過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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742: ◆KP.vGoiAyM[sage saga]
2018/10/28(日) 23:11:21.27 ID:dP0k+0rf0
>>735

【タマキは何もしなかった。ただ映画を見ているかのように過ぎるのを待っていた】
【握った手帳。もはやこれも現実か夢かもわからない。私は私なのだろうかそれとも蝶が見ている】
【泡沫の夢なのだろうか。どれでもいい。実際、どれでもいい】
以下略



743: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/10/28(日) 23:21:28.23 ID:OPKhFp3/o
>>735
これは……!! 時間切れか――――
我々だけでなく、お前も終わり……ふ、ふ。恐怖しているのはやはり我々だけではないようだな

【皮肉っぽい口調で異形は去り際の一言を言い放つ。だが、その余裕もすぐに消える】
以下略



744:ディー ◆KWGiwP6EW2[sage saga]
2018/10/28(日) 23:34:18.92 ID:oCGG2PG/0
>>740
【盲目の少女は声を聞いてゆっくりと振り返る状況は把握しきれておらず、暫く混乱していた様子だが、やがてふと、姿勢を正して、イスラフィールへと向き直る】
【何かが乗り移った様子にも似ているだろう】

――初めまして、ギンプレーンが無礼な態度を取りませんでしたか?
以下略



745: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/28(日) 23:43:27.68 ID:63/6tO25o
>>744

【彼女は少し思考してその違和感に気付く、なるほど、この子は目が見えないのだろう、と】
【そして其れを理解した上で、彼女は一枚の紙を少女へと差し出すだろう】
【優しくその手を握り、しっかりと握りしめようとして】
以下略



746: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 20:06:36.87 ID:/AJabT4wo

【路地裏の鳥が囁く、籠の中から飛び出して、然るに誰かの檻の中──── それを不幸と誰が呼んで】
【止木を知らない鳥の羽ばたき、辿り着くことのない渡り鳥が、その力果てる最期の時まで、飛び交って】
【故に死体は見せず、遺体は残さず、──── 誰も知らない、海の底】

以下略



747: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 20:22:04.84 ID:/AJabT4wo



【水の国・ハイウェイ、──── 夜更けも近づくこの時間、車通りも少なくなる頃合いであった】

以下略



748: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/29(月) 20:42:23.85 ID:Q5L3lQ0x0
>>747

【 ──── トラックのバックミラーに、ハイウェイの暗闇を切り裂いて、一台の車両が映り込む。】
【黒いスポーツクーペだった。レトロなホモロゲーション・マシンを当世風に再設計した、限定生産のリニューアル品。】
【影のように低い車高と空力的なボディ。V8気筒の唸るようなエンジン音が、煽り立てるようにカーゴの後ろへ張り付く】
以下略



749: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 20:50:11.51 ID:/AJabT4wo
>>748

【スーツ姿の男はその異変に気付かなかった、──── しかし、神父服の男は違う】
【例えるならば、それは "嗅覚" であった、並外れた嗅覚が、自分達を追う、別の猟犬の存在に気付いたが如く】

以下略



750: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/29(月) 21:04:38.98 ID:Q5L3lQ0x0
>>749

【 ─── 有効射には至らず。後ろに広がる夜へと、置き去られる硝煙と薬莢。忌々しげに女は眼を細めた】
【コンテナの上方に登った人影を見定めていた。 ──── ならば視線も交わされるだろうか。殺意を燃やしている類の、人殺しに特有たる青い眼光】

以下略



751: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/29(月) 21:11:59.42 ID:/AJabT4wo
>>750


【運転席の男はバックミラーを確認する、白銀の長髪が鮮やかに照らし出されて、まるで銀幕から抜け出したスター】
【 "クソッタレ" ──── シモンは舌打ちをする、軽々とこなしていたが、冗談みたいな銃の腕前であった、響いた銃声】
以下略



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