなかやるじゃん?」
ヒデコ「あんたらのうち一人でも止めればあの大技は出せないでしょ?」
勝「でもお前みたいな素人に俺を止められるわけない、みたいなぁ!!」ダッ
ヒデコ「止めるのは私じゃないよ」
ヒデコ「ミカ!」バッ
勝「なに…!?」
ミカ「うん!」ダンッ!!
キランッ!
347 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:25:57.69 ID:1F2wX8AOO
ミカ【シューティングスター!!】
ドゴォォォォッ!!!!
勝「ぐわぁぁぁ!!」ドサッ
角間「DF二人の新必殺技でなんとかピンチをしのいだぁ!!」
角間「しかしまだゴールは目の前、油断はできない!!」
ことり「すごい二人とも!!」
穂乃果「ヒデコー!ミカー!ナイスブロックゥゥ!!!」
ヒデコ「頑張るって言ったでしょ!」
ミカ「ふふん…!」ブイッ
雪穂「ヒデコ先輩、ミカ先輩……ありがとうございます!」
亜里沙「ありがとうございます!」
ヒデコ「二人とも焦りすぎなんだよ、ほら、ミカとボール回してるから少し深呼吸しな」ドッ
ミカ トッ
348 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:26:44.64 ID:1F2wX8AOO
雪穂 スゥ……ハァ……
雪穂(……たしかにあの大技にはびっくりしたけど、誰かを止めれば打てないなんて簡単にわかるはずなのに……)
亜里沙(どうして気がつかなかったんだろう……)スゥ……ハァ……
雪穂(前半亜里沙と衝突したのもそう、周りが見えてれば衝突なんて回避できたはずなのに……)スゥ……ハァ……
亜里沙(花陽さんの分も……って、気負い過ぎてたのかな……)スゥ……ハァ……
雪穂亜里沙「………」
雪穂亜里沙 スッ
349 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:27:25.32 ID:1F2wX8AOO
ヒデコ「……ふふ、落ち着いたかな」ドッ
ミカ「助っ人同士、プレッシャーの重さはよくわかるからね」
ヒデコ「正直まだ足震えてるもん」
ミカ「私も」ドッ
ヒデコ「でもやっぱり……」トッ
雪穂「ください!」タッタッタッ
ヒデコ「後輩の前ではカッコよくいたいものなんだよ!」ドッ!
雪穂「ほっ!」トッ
花陽(……がんばれ、雪穂ちゃん)
350 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:28:20.57 ID:1F2wX8AOO
友「多少動きが良くなったぐらいで調子に乗らないことですね!」ザッ
雪穂「………狩の基本って知ってますか?」
友「…は?」
雪穂「決して自分は見つからないこと」フッ
友「き、消えた……!?」
サァァァァァァァ…………
雪穂「木々のざわめきに足音を隠し」ザザッ
友「ど、どこに……!」キョロッ
雪穂「過ぎ行く風に匂いを隠し」
友(声はするのに姿が見えない……)
雪穂「決して獲物に見つかってはならない」
雪穂【ハンターズハイド】
351 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:29:16.79 ID:1F2wX8AOO
タッタッタッ
角間「い、一体何が起こったんだぁ!?」武方友、棒立ちのまま抜かれてしまったぁ!!」
角間「気配を消し、ディフェンダーの目を欺く新必殺技だぁ!!」
勝「なにやってんだよ!!」
友「……消えたんです……」
勝「はぁ!?」
友「……声はするのに……」
勝「…っち…!行くぞ!」ダッ
友「……」タッタッタッ
にこ「……今はあの子らの好きなようにさせるのが一番良さそうね」
希「人が成長する瞬間ってなんでこんなにワクワクするんかなぁ」
にこ「そうね」
希「……いいなぁ」
にこ「?」
352 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:30:00.77 ID:1F2wX8AOO
雪穂 タッタッタッ チラッ
亜里沙 コクッ
雪穂「亜里沙!」ドッ!
亜里沙「うん!」トッ
亜里沙「………」
キッ!
バチィ!
絵里「!」
絵里(……了解)ダッ!
真姫「……?」ダッ
353 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:30:54.74 ID:1F2wX8AOO
亜里沙(……助っ人として、チームの一員として……)
亜里沙(今、最高のボールを出してみせる……!!)ザッ!
絵里 タッタッタッ
亜里沙「………そこっ!!」ブワァァ……!
パキパキパキパキパキ
354 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:31:48.16 ID:1F2wX8AOO
亜里沙【氷の矢!!】
ドキュゥゥゥ!!!!!
角間「こ、これはぁ!?針の穴を通すかのようなロングシュート!!」
角間「一直線に絢瀬の元へ向かって行く!!」
海未「…亜里沙まで新必殺技を…!」
にこ「やるじゃない」
絵里「…っ…はぁ!!」トッ
絵里(あ、やばっ……!)ポーン…!
角間「おおっとトラップミスかぁ!?ポールは高くバウンドしながら木戸川ゴールへ転がって行きます!!」
軟山「……!」グッ
絵里(まずい……!一度トラップして…)
真姫「絵里!そのままダイレクトで行くわよ!!」タッタッタッ
絵里「え、真姫!?」
真姫「はやく!!」
絵里「あぁーもう!わかったわよ!!」ダッ!
355 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:32:27.17 ID:1F2wX8AOO
絵里 ゴォォォォォオ!!!
真姫 ゴォォォォォオ!!!
フワッ………
ドキュゥゥッッッ!!!
絵里真姫「いっけぇぇぇ!!!」
ゴォォォォォォォォオ!!!!!!!
356 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:33:15.91 ID:1F2wX8AOO
角間「こ、これは!?前回の試合で見せた新必殺技です!!」
角間「今回は迷いなくゴールへ向かっていきます!!」
にこ「いけ!!」
希「決まって!!」
軟山【タフネス……】
ゴォォォォォォォオ!!!!!!
軟山「ぅ……うわぁぁ!!!」バッ
ドシュルルルルル………!!!!!
角間「決まったぁぁぁ!!先取点は音の木坂です!!」
ワァァァァァァァァァァ!!!!!
勝「そんな…….ありえないっしょ……」
友「僕たちが……先制?」
努「……このまま終われるかよ……!」
357 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:34:04.91 ID:1F2wX8AOO
凛「やったぁ!!一点リードだよ、かよちん!!」
花陽「うん、やったぁ!!」
凛「このままいけば……」
花陽「みんな……頑張って……!」ギュッ!
雪穂(……二人とも……)
亜里沙「雪穂、どうしたの?」
雪穂「……!な、なんでもないよ!」
358 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:35:18.66 ID:1F2wX8AOO
希「えりちさっすがぁ〜!!」
絵里「……どうして成功したのかしら……」
希「本人がわかってないんかーい……」
真姫「………」クルクル
にこ「真姫も良くやったわ!!」ガバッ
真姫「ヴェェ!!抱きつかないで!!」クルクルクルクル
穂乃果「あの髪の毛くるくるって嬉しさに比例するんだね……」
海未「犬みたいですね」
ことり「海未ちゃん……」
ヒデコ「やったね、二人とも!」
雪穂亜里沙「ありがとうございます!」
穂乃果「穂乃果は鼻が高いよ!」
雪穂「お姉ちゃんは関係ないけどね」
穂乃果「……雪穂がイジワルする……」
絵里「ごめんなさい亜里沙……せっかくのパスをキャッチミスしちゃって……」
亜里沙「ううん、大丈夫!」
亜里沙「次はもっといいパス出して見せるから!」ニコッ
絵里「あぁぁぁもううちの妹ハラショォォォ!!」ナデナデナデ
にこ「戻ってきなさい」
穂乃果「よし、後半残りもこの調子で行くぞー!!」
みんな「おー!」
359 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:36:31.14 ID:1F2wX8AOO
海未「そういえば穂乃果」
穂乃果「ん?」クルッ
海未「……ナイスセーブ」スッ
穂乃果「…!」
穂乃果「………」
穂乃果「…まあね」スッ、
コツン……!
360 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:37:58.76 ID:1F2wX8AOO
雪穂「あ、ヒデコ先輩!」
ヒデコ「どうしたの?」
ミカ「?」
雪穂「私たちから見て先輩たちはいつだってかっこいいですよ!」
ヒデコミカ「……」
亜里沙「左に同じです!」
雪穂「逆かな」
亜里沙「逆?」
雪穂「まあいいや、それじゃあ!」タッタッタッ
亜里沙「待って雪穂〜!」タッタッタッ
ヒデコミカ「………」
ヒデコ「………もしかして聞かれてたのかなあの時」
ミカ「……だね」
ヒデコミカ「……………………」
ヒデコミカ「ハッズイ……」
タッタッタッ
ヒデコ「……あれ?雪穂たちが戻ってきた」
雪穂「あの!やりたいことがあるんですけどいいですか!?」
亜里沙「ですか!」
ヒミ「?」
361 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:38:35.73 ID:1F2wX8AOO
角間「さあ後半まだ時間は残っております!」
角間「木戸川清修が同点ゴールを決めるか、音の木坂が追加点を決めるか、ひと時も目が離せません!!」
362 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:39:52.50 ID:1F2wX8AOO
木戸川0-1音の木坂
ピーーーーーーー
ドッ
勝「こんな新参校に負けなんて……」トッ
友「僕たちのプライドが許しません!!」
努「俺たちのトライアングルZは無敵だ!!」
にこ(一度止めてるんだから無敵じゃないけどね)
ことり「このまま逃げ切らせてもらいます!」ザッ
勝「俺たち三兄弟の連携を見せてやる!」ドッ
ドッ、クルッ 、ザザッ!
ことり「さ、3人が入り乱れて何が何だか……」
海未「はぁぁ!!」ズザザッ
努「ふんっ!」ドッ
363 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:40:52.56 ID:1F2wX8AOO
ククッ、トッ、クルッ
にこ「こいつら……さっきまでと動きが違う……!」
希「さっきまでは個人技中心だったのに急に連携重視……!」
花陽「……この急激な変化に対応しきれなければ、一気にピンチになる……」
勝「西垣!」ドッ
西垣「おう!」
角間「一度西垣へとボールを戻したぁ!」
にこ「……また会ったわね」
西垣「悪いが相手をする気は……無いんでね!!」ドッ
にこ「なっ……!」
海未「しまった!!」
角間「これは西垣見事なパスだぁ!!敵の意表を突き前線の武方勝へと一直線にボールが向かう!!」
勝「ドンピシャァ……!みたいなぁ!!」トッ
努「いくぜぇ!」
友「覚悟してください!」
にこ「ディフェンスの隙間を……!」
ヒデコミカ雪穂亜里沙「………」
364 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:42:17.59 ID:1F2wX8AOO
ニヤッ
勝「よっしゃー!!【トライアングル……】」
ピピーーーーーー!!
勝「なっ……?」
審判「オフサイド」バサァ!
三兄弟「はぁ!?」
角間「少し攻め急いだか武方三兄弟!!」
勝(いや……この感じは……)
友「やられましたね」
凛「おふさいどとらっぷ?」
花陽「うん、パスの直前、ディフェンスラインを少しあげることによってオフサイドを誘う高等テクニック」
花陽「一歩間違えると相手のチャンスに変わるし、何よりタイミングが難しいの」
凛「へ〜、なんだかすごいにゃー!」
花陽(わからなかったんだね、凛ちゃん……)
365 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:43:02.00 ID:1F2wX8AOO
真姫「いつの間にそんな作戦………」
絵里「前半の堅さは完全に取れたみたいね」
ヒデコ「ナイスタイミングだったね、雪穂」
雪穂「接客業のお手伝いで、花陽さんほどじゃ無いけど人間観察はしてきましたから」
雪穂「成功してよかったです!」
亜里沙「雪穂、ハラショー!」
雪穂「ふふ、ありがとう亜里沙」
角間「音の木坂ボールで試合再開です!」
366 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:44:22.73 ID:1F2wX8AOO
観客席
ツバサ「はやく!試合終わっちゃうわ!」
エレナ「まあそう焦るな、まだ試合時間は残ってる」
ツバサ「でももうほとんど残って無いじゃない!」
あんじゅ「それはツバサが外の屋台でたこ焼きとかアイスとかいっぱい食べてたからじゃない」
ツバサ「そんなことないわ!」(両手にたこ焼き、コーンのアイス、焼きそば)
エレナ「浮かれすぎだろう」
ツバサ「だ、だって前の監督の時は…お祭りとか全然行けなかったから……」
エレナ「……ふぅ…で、試合はどうなんだ?」
ツバサ「そ、そうよ!ええっと……」バッ!
ツバサ「………」
あんじゅ「……ツバサ?」
エレナ「…まさか、負けているのか?」
ツバサ「……1-……0」
ツバサ「勝ってるぅぅ……」ふにやゃぁ…
367 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:46:03.12 ID:1F2wX8AOO
エレナ「ふふ、よかったなツバサ」
ツバサ「もちろんよ、絶対リベンジするんだから!」
あんじゅ「試合時間もそこまで残ってないしこれで決まりかしら?」
エレナ「……いや、こういう時こそ最後の一発が怖いんだ」
ツバサ「全く……穂乃果さんたちがそんなのにやられるわけないじゃない」
エレナ「もちろん私もそう信じてるよ……おや?」
あんじゅ「どうしたの?」
エレナ「小泉花陽と星空凛がいないな……」
ツバサ「ほんとね、どうしたのかしら……」
エレナ「……」
368 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:46:57.95 ID:1F2wX8AOO
勝「今度こそ!」ダッ!
雪穂「止めます!」
亜里沙「ます!」
勝「……来たなザルディフェンダーが…!!」
雪穂(2対1……)
亜里沙(他に味方はなし……)
雪穂亜里沙(花陽さんなら……)
勝「おらぁ!」ダッ!
雪穂亜里沙「……いや」グッ……
369 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:48:01.52 ID:1F2wX8AOO
雪穂亜里沙「亜里沙(雪穂)なら!!」バッ!
勝「なっ…!」
雪穂「はぁあ!!」ズザザッ
勝(スライディング……こんなの跳べば)バッ!
ドッ! ビキビキビキ
勝「……!?しまっ……」
カキーン
シャー……!
雪穂【アイスグランド!】トッ
ワァァァァァァァァァァ!!!
角間「前半噛み合わなかったディフェンスがようやく形になって来ました!」
穂乃果「よーし!このまま押し切るよ!」
みんな「おー!」
370 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:48:43.51 ID:1F2wX8AOO
角間「……さあ、残り時間も少なくなってまいりました……」
角間「一点の重みが増す中、選手たちはどのようなプレイを見せてくれるのでしょうか!」
勝「……もう時間もない……覚悟を決めるしかないみたいだな……」
友「全力の攻撃……絶対とりますよ!」
努「このまま試合終了なんてさせねぇ!!」トッ
海未(……この攻撃が最後の攻撃)
海未「気を抜かないように!!」
ディフェンス陣「はい!!」
勝「おらおらおらぁ!!!」ダッ!
雪穂「止める……!!」ザッ
371 :
◆7NyoAqShyg
:2019/04/14(日) 03:49:50.81 ID:1F2wX8AOO
雪穂【ハンターズネット!!】
ブワァァァァァァ!!!
勝「うわぁ!!」ドサッ
雪穂「よし…!」
テンテン……
友「次は僕の番です!」トッ
亜里沙「行かせません!」ザッ
友「…っ!」
亜里沙「はぁ!」ガガッ!
友「ふっ!」ザザザッ
ガッ ザザッ トトッ ザッ
雪穂「亜里沙!」ダッ
友(…!来ましたね…!!)
凛「……!」ピクッ
花陽「ダメ雪穂ちゃん!!」
友(二人をこれだけ引き付ければ……)チラッ
勝努 コクッ
友「……これが僕たちの、全力の攻撃です!!」ドッ!
雪穂亜里沙「…しまった……!」
穂乃果「っ……!!」グッ
エレナ(……小泉花陽と星空凛がいれば今の隙は生まれなかっただろう……)
エレナ(彼女たちの穴は大きすぎる……)
372 :
◆B.QC/MQ7Kc
:2019/04/14(日) 03:50:47.93 ID:1F2wX8AOO
勝「おりゃぁ!!」ドッ!
努「……っらぁぁ!!」ドッ
友「これが僕たちの……!!」グンッ!
ドキュゥッ!!!
ゴォォォォォォォォオ!!!!!
クルクルクルッ
スタッ
武方三兄弟【トライアングルゼェェット!!!】
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