過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
1- 20
610: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/26(金) 23:25:34.74 ID:E87c3u2Mo
>>609

【イスラフィールは暫し、その書物について語るゴトウの姿を見ていた、辿る言葉は概ね真実を辿り】
【けれども所々に裏返しがあった、現実に沿って歩いていた筈が、いつの間にか虚構へと迷い着く様に】
【──── 何もおかしな事はない、ただメビウスの輪の如く、その二つが捻れて存在していただけだから】
以下略



611: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/26(金) 23:52:57.13 ID:iOCbCrj80
>>610

【行き交う言説は互いに落ち着いたものだった。 ─── 己れの立場に固執せず、ただ忌憚なく思考を交流させ、昇華を目指す】
【イスラフィールの言葉に小さく後藤は頷きを返した。重厚な頁の折り重なり、相違なく閉じられる紙幅の音】
【どこかに沈むような返答の声音は幾らか内省めいていた。 ─── 閉ざされた口先の音もなく開く、一拍の呼吸】
以下略



612: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/27(土) 00:09:17.91 ID:bKykhFXWo
>>611

【淡々と交わされる言葉の交錯は、一流の棋士同士の差し合いに似ていた、息の詰まるような攻防】
【けれどもそれは刃の重なりにはならない、寧ろそれは、互いに高め合う一種の芸術】
【──── 例えるのなら息のあったワルツ、交わる音色はシンフォニーとなり、世界を揺らす】
以下略



613: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/27(土) 00:31:28.04 ID:5HydpU1m0
>>612


「もっともよく彼の知悉する所でしょうな。身勝手な定義付けによって存在を措定され、人間には不必要な観念であると否定され」
「剰え自己の存在を認められる事もなく、彼の世界は滅んでしまった。 ─── 例え人の心なくとも、神の心を持っていたのなら」
以下略



614: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/27(土) 00:47:19.76 ID:bKykhFXWo
>>613

【──── ゴトウの言葉は力強かった、それ程までに部下に対し強い信頼を持っているのだろう】
【イスラフィールは目を細める、非合法に暖簾を垂らし、超法規を渡り歩く "外務八課" ────】
【その集団を率いる人間とは、斯くも ──── 部会に対し、強い思いを託せるのか、と】
以下略



615: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/10/27(土) 01:10:03.43 ID:+H3P4D9l0
>>614



「 …………… ふうむ。」「そういう事、ですか。」
以下略



616: ◆UYdM4POjBM[!red_res]
2018/10/27(土) 01:22:12.45 ID:9CpAyRxfo


       【    ────忘れない。忘れなどしない。『そいつ』と相棒になった日の事を   】


以下略



617: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/10/27(土) 01:22:19.46 ID:bKykhFXWo
>>615




以下略



618: ◆UYdM4POjBM[sage]
2018/10/27(土) 01:22:51.75 ID:9CpAyRxfo
本スレが落ちた時用 >>200-204

【手ごたえが急激に消える―――突如、あまりにもあっけなくエカチェリーナの"神性"はすっこ抜ける】
【だが、その手の中にある物からあまりにもエネルギーを感じない。空気に触れて一秒ごとに力が掻き消え―――やがて手の中から完全に消滅した】
【振り返るW-1、その銃は虚像を穿つこともなく、少女はその場から姿を消してしまうだろう
以下略



619: ◆UYdM4POjBM[sage]
2018/10/27(土) 01:24:23.17 ID:9CpAyRxfo
【やがて、右手を胸に当て、ジンジャーをまっすぐ見つめながら、ジャンクちゃんは言うだろう】



――――――ジュニアハカセ。ワタシは……『人間』なのですね
以下略



1002Res/2049.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice