過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/08/11(土) 15:17:20.66 ID:45WdLXl90
>>60
【 ─── 随分と様子が変わったな、というのが男の率直な感想であった。一身上の都合で彼女と連絡は取れていなかったが】
【人殺しとはまた違った虹彩の沈み方をしていた。左薬指も欠けていた。こういう目をする人間を見るのは初めてだった。】
【ともあれ、投げ渡された通信機の周波数を軽く変更する。音響であれば彼の本分であった。 ─── 彼女の通信は、直接"ふたり"に繋がることになるだろう。】
「 ……… ご進言どうも。おれとしては、興味深く聞かせてもらうよ。」
「もっともアレは聞きそうにないから、そのつもりで。」
【半端な慰めや励ましなど不要だった。訳も知らぬ人間へ衝動的な情けをくれてやる程に彼は愚かでなかった。】
【であれば事実の提示に留めておく。そうして据付の座席に座らせてやるのだろう。後藤もまた、腰を据えて】
>>61
「耳の痛い事を言ってくれるね。 ─── 同じ轍は二度は踏まない。なればこそ、宜しく頼んだよ。」
【異端狩りの2人へも一瞥をやる。誤魔化すように苦笑しつつも、然して真実味を帯びた声音だった。】
【そうして2人を見送るのだろう。 ──── 不味いことになるのなら、と思いつつ】
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