過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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262:白桜 ◆zqsKQfmTy2[sage saga]
2018/08/14(火) 23:51:36.39 ID:bAgKGMrOO
>>244

【文月の語る言葉に目を細めて聞き入る白桜の頬は薄く紅潮して目を伏せる】

【嗚呼、この人はいつもそうだ。恥ずかしい言葉を正面からぶつけてきて。けれどそれが嬉しくて】
【二人で見る景色を幸せと言ってくれて。この上ない幸福に浸りながら流麗な動線を描く文月に付いていく】
【綺麗な景色を共有する幸せを分かち合いたい。今まで以上に幸せな事を分かち合いたい】
【買い物を順調に済ましていく途中で、そんな気持ちは陰りを見せる】

むぅ…いくら何でもその挨拶は……無い。聞き捨てならない。
私はエーリカに迷惑なんて掛けてないし、彼女もそう思ってない筈。
それに私はそそっかしく無いし、粗相もしてない。

【頬を膨らませて、にべも無い態度を取って。頬をぷくっと膨らまして少し拗ねる】
【その態度が正鵠を射ていたから。自身の言葉とは裏腹に思い当たるはエーリカに対する迷惑。甘えの数々】
【部屋の掃除を筆頭とした身の回りの世話が主な要因であった】


それにアイスはお腹を膨らませる為のものじゃなくて心を満たすためのもの……。
だから幾ら在っても良いと思う。その分だけ豊かな気持ちになるから……。


【屁理屈を労してでも欲しがる姿。それを諌める姿。姉妹であり、母子の様相を呈していた】
【けれど結局文月は折れてくれるから。これ以上は口にしなかった】

【そうしてレジで清算を済ませ、自室へと戻り、漸く料理に取りかかれる状態となった】
【さあ、料理の始まりである。初めての料理は慕う相手のために。けれど何から手を着ければ良いか解らず立ち往生】

……瞬きしている間に出来上がったりはしないものだろうか?

【呟きの後、「んな訳が無ェだろが、アホかお前は」と言う言葉と共に白桜の精神の奥底で眠っていた筈のフェイが目を覚まして】
【呆れ混じりに茶々を入れる。フェイからしても白桜が料理を作る場面は見たことが無いからその行く末を楽しげに見守るのだった】




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