過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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315:白桜 ◆zqsKQfmTy2[sage saga]
2018/08/16(木) 22:54:25.22 ID:1mD+gpmHO
>>313

【文月が頬張っているのは、フェイが作ったオムライス。白桜が手伝った事は何一つ無くて】
【故に白桜の箸は進まない。晴れない表情を浮かべて、先程の質問の何足るかに耳を傾けていた】


ーーー……やっぱり、お姉はんはズルい。
人の心にすうっと染み入る様な優しい口調と表情は、…反則。反則、反則。優しい顔で優しく慰められたら…

【圧し留めていた感情が溢れてしまう。今日1日でお姉はんが幻滅するような事を仕出かしすぎて】
【こうありたいという自身の理想と離れすぎた自分を呪い。終いにはフェイの好意に甘えて】
【性格こそ正反対であるが自身に情愛を抱く二人の”姉”にとことんまで甘えきった自分に嫌悪を抱き】
【それでも優しく諭すような姉の言葉と幸せそうな姉の姿に、涙が溢れて。自身の声色にもそれを滲ませていた】


ぐすっ…、つぎはもっと勉強して。少しでも自力でつくれるようにするから……
いつかフェイとお姉はんと私の三人で料理ができるようにしたいから…まってて。


【流した涙を上着の袖で拭ってから、白桜はフェイの作ったオムライスを口にする……美味しいと思えた】
【文月が美味しそうに食べているのも相まって余計にそう思えて。箸が何時もより進んで、そのせいでけほけほっ、とむせてしまった】

【今、この空間に漂うのは白桜と文月の抱く喜びと幸せ。それらを噛み締めながらのオムライスは一番美味しいものに感じられた】


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