過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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756: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/29(月) 22:01:56.24 ID:Q5L3lQ0x0
>>755

【月光に翳されるXフレームのリボルバーに碧眼は細められた。バレル長は10インチモデルか。気を大きくした駆け出しのギャングが好むか、 ──── さもなくば】
【己れと同じ、"ひとでなし"の扱う銃。そして何方が正答であるかは既に示されていた。見上げる白皙は現実味ないほどに憂いを帯びて端整で、然して殺人者のそれであるなら】


  「自家製弾(ハンドロード)の60口径よ。」「 ……… そうね。"ガラテア"とでも、名乗っておきましょうか。」
   「 ───── そうでなくっちゃあ、いけないわ。」「匂い立つもの。 ─── 私とお前、同じ"におい"が。」


【どこか敬意を交わし合うように、 ──── 詩作じみた言葉。ならば彼女は、己れに放たれる5000Jの暴力を"見ていた"】


      「好き勝手絶頂に、」「穴ァ開けてくれるじゃない。」


【サイドブレーキを引き切って、だというのにアクセルは引き絞ったまま、 ─── 気取り屋のドリフトに似て、黒いクーペの車体が"廻る"。】
【150km/hを優に超えるような走行速度を維持したままの方向転換。同時に.500のマグナム弾がインテリアに弾痕をブチ開けて、女の肩を深く抉る。だというのに】
【今やトラックとクーペは真正面から向き合っていた。そうして女は酷く愉しげに笑っていた。常人ならば運転さえ侭ならないような負傷であるというのに、】
【 ─── 真っ向から、クーペとトラックが"衝突"する。車体重量と最大馬力が決定的な勝敗を決する前、 ─── 女の傷口が、昏い闇色に輝くならば】
【そこから顕れるのは"銃口"/ラドムwz.63短機関銃。 ──── 一刹那のち、構え直された突撃銃と共に、運転席と前輪目掛けて放たれる二重弾幕。】


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