映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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92:名無しNIPPER[saga]
2024/09/04(水) 00:21:24.46 ID:lGZh6aoj0

「私、先輩の脚本よんでみたいです」
口火を切ったのは彼女からだった

「脚本を?」俺は改めて尋ねた。

「はい」

「家に送ればいいのか?」

「住所を教えるのは禁止されているんですよ」

「メールで送ればいいか?」

「あいにく私用のアドレスを消されてしまいまして」

「それじゃあどうするんだよ」

「カフェで待ち合わせをしましょう」

「……はい?」
俺は思わず喉の奥から声を出した。





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