過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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27: ◆S6ROLCWdjI[sage]
2018/08/09(木) 21:35:06.19 ID:iLYpaivE0
>>26

………………その人、誰? だったらあたしがその人のこと、……を、…………、
セリーナってのはわかるよ、有名人だから、セリーナ……きっと長いこと閉じ込められてるから、
蛇のことも何も知らないんだ……。だからあたしが教えに行ったげるよ、だから、だから、

【その先に続く言葉が嗚咽でつぶれた。「泣かないで」だったかもしれないし、やっぱり「戻ってきて」かもしれない】
【けれど全部不明瞭にぐしゃりとカタチを失くしてしまうんなら――こいつにはそんなことできないんだろう】
【少なくとも、こんなところに幽閉されて、なんにもできないまま、虚無を噛みしめ続けることしかできない出来損ないには】
【最初っから何もできなかったんだと思い知らされて――わあ、と声を上げて泣いた。困らせるってわかってるのに】

ノート、……正直よくわかんなかったけど。つがるんと一緒に解読してるよ、
だから大丈夫だよ、いつでも戻れるように――――してたつもりだったよお、鈴音がっ、
……子供たちひどいんだもん! あたしの料理おいしくないとか言って! 鈴音ちゃん連れてきてとか言うんだもん!

セリーナはわかんないけどマリアさんは会ったよ、それで、怒ってなかったよ――ぜんぜん。
それでたぶんあの人が怒るならあたしにだよ、ほっぽらかしてどこ行ってるのって、……あの人たぶん何も知らないから。

……………………、…………、変えたかった、変えたかったよ、ぜんぶ、世界を、
鈴音ががんばってたこと全部無駄じゃなかったって! 言いたかった、あたし言いたかった、言いたかったのに、

なんであたしこんなところにいるの、いやだ、…………結局なんにも変えられないんだあたしは、ぁ、ああぁあぁ……

【ひとつひとつ言い返していこうとするのに、結局最後には何も言い返せなくなって、泣き喚く。子供みたいに】
【……子供のほうがまだマシだったろう。それを許される幼さがあるんだから。夕月は違う、17年とそれから8年生きてる】
【立派な大人だったから。こんなひどいやり方で――泣き落そうとするのはあまりにも卑怯だった。なのに涙が止まらなくて】

……、……鈴音、鈴音。ねえ、前、たんぽぽやってたのも、全部無駄だったとか言って泣いてたじゃん。
あれ、まだ、そう思ってる? 今でもあんなことやってたの無駄だったなーって、思う?

――――――――あんなことやってた自分、バカみたいだったなあって、……笑えちゃう?

【そうしながら。喉を引き攣らせながらなんとか絞り出した、問いが、これだった。鈴音がきっと、今一番信頼している】
【愛しているだろう存在が口にしていたことに似ていた。――「今なら鈴ちゃんもちゃんというよ」「『バカみたい』って」】
【対象はちょっと違うけど。でもきっと似ているようなものだった、それで――訊いておきながら、答えは一つしか望まない】
【「そんなことない」って言ってほしいだけのことだった。必死に冀っていた、口にはしないけど――それだけはどうか言わないでって】


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