もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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51:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:05:32.67 ID:4JAHijIv0
 
フリーレン「――実のある話はここらが限界かな。<解除>」

アソリ母「ない……ん、ふああ……Zzzz」

シュタルク「おっと、危ねえ……急に寝ちまった」

フェルン「フリーレン様、人を眠らせる魔法とか使えたんですか?」

フリーレン「まさか。眠らせるのは呪いの領分だし。洗脳を解除した副作用だね、これは」

フェルン「ということは、解析が終わったのですね」

フリーレン「うん。思った以上に厄介な魔法だった。相手が眠っていなければ使えないけど、対面していなくてもいいみたいだ。洗脳を解いたときに眠ってしまうのもその関係だろう」

フェルン「遠隔から洗脳できるということですか? 以前、フリーレン様とザイン様で倒したという混沌花のように?」

フリーレン「射程だけならそれ以上だ。やっぱり名前の分からない大魔族は怖い」

シュタルク「待ってくれ、それってかなり不味いんじゃねえか? こっちの魔法が届かないくらい遠くから魔法を掛けてくるんだろ?」
シュタルク「追うにしたってフリーレンの魔力感知にも引っ掛からない上、こっちは寝たら駄目って、相当厳しいぜ」

フリーレン「そうだね、最初から逃げに徹されてたらどうしようもなかった」
フリーレン「だけどこいつはひとつミスをした。こっちに解析する時間を与えたことだ。私はもうこの魔法に抵抗できる。フェルンやシュタルクが洗脳されても一瞬で解除できるよ」

シュタルク「それなら一安心だけどよ……でもそしたらなんで向こうはこっちを放置してたんだ?」

フェルン「半日で魔族の魔法を解析できるフリーレン様が異常なのです。普通は数年、数十年がかりでやるものですから」

フリーレン「今回に関しては≪服従させる魔法≫の解除魔法を応用できたのと、この洗脳魔法の強制力がそれほどでもなかったからこその早さだけどね」

フェルン「これからどうするんです?」

フリーレン「いくつか作戦を考えた。ひとつは洗脳されたフリをして、魔族が近づいてくるのを待つ。まあフリっていうか、二人は本当に洗脳されるんだけど」

シュタルク「解除して貰えるって言ってもあんまり気分のいいもんじゃねえなぁ……別の手は?」

フリーレン「こっちは作戦というより対応かな。もしもこの魔族が自分の魔法を解除されたことに気付けるなら、速攻を掛けてくる可能性が――」

 がちゃっ


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