過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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◆9VoJCcNhSw
[sage saga]
2018/08/09(木) 22:10:16.83 ID:uI10pSpR0
【とある森の奥、緑に覆われた廃修道院】
【既に内と外を隔てる扉もガラスも全て朽ち果てた、石造りの建物から】
【ぽろん、ぽろん、とピアノの音が響いていた】
【人里から離れた薄暗い森の中。彷徨くものが居れば、尚更耳に留まる綺麗な音】
【誘われるように足を踏み入れれば、口遊むような歌もまた、これに混じり】
Ein Wunsch, sich nicht zu erfullen,
ist ein Getreidesamen.
Fulle dich in eine tiefe Nacht.
Wenn du mit dem Tropfen des Mondes erhohst
Welche Art von Sprossen wird auftauchen?
【それは異国語で、流暢で、澄んだ声。グランドピアノの奏者の唄だった】
【其の者の容姿は、よく見えない。黒の軍帽を目深に被り、黒いマントの襟を立てていて】
【見えるのは銀の瞳くらいなもの。鍵盤を弾く指には黒の手袋をはめている】
【僅かに垣間見える髪の色もまた、瞳と同じく銀色のようだったが】
【――兎も角、此処は人里離れた廃墟だった。今は夜で、程々に涼しいが】
【少なからずこのような場所で"真新しい"ピアノを弾くなど――尋常の者では、まず無くて】
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