過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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263:名無しのパー速民[sage]
2018/08/14(火) 23:54:12.01 ID:b1la5wQQ0
>>258

【異能者を相手にするときに一番やっかいなのは手の内が知れないことだ】
【この十字架一つとっても単なる召喚系なのか物理的なものなのか他のものが付与されているのか】
【そもそも幻術なのかそれ以外に持ちうるのか、物理が聞くのか防御はあるのかなど――】
【読み合う力が試される。そして、如何にこちらの手の内を探られないかだ】

だったらそこのニィちゃんに手を差し伸べてやるもんじゃないの?手を差し伸べるってのは
私を十字架でぺっしゃんこにすることなのかい?――キチガイカルトじゃぁさ

【拳銃を片手に握りしめたまま、女は右手を軽く振った。それに合わせたように―――風が吹く】
【路地裏で風が吹き抜けるのとは違う、彼女を中心とした風が生まれつつあった】
【そして赫錆びた色をした風がその中に混じる。赤錆びた匂いのする風が吹き始める】
【それは小型のブーメランのような形をして、複数存在している】
【彼女を中心とした風に巻き上げられるようにランダムに狭い路地裏の中を跳ねて、風はアスファルトを斬り裂く】

『ああああッ!!あれだッ…あれが俺を…ずたずたに…』

【チンピラは怯える。カミソリの刃をはらんだような旋風が彼女に纏わりつく】

―――さあ、もっと鋭くなれ………鉄風ッッ!!

【だがその前にソレムニスの放ったドリルが落下してくる!彼女は攻撃に転ずる前に回避を優先した】
【下がれるだけ、下がる。狭い路地だが、下がることには問題はない。あんなものに触れる訳にはいかない!!】
【赤錆びた風と鋼鉄が触れる。その時、がきんという音と火花が。まるで両者とも鋼鉄かのように】


(距離を取りすぎたな……十分な威力が出るかどうか…)

――征けっ!

【赤錆びた風はランダムに路地裏を跳ねながら襲いかかる!!】


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