過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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69: ◆zO7JlnSovk[saga !red_res]
2018/08/11(土) 15:12:34.46 ID:lUlIhfWz0

>>(アルク、ラベンダァイス)

【二人が目を開いたなら、そこは陰鬱な雰囲気を宿す地下のスペースであった】
【鼻を刺す臭いであった。腐食と腐敗と腐骸の臭いは、決して好ましいものでなく】
【そしてその主が奥に居る事を、二人ははっきりと視認できるだろう】


くそ!! くそ!!! あの野郎、そういう事だったのかよ!!! くそが!!!
うるせぇ、うるせぇ!! 俺の中で喚くんじゃねぇ!!!
あああああああ!!! 眠れねぇ、眠れねぇって言ってんだよ!!!


【奇妙な笑みを浮かべたかのようなホッケーマスクを被った大男であった】
【ボロボロになった米軍の迷彩服、所々に何年もたった血の跡がついている】
【腕も足も筋肉ではち切れそうな程、素手で人を屠れそうな見た目をしていた】

【男は喚いていた。呪詛に満ちた言葉、ある種の哀れさを持ちながらも、何処までも醜悪で】
【彼は二人を視認すると、ギロリと血走った目を向けるだろう】
【今にも眼球が零れ落ちそうな程に、大きく目を見開いて】


っ……くく……はは……ひゃはは……!! そうか、そうすればいいんだな……!!
いいぜ、ぶっ殺してやるよ、こいつらも、てめぇも、てめぇも、全員!!!
そうして忌々しい糞野郎も殺して、俺の眠りを取り戻す……!!!

先ずはてめぇらだ!!! 見せてやるよ、俺の悪夢を────!!

────"Never Ending Nightmare"!!!!


【空間が大きく変容する、周囲一帯を包み込む様に砂嵐が吹き荒れて】
【次の瞬間室内全体が砂漠へと姿を変えるだろう、照りつける太陽さえも再現されて】
【しかし、踏みしめる足元の感触は鉄のそれであった。だとすれば座標は変化していない】

【大男は地面を強く蹴った、大きな身体に見合わぬ敏捷性で、二人へと接近し】
【右手に握る大きなサバイバルナイフ、アルクへと接近し、首筋へと刃を突き立てようとする】



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